復活した「OASIS」のノエル・ギャラガーがシティのユニフォームをデザイン!ファンも歓喜!「信じられない」「完璧だ」「とても美しいデザイン」

2024.09.13 12:10 Fri
愛するシティのユニフォームをデザインしたノエル・ギャラガー氏
Getty Images
愛するシティのユニフォームをデザインしたノエル・ギャラガー氏
プーマとマンチェスター・シティが2024-25シーズンのフォースキットを発表。シティの生粋のファンとしても知られる伝説のロックバンド「OASIS」のノエル・ギャラガー氏が共同デザインした。前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したシティ。今シーズンは5連覇とすべくシーズンに臨むと、開幕3連勝と好スタートを切っている。

そのシティのファンでもあるノエル・ギャラガー氏のバンド「OASIS」は弟のリアム・ギャラガー氏らと結成され、伝説のロックバンドとして世界中で愛されていた中、2009年に実質的な解散に。しかし、2024年8月にワールドツアーの実施が発表され、再結成が話題となった。
今回発表されたフォースキットは、ノエル・ギャラガー氏と共同デザインされ「DEFINITELY CITY KIT」として発売。「OASIS」のデビューアルバム『Definitely Maybe(デフィニットリー メイビー)』の発売30周年を記念してノエル・ギャラガー氏が共同デザインを手掛け、1990年代のブリットポップ時代を象徴するアイコニックなアルバムジャケットからインスピレーションを得てデザイン。マンチェスターの音楽史とノエル・ギャラガー氏のマンチェスター・シティへの深い愛情が込められている。

このユニフォームはヨーロッパの一部の試合でのみ使用され、『Definitely Maybe』の象徴的なイメージに呼応する大胆な美学を特徴とし、マンチェスターの街とバンドに敬意を表している。
カラーリングは、ライトストローをベースに、ブルーのサイドパネルと袖を配し、袖口やパネルには控えめなポピーピンクのディテールが施されている。マリンブルーの音波模様がユニフォームにあしらわれており、「OASIS」のアルバムジャケットのカラーパレットを巧みに取り入れている。

ファンは「これは素晴らしい」、「完璧だ」、「信じられない」、「とってもクールだ」、「とても美しいデザイン」、「みんな買うしかないだろう」と絶賛している。

愛するクラブのユニフォームをデザインしたノエル・ギャラガー氏はプーマを通じてコメントしている。

「音楽にのめり込む前からマンチェスター・シティにのめり込み、音楽が何なのかを知る前からマンチェスター・シティにのめり込んでいた。Definitely Maybeは僕らの道を切り開いてくれ、このレコードは、労働者階級のマンチェスターの人達らしい素晴らしいレコードだ」

「プーマからキットのデザインを打診された際、承諾するのに5秒もかからなかったよ。選手たちが格好良く見えることはとても重要で、このキットは Definitely Maybe のジャケットと同じカラーパレットで、ユニーク且つ印象的で、選手たちにとてもよく似合っているよ」


1 2

ノエル・ギャラガーの関連記事

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとインテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが試合後も争ったようだ。 18日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でシティとインテルが対戦。シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われた一戦は、互いにゴールを割れず0-0の 2024.09.19 14:42 Thu
マンチェスター・シティのスイス代表DFマヌエル・アカンジがパスミスの理由を語った。 18日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でインテルとのホームゲームに臨んだシティ。一昨シーズンの決勝カードは、どちらも譲らずゴールレスドローに終わった。 この試合ではシティが「The Definitely 2024.09.19 14:01 Thu
マンチェスター・シティの生粋のファンでもある元オアシスのノエル・ギャラガー氏が、シティのプレミアリーグ4連覇を祝福した。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、シティはホームにウェストハムを迎えた。 首位に立つシティ。勝利すれば文句なしの4連覇達成だが、引き分け以下ではアーセナルに優勝を譲る可能性もある状況 2024.05.20 15:45 Mon
マンチェスター・シティのサポーターとして知られる元オアシスのノエル・ギャラガー氏がドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)の去就について言及した。 シティとの現行契約が今季限りで満了となるギュンドアン。かねてからバルセロナへの移籍が噂されているが、最近ではアーセナル行きも話題に挙がっている。その一方で、シティ 2023.05.24 14:55 Wed
マンチェスター・シティのサポーターとして知られる元オアシスのノエル・ギャラガー氏の発言が話題となっている。 愛するシティは17日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでディフェンディング・チャンピオンのレアル・マドリーと対戦した。 1stレグは1-1のドローとなっており、注目が集まった2ndレグだが 2023.05.18 23:10 Thu

