負傷抱えるアルフォンソ・デイビスは日本戦を回避…

2022.11.17 06:15 Thu
Getty Images
バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが、日本代表戦を欠場することになった。『ロイター通信』が伝えている。

デイビスは、今月5日に行われたブンデスリーガ第13節のヘルタ・ベルリン戦で右ハムストリングを負傷。バイエルンでの以降2試合を欠場していたが、先日に発表されたカナダ代表の招集メンバーには無事選出されていた。
しかし、現時点で負傷は完治しておらず、17日に行われる日本との大会前最後のテストマッチに向けた公式会見に出席したジョン・ハードマン監督は、デイビスの日本戦欠場を明言した。

なお、カナダの初戦は23日に行われるベルギー代表戦となっている。

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オランダ代表の若手2人が大舞台目前で序列アップ…ファン・デ・フェン&フリンポンに指揮官賛辞

オランダ代表はユーロ2024を目前に控え、若手2人が序列アップに成功だ。オランダ『Voetbal International』が伝える。 6日、国際親善試合のオランダ代表vsカナダ代表が行われ、ホームのオランダが後半4発で4-0と勝利。レバークーゼン所属の人気銘柄DFジェレミー・フリンポン(23)は代表初得点だ。 そのフリンポンについてロナルド・クーマン監督は「かなり目立っていた。右サイドの深い位置まで侵入し、彼と同じくらいハイレベルな左サイドのアルフォンソ・デイビス(バイエルン)を凌駕していた」と賛辞を贈る。 オランダ代表の右サイドといえば、MFデンゼル・ダンフリース(28)が有力な選手だが、同選手は所属するインテルで今季1年不遇。クーマン監督は「右は選択肢が多い。ダンフリースには練習で左をやってもらった」と明かし、フリンポンのスターター起用継続を匂わせた。 また、今季プレミアリーグで頭角を表したDFミッキー・ファン・デ・フェン(23)。この日はDFデイリー・ブリントが中央に配置され、自身はシーズン終盤戦のトッテナムでも起用された左サイドバックとしてフル出場した。 オランダ各紙がフリンポンとともに軒並み最高評価を与えたファン・デ・フェンについて、指揮官も「左サイドだったから試合の入りを懸念していたが、要らぬ心配だった。スピードとパワーは見ての通り。私は十二分に満足している」と短く最大級に褒め称えた。 16日のユーロ2024グループステージ第1節・ポーランド代表戦まで、あと1週間あまり。オランダは代表キャップの少ない若い選手2人が、ここに来て序列アップに成功したようだ。 同代表はセンターバック層が非常に分厚いこともあり、ファン・デ・フェンについては左サイドバックがしばらく定位置となりそうだ。 2024.06.07 13:20 Fri

後半に4発のオランダがカナダに快勝、デパイやフリンポン、ファン・ダイクがゴール【国際親善試合】

オランダ代表は6日、国際親善試合でカナダ代表をホームに迎え、4-0で快勝した。 ユーロ初戦のポーランド代表戦を初戦に控えるオランダはファン・ダイクやガクポ、シャビ・シモンズらがベンチスタートとなった中、デパイ、ブロビー、フリンポンの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。 アルフォンソ・デイビスやブキャナンが先発したカナダに対し、立ち上がりからボールを握ったオランダは前半終盤の38分にようやく好機。、左サイドを上がったファン・デ・フェンのクロスをファーサイドのワイナルドゥムが受けてシュート。枠に向かったが、ゴールライン前のコーネリアスにカットされた。 さらに1分後、右サイドのデパイのFKからファーサイドでフリーのブロビーがヘディングシュートを狙ったが、枠には飛ばせなかった。 ハーフタイム間際の追加タイム2分にはデパイのスルーパスに抜け出したブロビーがGKと一対一に。しかしシュートはセント・クレアに止められ、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半開始4分、オランダはカウンター返しの流れからグラフェンベルクがボックス右まで持ち上がってシュート。だが、ここもGKセント・クレアに阻まれた。しかし1分後に押し切る。フリンポンの右クロスをデパイが左足を伸ばして押し込んだ。 さらに57分、ワイナルドゥムのスルーパスでボックス右に侵入したフリンポンが左足のコントロールシュートを決めきり、リードを広げた。 その後、62分にデパイやフリンポンをお役御免としたオランダは、1分後に代わって入ったヴェグホルストが3点目。スハウテンのシュートのルーズボールを押し込んだ。 終盤の83分には途中出場のファン・ダイクがCKの流れからヘディングでねじ込んだオランダが勝利。4発快勝としたオランダは10日にユーロ初戦前、最後のテストマッチとなるアイスランド代表戦を戦う。 2024.06.07 05:39 Fri

