【ラ・リーガ注目プレビュー】開幕無敗の絶好調アトレティコ、シメオネ悲願の対バルサ初勝利なるか?
2020.11.21 17:00 Sat
ラ・リーガ第10節、アトレティコ・マドリーvsバルセロナが日本時間21日29:00にワンダ・メトロポリターノでキックオフされる。開幕から唯一の無敗を継続する絶好調のアトレティコが、シメオネ体制で初の対バルセロナ勝利を目指す注目の一戦だ。今季、バルセロナのエースストライカーのFWルイス・スアレスら数人の新戦力を迎え入れ、課題の得点力不足改善を図るアトレティコは、ここまで7戦17ゴールと早くもその取り組みの効果が出ている。さらに、7戦2失点と持ち味の堅守も健在で、2試合消化が多いレアル・ソシエダ(勝ち点20)、ビジャレアル(勝ち点18)に次ぐ、3位(勝ち点17)と優勝を狙える好位置をキープしている。
ただ、0-0で引き分けたビジャレアル戦を除き、ここまでの対戦相手はいずれも格下となっており、チャンピオンズリーグ(CL)での1勝1敗1分けの戦績を考えれば、真価が試されるのは今回のバルセロナとの一戦となるはずだ。仮に、この試合においてシメオネ体制でラ・リーガ17戦未勝利が続く難敵相手に初勝利できれば、一気に優勝候補筆頭に躍り出ることになるはずだ。
一方、ここまで3勝2敗2分けの10位と近年のクラブワーストに近い苦しい序盤戦を過ごしているクーマン新体制のバルセロナ。前節のベティス戦ではメッシの流れの中での今季初ゴールを含め、マニータでの快勝で5戦ぶりの白星を手にした。だが、そのベティス戦でFWアンス・ファティ、インターナショナルマッチウィークにMFブスケッツと2人の主力が戦線離脱を強いられ、良い流れに水を差す結果となった。そのため、アトレティコのホームに乗り込む一戦に向けてはワールドカップ南米予選帰りのメッシのコンディションを含め不安材料の方が多そうだ。
なお、クーマン監督はバレンシアの監督時代にアトレティコと通算3度対戦しており、1勝2敗と負け越している。さらに、ラ・リーガでは2戦全敗となっており、シメオネ監督同様にこの試合で勝利できれば、リーグ戦での対アトレティコ初勝利となる。
【4-4-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

GK:オブラク
DF:トリッピアー、サビッチ、ヒメネス、ロージ
MF:マルコス・ジョレンテ、コンドグビア、サウール、コケ
FW:コレア、フェリックス
負傷者:DFヴルサリコ、サビッチ、マヌ・サンチェス、MFエクトル・エレーラ、トレイラ、ビトロ、FWジエゴ・コスタ、スアレス
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはウルグアイ代表で新型コロナウイルスの陽性判定が出たトレイラとスアレス、負傷のエクトル・エレーラ、ヴルサリコが欠場となる。さらに、軽傷を抱えるサビッチ、ビトロ、ジエゴ・コスタに関しても欠場の可能性がある。
スタメンに関してはエレーラとトレイラの不在を受けて、コンドグビアが加入後初先発を飾る可能性が高い。仮に、左サイドにアタッカータイプを置く場合、コケとサウールのドブレピボーテを採用することになる。注目はフェリックスの相棒で、右サイドハーフでも併用されるコレア、マルコス・ジョレンテのいずれを置くかで戦い方に変化が生まれそうだ。
◆バルセロナ◆
【4-2-3-1】
▽バルセロナ予想スタメン

GK:テア・シュテーゲン
DF:セルジ・ロベルト、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:ピャニッチ、デ・ヨング
MF:デンベレ、メッシ、ペドリ
FW:グリーズマン
負傷者:DFユムティティ、アラウホ、MFブスケッツ、FWアンス・ファティ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはユムティティ、アラウホに加えて、ベティス戦で負傷したアンス・ファティ、インターナショナルマッチウィークで負傷したブスケッツが欠場となる。その一方で、負傷明けのコウチーニョが遠征メンバー入りを果たしている。
スタメンに関しては快勝したベティス戦をベースにブスケッツ、アンス・ファティに代わってピャニッチ、メッシが起用される形になるはずだ。ただ、セルジ・ロベルト、デンベレ(ペドリ)に代わってデストとコウチーニョが起用される可能性も十分にある。
★注目選手
◆アトレティコ・マドリー:FWジョアン・フェリックス