マンチェスター・シティの関連記事

ジョージアの新大統領にかつてマンチェスター・シティでもプレーした元ジョージア代表FWのミハイル・カベラシビリ氏(53)が就任した。『ロイター通信』が伝えている。 カベラシビリ氏は1980年代後半から2000年代中盤まで現役選手として活躍。母国の名門ディナモ・トビリシやスイスのチューリッヒやグラスホッパー、バーゼル 2024.12.30 18:30 Mon
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が29日に行われたプレミアリーグ第19節、2-0で勝利したレスター・シティ戦を振り返った。 公式戦5試合勝利がなく泥沼を抜け出せずにいたシティだったが、3連敗中の18位レスターに対して立ち上がりからボールを握ると、21分にFWサヴィオの移籍後初ゴールで先制。 2024.12.30 08:30 Mon
プレミアリーグ第19節、レスター・シティvsマンチェスター・シティが29日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのシティが0-2で勝利した。 直近13試合で1勝3分け9敗と悪夢のような年末を過ごす7位のシティは、3連敗で降格圏に転落した18位レスターとのアウェイゲームで6戦ぶりの白星を目指した。グアルディ 2024.12.30 01:40 Mon
ボクシング・デー開催となった前節は連勝達成のリバプールが1試合未消化ながら前半戦首位を確定。後続では同じく連勝のアーセナルが公式戦13試合ぶり黒星のチェルシーを抜いて2位に浮上。第2グループではマンチェスター勢、トッテナムの不振が続くなかでノッティンガム・フォレスト、ニューカッスルらが上位をキープしている。 20 2024.12.29 18:46 Sun
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が26日に行われたプレミアリーグ第18節、1-1で引き分けたエバートン戦を振り返った。 公式戦ここ12試合で9敗と泥沼を抜け出せないシティ。15位と下位に沈むエバートンを迎えたホーム戦は、14分にMFベルナルド・シウバのゴールで先制する展開に。しかし36分に追 2024.12.27 08:00 Fri

プレミアリーグの関連記事

エバートンからマルセイユにレンタル移籍中のフランス人FWニール・モペイ(28)の古巣に対する痛烈なコメントが物議を醸している。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 イングランドのブレントフォード、ブライトン&ホーヴ・アルビオンで台頭したモペイは、2022年夏にエバートンへ完全移籍。しかし、マージーサイ 2024.12.30 21:20 Mon
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、2024年最終戦での痛恨ドローを悔やんだ。 トッテナムは29日、ホームで行われたプレミアリーグ第19節でウォルバーハンプトンと対戦し、2-2で引き分けた。この結果、リーグ連敗をストップしたものの、3試合未勝利で前半戦をボトムハーフの11位以下で終えることが確定した。 2024.12.30 19:10 Mon
ジョージアの新大統領にかつてマンチェスター・シティでもプレーした元ジョージア代表FWのミハイル・カベラシビリ氏(53)が就任した。『ロイター通信』が伝えている。 カベラシビリ氏は1980年代後半から2000年代中盤まで現役選手として活躍。母国の名門ディナモ・トビリシやスイスのチューリッヒやグラスホッパー、バーゼル 2024.12.30 18:30 Mon
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが29日に5-0で圧勝したプレミアリーグ第19節ウェストハム戦後にコメントした。 この試合で3点目を挙げ2アシストも決めたサラーは、今季リーグ戦8試合目のゴール&アシストをマークしプレミアリーグ記録を樹立。そしてクラブ史上初となる8シーズン連続の公式戦20ゴールを達成し 2024.12.30 10:30 Mon
リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメスが左ハムストリングを負傷してしばらく離脱となるようだ。 ジョー・ゴメスは29日に行われたプレミアリーグ第19節ウェストハム戦に先発。しかし35分にスペースに抜け出しかけた相手選手を阻むためダッシュした際、負傷してしまった。 そのまま交代となったジョー・ゴメスにつ 2024.12.30 10:00 Mon

ノエル・ギャラガーの人気記事ランキング

1

「こんなに緊張する日になるとは」元オアシス、ノエル・ギャラガーが前人未到の4連覇達成のシティを祝福…2ゴールのフォーデンに「あらゆるものの中でとんでもないこと」

マンチェスター・シティの生粋のファンでもある元オアシスのノエル・ギャラガー氏が、シティのプレミアリーグ4連覇を祝福した。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、シティはホームにウェストハムを迎えた。 首位に立つシティ。勝利すれば文句なしの4連覇達成だが、引き分け以下ではアーセナルに優勝を譲る可能性もある状況。それでも、開始2分に今シーズンのMVPを受賞したフィル・フォーデンがいきなりゴールを奪い先制すると、18分にもフォーデンが追加点を奪う。 しかし、ウェストハムも前半のうちに1点を返す展開に。緊迫した試合となったが、59分にロドリがネットを揺らし、3-1で勝利。前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成した。 この試合もスタンドで観戦したギャラガー氏はクラブを通じて優勝を祝福。かつてはボールボーイとしてピッチサイドにいたフォーデンの活躍を喜んだ。 「こんなに緊張する日になるとは思わなかった」 「しかし、我々は早い段階でのゴールを望んでいた。元ボールボーイでシティファンだった選手の1人が、79秒後にゴール隅にゴールを決めたことは、このような日に見られるあらゆるものの中でもとんでもないことだ」 「フィルが我々を2点差にしてくれたことが、全てを物語っている。我々は得点差を消し去り、最も多くのゴールを決め、最高の監督がいる最高のチームだ。それで終了だ」 「信じられないほど素晴らしかったし、信じられないほどだった。決して軽視すべきではない」 「今までそんなことは一度もなかった。私にとって、そして私と同世代の人々にとって、これがその1つだ」 <span class="paragraph-title">【動画】前人未到の4連覇! 有終の美を飾ったシティのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_Yn-UXopvbs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 15:45 Mon
2

