仏サッカー連盟会長、有罪判決のベンゼマに言及 「引き続き選択可能」
2021.11.24 23:32 Wed
フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長が、“セックステープ恐喝未遂事件”を巡って有罪判決が下されたレアル・マドリーFWカリム・ベンゼマのフランス代表招集に関して語った。フランス『レキップ』が伝えている。
犯罪グループがMFマテュー・ヴァルブエナの携帯電話に残っていた性行為の動画を悪用し、金銭を要求した2015年の事件に関与した疑いがかけられるベンゼマ。自身は否認しているが、当時フランス代表のチームメイトだった関係を利用し、その集団との仲介役として事件に加担したとし、長らく裁判が続いていた。
事件から6年が経過したなか、先月の20日にベルサイユ裁判所で始まった再審理にて、裁判所はベンゼマに執行猶予付きの懲役10カ月と罰金7万5000ユーロ(約970万円)を求刑。それから約1カ月が経った今月24日、ベンゼマに恐喝未遂の共犯として有罪判決が下され、求刑通り執行猶予付きの1年の懲役と7万5000ユーロの罰金が科された。
これを受け、来年に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)に向けての代表招集を不適格と見る向きも出てきているが、ル・グラエ会長は現時点でベンゼマの招集が問題ないものだと考えているようだ。
「カリムと彼の弁護士がどのような判断を下すのか、今後控訴するのかもしれないが、我々の考えに変更はない」
「私は彼に満足している。彼は良いパフォーマンスをしているし、自分自身を完璧に表現している。もし、ディディエ(・デシャン監督)が彼を選びたいと思えば、我々は反対しないだろう。彼がフランス代表チームでプレーし続けることを妨げるような障害はない」
犯罪グループがMFマテュー・ヴァルブエナの携帯電話に残っていた性行為の動画を悪用し、金銭を要求した2015年の事件に関与した疑いがかけられるベンゼマ。自身は否認しているが、当時フランス代表のチームメイトだった関係を利用し、その集団との仲介役として事件に加担したとし、長らく裁判が続いていた。
事件から6年が経過したなか、先月の20日にベルサイユ裁判所で始まった再審理にて、裁判所はベンゼマに執行猶予付きの懲役10カ月と罰金7万5000ユーロ(約970万円)を求刑。それから約1カ月が経った今月24日、ベンゼマに恐喝未遂の共犯として有罪判決が下され、求刑通り執行猶予付きの1年の懲役と7万5000ユーロの罰金が科された。
「カリムと彼の弁護士がどのような判断を下すのか、今後控訴するのかもしれないが、我々の考えに変更はない」
「彼のこのような状況を残念に思うが、選択可能な状態にある。彼は数年間、フランス代表チームでプレーしていなかった。そして、今回の判決結果は私にとって何の変化もないものだ。彼は引き続き選択可能だ。たとえ彼が控訴しなくても、私にとっては何も変わらない。彼には仕事をする権利がある。ミスを犯しても刑罰を受けても、仕事に戻ることができる」
「私は彼に満足している。彼は良いパフォーマンスをしているし、自分自身を完璧に表現している。もし、ディディエ(・デシャン監督)が彼を選びたいと思えば、我々は反対しないだろう。彼がフランス代表チームでプレーし続けることを妨げるような障害はない」
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