ヌニェスの後半ラストプレー弾で劇的勝利リバプールが首位で次節シティとの大一番へ! 遠藤航は途中出場で復帰【プレミアリーグ】
2024.03.03 02:12 Sun
プレミアリーグ第27節、ノッティンガム・フォレストvsリバプールが2日にシティ・グラウンド・スタジアムで行われ、アウェイのリバプールが0-1で勝利した。なお、リバプールのMF遠藤航は60分から途中出場した。
次節にマンチェスター・シティとのビッグマッチを控える首位のリバプールは、17位のフォレストとのアウェイゲームでリーグ4連勝を狙った。前節、ルートン・タウンを4-1で一蹴したクロップのチームは、先週末のEFLカップ決勝でチェルシーを撃破し、今季初タイトルを獲得。さらに、過密日程が続くなかで直近のFAカップではクーマス、ダンズの18歳FWの初ゴールによってチャンピオンシップ(2部)で上位に位置するサウサンプトンに3-0の完勝。多くの離脱者をものともしない総合力を示し、好調を継続している。
週明けにヨーロッパリーグ(EL)のスパルタ・プラハ戦を控えるなか、この一戦ではセインツ戦から先発4人を変更。ツィミカスとクアンサー、マコーネル、クーマスに代えてコナテ、ロバートソン、マク・アリスター、ルイス・ディアスの主力が復帰。また、遠藤、ソボスライ、ヌニェスの3人がベンチに戻ってきた。
エランガを最前線に配し、後ろ重心で自陣に堅固なブロックを構えるフォレストに対して、マク・アリスターを起点にボールを動かしながらサイドを起点にチャンスを窺うリバプール。
序盤から睨み合いの展開が続くなか、15分には古巣対戦のオリジが挨拶代わりの強烈なミドルシュートを放つと、23分にはエランガのスピードを活かしたカウンターでGKとの一対一を作るが、ここはケレハーの好守に阻まれる。
以降はピンチこそなかったものの、枠内シュート0本という攻撃の停滞を払拭できず。フラストレーションを溜める形で前半45分を終えた。
後半も同じメンバーで臨んだリバプールだったが、立ち上がりに続けて決定機を創出。まずは49分、ボックス右に抜け出したブラッドリーのマイナスの折り返しがDFに当たってファーでフリーのロバートソンの足元に流れるが、左足のダイレクトシュートは枠の右に外れる。さらに、直後の51分にはボックス右のマク・アリスターが強烈な右足のシュートを枠に飛ばすが、これは相手DFのブロックに阻まれた。
後半は良いリズムでの攻撃が続くなか、60分にはロバートソンとクラークを下げて遠藤とヌニェスを同時投入。これでアンカーに入っていたジョー・ゴメスと前線に入っていたエリオットがポジションを一列下げた。
ヌニェスの推進力という新たなオプションを手にしたリバプールは、より攻撃に迫力が出てきた一方、リスクを冒して前に出ることでエランガ、途中投入のアウォニイに際どいシーンを作られる。
ゴールレスの状況のまま後半も半ばを過ぎると、クロップ監督は76分にエリオットを下げてソボスライを投入。だが、粘るフォレストの守備を前に最後のところでうまくいかない。さらに、試合終盤にはガクポ、ブラッドリーを下げてダンズ、ツィミカスの投入で攻撃に変化を加える。
8分が加えられた後半アディショナルタイムには互いに勝ち点3を奪うチャンスが訪れたものの、集中した相手の守備を崩し切れず。そして、このままゴールレスで試合終了かに思われたが、首位チームが土壇場で底力を発揮する。
後半ラストプレーとなった99分、右CKの二次攻撃から遠藤が身体を張って相手のクリアを阻むと、ボックス手前右でこぼれを回収したマク・アリスターが浮き球でゴール前に入れたボールをヌニェスが頭で左隅へ流し込んだ。
そして、試合はこの直後にタイムアップを迎え、復帰のヌニェスによる値千金のラストプレー弾で競り勝ったリバプールがリーグ4連勝で首位をキープし、次節マンチェスター・シティとの大一番に臨むことになった。
次節にマンチェスター・シティとのビッグマッチを控える首位のリバプールは、17位のフォレストとのアウェイゲームでリーグ4連勝を狙った。前節、ルートン・タウンを4-1で一蹴したクロップのチームは、先週末のEFLカップ決勝でチェルシーを撃破し、今季初タイトルを獲得。さらに、過密日程が続くなかで直近のFAカップではクーマス、ダンズの18歳FWの初ゴールによってチャンピオンシップ(2部)で上位に位置するサウサンプトンに3-0の完勝。多くの離脱者をものともしない総合力を示し、好調を継続している。
週明けにヨーロッパリーグ(EL)のスパルタ・プラハ戦を控えるなか、この一戦ではセインツ戦から先発4人を変更。ツィミカスとクアンサー、マコーネル、クーマスに代えてコナテ、ロバートソン、マク・アリスター、ルイス・ディアスの主力が復帰。また、遠藤、ソボスライ、ヌニェスの3人がベンチに戻ってきた。
序盤から睨み合いの展開が続くなか、15分には古巣対戦のオリジが挨拶代わりの強烈なミドルシュートを放つと、23分にはエランガのスピードを活かしたカウンターでGKとの一対一を作るが、ここはケレハーの好守に阻まれる。
一方、ボールは握っているものの、相手を崩し切れないリバプールは、ディアスとマク・アリスターの即興的なコンビプレー、ミドルレンジからのシュートでチャンスを窺う。27分にはクラークのミドルシュートのこぼれにゴール前で反応したディアスに決定機も、ここは相手DFとGKの決死の寄せに阻まれる。
以降はピンチこそなかったものの、枠内シュート0本という攻撃の停滞を払拭できず。フラストレーションを溜める形で前半45分を終えた。