復活した「OASIS」のノエル・ギャラガーがシティのユニフォームをデザイン!ファンも歓喜!「信じられない」「完璧だ」「とても美しいデザイン」

プーマとマンチェスター・シティが2024-25シーズンのフォースキットを発表。シティの生粋のファンとしても知られる伝説のロックバンド「OASIS」のノエル・ギャラガー氏が共同デザインした。 前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したシティ。今シーズンは5連覇とすべくシーズンに臨むと、開幕3連勝と好スタートを切っている。 そのシティのファンでもあるノエル・ギャラガー氏のバンド「OASIS」は弟のリアム・ギャラガー氏らと結成され、伝説のロックバンドとして世界中で愛されていた中、2009年に実質的な解散に。しかし、2024年8月にワールドツアーの実施が発表され、再結成が話題となった。 今回発表されたフォースキットは、ノエル・ギャラガー氏と共同デザインされ「DEFINITELY CITY KIT」として発売。「OASIS」のデビューアルバム『Definitely Maybe(デフィニットリー メイビー)』の発売30周年を記念してノエル・ギャラガー氏が共同デザインを手掛け、1990年代のブリットポップ時代を象徴するアイコニックなアルバムジャケットからインスピレーションを得てデザイン。マンチェスターの音楽史とノエル・ギャラガー氏のマンチェスター・シティへの深い愛情が込められている。 このユニフォームはヨーロッパの一部の試合でのみ使用され、『Definitely Maybe』の象徴的なイメージに呼応する大胆な美学を特徴とし、マンチェスターの街とバンドに敬意を表している。 カラーリングは、ライトストローをベースに、ブルーのサイドパネルと袖を配し、袖口やパネルには控えめなポピーピンクのディテールが施されている。マリンブルーの音波模様がユニフォームにあしらわれており、「OASIS」のアルバムジャケットのカラーパレットを巧みに取り入れている。 ファンは「これは素晴らしい」、「完璧だ」、「信じられない」、「とってもクールだ」、「とても美しいデザイン」、「みんな買うしかないだろう」と絶賛している。 愛するクラブのユニフォームをデザインしたノエル・ギャラガー氏はプーマを通じてコメントしている。 「音楽にのめり込む前からマンチェスター・シティにのめり込み、音楽が何なのかを知る前からマンチェスター・シティにのめり込んでいた。Definitely Maybeは僕らの道を切り開いてくれ、このレコードは、労働者階級のマンチェスターの人達らしい素晴らしいレコードだ」 「プーマからキットのデザインを打診された際、承諾するのに5秒もかからなかったよ。選手たちが格好良く見えることはとても重要で、このキットは Definitely Maybe のジャケットと同じカラーパレットで、ユニーク且つ印象的で、選手たちにとてもよく似合っているよ」 <span class="paragraph-title">【動画&写真】ファンも絶賛!ノエル・ギャラガーが手がけたシティの4thユニフォーム!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3CjuAY8uR3o";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/puma20240913_tw12.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:プーマ 2024.09.13 12:10 Fri
3

思わぬ要求にハーランドも笑み、シティvsインテル戦後にアチェルビと一悶着

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドとインテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビが試合後も争ったようだ。 18日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でシティとインテルが対戦。シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われた一戦は、互いにゴールを割れず0-0のドロー決着となった。 プレミアリーグ開幕4試合で9ゴールのハーランドもこの試合は不発。3バックの一角として対抗したアチェルビは、試合後もストライカーに迫った。 互いの健闘を称え合い、ユニフォーム交換の流れになると、アチェルビが立てたのは2本指。どうやらユニフォームを2枚要求したようで、ハーランドは笑いながらその場を後にした。 この試合でシティが着用したのは、ファンとして有名なロックバンド「オアシス」のノエル・ギャラガー氏とコラボした第4キット。世界屈指のストライカーが着用するレアユニフォームに、アチェルビの欲が出てしまったのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】ユニフォームを2枚要求? ハーランドも思わず笑う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Francesco Acerbi wanted not one, but two shirts off Erling Haaland after the game <br><br> <a href="https://twitter.com/tntsports?ref_src=twsrc%5Etfw">@tntsports</a> &amp; <a href="https://twitter.com/discoveryplusUK?ref_src=twsrc%5Etfw">@discoveryplusUK</a> <a href="https://t.co/Y0suFRk8Sb">pic.twitter.com/Y0suFRk8Sb</a></p>&mdash; Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1836521526427894251?ref_src=twsrc%5Etfw">September 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.19 14:42 Thu

