開幕2連敗の浦和、ラトビア代表FWが新たに浮上? スコルジャ監督もよく知るポーランドリーグでプレー

2023.02.25 21:40 Sat
Getty Images
開幕2連敗となった浦和レッズ。新シーズンに向けて獲得が噂されるストライカーだが、新たな選手の名前も浮上している。セルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得に関心を寄せていたとされる浦和。しかし、ギアクマキスはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドへと完全移籍を決断。半ば強奪されるような形となり、移籍決定後にはアトランタに煽られたことも話題となった。
そんな中で浮上した名前が、中国スーパーリーグの滄州雄獅足球倶楽部に所属するギニア代表FWホセ・カンテ。かつては石家荘永昌という名前だったクラブで、チェルシーやバルセロナなどでプレーした元アイスランド代表FWエイドゥル・グジョンセンも所属したクラブだ。

しかし、給与未払い問題が浮上しており、カンテも退団が濃厚とされており、浦和への移籍が噂されていた。

その中で新たに浮上したのは、ポーランドのラクフ・チェンストホヴァに所属するラトビア代表FWブラディスラフス・グトコフスキス(27)とのことだ。
グトコフスキは、ラトビアのスコントでキャリアをスタート。リーグ優勝14回を誇る名門だったが、2016年に財政破綻。これを受け、ポーランドのテルマリツァへと移籍。2020年7月からラクフ・チェンストホヴァでプレーしている。

公式戦104試合に出場し32ゴール10アシスト。エクストラクラサ(ポーランド1部)では136試合で33ゴール11アシストを記録しているストライカーで、ラトビア代表としても39試合で11ゴールを記録している。

今シーズンから浦和を指揮するマチェイ・スコルジャ監督もよく知った選手であり、ポーランド『Sporta Centrs.com』によれば、浦和が興味を持っているという。

グトコフスキも浦和からの関心については把握しているとのこと。また、スコルジャ監督を知っていることはもちろんのこと、大宮アルディージャでプレーしたラトビア代表DFヴィターリス・マクシメンコからも日本については聞いているという。

クラブ間で話し合いをしていることもグトコフスキは理解しているようだが、『Sporta Centrs.com』によればラクフの要求額が高すぎるとのこと。浦和も難色を示しているという。

FC東京、横浜F・マリノスと開幕2試合で連敗。さらにノーゴールと、まだ2試合ながら苦しい状況であることは明白。獲得を目指していたストライカーの補強が上手くいかなかったことも1つ影響していると考えられるが、移籍期限までに新たな選手を確保することはできるだろうか。


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ギアクマキスがクルス・アスルへ完全移籍…過去に浦和行き取り沙汰された元セルティックFW

リーガMX(メキシコ)のクルス・アスルは17日、アトランタ・ユナイテッドからギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。 なお、移籍金は1000万ドル(約15億7000万円)程度になった模様だ。 VVVフェンロ時代にエールディビジ得点王に輝き、2021年夏から1年半在籍したセルティックでは日本代FW古橋亨梧と共に攻撃をけん引したギアクマキス。 昨年2月にはJリーグの浦和レッズ移籍の可能性が盛んに取り沙汰されたが、最終的にアトランタ・ユナイテッドへ完全移籍した。その新天地では加入1年目にメジャーリーグ・サッカー(MLS)で30試合に出場し、19ゴール2アシストを記録。今シーズンここまでは11試合5ゴール3アシストの数字を残していた。 2024.06.18 07:00 Tue

浦和が待望のストライカー補強! ギニア代表FWホセ・カンテの完全移籍加入を発表、スペインやポーランドなどでプレー

浦和レッズは13日、中国スーパーリーグの滄州雄獅足球倶楽部に所属するギニア代表FWホセ・カンテ(32)の完全移籍加入を発表した。背番号は「11」に決まった。 ホセ・カンテはスペイン出身で、ギニアにもルーツを持っており、代表チームはギニアを選択している。 スペインのヒムなスティック・タラゴナの下部組織育ちで、マンレサ、ルビ、プラト、アトレティコ・マラゲーニョ、などでプレー。その後、キプロスのAEKラルナカやポーランドのグールニク・ザブジェ、ヴィスラ・プロック、レギア・ワルシャワでもプレーした。 2019年1月には自身が育ったヒムナスティック・タラゴナに加入。カザフスタンのカイラトでプレーしたのち、2022年8月に滄州雄獅へと加入していた。 滄州雄獅は、かつて石家荘永昌という名前だったクラブで、チェルシーやバルセロナなどでプレーした元アイスランド代表FWエイドゥル・グジョンセンも所属したクラブ。しかし、給与未払い問題が浮上していた。 ポーランド1部のエクストラクラサでは121試合で31ゴール9アシストを記録。ギニア代表としても26試合で4ゴールを記録していた。 浦和はホセ・カンテの特長について「足下のテクニックがあり、攻撃の起点にもなれ、自らゴールを決めることも、アシストをして貢献することもできるマルチなストライカー。前線での守備的な貢献にも期待できる、経験豊かで、コンビネーションプレーも抜群の選手」と紹介している。 ホセ・カンテはクラブを通じてコメントしている。 「みなさん、こんにちは。ホセ・カンテです。浦和レッズへ加入することについて非常にうれしく思っています。タイトルを獲得するためにチームに尽くしたいですし、そして、常に、チームとクラブと共に目標を達成するために持っている限りのものを捧げたいと思っています。非常にモチベーションも高いです。みなさんにお会いできることが待ち遠しいです」 今オフに浦和は、セルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得に動くも、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドに敗れて獲得を逃していた状況。また、YBCルヴァンカップでは今季加入したFW髙橋利樹が負傷するなど、ストライカーが不足していた。 2023.03.13 15:18 Mon