後半も同じメンバーで臨んだリバプールだったが、立ち上がりに続けて決定機を創出。まずは49分、ボックス右に抜け出したブラッドリーのマイナスの折り返しがDFに当たってファーでフリーのロバートソンの足元に流れるが、左足のダイレクトシュートは枠の右に外れる。さらに、直後の51分にはボックス右のマク・アリスターが強烈な右足のシュートを枠に飛ばすが、これは相手DFのブロックに阻まれた。
後半は良いリズムでの攻撃が続くなか、60分にはロバートソンとクラークを下げて遠藤とヌニェスを同時投入。これでアンカーに入っていたジョー・ゴメスと前線に入っていたエリオットがポジションを一列下げた。
ヌニェスの推進力という新たなオプションを手にしたリバプールは、より攻撃に迫力が出てきた一方、リスクを冒して前に出ることでエランガ、途中投入のアウォニイに際どいシーンを作られる。
ゴールレスの状況のまま後半も半ばを過ぎると、クロップ監督は76分にエリオットを下げてソボスライを投入。だが、粘るフォレストの守備を前に最後のところでうまくいかない。さらに、試合終盤にはガクポ、ブラッドリーを下げてダンズ、ツィミカスの投入で攻撃に変化を加える。
8分が加えられた後半アディショナルタイムには互いに勝ち点3を奪うチャンスが訪れたものの、集中した相手の守備を崩し切れず。そして、このままゴールレスで試合終了かに思われたが、首位チームが土壇場で底力を発揮する。
後半ラストプレーとなった99分、右CKの二次攻撃から遠藤が身体を張って相手のクリアを阻むと、ボックス手前右でこぼれを回収したマク・アリスターが浮き球でゴール前に入れたボールをヌニェスが頭で左隅へ流し込んだ。
そして、試合はこの直後にタイムアップを迎え、復帰のヌニェスによる値千金のラストプレー弾で競り勝ったリバプールがリーグ4連勝で首位をキープし、次節マンチェスター・シティとの大一番に臨むことになった。
リバプールの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
リバプールの人気記事ランキング
1
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu2
リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去
▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu3
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon4
「南野とも対戦してたのかー!」浦和DFショルツがCLの舞台で決めたゴールにファンも驚き「浦和史上最高のCBかも」
浦和レッズに所属するデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツのチャンピオンズリーグ(CL)でのゴールに脚光が集まっている。 ショルツは母国のヴェイレでプロデビュー後、アイスランドでのプレーを経て、ロケレンやスタンダール・リエージュ、クラブ・ブルージュといったベルギークラブに所属。2018年夏から母国の強豪ミッティランに活躍の場を移した。 浦和に加入する前の2020-21シーズンには公式戦45試合に出場し、センターバックながら10得点1アシストと攻撃面でも活躍を見せた。 さらに、CLでもグループステージ全6試合に先発していたが、21日にCLの日本語版公式ツイッターが当時のゴールを紹介。アタランタとリバプールから奪ったゴールの動画を投稿している。 アタランタ戦ではFKの流れから前線に残ったまま豪快なボレー、リバプール戦では日本代表FW南野拓実の眼前でPKを沈めていたショルツ。そのプレーにはファンも驚きを隠せず、「やっぱこの男すげえ」、「リヴァプールから点取ってるのすげーな」、「南野とも対戦してたのかー!」、「一生浦和にいてくれー」、「浦和に来てくれてありがとう」、「浦和史上最高のCBかも」といった感謝の言葉を寄せている。 今シーズンの浦和でもここまで3ゴールとその攻撃力の片鱗を見せているショルツ。後半戦もさらなる活躍に期待がかかる。 <span class="paragraph-title">【動画】DFとは思えないショルツの豪快ボレー&南野の目の前で決めたPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> 現在は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和レッズ</a> で活躍するアレクサンダー・ショルツのチャンピオンズリーグゴール<a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/o1xAxkKZjA">pic.twitter.com/o1xAxkKZjA</a></p>— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) <a href="https://twitter.com/UCLJapan/status/1539178815708008448?ref_src=twsrc%5Etfw">June 21, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.06.23 07:15 Thu5