マンチェスター・シティの人気記事ランキング

1

「今季はトップクラスのプレーヤー」グアルディオラが古巣対戦で躍動のロジャーズ称賛…1年半前の売却判断を擁護

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、痛烈な恩返し弾を含め苦境のチームの前に立ちはだかった元教え子について言及した。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 シティは21日、敵地で行われたプレミアリーグ第17節でアストン・ビラに1-2で敗戦を喫した。 この一戦においてMFユーリ・ティーレマンスとともにシティズンズの前に大きく立ちはだかったのが、2023年7月までクラブに在籍したイングランド代表FWモーガン・ロジャーズ(22)。 前半に絶妙な背後への抜け出しからFWジョン・デュランの先制点をお膳立てすると、後半には馬力のある仕掛けから決勝点となるゴールを記録した。また、得点シーン以外でも強靭なフィジカルを遺憾なく発揮したプレーによって攻守両面でグアルディオラのチームを苦しめた。 同試合後、スペイン人指揮官は「彼は素晴らしい男だから嬉しいよ。昨シーズンは爆発的な活躍を見せ、今シーズンは本当にトップクラスのプレーヤーだ。イングランドにはまた別の並外れたプレーヤーが出てきている」と元教え子の活躍を称賛した一方、クラブの売却という判断に関してはその経緯を含めて擁護している。 WBAアカデミー育ちのロジャーズは、2019年8月にマンチェスター・シティへ移り、リンカーン・シティやボーンマス、ブラックプールへのレンタル移籍を経験。しかし、シティでのファーストチーム昇格は叶わず、2023年7月にミドルズブラへわずか150万ポンド(約2億9500万円)という格安の移籍金で完全移籍。 その後、ミドルズブラでの半年間の活躍によって今年1月にアストン・ビラへ800万ポンド(約15億7000万円)+アドオンで加入。以降の活躍ぶりは多くのプレミアファンが知るところだ。 昨夏、チェルシーに売却したイングランド代表MFコール・パーマーに続く逸材の流出とクラブの窮状を鑑みれば、フロント陣の判断ミスを指摘されてもおかしくないが、指揮官は昨季までのクラブ黄金期のチーム状況において、能力の高い若手の売却はやむをえない判断だったと自身の見解を示した。 「何人かのプレーヤーに何が起こったか知っていますか? 3冠と4冠を獲得したチームだった。 時には、チャンスを与えるのにちょうどいいテンポ、ちょうどいいタイミングだったのです」 「もちろん、ここにいる誰もがモーガンがいかに優れているか理解している。多くのプレーヤーがローン移籍したり、売却されたりした」 「しかし、彼はあの年齢、あの瞬間にいた。我々には、クラブ史上最も成功した年を作り出すことを可能にするプレーヤーたちがいた」 「あの瞬間、時には彼らが来たときには2、3歳若く、その瞬間には全盛期のケビン(・デ・ブライネ)、ダビド・シルバ、ベルナルド・シウバ、リヤド・マフレズ、レロイ・サネ、ラヒーム・スターリングがいて、時には難しいこともある。それが唯一の(売却)理由だ」 2024.12.22 18:40 Sun
2