逃したストライカーはどうする? 新体制で目指すはアジア王者とリーグ制覇【J1開幕直前ガイド|浦和レッズ】

17日、いよいよ2023シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。 開幕から30周年を迎える2023シーズン。2024シーズンから全カテゴリが20クラブになるため、今季は降格チームが1つという状況。新時代の幕開けとなるシーズンを迎える。 開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、補強診断、戦力分析やシーズンの目標、注目の選手をピックアップした。 ◆浦和レッズ 【直近3シーズンの成績】 2022シーズン成績:9位(10勝15分け9敗) 2021シーズン成績:6位(18勝9分け11敗) 2020シーズン成績:10位(13勝7分け14敗) 《補強診断:C》(評価:S〜E) 【IN】 GK吉田舜(26)←大分トリニータ/完全移籍 DFマリウス・ホイブラーテン(28)←ボデ/グリムト(ノルウェー)/完全移籍 DF荻原拓也(23)←京都サンガF.C./期限付き移籍満了 MF堀内陽太(18)←浦和レッズユース/昇格 MF岩尾憲(34)←徳島ヴォルティス/完全移籍 FW髙橋利樹(25)←ロアッソ熊本/完全移籍 FW興梠慎三(36)←北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍満了 【OUT】 GK石井僚(22)→ザスパクサツ群馬/完全移籍 DF工藤孝太(19)→藤枝MYFC/期限付き移籍 DF宮本優太(23)→デインズ(ベルギー)/期限付き移籍 DF藤原優大(20)→FC町田ゼルビア/期限付き移籍 DF福島竜弥(20)→高知ユナイテッドSC/期限付き移籍 MF江坂任(30)→蔚山現代(韓国)/完全移籍 MF松尾佑介(25)→ウェステルロー(ベルギー)/期限付き移籍 MF武田英寿(21)→水戸ホーリーホック/期限付き移籍 MF金子大毅(24)→京都サンガF.C./完全移籍 FW木原励(19)→AC長野パルセイロ/期限付き移籍 FWキャスパー・ユンカー(28)→名古屋グランパス/期限付き移籍 FW杉本健勇(30)→ジュビロ磐田/完全移籍 今オフの移籍市場ではMF江坂任が蔚山現代(韓国)へ、MF松尾佑介がウェステルロー(ベルギー)へ、DF宮本優太がデインズ(ベルギー)へと移籍。海外挑戦を3選手がした他、FWキャスパー・ユンカーも名古屋グランパスへと期限付き移籍した。 試合に出場していた選手たちが退団した他は、期限付き移籍での若手の武者修行がメイン。一方で加入の目玉はDFマリウス・ホイブラーテン(←ボデ/グリムト)だろう。本来であれば、DF岩波拓也が海外移籍をする算段だったが、チームを離脱までしたものの移籍が破談に終わり残留することとなった。おかげで最終ラインの層は厚くなったともいえる。 退団者が多い前線ではFW髙橋利樹(←ロアッソ熊本)が地元に帰還。また、北海道コンサドーレ札幌へ期限付き移籍していたFW興梠慎三も復帰。ただ、長らく噂に浮上していたギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(セルティック)がアメリカへと行くことになり、補強したかったストライカーを手にできていないことは誤算。登録期限は残されているだけに、開幕後に補強するということもあり得るだろう。 ただ、ケガでほとんど稼働できなかったFWブライアン・リンセンがある種補強と考えられ、FWアレックス・シャルクの奮起にも期待がかかる。 ◆チーム目標:優勝&ACL制覇 まずはマチェイ・スコルジャ監督を新たに迎えた中で、チームがどう変化するかがポイント。「かなり満足している」とキャンプでの仕上がりには手応えを感じているようで、あとは実戦でどれだけのパフォーマンスを出せるかに注目が集まる。 チームとしては当然リーグ優勝が目標に。ただ、その前に控えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイトルを獲らなければいけない。相手がどこになるかは未定だが、紆余曲折あった結果、決勝が5月にズレ込んだ。悲願でもあった埼玉スタジアム2002での開催も決定し、まずはアジア王者になることが最初の目標だ。 昨シーズンは一部の選手に負担がかかったが、ケガ人が復帰するなどしてチーム全体が機能できる可能性が高い。スコルジャ監督がどのような手腕を見せるのかにも注目だ。 ◆期待の新戦力 FW興梠慎三(36) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_reds_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️CWS Brains,LTD.<hr></div> 新戦力と言って良いのかは分からないが、昨季いなかったことを考えればFW興梠慎三に期待せざるを得ない。 シーズン中に37歳を迎えるベテランストライカーは、昨シーズンは札幌の地で5得点を記録。要所でしっかりと得点を奪う活躍を見せていた。 全盛期ほどのプレーはできないかも知れないが、本人は「今年は今まで以上に自分自身努力をしてチームのため、自分のために1回本気で頑張ってみようと思い自主トレしました」とコメント。キャリアの先が長くないと言う中で、本気の興梠はピッチ内だけでなく、ピッチ外でもチームに大きなものをもたらせるはずだ。 また、スコルジャ監督が求める前線からの守備という点では貢献度も高い。いぶし銀のプレーで、再び埼玉スタジアムでゴールを重ねるプレーに期待したい。 ◆編集部イチオシ選手 MF伊藤敦樹(24) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_reds_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️CWS Brains,LTD.<hr></div> 編集部がイチオシする選手は、MF伊藤敦樹だ。 大卒ルーキーとしてリカルド・ロドリゲス監督の下で重宝された伊藤。ボランチの一角として1年目は36試合1得点、2年目の昨季は28試合4得点を記録した。 戦術理解度は高く、スコルジャ監督の下でも重宝されることは間違いないだろう。ボランチでのMF岩尾憲とのコンビはバランスが良く、少し前のポジションを取り、トップ下に入る選手とインサイドハーフのような形にも変化できる。 守備でバランスを取ることももちろんだが、期待はいかに攻撃に繋がるプレーができるか。伊藤のポテンシャルであれば、ゴールやアシストの数はもう少し欲しいところ。そのパフォーマンスが出せれば、浦和のタイトル獲得も見えてくるだろう。 2023.02.17 11:20 Fri

浦和行き合意報道から一転、アトランタへと移籍したギアクマキスが決断した理由は? 「ファン、サッカー、施設」

アトランタ・ユナイテッドへの加入が決まったギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスが、移籍の決め手を語った。クラブ公式サイトが伝えた。 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタは8日、セルティックからギアクマキスが完全移籍で加入することを発表。2026年までの契約を結んだ。 ギアクマキスには浦和レッズも獲得のオファーを出していたなかで、アトランタもオファー。ギアクマキスは家族の問題を理由に日本行きをやめ、アメリカに気持ちが傾いていた。 しかし、レンタル移籍のオファーだったためにセルティックが拒否。そのためギアクマキスも翻意し、オランダで浦和のメディカルチェックを受診。浦和に加入すると思われたが、アトランタが完全移籍でのオファーに切り替え。二転三転の末にアトランタ入りが決まった。 アトランタはギアクマキス加入を知らせる際、「飛行機が埼玉に行く予定からアトランタに変更になった」と、盛大に浦和を煽ったことが大きな話題となっていた。 晴れて望み通りのアメリカに移籍できたギアクマキス。アトランタ行きを決めた理由を語った。 「まず、この2、3年はMLSをよく見ていた。もちろん、プレーしたいリーグの1つだった。アトランタは、とてもとても良いクラブだと思っていたし、とても素敵なクラブだと知っていた」 「多くのファンがいるビッグクラブだ。僕は情熱的な人間で、アトランタの熱狂的なファンの前でプレーするのが大好きだ。とても気に入っている」 「昨シーズンのアトランタ・ユナイテッドの試合を全てチェックした。決心してアトランタと契約するのに大いに役立った。そして、トレーニング施設やスタジアムを調べてみたけど、どれも素晴らしいものばかりだった。アトランタに入団するモチベーションがさらに高まったよ」 家族の問題もありながら、熱狂的なファン、チームのサッカー、そして施設なども移籍の理由だと語ったギアクマキス。新天地での目標はリーグ優勝と多くのゴールだと語った。 「アトランタに入団したら、優勝を最大の目標にしなければいけないね。そして、できるだけ多くのトロフィーを獲得することが主な目標だ」 「また、リーグで得点王になり、多くのゴールでチームを助けることも目標の1つだ。できることなら全ての試合でゴールを決めて、チームの目標達成に貢献したい」 <span class="paragraph-title">【動画】浦和を最大限煽るアトランタの動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Buckle up, Atlanta <a href="https://twitter.com/hashtag/5StripesDontStop?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#5StripesDontStop</a> <a href="https://t.co/sY9m13HvLW">pic.twitter.com/sY9m13HvLW</a></p>&mdash; Atlanta United FC (@ATLUTD) <a href="https://twitter.com/ATLUTD/status/1623392543265157121?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.09 12:10 Thu

