レーティング:ローマ 2-2 インテル《セリエA》
2021.01.10 23:21 Sun
セリエA第17節、ローマvsインテルが10日にスタディオ・オリンピコで行われ、2-2のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽ローマ採点

GK
13 パウ・ロペス 6.0
2失点も、ルカクの決定的なヘディングシュート、ラウタロの至近距離からのシュートをビッグセーブで阻止。以降も安定したゴールキーピング
DF
23 G・マンチーニ 6.0
値千金の同点ゴールを奪取。前半は攻守に安定も、後半は全体の運動量低下の煽りを受けてルカク相手に難しい対応を強いられた
6 スモーリング 6.0
元同僚ルカクと見ごたえのあるマッチアップを展開。決定的なシュートブロックや的確なカバーリングで最終ラインをけん引
3 イバニェス 5.5
ラウタロらアジリティ自慢の相手攻撃陣に粘り強く対応。前向きの守備では鋭さをみせ、持ち味の配球も安定
2 カルスドルプ 5.5
対面がやや守備的なこともあり、要所で高い位置を取って攻撃に絡む。判断ミスも散見されたが、気迫とスピードを武器にカバー
14 ビジャール 6.0
同点ゴールをアシスト。後半は運動量の低下と球際での劣勢で難しい試合になったが、持ち味のキープ力や展開力で見せ場は作れていた
ヴェレトゥ 6.0
前半はブロゾビッチをマンマーク気味の対応で潰し、先制点の起点にもなるなど出色の出来。だが、後半は運動量の低下により、ビジャールと共に中盤に穴を空ける場面が散見
(→クリスタンテ 5.5)
中盤に失われていた強度とバイタリティをもたらす
37 スピナッツォーラ 5.0
負傷明けで因縁の相手と対峙。コンディション不良か攻守に物足りない出来だった
(→ブルーノ・ペレス 5.5)
攻守両面で今日のスピナッツォーラを上回る貢献度
FW
7 ペッレグリーニ 6.5
先制点を奪取。以降は局面でアイデアを見せ、球際でもチームを鼓舞するファイトを見せた
9 ジェコ 4.5
相手の屈強な3バックに抑え込まれて攻撃面でほぼ見せ場なし。守備の局面でも後半はファーストディフェンダーとして鋭さを欠いた
77 ムヒタリアン 5.5
先制点をアシスト。試合を通してカウンターの起点を担ったが、運動量の低下もあって後半は消える場面も多かった
監督
フォンセカ 5.0
マンチーニに救われて敗戦を免れたが、上位対決で露呈する後半失速の悪癖を改善できず
▽インテル採点

GK
1 ハンダノビッチ 6.0
失点はいずれもノーチャンス。相手の際どい枠内シュートをきっちり止めて、ハイボール処理も安定
DF
37 シュクリニアル 6.0
貴重なゴールを奪ったが、失点場面ではマンチーニに競り負けた。流れの中では攻守ともにそつなし
6 デ・フライ 5.5
かつての宿敵相手に安定したパフォーマンス。2失点もジェコをよく抑え込んだ
95 バストーニ 5.0
ポジショニングや判断ミスが多く個人としては難しい試合に
MF
2 ハキミ 6.5
前半の活躍は散発的だったが、後半は見事なゴールに加えてサイドの優位性を与える好パフォーマンス
(→コラロフ 5.5)
古巣対戦もチームを逃げ切りに導けず
23 バレッラ 5.5
90分を通して強度を保った。1失点目は自身のボールロストからだったが、後半は攻守の潤滑油として存在感
77 ブロゾビッチ 6.5
正確なプレースキックとパスで2アシスト。前半はヴェレトゥのマークに苦戦も、後半は立ち位置をうまく変えながら攻撃をオーガナイズ
22 ビダル 5.5
フィニッシュの精度は絶望的だったが、持ち味の球際の強さを生かして後半は流れを引き寄せる働きを見せた
36 ダルミアン 5.5
攻守に無難なプレーを見せた中、前半半ば過ぎに負傷交代…
(→ヤング 6.0)
緊急出動の中で左右のウイングバックでベテランらしい気の利いた仕事を見せた
FW
9 ルカク 6.0
前半はうまく相手に抑え込まれたが、後半はチャンスメークの部分で存在感を放った
10 L・マルティネス 5.5
ストライカーらしい質の高い動き出しとポジショニングは良かったが、決定力と全体的なキレを欠いた