ハーランドが痛恨PK失敗…シティがエバートン相手のドローで公式戦5戦未勝利に【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第18節、マンチェスター・シティvsエバートンが26日にエティハド・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 公式戦3連敗で7位に転落したシティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。これで公式戦12戦9敗と泥沼の状況が続く4連覇中の王者は、直近2試合でアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる15位のエバートンとのホームゲームに臨んだ。 グアルディオラ監督は中4日でのボクシング・デー開催の一戦で先発3人を変更。ストーンズとギュンドアン、グリーリッシュに代えてアケ、ドク、サヴィオを起用。なお、この試合ではストーンズ、ウォーカー、グリーリッシュがベンチからも外れた。 堅守も得点力不足が深刻なアウェイチームに対して、先制点が大きなカギを握るとみたホームチームがアグレッシブに入る。開始3分には左CKの場面でショートコーナーからフォーデンの左クロスに反応したグヴァルディオルがヘディングシュートを狙うが、これは惜しくも左ポストを叩く。 電光石火の先制点はならずも、良いイメージで試合に入ったシティ。以降もボールを動かしながらコンパクトな陣形で守るエバートンに揺さぶりをかけていく。 すると14分、相手陣内中央でのパス交換から左サイドでボールを持ったドクがポケットに侵入したベルナルド・シウバにラストパスを通すと、ポルトガル代表MFが折り返し気味に左足で巻き込んだシュートがDFブランスウェイトの足に当たってコースが変わりファーのサイドネットに吸い込まれた。 ゲームキャプテンのゴールによって幸先よくリードを手にしたシティは、失点後も大きく戦い方を変えない相手を引き続き揺さぶりながら追加点を狙う。その流れで背後を狙うハーランドが良い形でボックス内へ抜け出す場面も作るが、ここはGKピックフォードの冷静な飛び出しに阻まれる。さらに、33分にはシンプルなロングボールからフォーデンのラストパスにボックス中央で反応したベルナルド・シウバに2点目のチャンスも、ここはシュートを枠に飛ばせず。 一方、エバートンは前半半ばを過ぎて徐々にカウンターから相手陣内でのプレータイムを増やすものの、決定機には至らず。それでも、36分には右サイドで背後を取ったコールマンを起点に押し込むと、ボックス手前右でドゥクレが入れた低いクロスをDFアカンジがクリアし切れずに流れたところに詰めたエンディアイエが抑えの利いた右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ突き刺した。 一瞬の隙を突かれて試合を振り出しに戻されたシティはすぐさま攻勢に転じる。そして、前半終盤には再び相手を押し込む形となったが、追いついて一層守備の集中力が高まったトフィーズの堅守を前に2点目を奪うことはできず。 1-1のイーブンで折り返した試合は、後半も同じメンバーでスタート。引き続き押し込んだシティは51分、ボックス右で仕掛けたサヴィオがDFミコレンコのファウルを誘ってPKを獲得する。 しかし、この絶好機でキッカーを務めたハーランドが左を狙ったシュートはコースが甘くなりGKピックフォードのビッグセーブに遭う。このこぼれ球をグヴァルディオルが頭で折り返したところをハーランドが頭で押し込んだが、これは完全にオフサイドで認められず。エースのPK失敗で勝ち越しのチャンスを逃した。 このPK失敗を引きずらずに早い時間帯にゴールを奪いたいシティは人数をかけて外回りの攻撃を継続。引き続きドクとサヴィオの仕掛けに、ハーランドを狙ったクロスも交えながら攻め手を窺うが、なかなか相手の守備のバランスを崩し切れない。 アストン・ビラ戦のようにカウンターで相手に攻め込まれるシーンは作らせないものの、攻撃が完全に停滞するホームチーム。この状況を受け、グアルディオラ監督は75分にドクを下げてデ・ブライネを投入。 だが、この交代もすぐに攻撃を活性化させる一手とはならず。エバートンが望む膠着状態が続くなか、試合終盤にはコバチッチとアケを下げてギュンドアン、シンプソン=ピュゼーを同時投入した。 その後、6分のアディショナルタイムも加えた後半最終盤に決死の猛攻を仕掛けたシティは、91分にボックス内で前向きの状態でフリーのリコ・ルイスに決定機が訪れたが、ここでシュートを枠に飛ばせず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、1-1のドロー決着。アーセナル、チェルシーに続いてエバートンにドローに持ち込まれたシティは公式戦連敗を「3」でストップも、5戦未勝利と長いトンネルを抜けられず。 