「胸に秘めていた」3年ぶり日本代表復帰の神戸FW武藤嘉紀、ロシアでの借りを返す「W杯でしか晴らせない」

2022.01.17 12:10 Mon
©超ワールドサッカー
日本代表候補トレーニングキャンプが17日からスタート。ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀が、意気込みを語った。

日本代表は、21日にキリンチャレンジカップ2022でウズベキスタン代表と対戦。27日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の中国代表戦、2月1日にサウジアラビア代表戦を控えていた。

しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)のオミクロン株の大流行を受け、日本政府はウズベキスタン代表の入国を認めず。その結果、試合は中止となった。
そんな中、キャンプは予定通り実施。国内組の選手たちにとっては、所属クラブのキャンプに参加できない状況となる。

2019年1月のアジアカップ以来3年ぶりの日本代表招集となった武藤がメディアのオンライン取材に応対。自身の状態や久々の日本代表について語った。
リーグ戦でシーズンが終了してから1カ月半ぐらいが経過した武藤。この間に関しては「このキャンプもあるので、しっかりとした休みは取れなかったです」と語り、「正直、取るのが怖かったというのもあって、動き続けていました」と、しっかりとオフを取ることはなかったという。

久々の代表でのアピールについては「ウズベキスタン戦が無くなったことは残念ですが、トレーニングからしっかりパフォーマンスは見られているので、集中して最大限のパフォーマンスをしたいと思います」と、まずは練習からしっかりアピールしていきたいとした。

3年離れていた日本代表。その間、選手の入れ替わりも起こり、当時のアジアカップからはメンバーや戦い方も大きく変わっている。

武藤は森保ジャパンについて「チームが一つになって戦える、連動して戦えるのは良いことです」と良さをコメント。「久々の招集で、僕も入っていって、良いコンビネーションや良いプレーができることを模索しながら、良いところをアピールしてチームと1つになって良いプレーができればと思います」と、チームにまずはしっかりとアジャストしたいと考えているようだ。

その武藤はマインツやニューカッスル、エイバルとヨーロッパに旅立ってから6年ぶりにJリーグへと復帰。神戸に入団する際も日本代表についての想いを語っていた。

改めて日本代表については「日本代表はどのサッカー選手にとっても特別なものですし、自分自身その気持ちを忘れたつもりはないです」とコメント。「日本に戻ってきた時、もう1度日本代表に戻るというビジョンを胸に秘めていたので、今回しっかりと形となって結果として出たことは非常に嬉しいです」と、まずは再招集されたことを喜んだ。

最近の日本代表については「最終予選ということもあって、見ている側もハラハラしていましたけど、ピッチでやっている選手が100%なのもわかりました」とW杯予選を振り返り、「ピッチにいる選手、スタッフが一体となっているなというのは感じていました」と、画面越しでも一体感は感じていたようだ。

また「自分が入ったらどういうプレーができるかは頭の中で考えていました」とシミュレーションもしていたとした。

その武藤は2018年のロシアW杯に出場。悔しい想いを胸にこの3年半を過ごしたという。「前回大会自分自身は本戦で求めていた結果、求められていた結果を出すことができなかったですし、自分自身本当に悔しい思いをしました。これはW杯でしか晴らせないと思うので、まずは神戸の入団会見でも言いましたが、やることをやって、選んでもらえるように良いパフォーマンスを継続することが大事だと思います」と、今一度良いパフォーマンスを見せたいとした。

その武藤が見せたいプレーは「前にいて、相手の脅威になる。ゴールやアシストという目に見える結果を出せる選手じゃなければいけないと思います」と、結果にこだわるプレーをしたいと言い、「前の選手が点を決めれば後ろの選手は楽になってチームとして優位に立てるので、そういうことができる選手にならなければいけないと思います」と、攻撃陣としての役割を果たすことを誓った。