ギアクマキス獲得失敗の浦和、強奪したアトランタに獲得発表で煽られファンは怒り「初めて嫌いな海外クラブできた」「あからさまな挑発」

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドの公式SNSの動画が物議を醸している。 8日、アトランタ・ユナイテッドはセルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)を完全移籍で獲得したことを発表。セルティックでは日本代表FW古橋亨梧の控えという立場だったものの、2021-22シーズンは公式戦29試合で17ゴールを記録。今シーズンは公式戦28試合で9ゴール1アシストを記録しているパワフルなストライカーだ。 そのギアクマキスに対しては、今冬の移籍市場で浦和レッズがオファー。浦和のメディカルチェックをオランダで受け合格するなど獲得に近づいていた。 しかし、ギアクマキスは家族の理由で日本行きよりもアメリカ行きを選択。当初はレンタル移籍のオファーだったアトランタ・ユナイテッドが完全移籍のオファーを提示したことで交渉がまとまった。 ギアクマキスの加入を発表したアトランタ・ユナイテッドだったが、クラブの公式SNSに1本の動画を投稿。飛行機が映された動画で、機長が「日本の埼玉からジョージア州のアトランタに行き先を変更する」とアナウンスする内容だった。 明らかに浦和を意識した動画にはファンも注目。「ふざけんな」、「面白い」、「嫌いな海外クラブ初めて出来たわぁ」、「なめやがって」、「海外らしい煽り方で嫌いじゃない」、「あからさまな挑発」と怒りや呆れ、さらには笑いの反応が入り混じっている。 ギアクマキスとの交渉が難航する中、別のターゲットにもオファーを提示していた浦和。開幕は目前だが、新たなストライカーを獲得することは叶うだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】明らかに浦和を意識したアトランタの獲得発表動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Buckle up, Atlanta <a href="https://twitter.com/hashtag/5StripesDontStop?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#5StripesDontStop</a> <a href="https://t.co/sY9m13HvLW">pic.twitter.com/sY9m13HvLW</a></p>&mdash; Atlanta United FC (@ATLUTD) <a href="https://twitter.com/ATLUTD/status/1623392543265157121?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.09 11:10 Thu

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浦和がファン・サポーターにお願い…遠征時のファン対応に「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」、今季は複数クラブが禁止の声明

浦和レッズは13日、「チームの遠征時に関するお願い」としてファン・サポーターへ呼びかけを行った。 今シーズンは、横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田、サンフレッチェ広島、FC東京などがすでに声明を発表している通り、移動時や滞在先のホテルなどでの執拗なつきまとい行為に対して注意喚起がなされ、公共施設でのファン対応を行わないとしてきた。 そんな中、浦和も同様の事象について声明を発表。遠征時には声掛けなどをしないようにお願いした。 「選手およびチームスタッフが遠征を行う際の、ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションについてお願いがございます」 「遠征時に利用する、公共交通機関(駅、空港等)やホテル等の公共施設、およびその周辺において、選手やスタッフがサインや写真撮影を求められる場面が見受けられます」 「みなさまご承知の通り、公共交通機関や公共施設は他のお客様もご利用になられており、そうした行為は他の利用者の方々や従業員のみなさまへのご迷惑に繋がる可能性があるほか、選手、スタッフ、およびファン・サポーターのみなさまの安全面への懸念もございますため、今後はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「なお、大原サッカー場でのファンサービスの実施につきましては、引き続き弊クラブ内にて検討を行ってまいります」 「本発信以前より、選手、チームスタッフ、そして公共交通機関や公共施設のご利用者様等へのご配慮から、サインや写真撮影を自重してくださっていたファン・サポーターのみなさまには、この場をお借りしまして心より感謝を申し上げます」 「またこれまで、遠征時に選手やチームスタッフにサインや写真撮影を求められていたみなさまにおかれましては、そうした行為が悪意に基づくものでは無いことを私どもも重々承知いたしておりますが、上記理由をご勘案の上、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます」 禁止とは発表せず、ファン・サポーターの配慮に任せる形となった浦和。クラブのことを思っての普段のサポートなのであれば、しっかりと耳を傾けてくれるはずだろう。 2024.06.13 18:45 Thu

浦和MFグスタフソンがスウェーデン代表で左ヒザ負傷…帰国は代表活動終了後に

浦和レッズは9日、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの負傷を報告した。 現在スウェーデン代表に合流中のグスタフソンはトレーニング中に左ヒザを負傷。日本への帰国は代表活動終了後となる。 今シーズンから浦和でプレーしているグスタフソンはアンカーとしてチームを支え、ここまで明治安田J1リーグで15試合に出場。2得点を記録している。 スウェーデンはユーロ2024に出場しないが、今回のインターナショナル・マッチウィークでデンマーク代表、セルビア代表との国際親善試合を実施。5日のデンマーク戦で90分間ベンチを温めたグスタフソンは、6日のトレーニング中に負傷したと見られており、8日のセルビア戦はメンバー外となっていた。 2024.06.09 10:15 Sun

