早くも手腕発揮のラングニック率いる新生ユナイテッドが白星発進! 伏兵フレッジがファインゴール!《プレミアリーグ》
2021.12.06 01:22 Mon
プレミアリーグ第15節、マンチェスター・ユナイテッドvsクリスタル・パレスが5日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが1-0で勝利した。
ユナイテッド(勝ち点21)は前節、アーセナルとの接戦を3-2で競り勝ってキャリック暫定体制での有終の美を飾るリーグ4試合ぶりの白星を手にした。そして、現在トップ4圏内と3ポイント差の7位に位置するチームは、イギリスの労働許可証を取得したラルフ・ラングニック新監督の下、残りシーズンでの巻き返しを図る。
そのドイツ人指揮官の初陣となる今回のホームゲームでは11位のクリスタル・パレス(勝ち点16)と対戦。ラングニック監督はこの一戦でアーセナル戦と全く同じスタメンを採用した一方、コンディションの問題でベンチ外だったマティッチとワン=ビサカをベンチに復帰させている。
“プロフェッサー”の手腕に注目が集まった中、新生ユナイテッドは直近のアーセナル戦で垣間見せたハイプレスをキックオフ直後から敢行。立ち上がりは幾度か距離感やタイミングのズレによってザハやベンテケにプレスを外されて背走される場面があったが、時間の経過と共に相手のボール回しにアジャストして相手を嵌めていく。
そして、ショートカウンターの形から背後を狙うラッシュフォードやクリスティアーノ・ロナウドが良い形で抜け出しを見せると、押し下げた最終ラインと中盤の間のスペースをブルーノ・フェルナンデス、2セントラルMFが効果的に使いながらサイドを起点に際どい場面を創出していく。
前半半ばから終盤にかけてもハイプレスと縦に速い攻めによってユナイテッドが、躍動感のあるプレーでオールド・トラッフォードを沸かせる。だが、攻守両面の連動性が光る一方、攻撃の最後の局面ではC・ロナウドを筆頭になかなかシュートが枠に飛ばない。前半アディショナルタイムには右サイド深くからカットインしたダロトがボックス内に侵入して左足を振り抜くが、これも枠の左に外れた。
短い準備期間の中で見違えるようにスタイル変更を遂げたユナイテッドだったが、最後の仕上げだけがうまくいかずに0-0のスコアのまま後半に突入。
ユナイテッドは前半同様のアグレッシブなアプローチを見せるが、過密日程による運動量の低下と、パレスのハーフタイムの修正によって前半のように良い形でショートカウンターを仕掛けられない。また、マイボール時は相手の粘り強い守備を前に一工夫が足りず、前半以上に攻撃が停滞してしまう。
これを受け、ラングニック監督は62分にサンチョを下げてグリーンウッドを最初のカードとして切る。68分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのテレスが鋭いシュートを放つが、これは惜しくも枠に嫌われる。
逆に、75分には相手のセットプレーからトムキンスがボックス左で折り返したボールをファーでドフリーのアイェウにワンタッチで合せられるが、このシュートは枠の左に外れて事なきを得た。
その後、ラッシュフォードを下げて今季初出場のエランガを投入したユナイテッドは、伏兵が見事なフィニッシュで貴重な先制点をもたらす。77分、C・ロナウドのポストプレーから右サイドに展開したボールを受けたダロトがボックス内のグリーンウッドの足元へ斜めのパスを差し込むと、うまくDFを背負いながらキープしたグリーンウッドからの丁寧な落としを、フレッジが利き足とは逆の右足でダイレクトシュート。美しい弧を描いたこのシュートがゴール左隅に決まった。
これまで幾度となく右足のシュートをふかしてきたブラジル代表MFのファインゴールで先制に成功したユナイテッドは、ここからゲームをコントロールしながら逃げ切り態勢に入る。
オリーズやエゼといった曲者アタッカーを投入して前がかる相手に対して、頭部の接触プレーで流血しながらも気迫を見せるマグワイアを中心に最後まで身体を張った守備で応戦。
そして、このまま1-0のスコアで逃げ切った新生ユナイテッドが、攻撃面では課題を残したものの、前体制から見違えるような守備や躍動感を見せる会心の勝利を挙げ、ラングニック新監督の初陣を飾った。
ユナイテッド(勝ち点21)は前節、アーセナルとの接戦を3-2で競り勝ってキャリック暫定体制での有終の美を飾るリーグ4試合ぶりの白星を手にした。そして、現在トップ4圏内と3ポイント差の7位に位置するチームは、イギリスの労働許可証を取得したラルフ・ラングニック新監督の下、残りシーズンでの巻き返しを図る。
