争いがし烈過ぎる…マドリーGKカシージャ、セビージャ移籍へ?

2018.08.10 18:00 Fri
Getty Images
レアル・マドリーの元スペイン代表GKキコ・カシージャ(31)に、セビージャからオファーが届いているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

▽セビージャは今夏、GKセルヒオ・リコをフルアムにレンタルで、GKダビド・ソリアをヘタフェに完全移籍で放出した。先月6日には、新守護神候補のチェコ代表GKトマシュ・バシリクをバーゼルから獲得したものの、トップチームのゴールキーパーは今のところ同選手のみだ。
▽また、マドリーは今夏、若きウクライナ代表GKアンドリー・ルニン、そしてロシア・ワールドカップでもゴールデン・グローブに輝いたGKティボー・クルトワを獲得。チャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献したコスタリカ代表GKケイロル・ナバスや、ジネディーヌ・ジダン前監督の次男で下部組織出身のGKリュカ・ジダンも含めると、カシージャは現時点で4人の選手とポジションを争う事態となっている。

▽上記の経緯から、『マルカ』はカシージャとセビージャの思惑が合致すると報道。既にセビージャからのオファーが届いており、昨シーズン終了直後に移籍の可能性を排除していたカシージャも考慮せざるを得ない状況となっている。

▽マドリーの下部組織で育ったカシージャは2015年夏にエスパニョールから復帰し、守護神であるK・ナバスの控えとしてプレー。昨シーズンは、公式戦17試合に出場した。

キコ・カシージャの関連記事

ヘタフェ、FWムニルやMFビジャールら5選手の退団を発表

ヘタフェは6月30日、モロッコ代表FWムニル・エル・ハダディ(27)、スペイン人MFゴンサロ・ビジャール(25)、フランス人DFジョルダン・アマヴィ(29)、スペイン人GKキコ・カシージャ(36)、スペイン人GKディエゴ・コンデ(24)の退団を発表した。 昨夏にセビージャから完全移籍したムニルは、今シーズンの公式戦31試合に出場し、7ゴール1アシストを記録。左ウィングを主戦場に主力として活躍していた。 2023年1月にローマからレンタル移籍で加入していたビジャールは、今シーズンのラ・リーガ16試合に出場していたが、買い取りオプションは行使されず、レンタルバックの形でローマへ戻ることになった。 2022年9月にマルセイユからレンタル移籍で加入したアマヴィだが、キケ・フローレス前監督の信頼を勝ち取れず。今季は公式戦6試合の出場にとどまり、レンタルバックの形でマルセイユへ戻ることになった。 昨季限りでリーズ・ユナイテッドを退団し2022年8月にフリーでヘタフェに加入したカシージャは、守護神GKダビド・ソリアの控えGKとしてコパ・デル・レイ2試合の出場にとどまっていた。 2021年7月にフリーで加入するも主に第3GKを務めていたコンデは、在籍2年間でわずか1試合の出場にとどまっていた。なお、コンデはフリーでレガネスに加入することがすでに決定している。 2023.07.01 00:02 Sat

ヘタフェ、リーズ退団の元スペイン代表GKカシージャを獲得

ヘタフェは10日、リーズ・ユナイテッドを退団した元スペイン代表GKキコ・カシージャ(35)をフリーで獲得した。契約期間は2023年6月30日までとなる。 カシージャは、マドリーの下部組織出身で、2007年にエスパニョールの下部組織へ移籍。2008年にエスパニョールでトップチームに昇格した。その後は、カディスやカルタヘナでプレー。2011年からはエスパニョールで守護神を務めると、2015年7月に古巣のマドリーへ完全移籍で復帰。 しかし、マドリーではGKケイロル・ナバスやベルギー代表GKティボー・クルトワの牙城を崩せず。2019年に1月にリーズへ完全移籍すると、2019-20シーズンにチャンピオンシップ優勝によるプレミアリーグ昇格に貢献。 だが、2020-21シーズンからはU-21フランス代表GKイラン・メリエに正GKを奪われ、以降はバックアッパーに。昨夏に出番を求めてエルチェにローン移籍した。 来季まで契約を残すカシージャは、今夏にひとまずリーズに戻ったが、1日に双方合意の下で契約を解除していた。 2022.08.11 07:09 Thu