レアル行き失速のデイビス、コンパニ新監督の要求によりバイエルンと契約延長へ?

バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)が契約延長に傾いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 バイエルンとの契約が2025年6月までのなか、互いの希望年俸額に開きがあることから、延長交渉が停滞していたデイビス。一時はレアル・マドリー移籍の可能性が盛んに報じられた。 売却する場合、バイエルンは移籍金5000万ユーロ(約84億9000万円)以上を求めるようだが、依然としてマドリーからのオファーはなし。フランス代表DFフェルラン・メンディ(28)の存在から、現時点ではこの額の支払いを望んでいないという。 一方、新たにバイエルンを率いることになったヴァンサン・コンパニ監督は、デイビスの契約延長を要求。今シーズン不調に終わったデイビスを再び上向かせ、次のレベルに引き上げる自信があるという。 そのため、ここ数日でバイエルンとデイビス側は話し合いを実施。状況が好転している模様だ。 スポーツ部門取締役のマックス・エバール氏とスポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は現在も契約延長を熱望。デイビス側も数週間前よりは延長に前向きで、給与面で双方歩み寄っているという。 なお、バイエルンはデイビスの退団に備え、ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)をリストアップ。デイビスと契約延長となれば、テオ獲得に必要とされる移籍金6000万ユーロ(約101億9000万円)以上を投じずに済むが、どういった結末となるだろうか。 2024.06.05 22:35 Wed

アルフォンソ・デイビスやジョナサン・デイビッドら、コパ・アメリカ前の親善試合に向けたカナダ代表メンバーが発表! 【国際親善試合】

カナダサッカー協会(CSA)は28日、国際親善試合の2試合に臨むカナダ代表メンバー26名+トレーニングメンバー1名を発表した。 ジェシー・マーシュ監督が新たに就任したカナダ代表。2026年の北中米ワールドカップ(W杯)は自国開催となり、強化を進めていくこととなる。 コパ・アメリカに向けてのメンバーは6月15日が期限。今回招集された26名がそのまま登録される可能性が高い。 今回のメンバーにはDFアルフォンソ・デイビス(バイエルン)、DFアリスター・ジョンストン(セルティック)、FWジョナサン・デイビッド(リール)、FWサイル・ラリン(マジョルカ)などを招集している。 カナダは、6月6日にオランダ代表とロッテルダムで、同9日にフランス代表とボルドーで対戦する。 今回発表されたカナダ代表メンバーは以下の通り。 ◆カナダ代表メンバー27名 ※トレーニングメンバー GK デイン・セント・クレア(ミネソタ・ユナイテッド/アメリカ) マクシム・クレポー(ロサンゼルスFC/アメリカ) トム・マッギル(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) グレゴワール・スヴィデルスキ(ボルドーB/フランス)※ DF リッチー・ラリア(バンクーバー・ホワイトキャップス) カイル・ヒーバート(セントルイス・シティ/アメリカ) モイス・ボンビト(コロラド・ラピッズ/アメリカ) カマル・ミラー(ポートランド・ティンバーズ/アメリカ) デレク・コーネリアス(マルメ/スウェーデン) ドミニク・ゼイター(コロナ・キェルツェ/ポーランド) アリスター・ジョンストン(セルティック/スコットランド) リュック・ド・フジュロル(フルアム/イングランド) アルフォンソ・デイビス(バイエルン/ドイツ) MF マシュー・ショワニエール(CFモントリオール) サミュエル・ピエット(CFモントリオール) ジョナサン・オソリオ(トロントFC) ステフファン・エウスタキオ(ポルト/ポルトガル) イスマエル・コネ(ワトフォード/イングランド) FW ジョナサン・デイビッド(リール/フランス) アイク・ウグボ(トロワ/フランス) タジョン・ブキャナン(インテル/イタリア) サイル・ラリン(マジョルカ/スペイン) デイビッド・ホイレット(アバディーン/スコットランド) セロニアス・テオ・ベア(マザーウェル/スコットランド) リアム・ミラー(バーゼル/スイス) シャルル・アンドレアス・ブライン(スパルタ・ロッテルダム/オランダ) ジェイコブ・シャッフェルバーグ(ナッシュビルSC/アメリカ) 2024.05.28 13:35 Tue

「チームの誰もが失望」無冠でシーズン終えるバイエルン…主将ノイアーは「このままではいけない」

バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、新シーズンの挽回を誓った。クラブ公式サイトが伝えている。 ノイアーは18日に行われたブンデスリーガ最終節のホッフェンハイム戦で先発。開始早々にマティス・テル、アルフォンソ・デイビスのゴールで2点をリードする有利な状況となったが、直後に失点を許すとその後は得点が生まれずハーフタイムへ。後半は68分に同点ゴールを奪われると、その後は勢いづく相手を抑えられず2失点を許してしまい、2-4で敗れた。 無冠が決まったシーズンで、最終節の結果ブンデスリーガでは3位に転落。絶対王者にとって受け入れられないシーズンとなったが、主将のノイアーも失意の1年だったと認めつつ、来シーズンに違う姿を見せたいと誓っている。 「この試合は浮き沈みがあったと思う。そして今シーズン全体を見てみても、良い時期もあれば、それほど良くない時期もあったから、これは適切な結果だったのかもしれない」 「今シーズンの僕たちは空回りをしていたと思う。シーズンを2位で終えたかったが、残念ながらそれも達成できなかった。だから、チームの誰もが明らかに失望しているよ」 「僕たちには再出発が必要だ。このままではいけないのは明らかだと思う。一貫性については、今季最大の課題だった。もう一度本気で頑張り、来シーズンは違う一面を見せなければならない。これはチーム全員の義務なんだ」 2024.05.19 12:40 Sun

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アルフォンソ・デイビスやジョナサン・デイビッドら、コパ・アメリカ前の親善試合に向けたカナダ代表メンバーが発表! 【国際親善試合】

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カナダ代表が新監督にジェシー・マーシュ氏を招へい、韓国も狙っていた指揮官

カナダサッカー協会(CSA)は13日、アメリカ人指揮官のジェシー・マーシュ氏(50)が同国代表の新監督に就任したことを発表した。契約期間は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)終了までとなる。 カナダ代表では2018年1月から指揮を執ってきたジョン・ハードマン監督が、2023年8月にトロントFCへ引き抜かれる形で退任。その後はアシスタントコーチのマウロ・ビエロ氏が暫定監督を務めている状態が続いていた。 新監督に就任したマーシュ氏は、2009年に現役生活を引退すると指導者の道に進み、引退直後にアメリカ代表のボブ・ブラッドリー監督の下でアシスタントコーチに就任。 その後、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクト(現CFモントリオール)やニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ザルツブルク、RBライプツィヒなどで監督を歴任した。 2022年2月からリーズ・ユナイテッドの指揮官に就任すると就任初年度は低迷していたチームをプレミアリーグ残留に成功させたが、積極補強して臨んだ翌シーズンは第20節終了時点で4勝6分け10敗の17位と低迷。成績不振を理由に昨年2月にリーズの監督を解任されていた。 ユルゲン・クリンスマン監督が退任してから監督が不在だった韓国代表の指揮官候補点されていたが、交渉が難航していると報じられていた。 2024.05.14 08:15 Tue

ランパード氏がW杯での指揮を辞退…カナダ代表の監督候補も受けないと決断

カナダ代表の新指揮官候補に挙がっていたフランク・ランパード氏(45)だが、辞退することにしたという。 イギリス『テレグラフ』がカナダ代表の指揮官候補にランパード氏が浮上していると報道。カナダ代表は2026年に自国で開催されるワールドカップ(W杯)に向けてチームを強化しているが、現在は正式な監督が決まっていない状況だった。 その中で候補に挙がっており、交渉を行ったというランパード氏だが、『テレグラフ』によればカナダ代表を指揮することは、現場復帰の適切な機会ではないと判断したという。 引退後はすぐに指導者の道を歩んだこともあり、ほとんど家族と過ごす時間がなかったランパード氏は、「再び仕事をしたいと思っているが、家族との生活を今は楽しんでいる」と語っており、現場復帰を慎重に考えていることをかつて語っていた。 現役時代はウェストハム、スウォンジー、チェルシー、ニューヨーク・シティ、マンチェスター・シティでプレー。引退後はダービー・カウンティで監督キャリアをスタートさせると、チェルシーやエバートンでも指揮を執った。 2023年4月からは短期間ながらチェルシーで2度目の指揮。その後は現在までフリーの状態が続いている。 「私は仕事だ大好きだ。現代ではその厳しさもわかる。これまで一緒に仕事をしてきたクラブはどこも楽しかった」 「それら全ては、様々な理由で大きなチャレンジだった。選手たちと協力し、チームを向上させるのが楽しみだった。何が起こるか見てみよう」 現場復帰には意欲を示しながらも、しっかりと選びたい考えがあるというランパード氏。一方で、指揮官が決まっていない開催国のカナダは、チーム強化のためにも早く方針を決めたいところだろう。 2024.04.16 13:10 Tue

シーソーゲームの決勝もPK戦決着、アメリカ守護神が3本ストップしカナダを退け7度目の優勝!【SheBelieves Cup】

SheBelieves Cup2024の決勝、アメリカ女子代表vsカナダ女子代表がロウアー・ドットコム・フィールドで現地時間9日に行われ、2-2で90分を終了。PK戦をアメリカが5-4で制し、5大会連続の優勝を飾った。 準決勝ではなでしこジャパンに2-1と逆転勝ちを収めたアメリカと、ブラジル女子代表をPK戦で下したカナダ女子代表。3月7日の2024CONCACAF W ゴールドカップ準決勝でも顔を合わせた両者は、当時2-2からのPK戦でアメリカが勝利を収めていた。 この試合で先手を取ったのはカナダだった。40分、右サイド裏へのボールで相手とのスプリント勝負を制したアシュリー・ローレンスが、対応に飛び出してきたGKアリッサ・ネイハーとバイタルエリアで交錯。ルーズボールをディアン・ローズがつなぎ、アドリアーナ・レオンが空いたゴールへと流し込んだ。 先制したカナダだが、前半終了直前にジョーディン・ウイテマが負傷交代となるアクシデント。一方、追い掛けるアメリカはハーフタイムでなでしこ戦で同点弾の起点となサム・コフィーを下げ、マロリー・スワンソンを送り込む。 するとそのアメリカは50分、ティアーナ・デイビッドソンが敵陣中央から右斜めへのパスを通し、ジェイディン・ショーが丁寧に落とすと、ボックス手前右のソフィア・スミスがジェシー・フレミングをボディフェイントでかわし、ペナルティアーク右から左足を一閃。左隅へとミドル弾を沈めた。 64分にはアレックス・モーガンを下げてトリニティ・ロッドマンを投入したアメリカは、その4分後に流れるような連続の縦パスから逆転ゴールを奪取。自陣中央のリンジー・ホラン、ショーとつながり、スルーパスにロッドマンが抜け出す。2人を引きつけてのラストパスを受け、再びスミスがネットを揺らした。 追い掛ける展開となったカナダも84分、レオンがローレンスとのワンツーでボックス内右へ侵入すると、クリスタル・ダンのファウルを誘発してPKを獲得。これをレオンが自ら沈めて86分に同点に追い付く。 勢いに乗じたカナダは90分にもCKから決定機を迎えるが、カデイシャ・ブキャナンのヘディングは惜しくもクロスバーを叩き、乾いた音を立てて2-2で90分を終了。勝敗はPK戦に委ねられた。 PK戦は両チームともに5人中3人が成功し、2人が失敗。7人目までもつれると、先攻カナダのエーブリヌ・ビアンのキックをGKネイハーが読み切り、3本目のPKストップを披露すると、アメリカはエミリー・フォックスが成功。激闘を制し、5大会連続7度目の優勝を飾っている。 アメリカ女子代表 2-2(PK5-4) カナダ女子代表 【アメリカ】 ソフィア・スミス(50分、68分) 【カナダ】 アドリアーナ・レオン(40分、86分[PK]) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】2-2の打ち合いからPK戦でアメリカがカナダを下す!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FTU5rZBJu28";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.10 15:40 Wed