マンチェスター・シティ 1-1 エバートン 【マンチェスター・シティ】 ベルナルド・シウバ(前14) 【エバートン】 イリマン・エンディアイエ(前36) <span class="paragraph-title">【動画】ベルナルド弾でシティ先制もエンディアイエの同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">秋山選手のご指摘通り<br>サイドに開いたドクから<br>ポケットを取ったベルナルド・シルヴァの<br>ゴールでシティが先制<br><br>プレミアリーグ 第18節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/4vlzIXDMHe">pic.twitter.com/4vlzIXDMHe</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1872264418517782747?ref_src=twsrc%5Etfw">December 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">過去2戦を無得点のエヴァートン<br>追いかける展開も<br>エンディアイェのゴールで<br>前半のうちに追いつく<br><br>プレミアリーグ 第18節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/i0ITPp66et">pic.twitter.com/i0ITPp66et</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1872270302740373770?ref_src=twsrc%5Etfw">December 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.26 23:29 Thu
3

「ボクシング・デーにまたチャンスがある」エバートン戦で連敗ストップ期すグアルディオラ監督…批判浴びる主砲を擁護

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、連敗ストップを期すボクシング・デーの重要な一戦への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 直近の公式戦12戦9敗と誰もが想像できない大不振に陥っているシティ。直近3連敗の相手はユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ビラと強豪相手というエクスキューズもあったが、今回の対戦相手はプレミアリーグで15位に沈むエバートン。さらに、ホームゲームということを鑑みれば、勝ち点3必須の一戦と言える。 24日、そのボクシング・デーの一戦に向けた公式会見に出席したグアルディオラ監督は、直近2試合でアーセナル、チェルシーと2試合連続ゴールレスドローに持ち込んだエバートンの堅守を警戒。 「ショーン・ダイチ監督率いるチームは、守備も攻撃も常に非常に優れた守備構造と優れたパターンを持っている」 「アーセナルやチェルシー相手にそれができるということは、彼らが非常に優れているということだ。彼らは切り替えがうまく、もちろんセットプレーやロングボールも得意で、本当に強い」 「彼らはヨーロッパのトップ5リーグでおそらく5位で、現時点でクリーンシート率ではトップクラスだ。彼らが非常にうまく機能しているということだ」 一方、今回の試合をきっかけに状況を改善したいと意気込みを語っている。 「この状況は我々全員にとって新しい。我々全員の問題だ。プレーヤーはこれまで以上に走り、努力している」 「人々は、我々は走っていない、戦っていない、このプレーヤー、この監督のせいだと言うが、それは問題ではない」 「多くの細かな詳細、あるいはいくつかの大きな詳細が、我々を以前ほど良くない状態にしている。しかし、ボクシング・デーにまたチャンスがある」 「プレーヤーが戻ってきて、いつか我々はもっと良くなるはずだ」 また、チームが不振に陥っているなか、12戦3ゴールと著しくゴールペースを落としているノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに質問が及ぶと、スペイン人指揮官は「これは我々の問題であり、一人のプレーヤーだけの問題ではない」と、チームとしてチャンスを生みだせていないとあくまでチームとしての問題であることを強調した。 「過去にゴールを決め、アーリングが活躍してチームを助けたとき、それはチームのおかげだった」 「しかし、バックとセンターで問題が起きたとき、それはすべてチームの問題だ。一人のプレーヤーの問題ではない。一人のプレーヤーの問題ならば、その理由は簡単にわかるだろう。それは問題ではない」 「アーリングは我々にとってとても重要だし、これからも重要になるだろう。彼をもっとうまく活用する必要がある」 2024.12.25 22:21 Wed
4