浦和がストライカー補強? 得点王に輝きヘグモ監督とリーグ優勝経験の元スウェーデン代表FWに関心と報道

パナシナイコスに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイエフ(30)が、浦和レッズに加入する可能性があるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。 イェレメイエフは、スウェーで出身で、母国のヘッケンやマルメでプレー。その後、ドイツのディナモ・ドレスデンへと完全移籍すると、オランダのトゥヴェンテでもプレー。2021年1月からはヘッケンに戻り、その後2023年1月にパナシナイコスに完全移籍。半年間はレバディアコスFCにレンタル移籍し、今シーズンはパナシナイコスでプレーしていた。 今シーズンはギリシャ・スーパーリーグで10試合に出場し7ゴールを記録。プレーオフでは5試合で1ゴール1アシストに終わっていた。 パナシナイコスとの契約は2025年末まである中、移籍を考慮しているという。 得点力はありながらも出場機会の少なさに不満を覚えたイェレメイエフは、日本行きを検討。『SDNA』は、5月に京都サンガF.C.からの関心を伝えていたが、最近ではトーンダウンしているとのこと。しかし、今度は浦和が関心を強めているという。 イェレメイエフはヘッケン時代に、ペア・マティアス・ヘグモ監督の下でプレーしており、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンとともに監督がよく知る選手。サッカーも理解しているはずだ。 2022シーズンはアルスヴェンスカンで27試合22ゴール3アシストと大暴れ。グスタフソン、ヘグモ監督と共にリーグ優勝を経験している。 ただ、パナシナイコスはイェレメイエフを売る気がない様子。ただ、監督交代が行われるようで、監督の考え方が去就に影響を与えることになりそうだ。 2024.06.07 21:40 Fri

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湘南のMF平岡大陽が右長内転筋損傷…トレーニング中に負傷

湘南ベルマーレは18日、MF平岡大陽の負傷を報告した。 平岡は9日に行われたトレーニング中に負傷。検査の結果、右長内転筋損傷と診断されたとのことだ。なお、離脱期間については明らかにされていない。 平岡は2021年に履正社高校から湘南に加入。主力の一人に定着すると、今シーズンもここまで明治安田J1リーグで17試合1ゴール1アシスト、YBCルヴァンカップで1試合1アシストの成績を残していた。 2024.06.18 10:40 Tue

【Jリーグ出場停止情報】J1では5選手が出場停止、広島DF佐々木翔はミッドウィークの横浜FM戦が出場停止に

Jリーグは17日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 J1では、FC東京のDFエンリケ・トレヴィザン、東京ヴェルディのMF見木友哉、川崎フロンターレのMF橘田健人、サンフレッチェ広島のDF佐々木翔、アビスパ福岡のMF紺野和也が出場停止となる。 J2では、ブラウブリッツ秋田の小野原和哉、藤枝MYFCの内山圭、J3ではガイナーレ鳥取の温井駿斗、FC琉球の佐藤祐太が出場停止となる。 内山に関しては、15日に行われた明治安田J2リーグ第20節の横浜FC戦で一発退場。Jリーグは「ペナルティーエリア外で、ドリブルをしていた相手競技者に対し、ボールにプレーできず反則で止めた行為は、「相手チームの決定的得点機会の阻止」に該当する」と判断。「DOGSO」で1試合の出場停止となった。 【明治安田J1リーグ】 DFエンリケ・トレヴィザン(FC東京) 第19節 vs湘南ベルマーレ(6/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF見木友哉(東京ヴェルディ) 第19節 vs名古屋グランパス(6/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF橘田健人(川崎フロンターレ) 第19節 vsアルビレックス新潟(6/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF佐々木翔 (サンフレッチェ広島) 第13節 vs横浜F・マリノス(6/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF紺野和也(アビスパ福岡) 第19節 vsFC町田ゼルビア(6/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF小野原和哉(ブラウブリッツ秋田) 第21節 vs清水エルパルス(6/23) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 GK内山圭(藤枝MYFC) 第21節 vsV・ファーレン長崎(6/22) 今回の停止:1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF温井駿斗(ガイナーレ鳥取) 第18節 vsFC岐阜(6/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF佐藤祐太(FC琉球) 第18節 vs大宮アルディージャ(6/22) 今回の停止:1試合停止 2024.06.17 23:05 Mon

町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon

苦しむ川崎Fに痛手…ここまで14戦5発のエリソンが左大腿二頭筋肉離れ

川崎フロンターレは16日、FWエリソンの負傷を報告した。 今季から川崎FでJリーグ初挑戦のエリソン。ここまで出場した公式戦14試合で5ゴールのストライカーだが、2日に行われた第17節の名古屋グランパス戦に続いて、16日に行われた第18節のヴィッセル神戸戦でもメンバー外だった。 クラブによると、9日のトレーニング中に負傷したといい、左大腿二頭筋肉離れと診断。全治は明らかにされていないが、しばらくの離脱となりそうだ。 今節の川崎Fは9試合ぶり無得点で3試合ぶりの黒星。ここまで5勝5分け8敗の14位となっている。 2024.06.16 20:57 Sun
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雷雨で45分遅延した一戦、名古屋vs湘南の死闘は1-1の痛み分け【明治安田J1第18節】