フリーのランパード氏がW杯開催国のカナダ代表監督候補に?

チェルシーのレジェンドであり、指揮も執ったことがあるフランク・ランパード氏(45)だが、カナダ代表の指揮官候補に挙がっているという。 現役時代はウェストハム、スウォンジー、チェルシー、ニューヨーク・シティ、マンチェスター・シティでプレー。引退後はダービー・カウンティで監督キャリアをスタートさせると、チェルシーやエバートンでも指揮を執った。 2023年4月からは短期間ながらチェルシーで2度目の指揮。その後は現在までフリーの状態が続いている。 監督のキャリアとしては決して成功しているとは言えないランパード氏。イギリス『テレグラフ』がカナダ代表の指揮官候補に浮上していると報じた。 カナダ代表は2026年に自国で開催されるワールドカップ(W杯)に向けてチームを強化しているが、現在は正式な監督が決まっていない状況だ。 そんな中で候補者リストにはランパード氏の名前も入っているとのこと。現場復帰を目指すランパード氏は、3月のインターナショナル・マッチウィークでイングランド代表の練習を見学していたという。 カナダ代表監督という職務がランパード氏にとって魅力的かどうかは不明。ただ、アメリカでも1年プレー経験があり、可能性は捨て切れない。 現場復帰を望む一方で、現役時代からなかなか取れない家族との時間も楽しんでいるというランパード氏。カナダ代表監督となれば、W杯を監督としても経験でき、違った経験を手にできるが、果たしてどういう結末を迎えるだろうか。 2024.04.08 08:30 Mon

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「僕のプレーをしたかった」とミャンマー戦で反省。「もっと自己中になっていい」と本拠地で奮起を期す広島の看板・川村拓夢【新しい景色へ導く期待の選手/vol.43】

