共にW杯決勝で笛を吹いた有名主審カップルが6162㎞の遠距離を超えてついにゴールイン

2021.04.14 22:55 Wed
Getty Images
多くの実績がある名主審同士がついにゴールインを迎えた。結婚したのはハワード・ウェブ氏(49)とビビアナ・シュタインハウスさん(42)の主審カップル。長年の交際を経て、ついにゴールインした。ドイツ『ビルト』が報じた。

ウェブ氏は、かつてプレミアリーグで主審を務め、チャンピオンズリーグ決勝や2010年の南アフリカ・ワールドカップ決勝でも主審を務めるなど多くの実績があり、現在は審判業を引退している。
一方のシュタインハウスさんは、女性主審の先駆けとして知られ、2011年のなでしこジャパンが優勝したドイツ女子ワールドカップ決勝で主審を担当。ブンデスリーガでも女性として初めて主審を務めた功績を持ち、2020年10月をもって12年間の審判生活を引退。現在は、ブンデスリーガのVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を務めている。

2人は3月末にハノーファーで結婚したとのこと。シュタインハウスさんが、『ビルト』で喜びを語った。
「私たちは最後のインターナショナル・ブレイク中に結婚して、とても幸せよ」

「残念ながら、コロナの規制により、ハワードと私はこの重要な第一歩を2人でしか祝えなかったわ。見ることも許されなかったの。もちろん、新婚旅行もないわ」

シュタインハウスさんは主審としての活動は引退したものの、VARとして定期的に活動。しかし、4月からは名前が変わるという。

「今の所、シュタインハウス・ウェブさんは、ケルンのビデオ・アシスタント・センターに座っているわ」

シュタインハウスさんはドイツでVARとして働いているため、ハノーファーに在住。一方で、ウェブ氏はニューヨークに現在いるため、6162㎞も離れた超遠距離で別居状態だという。しかし、そのうち一緒に暮らしたいと考えているようだ。

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