(→ペリシッチ 5.5)
うまく試合に入り切れず、ラウタロに比べて物足りない出来
監督
コンテ 5.0
後半に逆転まで持って行った采配は良かったが、ラウタロ、ハキミを下げたことでチーム全体性の機能性を失った印象
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ハキミ(インテル)
自身が下がった後に同点に追いつかれてヒーローになりそこなったが、見事な左足のミドルシュートを決めるなど、後半は攻守両面で絶大な存在感を放った。
ローマ 2-2 インテル
【ローマ】
ペッレグリーニ(前17)
G・マンチーニ(後41)
【インテル】
シュクリニアル(後11)
ハキミ(後18)
▽ローマ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 パウ・ロペス 6.0
2失点も、ルカクの決定的なヘディングシュート、ラウタロの至近距離からのシュートをビッグセーブで阻止。以降も安定したゴールキーピング
DF
23 G・マンチーニ 6.0
値千金の同点ゴールを奪取。前半は攻守に安定も、後半は全体の運動量低下の煽りを受けてルカク相手に難しい対応を強いられた
元同僚ルカクと見ごたえのあるマッチアップを展開。決定的なシュートブロックや的確なカバーリングで最終ラインをけん引
3 イバニェス 5.5
ラウタロらアジリティ自慢の相手攻撃陣に粘り強く対応。前向きの守備では鋭さをみせ、持ち味の配球も安定
MF
2 カルスドルプ 5.5
対面がやや守備的なこともあり、要所で高い位置を取って攻撃に絡む。判断ミスも散見されたが、気迫とスピードを武器にカバー
14 ビジャール 6.0
同点ゴールをアシスト。後半は運動量の低下と球際での劣勢で難しい試合になったが、持ち味のキープ力や展開力で見せ場は作れていた
ヴェレトゥ 6.0
前半はブロゾビッチをマンマーク気味の対応で潰し、先制点の起点にもなるなど出色の出来。だが、後半は運動量の低下により、ビジャールと共に中盤に穴を空ける場面が散見
(→クリスタンテ 5.5)
中盤に失われていた強度とバイタリティをもたらす
37 スピナッツォーラ 5.0
負傷明けで因縁の相手と対峙。コンディション不良か攻守に物足りない出来だった
(→ブルーノ・ペレス 5.5)
攻守両面で今日のスピナッツォーラを上回る貢献度
FW
7 ペッレグリーニ 6.5
先制点を奪取。以降は局面でアイデアを見せ、球際でもチームを鼓舞するファイトを見せた
9 ジェコ 4.5
相手の屈強な3バックに抑え込まれて攻撃面でほぼ見せ場なし。守備の局面でも後半はファーストディフェンダーとして鋭さを欠いた
77 ムヒタリアン 5.5
先制点をアシスト。試合を通してカウンターの起点を担ったが、運動量の低下もあって後半は消える場面も多かった
監督
フォンセカ 5.0
マンチーニに救われて敗戦を免れたが、上位対決で露呈する後半失速の悪癖を改善できず
▽インテル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ハンダノビッチ 6.0
失点はいずれもノーチャンス。相手の際どい枠内シュートをきっちり止めて、ハイボール処理も安定
DF
37 シュクリニアル 6.0
貴重なゴールを奪ったが、失点場面ではマンチーニに競り負けた。流れの中では攻守ともにそつなし
6 デ・フライ 5.5
かつての宿敵相手に安定したパフォーマンス。2失点もジェコをよく抑え込んだ
95 バストーニ 5.0
ポジショニングや判断ミスが多く個人としては難しい試合に
MF
2 ハキミ 6.5
前半の活躍は散発的だったが、後半は見事なゴールに加えてサイドの優位性を与える好パフォーマンス
(→コラロフ 5.5)
古巣対戦もチームを逃げ切りに導けず
23 バレッラ 5.5
90分を通して強度を保った。1失点目は自身のボールロストからだったが、後半は攻守の潤滑油として存在感
77 ブロゾビッチ 6.5
正確なプレースキックとパスで2アシスト。前半はヴェレトゥのマークに苦戦も、後半は立ち位置をうまく変えながら攻撃をオーガナイズ
22 ビダル 5.5