元スペイン代表GKカシージャ、リーズを退団…昨季はエルチェにローン

リーズ・ユナイテッドは7月31日、元スペイン代表GKキコ・カシージャ(35)の退団を発表した。 カシージャは2019年1月、レアル・マドリーからリーズに完全移籍加入。2019-20シーズンにチャンピオンシップ優勝によるプレミアリーグ昇格に貢献した。 だが、2020-21シーズンからはU-21フランス代表GKイラン・メリエに正GKを奪われ、以降はバックアッパーに。昨夏に出番を求めてエルチェにローン移籍した。 今夏にひとまずリーズに戻ったカシージャだが、来季まで契約を残すなか、双方合意による退団が決定した。 2022.08.01 08:45 Mon

リーズの元スペイン代表GKカシージャがエルチェにレンタル移籍

エルチェは13日、リーズ・ユナイテッドから元スペイン代表GKキコ・カシージャ(34)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 カシージャはレアル・マドリーのカンテラ出身。しかし、ファーストチームに昇格することなく、2007年7月にエスパニョールの下部組織へと完全移籍。2008年1月にファーストチームに昇格した。 その後は、カディスやカルタヘナへのレンタル移籍を経験し、2015年7月に古巣のマドリーに復帰する。 マドリーでは控えGKとなっていたが、2019年1月にリーズへと完全移籍。2019-20シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で36試合に出場し、チームのプレミアリーグ昇格に貢献していた。 しかし、2020-21シーズンは若手GKのイラン・メリエにポジションを譲り、プレミアリーグでは3試合、FAカップ、EFLカップで1試合ずつの出場に留まっていた。 エルチェは昇格した2020-21シーズンを残留ラインぎりぎりの17位で終え、新シーズンもラ・リーガに所属することが決まっていた。 2021.07.13 09:57 Tue

元イングランド代表GKハート、減俸覚悟でリーズへ?

バーンリーに所属する元イングランド代表GKジョー・ハート(33)に対して、リーズ・ユナイテッド移籍の可能性が浮上した。イギリス『Football Insider』が報じている。 かつてイングランド代表の正守護神まで上り詰め、マンチェスター・シティ時代に2度のプレミアリーグ優勝を経験したハート。ジョゼップ・グアルディオラ監督の構想から外れ、2018年夏に2年契約でバーンリーに加わった。 しかし、バーンリー加入後の立ち位置はほとんどがイングランド代表GKニック・ポープの控えGK。週給7万ポンド(約900万円)の2年契約も今季限りであり、定期的な出番を求め、ターフ・ムーアから旅立つ可能性が高いという。 そこで新天地に挙がったのがチャンピオンシップ(イングランド2部相当)首位のリーズだ。元スペイン代表GKキコ・カシージャが守護神を務めているが、試合中の人種差別的な発言で8試合の出場停止処分を受け、将来が揺らいでいるようだ。 野心的なクラブに移り、再びキャリアを輝かせたい思いを抱くハートは、仮にリーズ行きの話が具体化すれば、前向きな姿勢。給与カットもいとわないというが、果たして…。 2020.05.01 17:25 Fri

レアル・マドリーの関連記事

年俸が9億→33億円に…ナチョがサウジ行き濃厚か、実現ならベンゼマと再会

スペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)のサウジアラビア行きが濃厚という。 11歳の頃からレアル・マドリーに所属するナチョ。2010-2011シーズンのデビューから、最終ラインの全ポジションをカバーできる万能性選手として地位を築き、数々のチームタイトルとともに通算出場数も364試合を積み上げる。 今やチームのキャプテンを託されるほどの存在だが、今季が契約最終年。今季も公式戦45試合に出場したナチョに対してはレアル・マドリーも慰留に努めているが、スペイン『マルカ』によると、アル・イテハド移籍を決意した模様だ。 アメリカ行きも選択肢に浮かぶなか、契約書へのサインはまだだが、アル・イテハドからはレアル・マドリーで受け取る550万ユーロ(約9億2000万円)の年俸よりもはるかに高額な2000万ユーロ(約33億7000万円)の2年契約で話があるそうだ。 そのアル・イテハドでは先週、スポーツディレクターであるラモン・プラネス氏がマドリードを訪問。昨オフに先んじてアル・イテハド行きを決断した元同僚のカリム・ベンゼマもこの移籍に賛同したとのことだ。 いよいよスペイン代表としてユーロ2024の戦いが始まり、そこでの活躍が期待されるナチョだが、去就の方も注目だ。 2024.06.14 09:20 Fri