アトレティコの注目プレーヤーは2年目で真価を発揮し始めた若きエースだ。昨夏、グリーズマンの後釜として鳴り物入りでの加入となったポルトガルの新たな至宝は、シーズン序盤こそ良い入りを見せたが、以降は度重なるケガにも悩まされ、公式戦36試合9ゴール3アシストと期待されたほどの活躍を披露できなかった。
しかし、加入2年目となった今季はここまで公式戦10試合7ゴール3アシストと早くも昨季の数字に迫る最高のスタートを切っている。チーム自体の攻撃意識の高まりに加え、新たな相棒ルイス・スアレスの存在が好結果に繋がっていることは間違いないが、フェリックスのパフォーマンス自体も大幅な改善が見られている。昨季は戦術的な縛りに加え、フィジカル面においてややひ弱さが目立ったが、今季は巧さ、創造性に加えて力強さが加わっており、相手により脅威を与えるアタッカーに成長を遂げている。とりわけ、直近のリーグ戦では2戦連続ドブレーテを記録しており、決定力に磨きをかけている。
今回のビッグマッチではスアレス不在によって相手の徹底監視に遭うことが予想されるが、ここ最近の勢いを生かして難敵相手に3戦連続のドブレーテを決めたい。
◆バルセロナ:FWアントワーヌ・グリーズマン

バルセロナの注目プレーヤーは悩める元アトレティコのエースだ。フェリックス同様に昨夏、鳴り物入りでバルセロナに加入したグリーズマンだが、絶対的エースであるメッシとの共存において苦戦を強いられた。公式戦48試合15ゴール4アシストと数字自体はまずまずも、希薄な存在感がたびたび批判の的になった。
心機一転を図った今季は就任時に全面的なバックアップを約束したクーマン監督の下で、真価を発揮することが期待されているが、ここまで公式戦9試合2ゴール1アシストと精彩を欠いている。右ウイング、センターフォワードで併用されている中、相変わらずメッシとプレーエリアが被る場面が多いうえ、メンタルの問題なのか、得点はおろかシュート自体を枠に飛ばせない、“イップス”のような状態が続いていることは大きな懸念材料だ。
それでも、直近のラ・リーガ2試合では最低限の1ゴールずつを挙げており、少しずつプレッシャーから解き放たれている。また、メッシに次ぐ前線の核となっていたアンス・ファティの長期離脱によって、今後も継続的にチャンスを与えられる状況となっており、古巣相手の今回のビッグマッチで決定的な仕事を果たし、主力の座を確固たるモノとしたい。
◆アトレティコ v バルセロナを数字でプレビュー
ただ、0-0で引き分けたビジャレアル戦を除き、ここまでの対戦相手はいずれも格下となっており、チャンピオンズリーグ(CL)での1勝1敗1分けの戦績を考えれば、真価が試されるのは今回のバルセロナとの一戦となるはずだ。仮に、この試合においてシメオネ体制でラ・リーガ17戦未勝利が続く難敵相手に初勝利できれば、一気に優勝候補筆頭に躍り出ることになるはずだ。
なお、クーマン監督はバレンシアの監督時代にアトレティコと通算3度対戦しており、1勝2敗と負け越している。さらに、ラ・リーガでは2戦全敗となっており、シメオネ監督同様にこの試合で勝利できれば、リーグ戦での対アトレティコ初勝利となる。
◆アトレティコ・マドリー◆
【4-4-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オブラク
DF:トリッピアー、サビッチ、ヒメネス、ロージ
MF:マルコス・ジョレンテ、コンドグビア、サウール、コケ
FW:コレア、フェリックス
負傷者:DFヴルサリコ、サビッチ、マヌ・サンチェス、MFエクトル・エレーラ、トレイラ、ビトロ、FWジエゴ・コスタ、スアレス
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはウルグアイ代表で新型コロナウイルスの陽性判定が出たトレイラとスアレス、負傷のエクトル・エレーラ、ヴルサリコが欠場となる。さらに、軽傷を抱えるサビッチ、ビトロ、ジエゴ・コスタに関しても欠場の可能性がある。
スタメンに関してはエレーラとトレイラの不在を受けて、コンドグビアが加入後初先発を飾る可能性が高い。仮に、左サイドにアタッカータイプを置く場合、コケとサウールのドブレピボーテを採用することになる。注目はフェリックスの相棒で、右サイドハーフでも併用されるコレア、マルコス・ジョレンテのいずれを置くかで戦い方に変化が生まれそうだ。
◆バルセロナ◆
【4-2-3-1】
▽バルセロナ予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:テア・シュテーゲン
DF:セルジ・ロベルト、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:ピャニッチ、デ・ヨング
MF:デンベレ、メッシ、ペドリ
FW:グリーズマン
負傷者:DFユムティティ、アラウホ、MFブスケッツ、FWアンス・ファティ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはユムティティ、アラウホに加えて、ベティス戦で負傷したアンス・ファティ、インターナショナルマッチウィークで負傷したブスケッツが欠場となる。その一方で、負傷明けのコウチーニョが遠征メンバー入りを果たしている。
スタメンに関しては快勝したベティス戦をベースにブスケッツ、アンス・ファティに代わってピャニッチ、メッシが起用される形になるはずだ。ただ、セルジ・ロベルト、デンベレ(ペドリ)に代わってデストとコウチーニョが起用される可能性も十分にある。
★注目選手
◆アトレティコ・マドリー:FWジョアン・フェリックス

