【プレミア注目プレビュー】シティとリバプールによる至高の首位攻防戦! 1pt差で迎えるビッグマッチで最後に笑うのは?

2022.04.10 12:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第32節、マンチェスター・シティvsリバプールが、日本時間10日24:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。今シーズンのリーグ覇権争いを左右する激戦必至の首位攻防戦だ。昨年11月のマンチェスター・ダービーから破竹の12連勝を飾り、一時は2位以下に10ポイント以上の差をつける独走劇を見せたシティ(勝ち点73)。しかし、1月半ばのサウサンプトン戦のドローで連勝がストップすると、以降はトッテナム戦の敗戦、クリスタル・パレス相手のドローによって勝ち点逸。この間に未消化分を含め、驚異的なペースで勝ち点3を積み上げてきた一昨季王者に一気に差を詰められた。それでも、前節のバーンリー戦を2-0の快勝で飾り、ホームで戦う今回の首位攻防戦を1ポイント差の首位で迎えることに。

また、今回のビッグマッチを挟んで戦っているチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝では、堅守アトレティコ・マドリーとのホームでの1stレグをMFデ・ブライネのゴールで1-0で先勝し、良い形でこの一戦を迎えた。
一方、年末年始の3試合連続未勝利によって一時首位チームに11ポイント差を付けられたリバプール(勝ち点72)だが、第22節のブレントフォード戦から前節のワトフォード戦まで破竹の10連勝。これにより、一度失いかけていたリーグタイトルへの挑戦権を取り戻した。

さらに、CL準々決勝ではベンフィカとの敵地での初戦をFWルイス・ディアスの1ゴール1アシストの活躍などで、3-1のスコアで先勝。アトレティコとの敵地でのリターンレグが気にかかるシティに対して、より余裕を持った状態で今回のビッグマッチを戦えるはずだ。
なお、来週末にもFAカップ準決勝での直接対決を控える両者の今季最初の対戦となった昨年10月のアンフィールドでの一戦は2-2のドロー決着。ホームのリバプールがFWマネ、FWサラーの両エースのゴールで常に先行したが、シティもMFフォーデン、MFデ・ブライネのゴールで即座に追いつくハイレベルの攻防が繰り広げられた。

残り7試合の日程を考えれば、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム戦を残すリバプールに対して、シティは対ビッグ6との試合をすべて消化しており、今回の一戦をホームチームがドローで終えた場合、連覇の可能性は非常に高くなるが、この1ポイント差で迎える頂上決戦で最後に笑うのはどちらのチームとなるか…。

◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ラポルテ、カンセロ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウバ
FW:マフレズ、フォーデン、グリーリッシュ

負傷者:DFルベン・ディアス、MFパーマー
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しても直近のアトレティコ戦から変化はなく、ルベン・ディアスとパーマーを除く全選手が起用可能だ。
スタメンに関してはアトレティコ戦から3選手の変更を予想。アケに代わってウォーカーが右サイドバックに入り、カンセロが左サイドバックに変更。ギュンドアンとスターリングをベンチに置き、フォーデン、グリーリッシュをマフレズと共に3トップで起用し、ベルナルド・シウバがインサイドハーフに一列下がる形になりそうだ。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、チアゴ
FW:サラー、ジョタ、ルイス・ディアス

負傷者:なし
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはベンフィカ戦で頭部に裂傷を負ったファビーニョに大きな問題がなく、全選手が起用可能な状態だ。

スタメンに関してはベンフィカ戦から3選手の変更し、コナテ、ナビ・ケイタ、マネに代えてマティプ、ヘンダーソン、ジョタの起用を予想する。ただ、ベンフィカ戦での交代カードの切り方を見ると、ルイス・ディアスのところに経験豊富なマネを起用する可能性も十二分にある。また、対シティという部分では守備面で最も貢献度が高いフィルミノの抜擢も想定されるところだ。

★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFフィル・フォーデン
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前回対戦同様の輝きを放てるか。今シーズンも左右のウイング、偽CF、インサイドハーフと様々な役割をこなしながら、MFベルナルド・シウバ、デ・ブライネと共にペップ・シティの攻撃をけん引する21歳の怪物MF。直近のアトレティコ戦では相手の堅守攻略の切り札として途中投入されると、絶妙なポジショニング、ビジョン、精度が伴ったラストパスでデ・ブライネの決勝点を演出する千両役者の仕事を果たした。

その良いイメージを持って臨む今回のビッグマッチでは、相手エースのサラーと共にマン・オブ・ザ・マッチ級の輝きを放った前回対戦の再現を狙う。アンフィールドでの一戦では左ウイングに配置され、アレクサンダー=アーノルドの代役を担ったMFミルナーをスピード、テクニックで翻弄し、1ゴール以上の絶大な存在感を放った。

今回はリバプールの右サイドバックがアレクサンダー=アーノルドに変わり、起用法に関しても左ではなく中央の可能性もあるが、タレント揃いのリバプール相手に個的優位性をもたらすと共に、相手のハイラインの背後を狙うランニングから再び決定的な仕事を果たしたい。

◆リバプール:MFチアゴ・アルカンタラ
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フットボール界屈指の勝者が対シティ初勝利を狙う。バルセロナ、バイエルン、リバプールと世界屈指の名門を渡り歩いてきたスペイン代表MFは、クラブレベルで獲得可能なほとんどのタイトルを獲得してきた生粋のエリート。したがって、これまで対戦した相手で勝利を挙げていない相手はほとんどいない。

ただ、今回の対戦相手のシティは、バイエルン時代、昨季のリバプールで過去2度対戦し、いずれも敗戦している稀有な相手だ。とりわけ、昨季後半戦での対戦ではリバプールがヘンダーソン、ファビーニョの急造センターバックコンビで戦った影響もあり、1-4の屈辱の大敗を喫している。

そういった中、リバプールでの初のリーグ制覇に向け重要な今回の一戦では、対シティ3度目の正直での初勝利を目指す。

今シーズンも2度の戦線離脱を強いられるなど稼働率は今一つも、出場試合では卓越したプレービジョンとパスセンスでビルドアップ、アタッキングサードで違いを生むチアゴ。さらに、リバプール加入2年目ではバイエルン最終年の賢さと強度を兼ね備えた守備を取り戻し、チームの歯車としても十二分に機能している。そして、対シティ初勝利を目指す一戦ではベルナルド・シウバ、デ・ブライネら強力な相手とのマッチアップにおいて、攻守両面での貢献が求められるところだ。

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