16日、明治安田J1リーグ第18節の名古屋グランパスvs湘南ベルマーレが豊田スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 直近は2試合勝利がない名古屋と、2連敗中の湘南の一戦。名古屋は上位への足がかりに、湘南は残留争いから抜け出す足がかりにしたい一戦となる。 名古屋は中断前のリーグ戦から5名を変更。内田宅哉、三國ケネディエブス、和泉竜司、倍井謙、キャスパー・ユンカーが外れ、野上結貴、吉田温紀、山中亮輔、永井謙佑、山岸祐也が入った。 対する湘南も5名を変更。岡本拓也、杉岡大暉、平岡大陽、鈴木淳之介、鈴木章斗が外れ、小野瀬康介、髙橋直也、阿部浩之、舘幸希、ルキアンが入った。小野瀬と舘はケガからの復帰となる。 両チームにとって大事な試合だったが、雷雨の影響でキックオフ時間が遅れることに。45分間遅れてスタートした時には、全く雨の影響がない状況だった。 立ち上がり積極的に入ったのは湘南。前からのプレスをかけつつ、ボールを握っていく展開となる。 名古屋は鋭いカウンターで応戦。互いに譲らない展開のまま、シュートがなく進んでいく。すると湘南は17分、小野瀬がビッグチャンスを迎える。相手のビルドアップ時にハ・チャンレからルキアンがボールを奪うも、これはクリア。しかし、小野瀬が左サイドで拾うと、ドリブルで持ち出しボックス手前で右足一閃。しかし、GKランゲラックがわずかに触り、クロスバーを直撃する。 両チーム通じて最初のシュートとなったが、得点の匂いがした攻撃。湘南がポゼッションして時間を使っていく展開は変わらない。 名古屋は23分にチャンス。FKからの山々のクロスを、吉田がダイレクトボレー。しかし、左に外れてしまう。さらに26分にもビッグチャンス。中山がダイレクトパスで裏に完全に抜け出し、GKソン・ボムグンもかわしてシュートも、無人のゴールに流し込めず。しかし、その前にオフサイドの判定となった。 徐々に押し込み出した名古屋は29分にネットを揺らす。素早いリスタートから永井のパスを引き出した山岸がボックス内からシュート。GKとの一対一を決めたが、わずかにオフサイドでゴールとはならなかった。 湘南ゴールに迫っていく名古屋はついにスコアを動かす。33分、ロングボールをボックス内右で森島が収めるもクリアされる。それでもこぼれ球を拾って繋ぐと、右サイドから吉田がクロス。これを外から入ってきた永井がボックス中央でダイレクトボレー。これが決まり、名古屋が先制に成功する。 先制した試合は6戦全勝の名古屋。すると35分にはボックス手前でパスを受けた山岸からの横パスを、森島がコースを狙ってシュートも、わずかに左に外れていく。 押し込まれ続けた湘南だったが、最終盤には福田やルキアンがゴールに迫るもののそのまま終了。名古屋の1点リードで試合を折り返した。 互いに交代なしで迎えた後半、名古屋はファーストプレーで中山がシュート。わずかに舘幸希が触ってゴールから外れていく。 後半も名古屋が押し込んでいく展開が続く中、60分に湘南が反撃。田中聡がボックス手前で粘ってパスを繋ぐと、小野瀬がボックス内左にカットインして右足シュート。これがサイドネットに決まり、湘南が同点に追いつく。 このゴールの前に山下良美主審にボールがわずかに当たっていたとして、名古屋の選手が猛抗議。リプレイでは確かにわずかにコースが変わっているようにも見えるが、認められずゴールが決まった。 追いついた湘南は69分に逆転に成功。前線へのパスが代わって入ったばかりの奥野耕平が前にパスを出すと、これが椎橋慧也に当たってラインの裏に良いボールが転がることに。これに反応したルキアンが独走し、最後はGKランゲラックとの一対一を冷静に流し込んだ。 しかし、これにVARチェックが入り、オフサイドが確認されることに。かなり時間をかける際どい判定となった中、わずかにルキアンの足の一部が出ていたとして、このゴールは認められなかった。 逆転を逃した湘南だったが、74分にもビッグチャンス。スロインのミスから再びルキアンが完全にフリーとなりシュートも、GKランゲラックがしっかりと反応してセーブ。ゴールを許さない。 すると83分に両チーム合わせて5名が一気に変更。名古屋は山中、山岸、椎橋が下がり、久保藤次郎、榊原杏太、パトリックを投入。一方の湘南は、阿部と福田を下げて、山田直輝と鈴木章斗を投入した。 なかなかゴールが奪えない中、アディショナルタイムは8分の表示。湘南は髙橋、舘を下げて、杉岡 大暉と大岩 一貴を投入。するとアディショナルタイム3分には、相手陣内でボールを奪い、ルキアンのパスを鈴木章がシュートもGKランゲラックがセーブする。 湘南は最後まで名古屋ゴールに迫っていくが、名古屋も最後の最後で身体を張ってシュートを打たせず。死闘は1-1のドローに終わった。 名古屋グランパス 1-1 湘南ベルマーレ 【名古屋】 永井謙佑(前33) 【湘南】 小野瀬康介(後15) 2024.06.16 20:48 Sun

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ギオルゴス・ギアクマキスの記事ランキング

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ストライカー探す浦和、元アルバニア代表FWに2.8億円のオファーも拒否される

浦和レッズが新たなストライカー獲得に動いていたようだが、オファーを断られたようだ。スペイン『La Verdad』が伝えた。 今冬の移籍市場でストライカー獲得を目指している浦和。セルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得に動いており、加入が近づいているとされていた中、一転してアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)への移籍が取り沙汰されている。 ギアクマキスはアトランタ・ユナイテッドへの移籍が近づいていると報じられている中、浦和は別のターゲットにオファーを出していた模様。それは元アルバニア代表FWアルマンド・サディク(31)だったとのことだ。 サディクはスイスのルガーノやチューリッヒ、ポーランドのレギア・ワルシャワ、スペインのレバンテ、マラが、ラス・パルマスなどでプレー。今シーズンからセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のカルタヘナでプレーしている。 ここまでセグンダ・ディビシオンで24試合に出場し7ゴールを記録しているサディクにはオファーが届いており、浦和もオファーを出していたとのこと。200万ユーロ(約2億8000万円)のオファーを出していたようだが、選手がこれを断ったとカルタヘナのパコ・ベルモンテ会長が明かした。 「後悔はしていない。実際に、市場が閉まる前にサディクに再びオファーが出ると思っている。ただ、問題は、サディクへのオファーを受け入れるかどうかだ」 「クラブだけでなく、サディクも考えている。200万、300万、2000万ユーロのオファーが来るかもしれない。選手が去りたくないのであれば、ここに留まることになる。私がオファーを受け入れ、サディクが去りたいのであれば、新たなストライカーが必要になるかもしれない」 「もしかしたら、日本からのオファーではない、本当のオファーが来るかもしれない。別のオファーが来る可能性もある」 浦和のオファーは本物だったようだが、結果として選手が拒否したとのこと。ストライカー探しはまだ時間がかかりそうだ。 2023.01.25 22:05 Wed
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ギアクマキス獲得失敗の浦和、強奪したアトランタに獲得発表で煽られファンは怒り「初めて嫌いな海外クラブできた」「あからさまな挑発」

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドの公式SNSの動画が物議を醸している。 8日、アトランタ・ユナイテッドはセルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)を完全移籍で獲得したことを発表。セルティックでは日本代表FW古橋亨梧の控えという立場だったものの、2021-22シーズンは公式戦29試合で17ゴールを記録。今シーズンは公式戦28試合で9ゴール1アシストを記録しているパワフルなストライカーだ。 そのギアクマキスに対しては、今冬の移籍市場で浦和レッズがオファー。浦和のメディカルチェックをオランダで受け合格するなど獲得に近づいていた。 しかし、ギアクマキスは家族の理由で日本行きよりもアメリカ行きを選択。当初はレンタル移籍のオファーだったアトランタ・ユナイテッドが完全移籍のオファーを提示したことで交渉がまとまった。 ギアクマキスの加入を発表したアトランタ・ユナイテッドだったが、クラブの公式SNSに1本の動画を投稿。飛行機が映された動画で、機長が「日本の埼玉からジョージア州のアトランタに行き先を変更する」とアナウンスする内容だった。 明らかに浦和を意識した動画にはファンも注目。「ふざけんな」、「面白い」、「嫌いな海外クラブ初めて出来たわぁ」、「なめやがって」、「海外らしい煽り方で嫌いじゃない」、「あからさまな挑発」と怒りや呆れ、さらには笑いの反応が入り混じっている。 ギアクマキスとの交渉が難航する中、別のターゲットにもオファーを提示していた浦和。開幕は目前だが、新たなストライカーを獲得することは叶うだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】明らかに浦和を意識したアトランタの獲得発表動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Buckle up, Atlanta <a href="https://twitter.com/hashtag/5StripesDontStop?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#5StripesDontStop</a> <a href="https://t.co/sY9m13HvLW">pic.twitter.com/sY9m13HvLW</a></p>&mdash; Atlanta United FC (@ATLUTD) <a href="https://twitter.com/ATLUTD/status/1623392543265157121?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.09 11:10 Thu
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浦和行き合意報道から一転、アトランタへと移籍したギアクマキスが決断した理由は? 「ファン、サッカー、施設」