フィニッシュの精度は絶望的だったが、持ち味の球際の強さを生かして後半は流れを引き寄せる働きを見せた
36 ダルミアン 5.5
攻守に無難なプレーを見せた中、前半半ば過ぎに負傷交代…
(→ヤング 6.0)
緊急出動の中で左右のウイングバックでベテランらしい気の利いた仕事を見せた
FW
9 ルカク 6.0
前半はうまく相手に抑え込まれたが、後半はチャンスメークの部分で存在感を放った
10 L・マルティネス 5.5
ストライカーらしい質の高い動き出しとポジショニングは良かったが、決定力と全体的なキレを欠いた
(→ペリシッチ 5.5)
うまく試合に入り切れず、ラウタロに比べて物足りない出来
監督
コンテ 5.0
後半に逆転まで持って行った采配は良かったが、ラウタロ、ハキミを下げたことでチーム全体性の機能性を失った印象
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ハキミ(インテル)
自身が下がった後に同点に追いつかれてヒーローになりそこなったが、見事な左足のミドルシュートを決めるなど、後半は攻守両面で絶大な存在感を放った。
ローマ 2-2 インテル
【ローマ】
ペッレグリーニ(前17)
G・マンチーニ(後41)
【インテル】
シュクリニアル(後11)
ハキミ(後18)
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「注目されるのが好きなんだろう」 チャルハノールがイブラヒモビッチの挑発に反撃
インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールが古巣のミランやかつての同僚であるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチへの不満を露わにした。イタリア『スカイ』が伝えている。 2017年から加入したミランで10番としてプレーしてきたチャルハノールだが、昨夏に契約満了で退団すると、ライバルクラブであるインテルにフリー加入。これを裏切りと受け取ったミランファンからは激しい批判を浴びせられた。 チャルハノールは今季公式戦46試合に出場して8ゴール13アシストの成績を残し、国内カップ戦2冠を達成するなど加入シーズンながら上々の成績を残したが、スクデットは古巣のミランに奪われている。 トルコ『Tivibu Spor』のインタビューに応じたチャルハノールは今季を振り返り、スクデットこそ逃したもののインテルには満足しているとコメント。その上で、ミランではファンから冷たい仕打ちを受けていたことへの不満も漂わせた。 「新しいチームに適応するのは困難だったけど、一生懸命働いたよ。イタリア王者のクラブに加われるとわかって、それは僕にとって素晴らしいチャンスになった」 「チームはスクデットを獲得できず、代わりに古巣が獲得したせいで、人々はまるで僕に責任があるかのように言ってきた。ただ、インテルではとても幸せであり、ファンのサポートはとても助かるよ。ミランで4年間プレーしても、スタンドのファンは誰も僕の名前を歌わなかった。でもインテルではウォーミングアップをするだけで、毎回歌ってくれる」 また、チャルハノールはミランの優勝パレードにおいて、「ハカンに言いたいことはあるか?」とファンに問いかけるなど、自身を挑発してきたイブラヒモビッチに反撃。今季はケガもあり存在感を示せなかった選手による、注目されるためのアピールだったと感じているようだ。 「イブラヒモビッチは18歳ではなく、40歳の男だ。ただただ、注目されるのが好きなんだろうね。彼は今シーズンのスクデット獲得には何も貢献せず、そもそもほとんどプレーしていなかった。だからこそ、とにかく注目されたいがため何でもするんだろう」 「ミラン時代、いつも彼は僕に電話をかけてきて、食事やバイクに誘ってくれた。とても尊敬していたが、自分の本にも僕のことを書いたようだね。何か書かないと、空白になってしまうからだろう。正直なところ、気にしないのが一番だよ」 2022.06.23 12:35 Thu4
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