「順位以上に色々なものが壊れている」現状を語る鹿島の岩政大樹新監督、「一緒に肩を組んで、手を組んで」とサポーターにも言及
2022.08.09 18:58 Tue
鹿島アントラーズを新たに率いる岩政大樹監督がメディアの取材に応じた。
鹿島は今シーズンに向けてスイス人指揮官のヴァイラー監督を招へい。新型コロナウイルス(COVID-19)の入国制限により合流が遅れた中、岩政大樹コーチがキャンプから指導をしていた。
ヴァイラー監督は3月に入国すると、そこからチームを指揮。一時は首位に立つなどした一方で、徐々に結果が出にくくなり、直近5試合は未勝利、2連敗という状況。チームと監督が話し合いの結果、契約解除となっていた。
今度は正式に指揮官として就任した岩政監督がメディアのオンライン取材に応じ、改めて心境を語った。
「実感はあまりない中で、時間だけが過ぎているというのが正直なところです」
「身が引き締まる思いとか、覚悟がどうとか、言葉にすれば色々あるんでしょうけど、そんなことも考える暇もなく、何をしなければいけないことに頭を巡らせています」
「選手たちの期待、クラブの期待、サポーターの皆さんの期待があることも感じていますし、選手たちが新しいトライをしようとしてくれるのは感じているので、良い方向に向かわせていかなければいけないと感じています」
キャンプから代行で指揮を執り、その後はコーチとしてチームに従事してきた岩政監督。その中で見えた課題については「課題に関しては、かなり色々あると思います。サッカー的には今の順位以上に色々なものが壊れている状態だと認識しています」とコメント。「そこに整理をつけて、選手たちが自信を持って、帰る場所を認識した上でサッカーをさせていかないと。迷子、暗闇の中でサッカーをし続けている状態です」と、上手くいかなかった時に立ち返る場所がなくなっていると指摘した。
またコーチとしては「僕自身の監督に与えられた役割に徹していたので、監督に求められていたこと以上のことを加えて手助けしたいと思ってきた半年でした」と語り、「他に来たコーチングスタッフも含め、全体が綺麗な絵を描いて満遍なく良い指導ができる状態には持っていけなかったかなと思います」と、体制としてしっかりと1つになりきれてはいなかったと振り返った。
今後のスタイルに関しては「代行の時にはほとんど全て自分の意向でやっていたので、それがベースになります」と、今シーズン序盤の戦いがベースになるとコメント。「そこにレネさんが付け加えてくれたもの、選手たちが身に付けている部分を選手たちに正しく認識してもらって加えてもらう。全く新しいものというよりも、今年進めてきた中で、開幕当初にやっていたもの、レネさんが付け加えてくれたものという感じです」と、自身がやっていたことに、ヴァイラー監督が付け加えたものを足したサッカーにしていくとした。
その中で今一度やり方を正すためには言語化することが非常に大事になる。岩政監督は「まさに練習前のMTGでも選手として話したんですが、言語化することが大事です」とコメント。「ただ、ピッチ上では言語化できないことの方が多いです」と、その言語化が通じない部分が大きいとした。
ただ、目指すものについては言語化したものに従うということではないとし、「僕が言語化したものを良い子になって反映するのではなく。選手たちが感じたもの、個性を表現していくチームにしていきたいです」と語り、「そのための枠組み、環境づくりに徹底していくつもりなので、具体的な絵は選手たちに感覚的に表現してもらいたい。そういうふうになる指導をしたいです」と、一定の方向性をつけた中で、ピッチ上での選択肢を増やすという元々の目指していたサッカーをするだけだとした。
その中で、選手として鹿島を離れ、その後指導者として戻るまでに10年の時間があったわけだが、Jリーグは大きく変化したという。
岩政監督はこの10年のJリーグについて「この10年のJリーグの勝ち方はほぼ一通りです。広島はミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)のサッカーをベースに、川崎は風間(八宏)さん、マリノスはポステコグルーと。監督がそれぞれのチームで哲学を作られ、それに森保(一)さん、鬼木(達)さん、(ケヴィン・)マスカット監督。クラブが哲学に合った監督を連れてきて、継承しているというのが10年の勝ち方です」と、Jリーグで優勝するチームの傾向が変わってきていると分析した。