アトランタ・ユナイテッドへの加入が決まったギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスが、移籍の決め手を語った。クラブ公式サイトが伝えた。 メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタは8日、セルティックからギアクマキスが完全移籍で加入することを発表。2026年までの契約を結んだ。 ギアクマキスには浦和レッズも獲得のオファーを出していたなかで、アトランタもオファー。ギアクマキスは家族の問題を理由に日本行きをやめ、アメリカに気持ちが傾いていた。 しかし、レンタル移籍のオファーだったためにセルティックが拒否。そのためギアクマキスも翻意し、オランダで浦和のメディカルチェックを受診。浦和に加入すると思われたが、アトランタが完全移籍でのオファーに切り替え。二転三転の末にアトランタ入りが決まった。 アトランタはギアクマキス加入を知らせる際、「飛行機が埼玉に行く予定からアトランタに変更になった」と、盛大に浦和を煽ったことが大きな話題となっていた。 晴れて望み通りのアメリカに移籍できたギアクマキス。アトランタ行きを決めた理由を語った。 「まず、この2、3年はMLSをよく見ていた。もちろん、プレーしたいリーグの1つだった。アトランタは、とてもとても良いクラブだと思っていたし、とても素敵なクラブだと知っていた」 「多くのファンがいるビッグクラブだ。僕は情熱的な人間で、アトランタの熱狂的なファンの前でプレーするのが大好きだ。とても気に入っている」 「昨シーズンのアトランタ・ユナイテッドの試合を全てチェックした。決心してアトランタと契約するのに大いに役立った。そして、トレーニング施設やスタジアムを調べてみたけど、どれも素晴らしいものばかりだった。アトランタに入団するモチベーションがさらに高まったよ」 家族の問題もありながら、熱狂的なファン、チームのサッカー、そして施設なども移籍の理由だと語ったギアクマキス。新天地での目標はリーグ優勝と多くのゴールだと語った。 「アトランタに入団したら、優勝を最大の目標にしなければいけないね。そして、できるだけ多くのトロフィーを獲得することが主な目標だ」 「また、リーグで得点王になり、多くのゴールでチームを助けることも目標の1つだ。できることなら全ての試合でゴールを決めて、チームの目標達成に貢献したい」 <span class="paragraph-title">【動画】浦和を最大限煽るアトランタの動画</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Buckle up, Atlanta <a href="https://twitter.com/hashtag/5StripesDontStop?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#5StripesDontStop</a> <a href="https://t.co/sY9m13HvLW">pic.twitter.com/sY9m13HvLW</a></p>&mdash; Atlanta United FC (@ATLUTD) <a href="https://twitter.com/ATLUTD/status/1623392543265157121?ref_src=twsrc%5Etfw">February 8, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.09 12:10 Thu
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開幕2連敗の浦和、ラトビア代表FWが新たに浮上? スコルジャ監督もよく知るポーランドリーグでプレー

開幕2連敗となった浦和レッズ。新シーズンに向けて獲得が噂されるストライカーだが、新たな選手の名前も浮上している。 セルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスの獲得に関心を寄せていたとされる浦和。しかし、ギアクマキスはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドへと完全移籍を決断。半ば強奪されるような形となり、移籍決定後にはアトランタに煽られたことも話題となった。 そんな中で浮上した名前が、中国スーパーリーグの滄州雄獅足球倶楽部に所属するギニア代表FWホセ・カンテ。かつては石家荘永昌という名前だったクラブで、チェルシーやバルセロナなどでプレーした元アイスランド代表FWエイドゥル・グジョンセンも所属したクラブだ。 しかし、給与未払い問題が浮上しており、カンテも退団が濃厚とされており、浦和への移籍が噂されていた。 その中で新たに浮上したのは、ポーランドのラクフ・チェンストホヴァに所属するラトビア代表FWブラディスラフス・グトコフスキス(27)とのことだ。 グトコフスキは、ラトビアのスコントでキャリアをスタート。リーグ優勝14回を誇る名門だったが、2016年に財政破綻。これを受け、ポーランドのテルマリツァへと移籍。2020年7月からラクフ・チェンストホヴァでプレーしている。 公式戦104試合に出場し32ゴール10アシスト。エクストラクラサ(ポーランド1部)では136試合で33ゴール11アシストを記録しているストライカーで、ラトビア代表としても39試合で11ゴールを記録している。 今シーズンから浦和を指揮するマチェイ・スコルジャ監督もよく知った選手であり、ポーランド『Sporta Centrs.com』によれば、浦和が興味を持っているという。 グトコフスキも浦和からの関心については把握しているとのこと。また、スコルジャ監督を知っていることはもちろんのこと、大宮アルディージャでプレーしたラトビア代表DFヴィターリス・マクシメンコからも日本については聞いているという。 クラブ間で話し合いをしていることもグトコフスキは理解しているようだが、『Sporta Centrs.com』によればラクフの要求額が高すぎるとのこと。浦和も難色を示しているという。 FC東京、横浜F・マリノスと開幕2試合で連敗。さらにノーゴールと、まだ2試合ながら苦しい状況であることは明白。獲得を目指していたストライカーの補強が上手くいかなかったことも1つ影響していると考えられるが、移籍期限までに新たな選手を確保することはできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】ポドルスキ所属のグールニク・ザブジェ戦でゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OUyHpfjrKxM";var video_start = 32;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.25 21:40 Sat

浦和レッズの記事ランキング

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「さすがにかっこよすぎる」「この数年で1番良い」J1優勝目指す浦和が新ユニフォームを発表!ナイキとのパートナーシップ20周年「NIKE様ありがとうございます」