復帰したJリーグでは、半分のシーズンで5ゴール8アシストを記録。13得点に絡んだ。

手応えについては「まだまだ満足していないですし、ゴールはもっと取りたかったです」とコメント。「アシストという部分では1つ課題をクリアしたかなと思いましたが、FWとしてプレーするなら5点は少ないかなと思います」と、ゴールをもっと増やしたいと考えているようだ。

その神戸では、FW大迫勇也とチームメイトとしてプレー。日本を支えるエースとのコンビについては「大迫選手の良さ、僕の良さは互いにわかり合っているので、良いコンビネーションができていると思います」と語り、「日本代表がどういうフォーメーションでやるかわまだわからないので、しっかり適応させていきたいと思います」と、自身の役割を果たして良さを出していきたいとした。

一方で、長いシーズンをヨーロッパで終え、そのままJリーグでプレー。そして、オフがなく日本代表活動と多忙を極める武藤。休みがないことへの不安については「エイバルでの1年間を終えた後はしっかりと休んだので、そこまで疲れが溜まっていたということはないです」と、神戸に移籍する前に休めたと語った。

ただ、「すぐヴィッセルでのシーズンが始まって、100%ジャないところから始まったのでキツかったのはありますが、大きなケガなくやり続けられたことは、自分自身の自信になりました」と、コンディションが難しい部分も当初はあったが、自信につながったとのこと。「今日から練習が始まって21日にウズベキスタン戦があって、そこで良いパフォーマンスをするためには休んでしまうと厳しいなと経験上思ったので、休む休まないで人によってコンディションの差が生まれるところなので、僕は休まないほうが良いかなと思いました」と、結果を出すためにあまり休みすぎないことを意識したと明かした。

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ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀とDF槙野智章が、MF小林祐希の移籍を惜しんだ。 今シーズン途中から神戸に加入した小林。久々に復帰したJリーグでは、9試合で3得点を記録。YBCルヴァンカップで2試合、天皇杯で1試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で1試合に出場し、存在感を発揮していた。 その小林は、12日に北海道コンサドーレ札幌へ完全移籍することが決定。すると発表から数時間後に自身のツイッターを更新し、「移籍が正式に発表される時に一緒にいてくれた仲間(^^)ありがとう!」と、武藤と槙野との3ショットを投稿している。 その投稿に対し、武藤は「寂しいよ。。。」と吐露。一方の槙野は「どこに行こうが、ゆーきが楽しくプレーしてる姿を見るのが俺は楽しみ!!」とエールを送っている。 日本代表歴もある3人は、全員が海外クラブでもプレー。さらに10月には男3人旅を満喫したことをSNSで報告するなど、仲が良かった。 <span class="paragraph-title">【写真】移籍発表の瞬間?元日本代表トリオが笑顔で別れを惜しむ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">移籍が正式に発表される時に一緒にいてくれた仲間(^^)<br>ありがとう!<a href="https://twitter.com/tonji5?ref_src=twsrc%5Etfw">@tonji5</a> <a href="https://twitter.com/yoshimuto18?ref_src=twsrc%5Etfw">@yoshimuto18</a> <a href="https://t.co/YPI07BiBRW">pic.twitter.com/YPI07BiBRW</a></p>&mdash; 小林祐希 / Yuki Kobayashi (@iamyuuki4424) <a href="https://twitter.com/iamyuuki4424/status/1602245523477757952?ref_src=twsrc%5Etfw">December 12, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.12.13 12:05 Tue
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神戸からFW大迫勇也&FW武藤嘉紀が日本代表招集! 3年ぶり招集の武藤「いつ呼ばれてもいいように準備をしていました」

ヴィッセル神戸のFW大迫勇也(31)、FW武藤嘉紀(29)が、日本代表招集を受けてコメントした。 日本サッカー協会(JFA)は7日、2022年1月21日に実施されるキリンチャレンジカップ2022のウズベキスタン代表戦に臨む日本代表メンバーを発表した。 国内組で組まれた今回のメンバー。初招集4名がいる中で、2人は招集を受けた。 大迫は夏にJリーグへ復帰し、今季のJ1で11試合に出場し4得点を記録。武藤も夏にJリーグへと復帰し、J1で14試合に出場し5得点を記録していた。 両選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆FW大迫勇也 「選ばれて光栄に思っています。当たり前のことではないので、しっかり結果を出して、チームに貢献できるように頑張りたいです」 ◆FW武藤嘉紀 「日本代表に選出して頂き大変光栄です。今回久しぶりの選出ですが、いつ呼ばれてもいいように準備をしていました。サポーターの皆さんの期待に応えるため、チームを勝利に導けるよう全力で戦います」 2021.12.07 18:13 Tue
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南野拓実のバースデーゴールにハーランドも「Takuuuuuuumi」 レジェンドからも祝福の言葉

バースデーゴールを決めたリバプールの日本代表FW南野拓実に各方面から祝福の言葉が届いている。 南野は16日に27歳の誕生日。同日に行われたプレミアリーグ第22節のホームのブレントフォード戦に74分から途中出場した。 すると直後の77分、相手ゴールキックの場面で南野が前線からチェイス。苦し紛れのパスをFWロベルト・フィルミノが奪うと、2人のパス交換からそのままゴールを奪った。 自身の誕生日に花を添えるバースデーゴールを挙げた南野は試合後に自身のインスタグラムを更新。「素晴らしいチームメイト、コーチングスタッフ、ファンの皆さんと誕生日の勝利を分かち合えることをうれしく思います」とゴールを喜んだが、この投稿に多くの関係者からコメントが寄せられた。 日本代表メンバーのDF吉田麻也やFW武藤嘉紀、さらにはチームメイトのGKアドリアンも祝福する中、大物からも反応が。ザルツブルク時代のチームメイトであるFWアーリング・ハーランドも「Takuuuuuuumi」と興奮冷めやらぬ様子でコメントしている。 他にもリバプールのレジェンドであるイアン・ラッシュ氏が「誕生日おめでとう」とわざわざ日本語でメッセージ。南野の誕生日弾を総出で祝った。 2022.01.17 21:35 Mon
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「悔しい結果に」日本代表落選の神戸FW武藤嘉紀にMF山口蛍がツッコミ「一人季節間違えてるね」

ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀が日本代表落選にコメントした。 日本サッカー協会(JFA)は22日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む、日本代表メンバー23名を発表した。 17日から日本代表候補メンバーによるトレーニングキャンプを実施していた中、そこからは6名のみが招集を受けていた。 3年ぶりに日本代表に復帰して合宿を過ごした武藤だったが、最終予選に向けたメンバーからは落選していた。 武藤は自身のインスタグラムを更新。メンバー入りを目指して継続してやっていくと誓った。 「悔しい結果になりましたが、やることは変わらず継続して努力します!頑張れ日本」 これには、FC東京時代の同僚であるDF丹羽大輝や今シーズンからチームメイトとなる元日本代表DF槙野智章の他、DF森重真人も反応。チームメイトのMF山口蛍は武藤の写真に「一人季節間違えてるね」と突っ込んでいた。 <span class="paragraph-title">【写真】山口蛍も思わず突っ込んだ武藤嘉紀</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CZBx73yJkbd/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CZBx73yJkbd/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CZBx73yJkbd/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">武藤嘉紀/Yoshinori Muto(@yoshinori_muto_09)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.01.22 21:58 Sat

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「日本代表を熟知している」妻は日本人、過去に京都所属のモンゴル代表指揮官が意気込む《カタールW杯アジア2次予選》