6日のミャンマー戦(ヤンゴン)を5-0で圧勝した日本代表。その後、バンコク経由で帰国し、7日からは広島入り。11日の次戦・シリア戦に向けて調整を行っている。 前回の試合でベンチ外となった長友佑都(FC東京)と久保建英(レアル・ソシエダ)の試合出場は微妙な情勢だが、冨安健洋(アーセナル)の方は復帰。森保一監督が攻撃的3バックのテストを続けると見られるため、彼が最終ラインに陣取る可能性が大だ。 ボランチは遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)のコンビが濃厚だが、地元・サンフレッチェ広島所属の川村拓夢もどこかでチャンスが与えられるのではないか。 9日のYBCルヴァンカップでFC東京を下した広島のミヒャエル・スキッベ監督も「拓夢と大迫(敬介)の2人にはぜひ本拠地で試合に出てほしい。前日練習に招かれているので、森保監督に直接お願いしてみようかな」と出場を熱望する。もちろん試合展開にもよるが、前回同様、後半からの登場が有力視される。 「個人的には良いパフォーマンスができなかった。もっと出して入っていくところであったり、ポケットに入っていく回数を増やしていかないといけない。そういった回数を多くできるのが僕の良さ。今回のプレーは正直、誰でもできるというか、僕を選んでもらったからには、僕のプレーをしたかった」と川村はミャンマー戦後に反省の弁を口にした。 悔恨の念は帰国してから日に日に強まっているようだ。ボランチコンビを組んだ守田英正(スポルティングCP)が「(拓夢は)すごい自重していたというか、下がり過ぎていた。もっとシュートを打っていいし、30mくらい離れていても全然決められる。左利きで素晴らしいキックを持っているところは碧とか航、僕にはない。もっともっと見たいですよね」と要望を出したのを受け、本人も「その通り」と苦渋の表情を浮かべた。「アンパイなプレーじゃダメ。もっと自己中になってもいいので、自分の良さを出していきたい」と彼は自らを鼓舞するように語気を強めた。まだ代表キャップ数2という駆け出しだが、だからこそ、失うものは何もない。スキッベ監督が「拓夢は日本サッカーの未来を担うような選手」と太鼓判を押しているように、ワールドクラスのスケール感とポテンシャルは間違いないのだから、それを思い切って発揮すればいいのだ。 川村のマイナス面は年代別代表で国際舞台に立った経験が少ないこと。日の丸を背負った時には想像以上の重圧を感じるのかもしれない。そういうメンタル的な課題を乗り越えることが2026年W杯出場への第一歩。そろそろ弱気の虫は一層してほしい。 そのうえで、本人も語っているように、3列目からガンガン飛び出して、ゴール前に入っていく仕事を増やしたいところ。ダイナミックなアップダウンを繰り返し、攻守両面に迫力を持って絡める強みを押し出せるようになれば、遠藤、田中、守田とは異なるタイプの大型ボランチとして輝けるはず。地元での重要ゲームでその布石を打つべきだ。 「広島のサポーターの方も、サンフレッチェの選手がピッチに立ったところをすごく見たいと思っているので、その期待に応えられるようにしたい。僕自身、サンフレッチェを見て育ったし、森保監督がいて3連覇した時も今のスタジアムはできていなかったんで、あのピッチに立てていることにすごく感謝している。日本代表としてそこでプレーできるのは大きなことだと思います」と本人もエディオンピースウイング広島で初の代表戦に向けて気持ちを高めている。 とにかく川村にはゴールに直結するプレーを強く求めたい。今季はまだ2点とゴール数が伸びていないが、2023年6月の京都サンガ戦で奪った得点シーンのように、ハーフウェーライン手前でボールを奪って一気にドリブルで持ち上がり、フィニッシュを決めるだけの推進力と決定力を備えている。 森保監督も「拓夢は守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」と絶賛していたが、伝家の宝刀を故郷でのシリア戦で抜いてくれれば、まさに理想的。川村拓夢の存在価値を確実に高めることにつながるはずだ。 昨年までは海外移籍を考えることは皆無に近かったというが、これだけ欧州組がズラリと並ぶ場所に来れば、「自分ももっと高いレベルに辿り着きたい」と感じるようになるのも当然のこと。先月には上田綺世(フェイエノールト)や鈴木唯人(ブレンビー)の代理人と契約。いよいよ世界へ踏み出す態勢を整えつつある。 もちろん、日本代表に定着しなければ、そういった野心も現実にはならない。もちろん本人も今季広島でJ1タイトル、AFCチャンピオンズリーグ制覇を目指して戦っているが、ステップアップした彼の姿も見てみたい。シリア戦で「これほどの選手なら欧州へ行くのも仕方ない」と人々を納得させる形が一番いいだろう。 いずれにせよ、見る者を驚かせるほどのインパクトを次こそは残すべき。ミャンマー戦の反省を生かすタイミングは今しかない。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。 2024.06.11 12:00 Tue

37歳カバーニがウルグアイ代表を引退、2010年W杯ではベスト4進出

ボカ・ジュニアーズのFWエディンソン・カバーニ(37)が30日、自身のインスタグラムでウルグアイ代表からの引退を発表した。 「間違いなく美しい時間だった。言いたいこと、伝えたいこと、思い出したいことはたくさんあるが、今はクラブのキャリアに専念し、自分が居るべき場所で全てを捧げたい」 こう綴ったカバーニは2008年2月にウルグアイ代表デビュー。これまで136試合出場58ゴールを挙げた。ワールドカップ(W杯)には4大会連続出場。17試合出場で5ゴールをマークした。2010年南アフリカW杯ではFWルイス・スアレス、FWディエゴ・フォルランと共に強力な前線を形成し、ベスト4進出に貢献していた。 またコパ・アメリカでは2011年に優勝を経験していた。 2024.05.31 08:00 Fri