「10年の勝ち方は変わってきて、世界の勝ち方に近い。そうなった時に目先の結果は当然大事ですが、ベースとなる鹿島のサッカーがどういうものかを表現できなければいけないですし、それを構築することがまずは大事です」と、鹿島はどういうサッカーをするのかが定まらなければいけないとし、「そのためには負けが必要かもしれないですが、負けを許容するということではなく、正しい方向を向いていれば、それも1つの通過点になります。正しく最後どこに向かっていくかをしっかり認識しながら、足並みを揃えてクラブが向かっていくことがまずは大事。勝ち続ける、優勝することに向かってはそれが大事なこと。その1歩目、2歩目を踏み出すことがが大事だと思います」とコメント。鹿島アントラーズとしての哲学をしっかりと作り、それをベースにチームを強化していく必要がタイトル獲得には必要だとした。
その鹿島らしさという点については「キーワードとしては強度と個性だと思う」と語る岩政監督。「選手たちにパッショナルなプレーをしようと言っています。情熱というのは、選手たちが子供の頃に最初に抱いた、今も抱き続けている少年のような選手ばかりですが、なぜサッカーに魅了されたかを掘り下げたときに、自分の個性がピッチ上で表現されること、強度は高いですが、早くて、見ている人も惹き込まれて、そこにスピーディで熱量が込められて、カシマスタジアムの雰囲気もそうですが、鹿島らしさは非常に熱量のこもったサッカーだと思っている」と、全てが1つになり、情熱を持ったプレーをし続けることが鹿島らしさだと語り、「それをどう表現するか。選手たちの個性が重なり合って、瞬間的なアイデアが重なり合って、感情が重なり合った時にどういうサッカーになるか。それを具体的に選手たちと作り上げていくということです」と、自身としてはそこを創り上げていきたいとした。
今回の監督交代にはファン・サポーターも複雑な思いがあると言える。チームはタイトルも争える順位にいて、近年では調子が良い方向。その中での突然の交代には不信感も生まれたはずだ。
岩政監督は改めてファン・サポーターへメッセージを語った。
「(監督の)退任ということに関しては、非常に激震だと思います。本来描いていたものにならなかったからこういうことになっているので、たくさんご心配をかけていると思います」
「ミスはミスとして僕もクラブも選手も認めて前に進もうとしているので、皆さんと足並みをまた揃えて、週末から戦いたいと思います。僕は応援というよりは、一緒に肩を組んで、手を組んで進んでいきたいので、そういう雰囲気を作っていきたいと思います」
岩政監督が指揮する最初の試合は14日に行われる明治安田生命J1リーグ第25節のアビスパ福岡戦。ホームでのリスタートとなるが、変化を見せられるのか注目が集まる。
鹿島は今シーズンに向けてスイス人指揮官のヴァイラー監督を招へい。新型コロナウイルス(COVID-19)の入国制限により合流が遅れた中、岩政大樹コーチがキャンプから指導をしていた。
ヴァイラー監督は3月に入国すると、そこからチームを指揮。一時は首位に立つなどした一方で、徐々に結果が出にくくなり、直近5試合は未勝利、2連敗という状況。チームと監督が話し合いの結果、契約解除となっていた。
「実感はあまりない中で、時間だけが過ぎているというのが正直なところです」
「半年前に代行でやっていたので、その時の感覚がありつつも、忘れつつあるなという感覚もあります。色々な面で戸惑いもありますが、時間は待ってくれないので、早急に週末に向けて準備しなければいけないと思っています」
「身が引き締まる思いとか、覚悟がどうとか、言葉にすれば色々あるんでしょうけど、そんなことも考える暇もなく、何をしなければいけないことに頭を巡らせています」
「選手たちの期待、クラブの期待、サポーターの皆さんの期待があることも感じていますし、選手たちが新しいトライをしようとしてくれるのは感じているので、良い方向に向かわせていかなければいけないと感じています」
キャンプから代行で指揮を執り、その後はコーチとしてチームに従事してきた岩政監督。その中で見えた課題については「課題に関しては、かなり色々あると思います。サッカー的には今の順位以上に色々なものが壊れている状態だと認識しています」とコメント。「そこに整理をつけて、選手たちが自信を持って、帰る場所を認識した上でサッカーをさせていかないと。迷子、暗闇の中でサッカーをし続けている状態です」と、上手くいかなかった時に立ち返る場所がなくなっていると指摘した。
またコーチとしては「僕自身の監督に与えられた役割に徹していたので、監督に求められていたこと以上のことを加えて手助けしたいと思ってきた半年でした」と語り、「他に来たコーチングスタッフも含め、全体が綺麗な絵を描いて満遍なく良い指導ができる状態には持っていけなかったかなと思います」と、体制としてしっかりと1つになりきれてはいなかったと振り返った。
今後のスタイルに関しては「代行の時にはほとんど全て自分の意向でやっていたので、それがベースになります」と、今シーズン序盤の戦いがベースになるとコメント。「そこにレネさんが付け加えてくれたもの、選手たちが身に付けている部分を選手たちに正しく認識してもらって加えてもらう。全く新しいものというよりも、今年進めてきた中で、開幕当初にやっていたもの、レネさんが付け加えてくれたものという感じです」と、自身がやっていたことに、ヴァイラー監督が付け加えたものを足したサッカーにしていくとした。
その中で今一度やり方を正すためには言語化することが非常に大事になる。岩政監督は「まさに練習前のMTGでも選手として話したんですが、言語化することが大事です」とコメント。「ただ、ピッチ上では言語化できないことの方が多いです」と、その言語化が通じない部分が大きいとした。
ただ、目指すものについては言語化したものに従うということではないとし、「僕が言語化したものを良い子になって反映するのではなく。選手たちが感じたもの、個性を表現していくチームにしていきたいです」と語り、「そのための枠組み、環境づくりに徹底していくつもりなので、具体的な絵は選手たちに感覚的に表現してもらいたい。そういうふうになる指導をしたいです」と、一定の方向性をつけた中で、ピッチ上での選択肢を増やすという元々の目指していたサッカーをするだけだとした。
その中で、選手として鹿島を離れ、その後指導者として戻るまでに10年の時間があったわけだが、Jリーグは大きく変化したという。
岩政監督はこの10年のJリーグについて「この10年のJリーグの勝ち方はほぼ一通りです。広島はミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)のサッカーをベースに、川崎は風間(八宏)さん、マリノスはポステコグルーと。監督がそれぞれのチームで哲学を作られ、それに森保(一)さん、鬼木(達)さん、(ケヴィン・)マスカット監督。クラブが哲学に合った監督を連れてきて、継承しているというのが10年の勝ち方です」と、Jリーグで優勝するチームの傾向が変わってきていると分析した。
「10年の勝ち方は変わってきて、世界の勝ち方に近い。そうなった時に目先の結果は当然大事ですが、ベースとなる鹿島のサッカーがどういうものかを表現できなければいけないですし、それを構築することがまずは大事です」と、鹿島はどういうサッカーをするのかが定まらなければいけないとし、「そのためには負けが必要かもしれないですが、負けを許容するということではなく、正しい方向を向いていれば、それも1つの通過点になります。正しく最後どこに向かっていくかをしっかり認識しながら、足並みを揃えてクラブが向かっていくことがまずは大事。勝ち続ける、優勝することに向かってはそれが大事なこと。その1歩目、2歩目を踏み出すことがが大事だと思います」とコメント。鹿島アントラーズとしての哲学をしっかりと作り、それをベースにチームを強化していく必要がタイトル獲得には必要だとした。
その鹿島らしさという点については「キーワードとしては強度と個性だと思う」と語る岩政監督。「選手たちにパッショナルなプレーをしようと言っています。情熱というのは、選手たちが子供の頃に最初に抱いた、今も抱き続けている少年のような選手ばかりですが、なぜサッカーに魅了されたかを掘り下げたときに、自分の個性がピッチ上で表現されること、強度は高いですが、早くて、見ている人も惹き込まれて、そこにスピーディで熱量が込められて、カシマスタジアムの雰囲気もそうですが、鹿島らしさは非常に熱量のこもったサッカーだと思っている」と、全てが1つになり、情熱を持ったプレーをし続けることが鹿島らしさだと語り、「それをどう表現するか。選手たちの個性が重なり合って、瞬間的なアイデアが重なり合って、感情が重なり合った時にどういうサッカーになるか。それを具体的に選手たちと作り上げていくということです」と、自身としてはそこを創り上げていきたいとした。
今回の監督交代にはファン・サポーターも複雑な思いがあると言える。チームはタイトルも争える順位にいて、近年では調子が良い方向。その中での突然の交代には不信感も生まれたはずだ。
岩政監督は改めてファン・サポーターへメッセージを語った。
「(監督の)退任ということに関しては、非常に激震だと思います。本来描いていたものにならなかったからこういうことになっているので、たくさんご心配をかけていると思います」
「ミスはミスとして僕もクラブも選手も認めて前に進もうとしているので、皆さんと足並みをまた揃えて、週末から戦いたいと思います。僕は応援というよりは、一緒に肩を組んで、手を組んで進んでいきたいので、そういう雰囲気を作っていきたいと思います」
岩政監督が指揮する最初の試合は14日に行われる明治安田生命J1リーグ第25節のアビスパ福岡戦。ホームでのリスタートとなるが、変化を見せられるのか注目が集まる。
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Jリーグは4日、2023シーズンの優秀監督賞にアビスパ福岡の長谷部茂利監督が選ばれたことを発表した。 Jリーグアウォーズでは、優勝監督賞と優秀監督賞が表彰され、優勝監督賞はクラブ史上初のJ1優勝を果たした吉田孝行監督が選出されている。 優秀監督賞は選手・監督による投票で決定。1位は81票を集めた吉田監督となったが、優勝チームからは選出されない規定となっており、60票で2位となった長谷部監督が受賞することとなった。なお、今回が初受賞となる。 長谷部監督はJ2に在籍していた2020年に監督に就任し、2位でJ1に昇格。昇格後は1年で降格するという負のジンクスがあった福岡だったが、クラブ史上最高位の8位という成績で残留を決めると、2022年は14位に。迎えた今シーズンは15勝6分け13敗の7位とクラブ最高の成績を収めていた。なお、YBCルヴァンカップではクラブ史上初となるタイトルを獲得していた。 <span class="paragraph-subtitle">◆優秀監督賞 得票順位表</span> 1位:81票/吉田孝行(ヴィッセル神戸)|最終順位:1位 2位:60票/長谷部茂利(アビスパ福岡)|最終順位:7位 3位:59票/ケヴィン・マスカット(横浜F・マリノス)|最終順位:2位 4位:20票/マチェイ・スコルジャ(浦和レッズ)|最終順位:4位 5位:15票/松橋力蔵(アルビレックス新潟)|最終順位:10位 6位:14票/ミヒャエル・スキッベ(サンフレッチェ広島)|最終順位:3位 7位:8票/岩政大樹(鹿島アントラーズ)|最終順位:5位 8位:7票/川井健太(サガン鳥栖)|最終順位:14位 9位:5票/ペトロヴィッチ(北海道コンサドーレ札幌)|最終順位:12位 9位:5票/鬼木達(川崎フロンターレ)|最終順位:8位 11位:3票/小菊昭雄(セレッソ大阪)|最終順位:9位 11位:3票/山口智(湘南ベルマーレ)|最終順位:15位 11位:3票/四方田修平(横浜FC)|最終順位:18位 14位:2票/ピーター・クラモフスキー(FC東京)|最終順位:11位 14位:2票/長谷川健太(名古屋グランパス)|最終順位:6位 16位:1票/井原正巳(柏レイソル)|最終順位:17位 17位:0票/曺貴裁(京都サンガF.C.)|最終順位:13位 17位:0票/ダニエル・ポヤトス(ガンバ大阪)|最終順位:16位 2023.12.04 12:40 Mon5
「トップ下を置く監督の下で自分は一番輝ける」。新天地・FC東京で開幕から2発。再ブレイクを期す荒木遼太郎の今/荒木遼太郎(FC東京)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.34】
2024年Jリーグが開幕し、昨季王者のヴィッセル神戸、2位の横浜F・マリノス、3位のサンフレッチェ広島、天皇杯王者の川崎フロンターレなどが順当に初戦白星発進している。 こうした中、ピーター・クラモフスキー監督2年目のFC東京は敵地でセレッソ大阪と激突。相手に2度先行されながら、鹿島アントラーズから加入した荒木遼太郎の2ゴールでドローに持ち込み、悪くないスタートを切ったところだ。 荒木と言えば、2020年に東福岡高校から鹿島入りし、2年目の2021年には10ゴールをマーク。2022年1月の日本代表候補合宿に招集された逸材だ。クラブ側も大きな期待を寄せ、2022年からはエースナンバー10を与えたほどだった。 ところが、同年から指揮を執ったレネ・ヴァイラー監督(現セルヴェット)、シーズン途中に後を引き継いだ岩政大樹監督(現ハノイFC)が4-4-2をベースにしたことから、荒木の出番が激減。2022年は13試合出場1ゴール、2023年も13試合出場無得点というまさかの足踏み状態を強いられた。 一時は「パリ五輪世代のエース格」と目されていたが、大岩剛監督からお呼びがかからなくなり、コアメンバーから完全に外れた格好になっていた。プロ入り段階ではむしろ荒木より序列的に下と目された鈴木唯人(ブロンビー)が絶対的主軸に君臨する姿を見て、どこかで焦燥感を覚えていたのではないか。 そんな苦境を打破すべく、荒木は4年間プレーした鹿島を離れ、今季からFC東京へ移籍することを決断した。指揮官のクラモフスキー監督は2020年に清水エスパルスを率いており、高卒ルーキーだった鈴木唯人を重用し、大きく伸ばした実績がある。その監督の下で荒木がトップ下としてプレーするのは何かの縁かもしれないが、当時の鈴木唯人と重なる部分は少なくなさそうだ。 「僕はピーターが清水にいたことを知らなかったので」と本人は苦笑していたが、当時の鈴木唯人のように背中を押してもらっているのは確か。「だいぶやりやすくしてもらってるのは確かです。自分のやりたいサッカーとピーターがやりたいサッカーが本当に合ってると思うんで、いい方向に行ってるという手ごたえはあります」と前向きにコメント。非常に充実した日々を送っている様子だ。 「鹿島で試合に出れなかった2年間も自分自身は落ちてないと思ってたし、出ればやれるというのは分かってました。やっぱり僕はトップ下を置く監督の下でサッカーがしたいし、そこで一番輝ける。自分を必要としてくれる監督のところでサッカーできるのは本当に有難いことだと思います」と彼はクラモフスキー監督に感謝しつつ、新天地での再ブレイクを誓っていた。 迎えた開幕戦。荒木は思い描いた通りの仕事ができたのではないか。1点目は松木玖生のミドルシュートにゴール前で触り、押し込む形だった。オフサイドかどうか微妙な状況ではあったが、荒木の絶妙の飛び出しが光り、ゴールが認められた。 そして2点目は爆発的な打開力を誇るジャジャ・シルバのクロスに鋭く反応し、右足で合わせた形だった。よりゴールに近いトップ下の位置で水を得た魚のように躍動する荒木の一挙手一投足をU-23日本代表の大岩剛監督はどのように感じただろうか。 「五輪に関してはあまり考えていないですね。それよりも今は『試合に出たい』という気持ちが強いから。試合に出ることで一番成長できるし、プロ2年目もそうだった。コンスタントに試合に出続けることの重要性を本当に感じます」 「今季の目標はゴール・アシスト合わせて2ケタ行きたい。それを目指して頑張ります」と荒木はあくまでFC東京での活躍にフォーカスしているという。ただ、開幕の2得点で目標の「ゴール・アシスト合わせて2ケタ」をそう遠くないうちにクリアするのではないかという予感も漂っている。それだけの勢いが今の荒木には感じられるのだ。 そうなれば、パリ五輪を飛び越えて、2026年北中米ワールドカップも見えてくるかもしれない。1〜2月のアジアカップ(カタール)で日本代表が8強止まりに終わったうえ、伊東純也(スタッド・ランス)と三笘薫(ブライトン)の両エース級が当面使えない状況になり、新たなアタッカーが求められているのは紛れもない事実。若い世代が頭角を現してくれれば、森保一監督にとっても理想的だ。一度は代表候補になった男なら再び選考対象になる可能性も高い。そのくらいの領域を貪欲に目指して、今季の荒木にはグングン伸びてほしいものである。 2024.03.02 11:00 Sat鹿島アントラーズの人気記事ランキング
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「子供とか観ていたら…」FC東京・渡邊凌磨が鈴木優磨への「上には行けない」発言の真意を説明し謝罪「言ってしまっただけ。反省している」
FC東京のMF渡邊凌磨が自身の発言の真意を説明した。 29日、FC東京は明治安田生命J1リーグ第16節で鹿島アントラーズと対戦。首位の鹿島をホームに迎え撃つと、渡邊の今季初ゴールを含む2得点もあり、3-1で勝利を収めた。 この試合では鹿島のFW鈴木優磨が後半アディショナルタイムにピッチ上で飲んでいたペットボトルをたたきつけ、イエローカードを提示されていたが、この場面についてコメントを求められた渡邊は、「ペットボトルを投げたりとか、ああいうのが直らない限り、上には行けないと思います」と試合後に発言。このことが大きな話題となっていた。 そして、渡邊は試合当日に自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を実施。鹿島戦のプレー解説を行ったが、その冒頭で自身の発言について説明した。 「記者会見のやつは賛否両論あると思うんですが、僕の意見としては鈴木優磨選手をけなしたいとかムカつくから言ってやったとかではないです。もちろん俺より全然良い選手だし、鹿島でキャプテンマークを付けているぐらいの選手なので、そりゃ良い選手なのは分かりますよ」 渡邊は後半アディショナルタイムの時点ではすでにベンチに下がっていたが、ベンチから鈴木の行為が目に入ったという。 「あの時ピッチにいなくて交代していたので、ちょうど行動が目に入っちゃって、あれはどうなのかなと思って、質問があったから言ってしまっただけ。それは自分でも反省しているし、チームの人からもどうだったのかというのはもう言われたので。僕はもう反省はしているし、申し訳ない気持ちはもちろんあります」とすでにチーム内でもこの件について話し合ったことを明かしている。 そして、「だからといってあの選手のこと俺は嫌いじゃないし、自分の仲間にいたらそれは頼もしいことないから、そこに関してはもちろんリスペクトを持っています。ただ、質問された時にちょっと言ってしまっただけです。それに関しては本当に申し訳なかったです」と謝罪した。 発言の真意については、「特に深い意味はなく、鈴木選手も多分勝ちたいという気持ちでああいう行動になったと思うんですけど、僕も試合に勝ったといえども、いちサッカーファンとしては、子供とか観ていたらどうなのかなとベンチで思って言ってしまっただけです」と改めて説明した。 <span class="paragraph-title">【動画】渡邊凌磨がライブ配信で鈴木優磨への発言の真意を説明</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="LZTUOTlzfGE";var video_start =116 ;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.05.30 20:15 Mon2
親子揃って「6」がお好き? 中田浩二氏の息子のマスクは鹿島の「6番」、本人も反応「嬉しすぎます。頑張ります」
鹿島アントラーズOBでCRO(クラブ・リレーション・オフィサー)を務める中田浩二氏の息子が、MF三竿健斗に憧れている。 今シーズンから鹿島の背番号「6」を背負う三竿。この番号は元日本代表MF本田泰人氏が長らく背負った後、中田氏が引き継いだ。その後はMF永木亮太(現湘南ベルマーレ)が受け継ぎ、伝統を守ってきた。 その永木が昨シーズン限りで退団し、背番号「6」は今シーズンから三竿が着用。チームを支える活躍を見せている。 その中、中田氏が自身のインスタグラムを更新。「先日、長男が幼稚園を卒園しました〜成長は早いね。小学校でも頑張れよ〜!」と息子が幼稚園を卒業したことを報告。その息子は、卒園式に出席した中田氏の息子は「6 K.Misao」と入ったマスクを着用していた。 これには、三竿本人も注目。「おめでとうございます!マスクが6 K.Misao」と反応すると、中田氏から「本人がみさおがいい〜って!」と返され、「嬉しすぎます。頑張ります」と喜びを露わにしていた。 今シーズンは本職のボランチだけでなくセンターバックとしての活躍も見せている三竿。鹿島の背番号「6」をさらに価値のあるものとできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】お父さんに似ている?三竿マスクで卒園式に出る中田浩二氏の息子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cbm0ic3PxKG/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cbm0ic3PxKG/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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昨季のMVP・早川友基が仕掛けた“心理戦”ど真ん中にPKを蹴らせた駆け引きの一部始終|超WS的今節のサブイボプレー:第3節
【明治安田J1百年構想リーグ】鹿島アントラーズ 2-0 柏レイソル(2月21日/メルカリスタジアム) <iframe width="1062" height="597" src="https://www.youtube.com/embed/8ZCjA4EqJMw" title="【鹿島アントラーズ×柏レイソル|ハイライト】明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST第3節|2026|Jリーグ" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2月21日、22日に行われた明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第3節の中で飛び出したスーパープレーを伝える『超ワールドサッカー的今節のサブイボプレー』。今節は鹿島アントラーズのGK早川友基が見せた、“パネンカ・ストップ”の駆け引きを紹介する。 鹿島は第3節で柏レイソルと対戦。昨シーズンの優勝チームと2位の直接対決は、鹿島が2ー0で勝利した。この試合のハイライトの1つは25分だった。 早川は、自陣のボックス内で柏のDF山之内佑成を倒してしまい、PKを献上。キッカーを務めるFW細谷真大と対峙することとなった。ここで早川は、大きく左右に揺れながら細谷にプレッシャーをかける。主審のホイッスルと共に助走に入った細谷は、早川が左右に意識を持っていると思ってか、ゴール中央へのパネンカ(チップシュート)を選択。しかしこれを早川が完璧に読み切り、微動だにせずこのシュートをキャッチした。 試合後、Jリーグ公式サイトで早川がこのシーンを振り返っている。自身が与えたPKだっただけに「自分が止めないといけない状況だった。焦って(早川が)先に動く、ということをキッカー側(細谷)からしたら想像していると思った。なおかつ自分はステップを踏んで移動しながら飛びますよ、という雰囲気を出していた。一か八かでしたけどね」と駆け引きを明かす。 続けて「試合中は少なくとも、心理戦がかなり要求される。駆け引きが通用する。試合中だから、いろんなメンタリティーが働くし、相手も焦る。そういうところで駆け引きがある。PK戦とはまたちょっと違うPKでした」と、自身が仕掛けた駆け引きによって、PKを優位に進めることができたと振り返った。 2026.02.23 20:36 Mon4
「まさかの笑」「アジア進出」ラフプレー続出の北朝鮮撃破、U-22日本代表が見せた「ひき肉です」パフォーマンスが話題に「気持ち良すぎ!」
荒れた試合での決勝ゴールのパフォーマンスが話題を呼んでいる。 1日、U-22日本代表は1日、第19回アジア競技大会(The 19th Asian Games)の準々決勝でU-24北朝鮮代表と対戦し、2-1で勝利した。 13年ぶりの優勝を目指す日本は、前半は北朝鮮に押し込まれる形となり苦しい戦いに。それでもGK藤田和輝(栃木SC)を中心に粘りの守備を見せて得点を許さない。 ゴールレスで迎えた後半、日本は立ち上がりからギアを上げると51分に内野航太郎(筑波大学)のゴールが決まり先制に成功する。 先制したことで少し余裕が出た日本。一方で、北朝鮮のプレーが徐々に荒いものに。疲れも出てきたのか、日本の攻撃を止めるために明らかに危険なタックルを見せ、カードが乱発される。 すると74分にはキム・グクボムがボックス手前から強烈な左足ミドルを叩き込み、北朝鮮が同点に。これで勢いづいたのか、攻勢に出ようとする。 それでも落ち着いて対応した日本は79分に西川潤(サガン鳥栖)がGKに倒されてPKを獲得。MF松村優太(鹿島アントラーズ)が冷静に決めて2-1と勝ち越し、ベスト4にコマを進めた。 北朝鮮のラフプレーにも動じず、しっかりと勝ち切った日本。その中で話題を呼んでいるのが、松村のゴールパフォーマンスだった。 冷静にPKを沈め、勝ち越しに成功。喜びを露わにすると、MF佐藤恵允(ブレーメン)と共に何やら企み、「ひき肉です」のポーズを取って見せた。 このポーズは中学生YouTuberの「ちょんまげ小僧」のメンバーである「ひき肉」さんの独特な挨拶を真似たもの。SNSなどでは大きな話題となっており、TikTokなどでも有名人が真似て盛り上がっている。 日本代表選手もついにパフォーマンスにもしたことで大きな話題に。「ひき肉がアジア進出」、「ここでもやるのか!」、「まさかの笑」、「ひき肉は世界を救う」、「ひき肉が気持ち良すぎ!」、「ここまでくるとは」と驚きの声も上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】北朝鮮撃破のPK弾、決めた松村は佐藤と共に「ひき肉です」ポーズを披露</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="WQXNzDutoz8";var video_start = 477;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.02 12:05 Mon5
