トレゼゲが混乱ユーベに救いの手「呼ばれれば戻るつもり」
2022.11.30 21:05 Wed
元ユベントスのダビド・トレゼゲ氏が、古巣の騒動を受けてクラブ復帰を検討していることを明かしている。
ここ数年のチーム成績が落ち込むなか、選手との契約や移籍などで虚偽会計や、不正なキャピタルゲインが疑われ、トリノ検察の調査対象に挙がっていたユベントス。そんな中、アンドレア・アニェッリ会長をはじめとする、パベル・ネドベド副会長ら役員の総辞職がアナウンスされ、暗に不正を認める格好となった。
クラブはすぐさまジャンルカ・フェレーロ氏を新会長に任命し、再構築に向けてスタートさせているが、まだまだ混乱の最中。トレゼゲ氏はイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』の取材で一連の騒動について見解を示し、要求があればクラブに復帰する意思があることを確認した。
「これは主に官僚的、管理的な問題だと思う。しかし、アンドレア・アニェッリは、スタジアム、スポーツセンター、セカンドチームなど、素晴らしい仕事をした。彼はそのお手本だ」
「ユーベでは選手として10年、引退後も7年間携わったが、その後はスペインでスポーツ・ディレクターのコースを受講した。フットボールの別の側面を知るためにね」
トレゼゲ氏は2000年から2010年までの10年間をユベントスで過ごし、公式戦320試合171ゴール40アシストを記録した。カルチョスキャンダルでセリエB降格になった際もチームにとどまるなど、クラブへの強い愛を示していた。
ここ数年のチーム成績が落ち込むなか、選手との契約や移籍などで虚偽会計や、不正なキャピタルゲインが疑われ、トリノ検察の調査対象に挙がっていたユベントス。そんな中、アンドレア・アニェッリ会長をはじめとする、パベル・ネドベド副会長ら役員の総辞職がアナウンスされ、暗に不正を認める格好となった。
クラブはすぐさまジャンルカ・フェレーロ氏を新会長に任命し、再構築に向けてスタートさせているが、まだまだ混乱の最中。トレゼゲ氏はイタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』の取材で一連の騒動について見解を示し、要求があればクラブに復帰する意思があることを確認した。
「ユーベでは選手として10年、引退後も7年間携わったが、その後はスペインでスポーツ・ディレクターのコースを受講した。フットボールの別の側面を知るためにね」
「2021年に私はユベントス のアンバサダーとしての活動を終了し、スポーツの世界に戻ることを選んだ。ユーベではその機会はなかったが、私にとってユーベは常にホームだ。呼ばれれば戻ってくるよ」
トレゼゲ氏は2000年から2010年までの10年間をユベントスで過ごし、公式戦320試合171ゴール40アシストを記録した。カルチョスキャンダルでセリエB降格になった際もチームにとどまるなど、クラブへの強い愛を示していた。
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トレゼゲ&デルピエロ 相性抜群の連係プレー【ハットトリック・ヒーローズ】
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い) サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。 今回は、元イタリア代表FWのアレッサンドロ・デル・ピエロ氏がユベントス時代に決めたハットトリックだ。 <div id="cws_ad">◆トレゼゲ→デル・ピエロ ユベントスの名コンビが好連携<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI5a3VUZkhjQyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 試合開始早々にユベントスが先制して迎えた6分、右サイドからのクロスに対しファーサイドのFWダビド・トレゼゲが頭で落とすと、中央でフリーになっていたデル・ピエロが左足で合わせ、リードを2点に広げる。 さらに34分には、MFクリスティアン・ザネッティの浮き球のパスにデル・ピエロがオフサイドラインぎりぎりで抜け出すと、そのまま独走し、GKとの1対1も制した。 そして65分、相手のクリアミスを見逃さなかったトレゼゲがダイレクトで浮き球のスルーパス。ペナルティーアーク付近にいたデル・ピエロがこれに反応し、再びGKとの1対1を制しハットトリックを達成している。 抜群の連携を見せたトレゼゲとデル・ピエロのコンビ。このシーズンのセリエAではデル・ピエロが21ゴール、トレゼゲが20ゴールを記録し、得点王争いのトップ2を独占していた。 2020.11.03 18:00 Tueユベントスの人気記事ランキング
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