日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat

オーストラリア代表が6月のW杯予選で若手をテスト? 主将は招集外濃厚、バイエルン移籍の18歳を初招集か

オーストラリア代表は、6月に開催される2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア二次予選のラスト2試合で若手をテストか。 豪代表は日本代表と同じく、W杯アジア二次予選の突破が決定済み。現在I組首位で2位パレスチナ代表とは勝ち点「5」差…そのパレスチナおよびバングラデシュ代表と対戦する6月で勝ち点1でも積めば、ほぼ確実に首位突破だ。 そんなこんなで新戦力、また若手をテストする余地がある模様。豪『news.com.au』によると、キャプテンで正守護神のGKマシュー・ライアン(32)は6月招集外になる見込みという。 また、オランダ1部・エールディビジのAZで日本代表DF菅原由勢とチームメイトのライアンは、6月末の契約満了に伴う退団が濃厚。豪代表としては、不動の正GKに6月を新天地探しに専念してもらう意向だ。 これに伴い、6月6日のバングラデシュ戦、11日のパレスチナ戦は、アジア杯後にプレミアリーグのアストン・ビラへ移籍した通算2キャップのGKジョー・ガウチ(23)がゴールマウスを守ることになるとみられている。 なお、豪代表のグラハム・アーノルド監督は、U-23豪代表がパリ五輪行きを逃したことを恩恵として捉え、この世代の選手に初めて声をかける可能性も。 今夏バイエルンへ移籍するアデレード・ユナイテッドのFWネストリ・イランクンダ(18)を、ドイツ渡航前にA代表デビューさせることを検討し、ラージリストに含めているとのことだ。 アーノルド監督は、25日に行われるAリーグ・メン(豪1部)のオールスターゲームを視察したうえで、6月の最終メンバー23人を選定する。 2024.05.23 17:20 Thu

韓国代表が元神戸FWキム・ドフン氏を暫定監督に任命…蔚山でACL制覇などの実績、6月の2試合を担当

大韓サッカー協会(KFA)は20日、指揮官不在の韓国代表に関して、キム・ドフン氏(53)暫定的に指揮を執ることを発表した。 韓国代表は、アジアカップ終了後にユルゲン・クリンスマン監督を解任。その後新監督探しの時間がなく、U-23韓国代表を指揮するファン・ソンホン監督が暫定指揮。3月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦っていた。 その後、6月の北中米W杯アジア2次予選に向けて監督探しを再会。しかし、候補として名前が浮上していたジェシー・マーシュ氏はカナダ代表監督に就任するなど、後任が見つからない状況だった。 キム・ドフン氏は、現役時代は韓国代表のストライカーとしても活躍。“コリアン・ボンバー(爆撃機)”の愛称で親しまれ、全北現代ダイノス(現:全北現代モータース)、城南一和(現:城南FC)でプレー。また、1998年から1999年にはヴィッセル神戸dメオプレーし、2シーズンで58試合27ゴールと得点を量産した。 引退後は指導者となり、2015年に仁川ユナイテッドで初となる監督に就任。2017年からは蔚山現代FC(現:蔚山HD FC)で指揮を執り、コロナ禍の2020年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制して退任。2021年からはシンガポールのライオン・シティ・セーラーズで監督を務めていたが、2022年7月に相手コーチと取っ組み合いの喧嘩をし、頭突きなどの暴力行為で解任されていた。 KFAは監督の選任は続いているものの、6月のW杯予選に間に合わない可能性を考慮し、暫定的にキム・ドフン氏が指揮を執ると発表した。 「代表チーム監督選定のための交渉が継続されており、6月のAマッチ前まで監督選任が終わらない可能性がある。この場合を備え、今日(20日)午前、国家代表電力強化委員を開き、この問題を議論し、その結果、6月の2試合を引き受ける臨時監督でキム・ドフン監督を選任することにした」 また、キム・ドフン氏については「キム・ドフン監督は指導者として多様なキャリアを築きながら能力と成果を見せた」と評価。「シンガポールリーグでチームを優勝に導くなど、現地環境をよく知っている点も背景として作用した」と、これまでの指導実績をもとに選んだとした。 2024.05.20 18:20 Mon

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