浦和レッズは10日、2024シーズンのユニフォームデザインを発表した。 2023シーズンは、明治安田生命J1リーグを4位で終えた浦和。5月には2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を果たしたが、2023-24シーズンのACLではグループステージ敗退に終わった。 2024シーズンに向けては、マティアス・ヘグモ新監督を招へい。新戦力の獲得も続々と発表されており、新たなスタートを切ることとなる。 その2024シーズンは、「NIKE(ナイキ)」とのオフィシャルサプライヤー20周年。クラブの歴代のユニフォームやホームスタジアムの雰囲気からインスピレーションを得たユニフォームデザインを採用した。 1stユニフォームは、伝統の赤/白/黒のカラーコンビネーションを継承。10年前にあたる2014年に採用されたユニフォームのグラフィックを彷彿させるグローバルクリエイティブデザインが採用されている。 スタジアムに木魂するファン・サポーターの途切れない熱い声援、そして鳴り響く拍手、揺れる応援フラッグやタオルマフラー。それら全てがスタジアムを包み込み生み出す空気の流れや動きからヒントを得て、デジタルのフィルターを通じダイナミックに表現したデザインにしたといい、クラブカラーの赤を基調としており、そこにランダムに散りばめられた黒のインクが独創的な世界観を演出している。 一方、2ndユニフォームでは白/黒/白のカラーコンビネーションを継承。クラブエンブレムに使用されている縦のストライプ、ナイキとパートナーシップを結んだ初年度である2004年に2ndユニフォームを彷彿させるグローバルクリエイティブデザインを採用した。 シャツは白を基調とし、ライトグレーを肩や袖、前後の斜めのグラフィックに使用。また、前後のグラフィックのエッジの部分に黒のピンストライプがグラデーションで用いられおり、それが影の様な役割を果たしグラフィックに奥行を与えている。そして、両袖のリブに黒を用いる事で、白とグレーのカラーコンビネーションの少しぼやけた印象を一気に引き締めている。 GKユニフォームについては、2ndユニフォームのデザインと近い斜めのグラフィックを曲線にして採用。緑、黄色、水色をベースとした3種類のユニフォームデザインが発表されている。 どのユニフォームにも、2022シーズンのACL優勝のタイトルが加わった4つの星が左胸のエンブレムの上にあしらわれている。また、首裏部分は、タオルマフラーのモチーフにしたというクラブとサポーターを繋ぐシンボル(ハート12)とクラブの誇りである“We are REDS!”のデザインが施されている。 さらに、2020シーズン以来4期ぶりとなるオリジナルフォントにクラブエンブレムが印字された背番号を採用。ネームフォントも同様にオリジナルフォントが使用される。 新ユニフォームのデザインに、ファンは「さすがにかっこよすぎる」、「この数年で1番良い」、「これはユニフォームから優勝してるって、かっこよすぎるよ」、「NIKE様ありがとうございます」とコメントしている。 なお、2024シーズンはGKユニフォームも数量限定で販売される。 <span class="paragraph-title">【画像&動画】浦和の新1stユニフォーム(FP)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%F0%9D%98%82%F0%9D%97%BF%F0%9D%97%AE%F0%9D%98%84%F0%9D%97%AE%F0%9D%97%BF%F0%9D%97%B2%F0%9D%97%B1%F0%9D%98%80?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#</a> <br><br>1/13(土)18時よりオンラインショップにて順次先行販売開始/<br><br>詳細 <a href="https://t.co/YCzyGtv1op">https://t.co/YCzyGtv1op</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WeareREDS?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WeareREDS</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/Nikefootball?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Nikefootball</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/20th?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#20th</a> <a href="https://t.co/cmxT7SqWcu">https://t.co/cmxT7SqWcu</a> <a href="https://t.co/EefhZejkNI">pic.twitter.com/EefhZejkNI</a></p>&mdash; 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) <a href="https://twitter.com/REDSOFFICIAL/status/1745009320126030165?ref_src=twsrc%5Etfw">January 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <script>var video_id ="ruk3rcVqMQk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.10 18:35 Wed
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浦和がファン・サポーターにお願い…遠征時のファン対応に「ご遠慮くださいますようお願い申し上げます」、今季は複数クラブが禁止の声明

浦和レッズは13日、「チームの遠征時に関するお願い」としてファン・サポーターへ呼びかけを行った。 今シーズンは、横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田、サンフレッチェ広島、FC東京などがすでに声明を発表している通り、移動時や滞在先のホテルなどでの執拗なつきまとい行為に対して注意喚起がなされ、公共施設でのファン対応を行わないとしてきた。 そんな中、浦和も同様の事象について声明を発表。遠征時には声掛けなどをしないようにお願いした。 「選手およびチームスタッフが遠征を行う際の、ファン・サポーターのみなさまとのコミュニケーションについてお願いがございます」 「遠征時に利用する、公共交通機関(駅、空港等)やホテル等の公共施設、およびその周辺において、選手やスタッフがサインや写真撮影を求められる場面が見受けられます」 「みなさまご承知の通り、公共交通機関や公共施設は他のお客様もご利用になられており、そうした行為は他の利用者の方々や従業員のみなさまへのご迷惑に繋がる可能性があるほか、選手、スタッフ、およびファン・サポーターのみなさまの安全面への懸念もございますため、今後はご遠慮くださいますようお願い申し上げます」 「なお、大原サッカー場でのファンサービスの実施につきましては、引き続き弊クラブ内にて検討を行ってまいります」 「本発信以前より、選手、チームスタッフ、そして公共交通機関や公共施設のご利用者様等へのご配慮から、サインや写真撮影を自重してくださっていたファン・サポーターのみなさまには、この場をお借りしまして心より感謝を申し上げます」 「またこれまで、遠征時に選手やチームスタッフにサインや写真撮影を求められていたみなさまにおかれましては、そうした行為が悪意に基づくものでは無いことを私どもも重々承知いたしておりますが、上記理由をご勘案の上、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます」 禁止とは発表せず、ファン・サポーターの配慮に任せる形となった浦和。クラブのことを思っての普段のサポートなのであれば、しっかりと耳を傾けてくれるはずだろう。 2024.06.13 18:45 Thu
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浦和vs町田の観戦者が中指を立てる行為で無期限入場禁止処分…試合後浦和サポーターに対する侮辱的行為「未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした」