今月で32歳迎えるアラバ…マドリーは戦列復帰時期を慎重に慎重に思案中

レアル・マドリーがオーストリア代表“スタッフ”ダビド・アラバ(31)の戦列復帰計画を策定中だ。スペイン『Relevo』が伝える。 昨年末に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負い、以来ピッチから遠ざかるアラバ。今夏オーストリア代表の中枢として臨むはずだったユーロ2024を断念せざるを得なくなった。 若い選手も少なくないオーストリア代表…同国サッカー連盟が苦肉の策として練り上げたのが、アラバの「スタッフ帯同」で、マドリーも快く許可したことでユーロ2024へ参戦。 その一方、マドリーはマドリーで重要な戦力アラバの復帰時期を慎重に議論。現状、アラバは芝生の上でランニングすることもまずい状況で、来季頭の公式戦復帰は描けないという。 9月には練習復帰が可能なようだが、すぐに公式戦で起用できるわけではなく、今のところ「10月中に90分間プレーさせる」がマドリーの目標となっているようだ。 若手時代からその名を知られるアラバも今月で32歳。現マドリーはセンターバックにアントニオ・リュディガー、エデル・ミリトンがおり、逸材レニー・ヨロを今夏獲得の可能性も。 アラバは選手キャリアの後半を戦うなか、来季がターニングポイントとなりそうだ。 2024.06.13 15:15 Thu

レアルのヴィルツへの関心は本物? 事前合意は不確かも来夏のトップターゲットか

レアル・マドリーがレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)に興味を示している可能性は高いようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2020年7月にファーストチームに昇格し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献したヴィルツ。10番を背負う中心選手としてリーグ戦32試合で11ゴール11アシストを記録し、リーグの最優秀選手にも選ばれた。 かねてから国内外のビッグクラブから関心を寄せられるなか、スペイン『マルカ』は先日、レアル・マドリーとヴィルツの間で、2025年夏の移籍に向けた協定が交わされていると報道。移籍金1億5000万ユーロ(約254億円)程度で移籍の可能性が伝えられていた。 しかし、これに反応した『スカイ・スポーツ』はその協定の存在を否定。しかし、マドリーやバイエルンがヴィルツを2025年夏の獲得リスト筆頭に挙げていることははっきりしているという。 なお、ユーロ2024のドイツ代表に帯同しているヴィルツは先週、「僕の契約は誰もが知っている」とコメント。レバークーゼンと残す2027年6月までの契約を強調しながら、今は目の前の大舞台に集中していると語っていた。 「今はそのことを話す時ではない。レバークーゼンでとても良い時間を過ごしているし、居心地もいい。今はユーロのことが100%頭にある。他のことは今は気にしていない」 今夏はすでにパリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の加入が決まっているマドリー。1年後にもビッグディール成立となるのだろうか。 2024.06.11 16:42 Tue

レアルとアンチェロッティ監督、新CWC不参加を否定 「予定通り参加する」

レアル・マドリーは10日、2025年6月に開催される新フォーマットのFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)に参加する意向を表明した。 2021-22シーズン、さらには2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者として来シーズンのCWC参戦が見込まれるマドリー。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督がイタリア『イル・ジョルナーレ』のインタビューのなかで「選手もクラブもその大会には参加しないだろう」「レアル・マドリーの1試合には2000万ユーロ(約33億8000万円)の価値があるが、FIFAは大会全体で我々にその額を与えようと考えている」と発言し、物議を醸していた。 さらには「我々と同じように、他のクラブも参加を断るだろう」とも述べていたなか、マドリーは公式声明を発表。参加の意向を明らかにしている。 「レアル・マドリーは2024-25シーズンにFIFAが主催する新たなクラブ・ワールドカップへの参加に疑問を抱いたことは一度もないと発表する」 「したがって、当クラブは世界中の何百万人ものファンに新たなタイトルの獲得で再び夢を与えるべく、誇りを持って、最大限の熱意を持って臨むこの公式大会に予定通り参加する」 また、アンチェロッティ監督もX(旧ツイッター)上で、CWC不参加の意向を否定。間違った解釈で伝えられたと主張している。 「イル・ジョルナーレのインタビューにおけるFIFAクラブ・ワールドカップに関する私の発言は、私の意図していたように解釈されていなかった。この大会はレアル・マドリーで主要タイトルを目指して戦い続ける絶好の機会だと考えている。その大会への出場の可能性を否定することほど、私の関心から遠ざかるものはないだろう」 2024.06.11 14:12 Tue

人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly