「ウォームアップでは7本中1本しか決められなかった」EL先勝に導くゴラッソ決めた久保建英、自身の“不敗神話”にも反応

2025.02.14 08:45 Fri
殊勲の活躍見せる
Getty Images
殊勲の活躍見せる
ミッティラン戦でチームを勝利に導く殊勲のゴラッソを決めたレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、敵地での一戦を振り返った。
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ソシエダは13日、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでミッティランと対戦し、2-1で先勝した。立ち上がりは相手の攻勢に晒されたものの、11分にMFブライス・メンデスのPKによるゴールで先制に成功したラ・レアル。以降は冷静に相手の反撃を撥ね返すと、31分には日本人エースが魅せる。
相手陣内右サイドでブライス・メンデスから足元にパスを受けた久保が得意のカットインでペナルティアーク右まで切り込んで左足を一閃。コース・スピード申し分ない完璧なシュートがゴール左上隅に突き刺さった。

その後、前半終盤に1点を返されたものの、後半は粘りの守備で耐え切ったソシエダは、久保の決勝点を守り切って先勝に成功した。
同試合後、スペインメディアの取材に応えた久保は今回のゴラッソが自身のキャリアにおいて最も美しいゴールの一つだったと認めた。

さらに、『Movistar Plus』では「ウォーミングアップでは7本中1本しか決められなかったです」と、決して試合前のフィーリングは良くなかったとしながらも、「でも、あのゴールは入ってしまいました」と茶目っ気たっぷりに自身のゴールを振り返った。

今回のゴールによってソシエダ通算22点目となったが、その得点試合の戦績は21勝1分けと無敗を継続している。

その不敗神話について問われると、「ゴールすると、気持ちが落ち着きます。それに、“お守り”とかみなさんが呼んでくれてますけど、そういうもの(運)も使います」と、やや困り気味に返答している。

一方、『Radio Marca』では自身を含む試合全体のパフォーマンスに関して慣れない人工芝に加え、ピッチ自体の劣悪さの影響によって満足いくものではなかったと語っている。

「これまでのキャリアにおいても最も厳しいレベルのピッチでした。日本代表ではもっとひどいピッチでプレーした経験もありますが、プロ(クラブレベル)としては今回が最も厳しかったです。他のチームメイトは僕よりもフィニッシュで苦労していた気がします」



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久保建英のゴラッソが決勝点! ソシエダが敵地でミッティランに先勝【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグ、ミッティランvsレアル・ソシエダが13日にアレナ・ヘアニングで行われ、アウェイのソシエダが1-2で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英はフル出場した。 リーグフェーズを13位フィニッシュしたソシエダは、今回のプレーオフで20位のミッティランと対戦した。直近の公式戦2連勝と復調のラ・レアルは、デンマークの強豪とのアウェイゲームで守護神レミロ、アゲルド、スビメンディ、オヤルサバルと一部主力をベンチに置いたものの、久保を右ウイングでスタメン起用した。 試合は開始早々に先発抜擢のバルダが与えたFKからピンチを招いたが、カスティージョのヘディングシュートは左ポストを叩いて事なきを得る。 徐々に押し返した9分にはブライス・メンデスがボックス付近でオリヴァー・ソーレンセンに倒されると、VARの介入の末にボックス内でのファウルと判定されてPKを獲得。これをキッカーのブライス・メンデスが冷静に左隅へ蹴り込み、ファーストチャンスでの先制に成功した。 先制には成功したものの、左サイドのシムシルの個人技に手を焼くソシエダは幾度か決定機を作られると、20分過ぎには立ち上がりのイエローカードをもらうなど難しいプレーが続いた左サイドバックのバルダを下げてハビ・ムニョスを投入。早めのテコ入れを図った。 そんななか、序盤は効果的にボールを受けられずにいたラ・レアルの日本人エースが目の覚めるゴラッソで貴重な追加点をもたらす。31分、相手陣内右サイドでブライス・メンデスから足元にパスを受けた久保が得意のカットインでペナルティアーク右まで切り込んで左足を一閃。コース・スピード申し分ない完璧なシュートがゴール左上隅に突き刺さった。 久保の今大会2点目となるゴラッソでリードを広げたソシエダ。しかし、失点後も士気が落ちないホームチームの反撃に遭うと、38分には左サイドでシムシル、オリヴァー・ソーレンセンの完璧な連携からポケットへの侵入を許し、最後はニアに飛び込んだブクサにワンタッチで流し込まれた。 以降は完全にイーブンな展開に持ち込まれたものの、1点リードで試合を折り返したソシエダ。ハーフタイムには3枚替えを敢行し、アゲルド、スビメンディ、セルヒオ・ゴメスと主力を一気にピッチへ送り込んだ。 立ち上がりにはそのセルヒオ・ゴメスのクロスからオスカールソンのヘディングシュートでいきなり3点目に迫ったが、以降は前半同様にイーブンの展開に持ち込まれる。久保は良い形でボールを受ける回数こそ多くないものの、カットインから際どいラストパスでチャンスに絡む場面も作り出す。 安定した守備でリードを維持するイマノルのチームは73分、オスカールソンを下げてオヤルサバルを5枚目のカードとして切る。そのカピタンは投入直後にボックス内での相手のクリアミスに反応し、GKをかわしてシュートまで持ち込むが、ここはDFの体を張ったゴールカバーに遭い、勝負を決める3点目には至らず。 その後、試合は最少得点差のまま後半最終盤を迎えたが、GKマレロを中心とした集中した守備でミッティランの攻撃を撥ね返し続けて1-2のままクローズに成功した。 そして、久保のゴラッソが決勝点となったミッティランとの初戦を制したソシエダは、週末のレアル・ベティス戦を挟んで20日にホームでの2ndレグを戦う。 ミッティラン 1-2 レアル・ソシエダ 【ミッティラン】 アダム・ブクサ(前38) 【レアル・ソシエダ】 ブライス・メンデス(前11[PK]) 久保建英(前31) <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がミッティラン戦で決めたゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gJwkgQKE4SA?si=rWdwNFWVT5nKLXt2&amp;start=24" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.02.14 04:42 Fri
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「ウォームアップでは7本中1本しか決められなかった」EL先勝に導くゴラッソ決めた久保建英、自身の“不敗神話”にも反応

ミッティラン戦でチームを勝利に導く殊勲のゴラッソを決めたレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が、敵地での一戦を振り返った。 ソシエダは13日、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでミッティランと対戦し、2-1で先勝した。 立ち上がりは相手の攻勢に晒されたものの、11分にMFブライス・メンデスのPKによるゴールで先制に成功したラ・レアル。以降は冷静に相手の反撃を撥ね返すと、31分には日本人エースが魅せる。 相手陣内右サイドでブライス・メンデスから足元にパスを受けた久保が得意のカットインでペナルティアーク右まで切り込んで左足を一閃。コース・スピード申し分ない完璧なシュートがゴール左上隅に突き刺さった。 その後、前半終盤に1点を返されたものの、後半は粘りの守備で耐え切ったソシエダは、久保の決勝点を守り切って先勝に成功した。 同試合後、スペインメディアの取材に応えた久保は今回のゴラッソが自身のキャリアにおいて最も美しいゴールの一つだったと認めた。 さらに、『Movistar Plus』では「ウォーミングアップでは7本中1本しか決められなかったです」と、決して試合前のフィーリングは良くなかったとしながらも、「でも、あのゴールは入ってしまいました」と茶目っ気たっぷりに自身のゴールを振り返った。 今回のゴールによってソシエダ通算22点目となったが、その得点試合の戦績は21勝1分けと無敗を継続している。 その不敗神話について問われると、「ゴールすると、気持ちが落ち着きます。それに、“お守り”とかみなさんが呼んでくれてますけど、そういうもの(運)も使います」と、やや困り気味に返答している。 一方、『Radio Marca』では自身を含む試合全体のパフォーマンスに関して慣れない人工芝に加え、ピッチ自体の劣悪さの影響によって満足いくものではなかったと語っている。 「これまでのキャリアにおいても最も厳しいレベルのピッチでした。日本代表ではもっとひどいピッチでプレーした経験もありますが、プロ(クラブレベル)としては今回が最も厳しかったです。他のチームメイトは僕よりもフィニッシュで苦労していた気がします」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がミッティラン戦で決めたゴラッソ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/gJwkgQKE4SA?si=rWdwNFWVT5nKLXt2&amp;start=24" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.02.14 08:45 Fri
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毎熊PK奪取に久保がゴラッソ! PO初戦で日本人在籍4クラブで明暗【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグが13日に行われた。 リーグフェーズを9位~24位で終えた16チームが、ホーム&アウェイ形式でラウンド16進出を争うプレーオフ。 今ラウンドにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が参戦している。 AZはガラタサライとホームで対戦し、4-1で先勝した。毎熊は右サイドバックで77分までプレーした。 リーグフェーズで1-1のドローゲームを演じたトルコの強豪との再戦に臨んだAZは、立ち上がりからカウンター、背後を意識した攻撃から良い形を作り出す。12分にはペナルティアーク付近で得たFKをキッカーのマイナンスが圧巻の左足シュートで直接ゴール左上隅に突き刺した。 しかし、20分にはボックス内でのモラタのキープから波状攻撃を受けると、サライに強烈なミドルシュートを右隅に突き刺されて追いつかれた。以降は毎熊とポクの右サイドを起点にチャンスを作り出すと、36分にはセットプレーの流れでルーズボールに反応した毎熊がバリシュ・ユルマズのファウルを誘って値千金のPK獲得。これをキッカーのパロットが冷静に決めて勝ち越しに成功した。 迎えた後半、立ち上がりにアイハンが2枚目のカードをもらってガラタサライに退場者が出ると、試合はここから完全にワンサイドゲームに。57分にクラジー、66分にウォルフェとサイドを崩したAZが連続ゴールを決めて勝負を決めた。その後、ダメ押しの5点目は奪えずも危なげなく勝ち切ったAZが大きなアドバンテージを得て敵地へ乗り込むことになった。 ソシエダはアウェイでミッティランと対戦し、2-1で先勝。フル出場した久保は前半の31分にカットインからの見事な左足ミドルシュートでチーム2点目を記録し、勝利の立役者となった。 サン=ジロワーズはホームでアヤックスと対戦し、0-2で敗戦した。なお、町田はベンチ入りも出場機会はなかった。 前半はデイビッドのキープ力や推進力を活かして優勢に進めるも、2度のゴールがオフサイド判定となるなど先制点を奪えず。後半も良いリズムで進めたが、59分にカウンターからラスムッセン、71分にはセットプレー流れから16歳DFモキオに圧巻のボレーシュートで初ゴールを許して連続失点。その後、セットプレーなどで1点を返すチャンスもあったが、最終的に0-2で初戦を落とした。 アンデルレヒトはアウェイでフェネルバフチェと対戦し、0-3で敗戦した。後藤はベンチ外だった。 モウリーニョ率いるフェネルバフチェに立ち上がりから攻勢を許すと、11分にはタディッチ、42分にはジェコと百戦錬磨のアタッカーにゴールを決められると、後半にもエン=ネシリに豪快なヘディングシュートを叩き込まれて万事休す。ホームでの2ndレグを前に崖っぷちの状況に立たされた。 その他では今ラウンド屈指の強豪対決となったポルトvsローマは1stレグ唯一のドローに終わり、フェレンツヴァーロシュ、トゥベンテ、FCSBはいずれも接戦を制して先勝に成功した。 ◆プレーオフ1stレグ 結果 ▽2/13(木) フェレンツヴァーロシュ 1-0 ビクトリア・プルゼニ サン=ジロワーズ 0-2 アヤックス ミッティラン 1-2 レアル・ソシエダ フェネルバフチェ 3-0 アンデルレヒト トゥベンテ 2-1 ボデ/グリムト AZ 4-1 ガラタサライ PAOK 1-2 FCSB ポルト 1-1 ローマ 2025.02.14 07:17 Fri
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「今日の結果は彼らの功績」敵地での先勝に満足するイマノル監督が久保やGKマレロ称賛…欧州デビューDFの前半交代にも言及

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、敵地での勝利を振り返った。スペイン『エル・デルマスケ』が伝えている。 ソシエダは13日、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグでミッティランと対戦し、2-1で先勝した。 公式戦2連勝とやや復調の気配を漂わせたなか、デンマーク強豪のホームに乗り込んだラ・レアル。 主力と一部控えを併用したなか、立ち上がりは相手の攻勢に晒されたものの、11分にMFブライス・メンデスのPKによるゴールで先制に成功。以降は冷静に相手の反撃を撥ね返すと、31分にはMF久保建英のカットインからの鮮烈なミドルシュートが決まって追加点を挙げた。 その後、前半終了間際に1点を返され、後半は一進一退の攻防を強いられたが、GKウナイ・マレロを中心とする守備陣の集中した対応もあって2-1で勝ち切った。 同試合後、イマノル監督は課題を口にしながらも結果・内容ともに満足感を示した。 「我々が望んでいたのはポジティブな結果を得ることだったし、これは良い結果だった。もっと良いスコアを取れたかどうか疑問に思うかもしれないが、特に前半は相手にもチャンスがあり、非常に難しいピッチでの良い試合だったと受け止めなければならない」 「我々はヨーロッパでのアウェイゲームで試合に勝ち、タイはまだ続いているが我々に有利だ。そして何よりも、ホームでファンと一緒に試合ができる。ポジティブなバランスで、チームの戦い方に満足している」 選手個人ではゴールに絡んだ久保とブライス・メンデスに加え、再三の好守でチームを救ったマレロを称えた。 「タケのゴールだけでなく、ブライスの守備にも満足している。タケとブライス自身も素晴らしい試合をしてくれたので満足しているし、ピッチの状態が悪かったことを考えると、今日の結果は彼らの功績だ」 「ウナイ(・マレロ)はゴールキーパーとしていかに優れているかを示しており、それが彼の強みだ。彼と話をして、トレーニング中のウナイやリザーブチームで試合に出場しているウナイを見たいと、伝えた。そして彼と話してみると、今日の彼は私が成長期に見ていたウナイそのものだった。彼のことを考えると、とてもうれしく思う。ただ、彼が提供しているものに驚きはない」 一方、ELデビュー戦となったものの、立ち上がりのイエローカードの影響もあって前半半ばでベンチに下げられる屈辱を味わった22歳DFジョン・バルダに関して、指揮官はその心情をおもんばかりながらも勝つために決断を下したと説明した。 「デビュー戦で最初のカードを受けるのは簡単ではないから残念だ。相手もそのエリアに詰めかけ始めていたし、その時は彼が少し苦しんでおり、私はためらわなかった。だが、ドレッシングルームに入って勝利を収めると、彼は幸せで興奮していた」 「それがフットボールの一部であり、彼はそれを理解している。素晴らしいシーズンを送っており、これからもチャンスはあるはずだ」 2025.02.14 11:50 Fri

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