Getty Images
アトレティコの注目プレーヤーは2年目で真価を発揮し始めた若きエースだ。昨夏、グリーズマンの後釜として鳴り物入りでの加入となったポルトガルの新たな至宝は、シーズン序盤こそ良い入りを見せたが、以降は度重なるケガにも悩まされ、公式戦36試合9ゴール3アシストと期待されたほどの活躍を披露できなかった。
しかし、加入2年目となった今季はここまで公式戦10試合7ゴール3アシストと早くも昨季の数字に迫る最高のスタートを切っている。チーム自体の攻撃意識の高まりに加え、新たな相棒ルイス・スアレスの存在が好結果に繋がっていることは間違いないが、フェリックスのパフォーマンス自体も大幅な改善が見られている。昨季は戦術的な縛りに加え、フィジカル面においてややひ弱さが目立ったが、今季は巧さ、創造性に加えて力強さが加わっており、相手により脅威を与えるアタッカーに成長を遂げている。とりわけ、直近のリーグ戦では2戦連続ドブレーテを記録しており、決定力に磨きをかけている。
今回のビッグマッチではスアレス不在によって相手の徹底監視に遭うことが予想されるが、ここ最近の勢いを生かして難敵相手に3戦連続のドブレーテを決めたい。
◆バルセロナ:FWアントワーヌ・グリーズマン

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バルセロナの注目プレーヤーは悩める元アトレティコのエースだ。フェリックス同様に昨夏、鳴り物入りでバルセロナに加入したグリーズマンだが、絶対的エースであるメッシとの共存において苦戦を強いられた。公式戦48試合15ゴール4アシストと数字自体はまずまずも、希薄な存在感がたびたび批判の的になった。
心機一転を図った今季は就任時に全面的なバックアップを約束したクーマン監督の下で、真価を発揮することが期待されているが、ここまで公式戦9試合2ゴール1アシストと精彩を欠いている。右ウイング、センターフォワードで併用されている中、相変わらずメッシとプレーエリアが被る場面が多いうえ、メンタルの問題なのか、得点はおろかシュート自体を枠に飛ばせない、“イップス”のような状態が続いていることは大きな懸念材料だ。
それでも、直近のラ・リーガ2試合では最低限の1ゴールずつを挙げており、少しずつプレッシャーから解き放たれている。また、メッシに次ぐ前線の核となっていたアンス・ファティの長期離脱によって、今後も継続的にチャンスを与えられる状況となっており、古巣相手の今回のビッグマッチで決定的な仕事を果たし、主力の座を確固たるモノとしたい。
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フェリックス、アトレティコで背番号7着用の経緯明かす 「本当は●番が良かったけど…」
アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが同クラブで着用する背番号7の経緯を明かした。スペイン『マルカ』が伝えた。 昨夏、バルセロナへ旅立ったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの後釜として、ベンフィカからアトレティコ史上最高額の移籍金で加入したフェリックス。その移籍の経緯もあって前エースが背負っていた背番号7をそのまま受け継ぐことになった。 グリーズマンと同様にセカンドストライカーを主戦場とし、その端正な顔立ちも相まってクラブ関係者やサポーターも、異論は聞こえてこなかったが、最もしっくりきていないのはフェリックス自身のようだ。 フェリックスは『Eleven Sports』のインタビューで、自身が加入時に希望した背番号がベンフィカ時代に背負っていた「79」だったことを明かした。 「本当は79番を付けたかったけど、クラブは僕をそこ(Bチーム)に所属させたくなかったんだ(笑)」 「その次は(FWアンヘル・コレア着用の)10番が良かったけど、すでに使われていたから7番に落ち着いたんだ」 フェリックスが在籍したポルトガルリーグやセリエAなどのリーグは1番から99番の間であれば、クラブが定める永久欠番などを除き自由に番号が選択できる。 しかし、ラ・リーガの規定ではトップチーム登録の選手は1番から25番の背番号を着用することが義務付けられており、リザーブチームやユースチーム登録にならない限り、それ以上大きな番号を背負うことができない。 79番と10番を着用するフェリックスも見たい気もするが、今ではすっかりと7番のイメージが定着している。フェリックス本人は本意ではないかもしれないが、グリーズマンの真の後継者としてワンダ・メトロポリターノのピッチで躍動する背番号7を多くのアトレティコファンが今後も見ていたいと思っているはずだ。 2020.02.09 20:40 Sun3
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