【プレミア注目プレビュー】今季2度目のマンチェスターダービー! ラングニック体制初の対ビッグ6戦に臨む赤い悪魔の真価が試される

2022.03.06 12:00 Sun
Getty Images
プレミアリーグ第28節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間6日25:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。ラングニック体制初の対ビッグ6戦に臨む赤い悪魔に注目集まる、今季2度目のマンチェスター・ダービーだ。現在、1試合未消化の2位リバプール(勝ち点54)と6ポイント差で首位に立つシティ(勝ち点60)。だが、公式戦11連勝と絶好調のクロップ率いるチームの状態を考えれば、来月初旬に控える直接対決まで取りこぼしは許されない状況だ。トッテナム戦でのリーグ16戦ぶりの敗戦以降はエバートン戦、FAカップのピーターバラ戦で公式戦2連勝とバウンスバックに成功。ただ、守備の安定が光る一方、攻撃面に関しては相手のミスや圧倒的な個人技によるゴールと、持ち味である質の高いコンビネーションでの崩しに翳りが見える点はやや気になるところだ。

今回のダービーでは守備やビルドアップに明確な課題を残す宿敵相手に、的確なボールの循環で相手DFを引き出す遅攻、連動したハイプレスからのショートカウンターで多くのゴールチャンスを演出したい。
一方、ラングニック新体制移行後、7勝4分け1敗で暫定4位まで浮上してきたユナイテッド(勝ち点47)。ただ、この間の対戦相手は1-0で競り勝ったウェストハムを除き、すべてが格下というべき相手。且つ試合内容に関しても、完勝と評価できる試合はほぼ皆無と言っていい。

そういった中、今節からは首位シティ、トップ4争いのライバルの7位トッテナム、チャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリーとの第2戦と、今季の浮沈を左右する重要な3連戦に臨む。ここまでの課題を克服し、チームとしての進化を見せるか、強豪相手に脆さを見せるのか、試金石の一戦となるはずだ。
なお、ユナイテッドがスールシャール前体制で戦った前回対戦は、アウェイのシティが2-0のスコア以上の力の差を見せつけて圧勝している。ただ、ユナイテッドはエティハドでのダービーではEFLカップを含め3連勝中と相性は悪くない。ちなみにグアルディオラ監督とラングニック監督は今回が初対決となる。

◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ラポルテ、カンセロ
MF:デ・ブライネ、ロドリ、ギュンドアン
FW:マフレズ、ベルナルド・シウバ、フォーデン

負傷者:GKステッフェン、DFアケ、ルベン・ディアス、MFパーマー
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のFAカップで負傷交代したルベン・ディアス、アケの2選手が欠場となる。

スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ギュンドアン、マフレズに代わってスターリングやガブリエウ・ジェズスが起用される可能性も十分にある。また、フォーデン、ベルナルド・シウバのスタートの配置にも注目したい。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-3-3】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、ヴァラン、マグワイア、ショー
MF:ブルーノ・フェルナンデス、マクトミネイ、ポグバ
FW:エランガ、クリスティアーノ・ロナウド、サンチョ

負傷者:MFマクトミネイ、FWカバーニ
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては体調不良によって2試合欠場のマクトミネイ、カバーニに復帰の見込みがあり、全選手が起用可能な状況だ。

システムに関しては[4-2-3-1]、[4-2-2-2]、[4-3-3]の3つの布陣を併用しているが、[4-3-3]に近い布陣で臨む可能性が高そうだ。スタメンでは守勢の展開を予想し、ワン=ビサカを右サイドバックに置き、中盤ではポグバを外し、マティッチ、フレッジを起用するプランもありそうだ。

★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFケビン・デ・ブライネ
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不得手とするダービーで輝きを放てるか。元来ビッグマッチで存在感を放つベルギー代表MFだが、ユナイテッドとのリーグ戦でのダービーでは通算9試合で1ゴール0アシストと目立った数字を残せていない。

また、グアルディオラ体制では長期離脱を強いられた2018-19シーズンを除き、全シーズンでリーグ二桁アシストを記録しているが、今季ここまでは7ゴールを記録する一方で、アシストはわずかに「2」。必ずしも個人の問題ではないものの、チャンスクリエイトの部分ではなかなか数字が伸びてこない。そのため、3シーズン連続二桁アシストに向けてはそろそろペースを上げる必要があり、エティハドでの連敗ストップを期す今回のダービーでは決定的な仕事を期待したい。

ユナイテッドが普段通りの戦い方を採用した場合、連動性を欠くプレスをチーム全体でいなしつつ、易々と相手の急所に入り込める可能性が高い。同時に前からのプレスでショートカウンターを仕掛ける回数も増えることが想定されるため、デ・ブライネの高精度のパスが猛威を振るうはずだ。

◆マンチェスター・ユナイテッド:FWアントニー・エランガ
Getty Images

ダービーデビューでゴールが期待される俊英。元カメルーン代表DFジョセフ・エランガを父に持ち、マルメからユナイテッドのアカデミーに加入したエランガは、アカデミーの先輩であるラッシュフォードの不調、グリーンウッドの素行問題を受け、ラングニック体制で着実にプレー機会を増やす19歳FW。

昨シーズンにプレミアデビュー、初ゴールを記録も、今シーズンはU-23チームを主戦場としてきたが、ラングニック新体制では高い身体能力を生かした突破力、現スカッドに欠ける守備時の献身性、アグレッシブさを買われて主力に定着。とりわけ、先日のリーズとのローズ・ダービーでは試合を決めるダメ押しのゴール、CLアトレティコ戦では途中出場からチームを敗戦から救うCL初ゴールと決定的な仕事が印象的だ。

その躍動感、若さに似合わない決定力の高さから“ラッシュフォードの再来”と称されるU-21スウェーデン代表FWには、自身初のダービーで先達の再現を目指す。2015-16シーズンに彗星のごとく現れたラッシュフォードは、2016年3月に行われたエティハドでの初のダービーでチームを1-0の勝利に導く決勝点を記録していた。その当時とクラブ間の実力差は広がっているが、エランガにはその再現が期待されるところだ。

右ウイングでの起用が見込まれる中、マッチアップが予想される変幻自在のカンセロへの対応が仕事の大半を占めることになるが、攻撃時にはカンセロとラポルテの守備ユニットは攻めどころとなるだけに虎視眈々とカウンターからの一発を狙いたい。

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