【プレミアリーグ第19節プレビュー】年内最終戦となる前半戦最終戦! 首位ターン確定リバプールはハマーズ戦

ボクシング・デー開催となった前節は連勝達成のリバプールが1試合未消化ながら前半戦首位を確定。後続では同じく連勝のアーセナルが公式戦13試合ぶり黒星のチェルシーを抜いて2位に浮上。第2グループではマンチェスター勢、トッテナムの不振が続くなかでノッティンガム・フォレスト、ニューカッスルらが上位をキープしている。 2025年元日開催のブレントフォードvsアーセナルを除き、2024年最終戦となる前半戦最後の一節となる第19節。比較的バランスの取れた対戦カードが組まれたなか、やはり上位陣の戦いに注目が集まる。 前節、レスター・シティ相手に先制を許しながらも、FWガクポの鮮烈な同点ゴールを皮切りにMFカーティス・ジョーンズ、FWサラーの連続ゴールによって3-1の逆転勝利を飾ったリバプール。DFアレクサンダー=アーノルドの去就問題こそ懸念材料も、ピッチ上では最高の形で2024年最終盤を迎えている。 その年内最終戦では13位のウェストハムとアウェイで対戦。中2日のアウェイゲームということもあり、若干のターンオーバーの可能性もあるが、前線と中盤は多士済々のタレントがいずれも好調を維持しており、大きな問題とはならない。逆に、同条件のハマーズは1-0で勝利したサウサンプトン戦で守備陣に2人の負傷者を出しており、より厳しい戦いを強いられる見込み。前半の早い時間帯にリバプールが先制に成功した場合、ワンサイドゲームも想定される。 イプスウィッチ・タウンとの年内最終戦をFWハヴァーツのゴールで1-0と競り勝った2位のアーセナル。連勝での2024年締めとなったアルテタのチームは、曲者ブレントフォードとのアウェイゲームで2025年のスタートを切る。イプスウィッチ戦ではゴールこそ1点にとどまったものの、2カ月の離脱が発表されたFWサカ不在の影響はそこまで感じられなかったが、よりレベルの上がる相手に対して、セットプレー以外でもゴールを決めたい。代役筆頭のFWマルティネッリ、FWトロサールの2選手のプレーには引き続き注目したいところだ。 公式戦13試合ぶりの黒星に加え、2戦未勝利で3位転落のチェルシーは、降格圏の19位イプスウィッチとのアウェイゲームでバウンスバックの勝利を目指す。前節のフルアム戦ではMFパーマーのゴールで先制するところまでは良かったが、後半に防戦一方の戦いを強いられた結果、終盤に連続失点を喫して1-2の逆転負け。流れの悪いなかでも交代枠を1枚しか切らず、戦術的な判断でFWマドゥエケ、DFヴェイガをメンバー外とした指揮官の判断にも疑問符がついた。中2日で臨む今回の一戦でマレスカ監督は幾つかの変更を明言しており、選手起用に注目が集まる。 直近13試合で1勝3分け9敗と悪夢のような年末を過ごす7位のマンチェスター・シティは、3連敗で降格圏転落のレスターとのアウェイゲームで6戦ぶりの白星を目指す。前節はエバートン相手にFWハーランドのPK失敗が重くのしかかり、ホームで1-1のドロー。公式戦連敗を「3」でストップも、光明を見いだせぬ厳しい日々が続く。対戦相手のレスターは3試合連続で3失点以上を喫している相手だけに、ハーランドら攻撃陣の奮起で押し切りたい。 そのシティ以上に深刻な状態にある14位のマンチェスター・ユナイテッドは、5位浮上のニューカッスルとのホームゲームに臨む。前節は下位に沈むウォルバーハンプトン相手に0-2の完敗。さらに、同試合で退場したMFブルーノ・フェルナンデス、累積警告のMFウガルテと新体制の主力2人をサスペンションで欠いての厳しい戦いとなる。対戦相手のマグパイズはゴール量産のFWイサクを筆頭に各選手が好調を維持し、直近の公式戦4試合ではいずれも3ゴール以上を挙げている。それだけに勝ち目は薄いが、0-3で完敗したボーンマス戦に続くオールド・トラッフォードでの不甲斐ない戦いは許されない。 マンチェスター勢と足並みを揃えて不振の12位トッテナムは、新体制で連勝スタートの17位ウルブスとホームで対戦する。前節は上位躍進のノッティンガム・フォレストに0-1のスコア以上の内容で敗れてリーグ連敗。さらに、DFスペンスの試合終盤の退場にDFドラグシンの足首負傷と手薄な守備陣に新たな2人の離脱者を出した。ドラグシンが起用できない場合、代役は本職中盤のビスマかベンタンクール、あるいはプレミア初先発の19歳DFドリントンがスクランブル起用続くグレイの相棒を務めることになる。ウルブスでは屈強なCFラーセンに絶好調のクーニャと強力な選手が前線に並んでおり、連敗ストップには湿りがちな攻撃陣の奮起による打ち合いを制する必要がある。 日本人選手ではMF鎌田大地のクリスタル・パレスと、DF菅原由勢のサウサンプトンによる日本人対決に、MF三笘薫のブライトンは難敵アストン・ビラとの強豪対決に挑む。 前節、ボーンマスとゴールレスドローとなったパレスでは鎌田が途中出場。一方、ユリッチ新体制の初陣でハマーズに敗れたセインツでは菅原が先発出場。互いにパフォーマンスはまずまずとなり、試合状況次第でピッチ上での日本人対決も期待できそうだ。 6戦未勝利と苦戦が続くブライトンで三笘は前節70分程度でのプレータイムとなり、中2日で臨む難敵との一戦では先発起用が濃厚だ。 その他ではトップ4争いに絡むフルアムvsボーンマスのダークホース対決に、5連勝を狙う4位のフォレストの戦いにも注目だ。 《プレミアリーグ第19節》 ▽12/29(日) 《23:30》 レスター・シティ vs マンチェスター・シティ 《24:00》 クリスタル・パレス vs サウサンプトン エバートン vs ノッティンガム・フォレスト フルアム vs ボーンマス トッテナム vs ウォルバーハンプトン 《26:15》 ウェストハム vs リバプール ▽12/30(月) 《28:45》 アストン・ビラ vs ブライトン イプスウィッチ vs チェルシー 《29:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs ニューカッスル ▽1/1(水) 《26:30》 ブレントフォード vs アーセナル 2024.12.29 18:46 Sun
5