浦和レッズは5日、観戦者の違反行為を報告。処分を下したことを発表した。 事件が起きたのは5月26日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田J1リーグ第16節のFC町田ゼルビア戦。この日が2度目の観戦となった観客の1人が、試合終了後に浦和サポーターに対して中指を立てていた。これは侮辱的行為にあたる。 対象者は無期限の入場禁止処分に。国内外を問わず、浦和レッズ、三菱重工浦和レッズレディース、浦和レッズアカデミーの出場する全ての試合が対象となる。 浦和は昨シーズンの天皇杯でサポーターが大きな問題を起こし、今シーズンの天皇杯の参加資格を剥奪されていた。クラブは「昨年、天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 4回戦において大変多くの方々に多大なるご迷惑をお掛けした当事者として、引き続き違反行為の発生を防止するべく、さらに感度と練度を高めてまいる所存です」とし、今回の経緯を説明している。 事案発生時、浦和のスタッフが現地でこの侮辱的行為を目視。直後、処分対象者に対する行為確認を行い、映像の確認を実施。飲酒していた状態であったため、後日対面での事情聴取をすることとなった。 翌日の27日、処分対象者に加え、同行者と対面で事情聴取を実施。行為に及んでいた場合は処分対象となる旨を通達。28日、29日と発生現場付近にいた試合運営関係者等へのヒアリングを実施し、当該関係者等による証言、事情聴取の結果、映像確認の結果を突合する形での検証を実施した。 その後、クラブの試合運営管理規程とJリーグ試合運営罰則規定と照らし合わせ、処分方針を決定。31日にコンプライアンス委員会を招集し、処分を決定した。 そして迎えた4日、処分に合意する念書を処分対象者から取得したとのことだ。 クラブは「試合運営管理規程違反行為の発生を未然に防ぐことができず誠に申し訳ございませんでした。浦和レッズは引き続き、違反行為発生防止施策への注力と、違反事案に対する適時適正且つ毅然とした対応を徹底し、安全・快適で熱気ある満員のスタジアムの実現に全力を投じてまいります」と謝罪している。 2024.06.05 10:17 Wed
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C大阪がスーパーな2ゴールで3戦ぶり白星! 浦和は一歩及ばずで4戦未勝利【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのセレッソ大阪が浦和レッズを2-1で下した。 9位C大阪は代表帰りの西尾隆矢が先発。海外移籍で離脱の毎熊晟矢に代わる右サイドバックに奥田勇斗が入った。8位浦和は出場停止のアレクサンダー・ショルツを欠くなか、佐藤瑶大を代役に抜擢。代表先で負傷したサミュエル・グスタフソンに代わるアンカーは引き続き岩尾憲で、中島翔哉やオラ・ソルバッケンが欠場のウイングに大久保智明を起用した。 序盤から浦和がうまくボールを動かし、攻撃でなかなかリズムを作れないC大阪だが、20分に右CKからレオ・セアラがわずかゴール上の惜しいシュートシーン。次第にC大阪もボールを握り返して押し込む時間帯も作り出していったが、ミドルサードから先で探る流れが続く。 浦和としても突きどころだが、なかなかチアゴ・サンタナに良い形でボールが入らず。そのななにが、33分にマリウス・ホイブラーテンの絶妙なフィードから一気にチャンスを作り、前田直輝の落としから伊藤敦樹がゴールに迫っていったが、これを仕留め切れない。 その後も互いに決め手を欠く両者だが、43分にC大阪が敵陣左サイドでFKのチャンスを掴むと、これを生かして先制に成功。遠目の位置からだったが、キッカーのルーカス・フェルナンデスが右足で直接狙うと、うまく相手守備陣の裏をかく形でゴール左隅に決まった。 そのC大阪は後半から上門知樹を送り込むなかで、早々にレオ・セアラが鋭いシュートを放つなど、勢いをもって立ち上がると、49分に右CKのチャンス。クロスは弾かれるが、バイタルエリア中央から奥田勇斗が目の覚めるような右足ミドルを叩き込み、浦和を突き放す。 より劣勢の浦和は交代カードを切りながら攻め返しにいくが、C大阪の守りを攻め切れず。チャンスの数ではC大阪の方が多い展開のなか、72分頃に伊藤が左ハムストリングを痛めた素振りから自ら交代を求めるアクシデントにも見舞われてしまう。 それでも、浦和はその交代で入った武田英寿が77分に右サイドからクロスを送ると、63分から出場したブライアン・リンセンがヘディングでネットを揺らして1点差に。C大阪は自陣で守備に追われるシーンが目立ちはじめ、81分に為田大貴と柴山昌也の投入でテコ入れを図る。 88分にも最後の交代枠で古巣戦の平野佑一と山下達也を送り込み、C大阪が逃げ切りムードを強めたなか、浦和も攻めに転じ続けるが、一歩及ばず。C大阪は3戦ぶり白星&4戦無敗に。浦和は2戦ぶり黒星&4戦未勝利となっている。 セレッソ大阪 2-1 浦和レッズ 【C大阪】 ルーカス・フェルナンデス(前42) 奥田勇斗(後4) 【浦和】 ブライアン・リンセン(後32) <span class="paragraph-title">【動画】奥田勇斗が新右SBとして即アピールの一撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>J初ゴールは超絶ゴラッソ‼<br>\<br><br>C大阪・奥田勇斗がJ初ゴールとなる<br>豪快なダイレクトミドルを突き刺す<br><br>明治安田J1第18節<br>C大阪×浦和<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%B5%A6%E5%92%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#C大阪浦和</a> <a href="https://t.co/6U481IzZrp">pic.twitter.com/6U481IzZrp</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801938150937215167?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 20:58 Sat
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浦和がストライカー補強? 得点王に輝きヘグモ監督とリーグ優勝経験の元スウェーデン代表FWに関心と報道

パナシナイコスに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイエフ(30)が、浦和レッズに加入する可能性があるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。 イェレメイエフは、スウェーで出身で、母国のヘッケンやマルメでプレー。その後、ドイツのディナモ・ドレスデンへと完全移籍すると、オランダのトゥヴェンテでもプレー。2021年1月からはヘッケンに戻り、その後2023年1月にパナシナイコスに完全移籍。半年間はレバディアコスFCにレンタル移籍し、今シーズンはパナシナイコスでプレーしていた。 今シーズンはギリシャ・スーパーリーグで10試合に出場し7ゴールを記録。プレーオフでは5試合で1ゴール1アシストに終わっていた。 パナシナイコスとの契約は2025年末まである中、移籍を考慮しているという。 得点力はありながらも出場機会の少なさに不満を覚えたイェレメイエフは、日本行きを検討。『SDNA』は、5月に京都サンガF.C.からの関心を伝えていたが、最近ではトーンダウンしているとのこと。しかし、今度は浦和が関心を強めているという。 イェレメイエフはヘッケン時代に、ペア・マティアス・ヘグモ監督の下でプレーしており、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンとともに監督がよく知る選手。サッカーも理解しているはずだ。 2022シーズンはアルスヴェンスカンで27試合22ゴール3アシストと大暴れ。グスタフソン、ヘグモ監督と共にリーグ優勝を経験している。 ただ、パナシナイコスはイェレメイエフを売る気がない様子。ただ、監督交代が行われるようで、監督の考え方が去就に影響を与えることになりそうだ。 2024.06.07 21:40 Fri

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