そのドイツ人指揮官の初陣となる今回のホームゲームでは11位のクリスタル・パレス(勝ち点16)と対戦。ラングニック監督はこの一戦でアーセナル戦と全く同じスタメンを採用した一方、コンディションの問題でベンチ外だったマティッチとワン=ビサカをベンチに復帰させている。
そして、ショートカウンターの形から背後を狙うラッシュフォードやクリスティアーノ・ロナウドが良い形で抜け出しを見せると、押し下げた最終ラインと中盤の間のスペースをブルーノ・フェルナンデス、2セントラルMFが効果的に使いながらサイドを起点に際どい場面を創出していく。
23分にはサンチョのマイナスの折り返しに反応したフレッジがペナルティアーク付近で左足を豪快に振るが、枠を捉えたシュートは相手DFのブロックに遭う。さらに、26分にはボックス内でのC・ロナウドの丁寧な落としからB・フェルナンデスが右足のシュートを枠の左へ飛ばすが、これはGKグアイタの好守に阻まれる。
前半半ばから終盤にかけてもハイプレスと縦に速い攻めによってユナイテッドが、躍動感のあるプレーでオールド・トラッフォードを沸かせる。だが、攻守両面の連動性が光る一方、攻撃の最後の局面ではC・ロナウドを筆頭になかなかシュートが枠に飛ばない。前半アディショナルタイムには右サイド深くからカットインしたダロトがボックス内に侵入して左足を振り抜くが、これも枠の左に外れた。
短い準備期間の中で見違えるようにスタイル変更を遂げたユナイテッドだったが、最後の仕上げだけがうまくいかずに0-0のスコアのまま後半に突入。
ユナイテッドは前半同様のアグレッシブなアプローチを見せるが、過密日程による運動量の低下と、パレスのハーフタイムの修正によって前半のように良い形でショートカウンターを仕掛けられない。また、マイボール時は相手の粘り強い守備を前に一工夫が足りず、前半以上に攻撃が停滞してしまう。
これを受け、ラングニック監督は62分にサンチョを下げてグリーンウッドを最初のカードとして切る。68分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのテレスが鋭いシュートを放つが、これは惜しくも枠に嫌われる。
逆に、75分には相手のセットプレーからトムキンスがボックス左で折り返したボールをファーでドフリーのアイェウにワンタッチで合せられるが、このシュートは枠の左に外れて事なきを得た。
その後、ラッシュフォードを下げて今季初出場のエランガを投入したユナイテッドは、伏兵が見事なフィニッシュで貴重な先制点をもたらす。77分、C・ロナウドのポストプレーから右サイドに展開したボールを受けたダロトがボックス内のグリーンウッドの足元へ斜めのパスを差し込むと、うまくDFを背負いながらキープしたグリーンウッドからの丁寧な落としを、フレッジが利き足とは逆の右足でダイレクトシュート。美しい弧を描いたこのシュートがゴール左隅に決まった。
これまで幾度となく右足のシュートをふかしてきたブラジル代表MFのファインゴールで先制に成功したユナイテッドは、ここからゲームをコントロールしながら逃げ切り態勢に入る。
オリーズやエゼといった曲者アタッカーを投入して前がかる相手に対して、頭部の接触プレーで流血しながらも気迫を見せるマグワイアを中心に最後まで身体を張った守備で応戦。
そして、このまま1-0のスコアで逃げ切った新生ユナイテッドが、攻撃面では課題を残したものの、前体制から見違えるような守備や躍動感を見せる会心の勝利を挙げ、ラングニック新監督の初陣を飾った。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CZP0SU_BXEm/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Georgina Rodríguez(@georginagio)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.01.28 20:45 Fri4
「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland's knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>— The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri5