【プレミアリーグ第18節プレビュー】ボクシング・デー開催! 好調同士のロンドンダービーら好カード満載

先週末に行われた第17節ではトッテナムとのド派手な打ち合いを制したリバプール、同じくアーセナルが大勝した一方、チェルシーはエバートン相手のゴールレスドローで足踏みに。さらに、不振のマンチェスター勢が揃って厳しい敗戦を喫している。 2カードを除き毎年恒例のボクシング・デー開催となる第18節はビッグ6直接対決こそないものの、ダービーや上位対決など好カード満載。そのなかで最注目は公式戦12戦無敗の2位チェルシー、リーグ5戦無敗の9位フルアムが激突するロンドン・ダービーだ。 チェルシーは前節、エバートンの堅守に手を焼き敵地で格下トフィーズにゴールレスドロー。これで公式戦連勝が「8」でストップしたが、再三のピンチを守護神サンチェスやDFアダラビオヨの好守で凌いで勝ち点1を持ち帰った点は評価すべきだ。ここ2試合ではMFパーマーら2列目の選手に少し疲労が見え始め、アタッキングサードでの連携面や質を含めて攻撃の停滞が見受けられるが、あくまで小さなボタンのかけ違いという印象だけに智将マレスカがきっちり修正を施してくるはずだ。 対するフルアムは5戦無敗の内訳は1勝4分けも、前節のサウサンプトン戦を除き対戦相手はトッテナム、アーセナル、リバプールという強豪で内容面に関しても勝ち点3を得られてもおかしくない素晴らしいものだった。今季は対戦相手に応じてより柔軟な戦いを見せるマルコ・シウバのチームは4バックと状況に応じた5バックで相手の攻撃を受け止めながら、サイドを起点としたカウンターが機能。勝負どころでは攻撃にもしっかりと人数をかけており、敵地で好調ブルーズを食う可能性は十分にある。 1試合未消化ながら首位のリバプールは、17位のレスター・シティ相手に連勝とともに前半戦首位ターン確定を狙う。前節のトッテナムとのアウェイゲームではFWサラーの2ゴール2アシストの圧巻の活躍を含め、スパーズとの打ち合いに6-3で完勝。3失点はいずれも不用意なものではあったが、手負いの相手を粉砕し、リーグ3戦ぶりの白星を挙げた。今回のホームゲームではファン・ニステルローイ新体制で上々のスタートも、直近2試合ではいずれも大量失点で連敗しているフォクシーズ相手にスパーズ戦同様の躍動感あるパフォーマンスで大勝を狙いたい。 ボクシング・デーで不振脱出の勝利がほしい7位のマンチェスター・シティ、13位のマンチェスター・ユナイテッドはそれぞれ15位のエバートン、18位のウォルバーハンプトンと下位チームと対戦する。 シティは前節、アストン・ビラとのアウェイゲームに1-2で敗戦。MFフォーデンの今季リーグ戦初ゴールで最後に意地を見せたが、内容的には完敗だった。ディフェンスライン、中盤の構成力、インテンシティの低下に加え、好調時には理不尽にゴールを陥れる主砲ハーランドも元気なし。負傷者が若干復帰してきたが、公式戦12戦9敗のチームにポジティブな要素はほとんどない。そんななか、直近2試合ではアーセナル、チェルシー相手にゴールレスドローに持ち込んでいる堅守エバートンとの対戦は非常に厳しい戦いとなりそうだ。仮に、ここで公式戦4連敗となれば、トップ4フィニッシュにも暗雲たれ込めるだけになんとか勝ち点3を掴み取りたい。 一方、ユナイテッドもEFLカップでトッテナムに3-4、リーグ前節でボーンマスに0-3のスコアで連敗。マンチェスター・ダービー勝利の勢いを巻き返しに繋げられず。FWアマドやFWホイルンドといった選手が個で奮闘を見せるものの、チーム全体の機能不全に、ここ数試合ではセットプレーからの失点が重なっており、苦境が続く。指揮官アモリムからも構築途上の難しさを吐露する言葉も多く、劇的改善は見込めない状況。個々がファンダメンタルな部分でしっかりと戦いつつ、それをチームとしての結果に還元する形で勝ち点を積み上げたい。対戦相手のウルブスはヴィトール・ペレイラの初陣となったレスター戦で3-0の快勝を収めており、アモリム監督としては同じ途中就任の同胞指揮官対決は引き続きタフなモノになるはずだ。 そのマンチェスター勢と同様に苦しい戦いが続く11位のトッテナムは、4位と躍進するノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームに臨む。前述のリバプール戦では中2日で同じスタメンで臨んだなか、首位チーム相手に3点を奪う意地は見せたものの、今季ワーストの6失点で急造ディフェンスラインが粉砕された。多くの離脱者の影響によって中3日でのアウェイゲームでもメンバーの入れ替えは難しいが、トップ4争いに踏みとどまる上で上位相手の勝利は必須。7試合停止からようやく復帰となるMFベンタンクール、負傷明けのDFウドジェらの活躍に期待したい。 一方、ユナイテッド、アストン・ビラ、ブレントフォード相手に複数得点を奪っての3連勝と絶好調のフォレストは2戦連発中のFWエランガに、相手が苦手とするセットプレーからしたたかにゴールをこじ開けて今季初の4連勝を果たしたい。 DF菅原由勢の所属する最下位のサウサンプトンは今節がユリッチ新体制の初陣となり、14位のウェストハムをホームで迎え撃つ。ラスク暫定体制で戦った前節のフルアム戦で菅原は右ウイングバックで先発起用となり0-0のドローに貢献。今回の初陣でもチャンスが与えられる可能性が高そうだ。 MF鎌田大地の所属する16位のクリスタル・パレスは、5位のボーンマスとのタフなアウェイゲームに挑む。鎌田がスタメン起用となった前節のアーセナル戦は1-5の大敗を喫し、チームとして6戦ぶりのリーグ敗戦。鎌田も守備に追われて持ち味を発揮し切れなかった。ボーンマス戦ではその日本人MFを含めチームとしてリバウンドメンタリティを示したい。 また、熾烈なトップ4争いに身を置く8位のニューカッスルと6位のアストン・ビラではマグパイズの主砲イサク、ビラのFWデュラン、ロジャーズら若手アタッカー陣の競演に大きな注目が集まる。 27日にはブライトン&ホーヴ・アルビオンvsブレントフォード、アーセナルvsイプスウィッチ・タウンの2カードが開催される。 前節、ウェストハムとの一戦を1-1のドローで終えた10位のブライトンは、5試合未勝利と急失速。全体のパフォーマンス自体はそこまで悪くないが、攻守両面で勝負の際で物足りない印象だ。そのなかで決定機という部分で課題を残すMF三笘薫には堅守速攻が徹底された曲者ブレントフォード相手に、決定的な仕事を期待したい。 3位のアーセナルは前節、パレス相手にFWガブリエウ・ジェズスの2ゴールを含む全ゴールに絡む活躍によってリーグ3戦ぶりの白星を奪取。ただ、同試合ではエースFWサカが右ハムストリングの負傷によって数週間単位の離脱という緊急事態が発生。また、FWスターリングの負傷離脱も明かされ、ここにきて前線の選手層に不安を抱える。降格圏の19位イプスウィッチとの対戦に関して大きな不安はないが、今後の戦いに向けてジェズスやFWトロサール、MFヌワネリら代役のパフォーマンスに注目したい。 《プレミアリーグ第18節》 ▽12/26(木) 《21:30》 マンチェスター・シティ vs エバートン 《24:00》 ボーンマス vs クリスタル・パレス チェルシー vs フルアム ニューカッスル vs アストン・ビラ ノッティンガム・フォレスト vs トッテナム サウサンプトン vs ウェストハム 《26:30》 ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・ユナイテッド 《29:00》 リバプール vs レスター・シティ ▽12/27(金) 《28:30》 ブライトン vs ブレントフォード 《29:15》 アーセナル vs イプスウィッチ 2024.12.26 18:22 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly