ユナイテッドがラッシュフォードのラストプレー弾でハマーズとの接戦を劇的に制す!《プレミアリーグ》
2022.01.23 02:04 Sun
プレミアリーグ第23節、マンチェスター・ユナイテッドvsウェストハムが22日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが1-0で勝利した。
エランガのプレミア初ゴールを含む生え抜きFW3選手の活躍によってブレントフォードを破り、リーグ3戦ぶりの白星を手にした7位のユナイテッド(勝ち点35)。トップ4を争うライバルとのシックスポインターに向けては前節から先発1人を変更。自宅が強盗の被害に遭い精神面のダメージを考慮されたリンデロフがベンチ外となり、マグワイアが起用された。
一方、4位のウェストハム(勝ち点37)はリーズとの打ち合いに敗れ、リーグ連勝が「3」でストップ。辛うじてトップ4をキープしているものの、ライバルが未消化試合で勝ち点を積んだ場合、一気にヨーロッパ圏外に転落する微妙な立ち位置にある。そのライバルの一角との重要な一戦では、先発3人を変更。コンディションの問題で守護神ファビアンスキがベンチ外となりアレオラが代役に、一方で負傷明けのズマとソウチェクがディオプ、ヴラシッチに代わって復帰した。
立ち上がりから上位対決らしい緊迫感のある攻防が続き、共にカウンターの形から相手ゴールへ迫る場面を作り合う。以降はボールを握って遅攻からチャンスを窺うホームチーム、堅守速攻で応戦するアウェイチームという構図に落ち着いて試合が進んでいく。
中盤での睨み合いが続く中、ユナイテッドは両サイドバックのクロスやカウンターを起点に幾度か惜しい場面を作り出すが、35分過ぎのクリスティアーノ・ロナウドのボックス内での相手DFとの交錯がノーファウルで流されるなど、最後のところでウェストハムの堅守をこじ開けられない。
守備の良さが際立ち、互いに枠内シュート0で折り返した試合は、後半に入ってよりオープンな展開となる。まずは49分、後方からの飛び出しでボックス左に抜け出したフレッジが左足の強烈なシュートを放つ。だが、この試合最初の枠内シュートはGKアレオラのビッグセーブに阻まれた。
以降は互いに相手のボックス内への侵入を増やし、ウェストハムはボーエン、ユナイテッドはヴァランといずれもセットプレーから際どい場面を作り出した。
0-0の均衡が保たれる中、先に動いたのはユナイテッド。62分、エランガを下げてラッシュフォードを投入。途中からグリーンウッドとサイドを入れ替えるなど、攻め手を変えて堅守攻略を図るが、フレッジの決定機以降、なかなか惜しい場面を作れない。
後半半ばを過ぎて試合が完全に膠着し始めると、ラングニック監督は80分過ぎに勝負に出る。フレッジとグリーンウッドを下げてカバーニ、去就問題で注目集めるマルシャルを投入。より攻撃的な[4-4-2]の布陣に変更した。
その後、互いに際どいシーンを作り合いながらも試合は3分が加えられた後半アディショナルタイムに突入。このままゴールレス決着濃厚と見られた中、最後の最後にオールド・トラッフォード劇場が開演。
93分、テレスのロングフィードをDFフレデリックスが頭で触ったボールが左のハーフスペースのC・ロナウドに渡る。ここでマルシャルを経由したボールがボックス左のカバーニに繋がり、ウルグアイ代表FWからの冷静な折り返しをファーに飛び込んだラッシュフォードがワンタッチで流し込んだ。
カバーニの抜け出しがオフサイドぎりぎりということもあり、VARのチェックが入ったものの、最終的にユナイテッドのゴールが支持された。そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、ウェストハムとの接戦をラッシュフォードの2試合連続ゴールで勝ち切ったユナイテッドが2連勝で暫定4位に浮上した。u
エランガのプレミア初ゴールを含む生え抜きFW3選手の活躍によってブレントフォードを破り、リーグ3戦ぶりの白星を手にした7位のユナイテッド(勝ち点35)。トップ4を争うライバルとのシックスポインターに向けては前節から先発1人を変更。自宅が強盗の被害に遭い精神面のダメージを考慮されたリンデロフがベンチ外となり、マグワイアが起用された。
一方、4位のウェストハム(勝ち点37)はリーズとの打ち合いに敗れ、リーグ連勝が「3」でストップ。辛うじてトップ4をキープしているものの、ライバルが未消化試合で勝ち点を積んだ場合、一気にヨーロッパ圏外に転落する微妙な立ち位置にある。そのライバルの一角との重要な一戦では、先発3人を変更。コンディションの問題で守護神ファビアンスキがベンチ外となりアレオラが代役に、一方で負傷明けのズマとソウチェクがディオプ、ヴラシッチに代わって復帰した。
中盤での睨み合いが続く中、ユナイテッドは両サイドバックのクロスやカウンターを起点に幾度か惜しい場面を作り出すが、35分過ぎのクリスティアーノ・ロナウドのボックス内での相手DFとの交錯がノーファウルで流されるなど、最後のところでウェストハムの堅守をこじ開けられない。
一方、ウェストハムは要所で中盤でのパスカットから得意のカウンターを仕掛けていくが、ボーエンやアントニオ、ランシーニらの仕掛けがことごとくユナイテッドの好守に阻まれ、こちらはわずかシュート1本で前半を終えることになった。
守備の良さが際立ち、互いに枠内シュート0で折り返した試合は、後半に入ってよりオープンな展開となる。まずは49分、後方からの飛び出しでボックス左に抜け出したフレッジが左足の強烈なシュートを放つ。だが、この試合最初の枠内シュートはGKアレオラのビッグセーブに阻まれた。
以降は互いに相手のボックス内への侵入を増やし、ウェストハムはボーエン、ユナイテッドはヴァランといずれもセットプレーから際どい場面を作り出した。
0-0の均衡が保たれる中、先に動いたのはユナイテッド。62分、エランガを下げてラッシュフォードを投入。途中からグリーンウッドとサイドを入れ替えるなど、攻め手を変えて堅守攻略を図るが、フレッジの決定機以降、なかなか惜しい場面を作れない。
後半半ばを過ぎて試合が完全に膠着し始めると、ラングニック監督は80分過ぎに勝負に出る。フレッジとグリーンウッドを下げてカバーニ、去就問題で注目集めるマルシャルを投入。より攻撃的な[4-4-2]の布陣に変更した。
その後、互いに際どいシーンを作り合いながらも試合は3分が加えられた後半アディショナルタイムに突入。このままゴールレス決着濃厚と見られた中、最後の最後にオールド・トラッフォード劇場が開演。
93分、テレスのロングフィードをDFフレデリックスが頭で触ったボールが左のハーフスペースのC・ロナウドに渡る。ここでマルシャルを経由したボールがボックス左のカバーニに繋がり、ウルグアイ代表FWからの冷静な折り返しをファーに飛び込んだラッシュフォードがワンタッチで流し込んだ。
カバーニの抜け出しがオフサイドぎりぎりということもあり、VARのチェックが入ったものの、最終的にユナイテッドのゴールが支持された。そして、この直後に試合はタイムアップを迎え、ウェストハムとの接戦をラッシュフォードの2試合連続ゴールで勝ち切ったユナイテッドが2連勝で暫定4位に浮上した。u
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
|
マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
グリーンウッドにスキャンダル発覚か?! 彼女がDVを告発…証拠となりうる写真も流出
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドにDV疑惑が浮上している。 『ESPN』など複数メディアが報じるところによると、同選手のガールフレンドであるハリエット・ロブソンさんのインスタグラムの投稿でその疑惑が浮上。アザだらけになった体や、口から血を流す写真、さらには音声データを証拠に、パートナーからの暴力があったと主張する旨の投稿があったようだ。 音声データでは、ロブソンさんがグリーンウッドと主張する人物が性行為を強要するようなセリフが聞き取れたようで、「メイソン・グリーンウッドが私にしたことを知りたい人たちへ」というコメントもつけられていた。 この件に関して、すでにグレーターマンチェスター警察と調査を進めているというクラブは30日に声明を発表。「事実が明らかになるまで、これ以上のコメントはしません。マンチェスター・ユナイテッドはいかなる種類の暴力も容認しません」としている。<span class="paragraph-title">【写真】ハリエット・ロブソンさんの投稿</span> <span data-other-div="movie"></span><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr">Sur son Instagram, Harriet Robson accuse Mason Greenwood, son petit-ami, de l'avoir battue et de l'avoir forcée à avoir un rapport sexuel. <a href="https://t.co/NkH8aILhLN">pic.twitter.com/NkH8aILhLN</a></p>— Manchester United (@MUnitedFR) <a href="https://twitter.com/MUnitedFR/status/1487704013801934848?ref_src=twsrc%5Etfw">January 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.01.30 20:38 Sun2
グリーンウッド、レイプ&暴行に加えて殺害脅迫で再逮捕
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(20)が1日、殺害脅迫で再逮捕されたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 グリーンウッドは1月30日、ガールフレンドであるハリエット・ロブソンさんの『インスタグラム』の投稿によってドメスティック・バイオレンス(DV)疑惑が浮上。 アザだらけになった体や、口から血を流す写真、さらには音声データを証拠に、パートナーからの暴力があったと主張する旨の投稿があったなか、グレーターマンチェスター警察が全容解明に向けて動き出し、その後グリーンウッドは逮捕されていた。 このスキャンダルを受け、FWクリスティアーノ・ロナウドらを筆頭にチームメートがグリーンウッドのSNSのフォローを外し、個人的にスポンサー契約を交わしていた『ナイキ』も凍結を発表。また、ゲーム『FIFA22』からもグリーンウッドは削除されたとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ハリエット・ロブソンさんの投稿</span> <span data-other-div="movie"></span><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr">Sur son Instagram, Harriet Robson accuse Mason Greenwood, son petit-ami, de l'avoir battue et de l'avoir forcée à avoir un rapport sexuel. <a href="https://t.co/NkH8aILhLN">pic.twitter.com/NkH8aILhLN</a></p>— Manchester United (@MUnitedFR) <a href="https://twitter.com/MUnitedFR/status/1487704013801934848?ref_src=twsrc%5Etfw">January 30, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.02.02 06:30 Wed3
グリーンウッドがもうすぐパパに! 昨年の逮捕で選手生活ストップ中…今夏が人生の分岐点
選手キャリアがストップしている元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(21)。もうすぐパパになるようだ。 昨年1月、当時の恋人への暴行容疑などで逮捕され、現在に至るまで所属するマンチェスター・ユナイテッドに復帰できていないグリーンウッド。すでに起訴は取り下げられているが、復帰を巡っては現在もクラブ内に意見の相違があるとされている。 イギリス『サン』によると、ユナイテッドが今夏中にグリーンウッドを売却する可能性は低く、エリク・テン・ハグ監督も「再起のためにレンタル移籍させるべき」と主張。また、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が救いの手を差し伸べているともいわれている。 そんななか、グリーンウッドには妊娠中のガールフレンドがおり、この夏に第一子が誕生する予定とのこと。お相手は大学生で、以前には2人揃ってロンドンの5つ星ホテルに宿泊している様子が目撃されている。 このガールフレンドはつい先日、出産を控える妊婦を祝う安産祈願行事“ベビーシャワー”での写真をSNSに投稿。出産が近づいていることがよくわかる。 また、どうやら2人は結婚を考えているとのこと。グリーンウッドは愛する伴侶、生まれてくる我が子のためにも選手キャリアを立て直していかなくてはならない。今夏が人生の分岐点となるだろう。 2023.07.03 14:31 Mon4
「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland's knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>— The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri5