日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジアカップ予選のモンゴル代表戦を行う。 試合に先立ち、モンゴル代表のドイツ人指揮官、ミハエル・ワイス監督が記者会見に出席した。 ワイス監督は、会見の冒頭に「どっちが良いですか?日本語ですか?」と日本語を披露。「どちらでも良いですが、英語で話しましょう」と語ると、日本人女性と結婚していることを明かした。 2000年7月から2004年6月までは、京都パープルサンガでゲルト・エンゲルス監督、ピム・ファーベーク監督の下でアシスタントコーチを務めていた。 日本との関わりも深く、日本代表も熟知しているワイス監督は、日本代表戦に向けた意気込みを語った。 ◆ミハエル・ワイス監督(モンゴル代表) 「では、英語で話しましょう。モンゴル代表監督として、アジアでベストのチームと試合ができることを誇りに思っています。それから個人的に思い入れがありまして、実は21年間神戸に住んでいる日本人の女性と結婚しているので、今回の凱旋に関しては特別な思いがあります」 「しかし、それは脇に置いておいて、チームは明日日本代表と戦うわけですが、若い選手が多く、このレベルで試合をした経験があまりない選手もいますので、明日の雰囲気に飲まれないように、日本に怖気付かないように、立派なプレーができるように望んでいます」 ──日本代表を熟知しているかと思いますが、日本代表の印象は。またモンゴル代表の強みをどう生かしたいか 「まず、私自身、随分前になりますが、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)で仕事をしていましたので、日本に住んでいたことがあります。あとは家族の関係もありますので、日本代表や日本のサッカーはずっとフォローしていますし、多くの知人もいます。日本代表については深い知識があると思っています」 「今、日本代表はちょうど過渡期にあって変革の時にあると思います。若いワクワクするような選手が台頭しています。中島選手、堂安選手、南野選手たちです。それから、コパ・アメリカから始まって、最近2試合のミャンマー戦、パラグアイ戦もしっかりとモニタリングしました」 「そうした色々な自分たちの知識に基づいて、我々は攻撃的なリスクをとるのではなく、守備的な試合を明日はします。選手たちが明日圧倒されないように、そして自分たちが持っているベストの能力を最大限にしっかりと発揮できるようにしたいと思います。あとは、どれだけモンゴルのサッカーが発展しているかを見せたい」 ──明日の試合は、監督、選手にとって良いパフォーマンスをすることと、良い結果を残すことのどちらが大事か 「もちろん、我々はしっかりとしたパフォーマンスを見せること、我々のやり方を見せることが大事です。そして、明日の試合で多くを学びたいと思います。そして、我々モンゴル代表の優れたパフォーマンス、長所をしっかり出していきたいと思います」 「日本の攻撃的なアクションにあふれたプレーに対して、しっかりと照準を合わせて、メンバーの面でも日本代表にしっかりと対応していく準備ができています。準備を実践することが大事だと思っています」 ──明日は元横綱の朝青龍も観に来ると言っていますが、何かチームに影響はあるのか 「とてもポジティブだと思います。自分たちの存在をしっかりと認めてくれていて、横綱が応援してくれる、サポートしてくれるということは、代表にとって心強いです。素晴らしいパフォーマンスを見せようとやる気が出ると思うので、良いことだと思います」 ──今回のメンバーの中でベストと考える選手のコンディションが起用に影響するか 「私はあまりたくさんのことを変えることは好きではなく、継続性を大事にしています。ただ、対戦相手のスタイルに合わせて、早い動きができる選手、経験のある選手、フィジカルに強い選手、ヘディングが強い選手を選びます。我々の日本代表のリサーチに基づいて、明日の選手をしっかり選んでいきます」 ──この日に向けてはどれぐらいの期間調整をして、準備をしてきたのか 「実は2年半前から準備を始めました。このレベルに達するために、私は2017年3月に監督に就任した時から、まず最初の目標はW杯の2次予選に出ることでした。そして6月にブルネイ戦の結果、目標が達成できました」 「明日の試合の準備に関しては、先週金曜日に集合して開始しました。モンゴルはリーグ戦が4月から10月までしかありません。その他の季節は寒すぎてプレーできません。ですので、年の初めやモンゴルでプレーできないときは、海外で合宿をしたりして、しっかりとした一環のプロセスの下、一連の準備を行っています」 「JFAの皆様が、我々モンゴル代表、そして女子サッカーに対しても、非常に大きなサポートをしてくださっています。モンゴル協会と日本サッカー協会は良い関係を育んでおり、常日頃のご支援に感謝します」 2019.10.09 20:15 Wed

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