CL決勝を最も楽しんだ男? ノリノリの副審が話題に
2020.08.24 18:13 Mon
今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を最も楽しんだのは、7年ぶり6度目の優勝を果たしたバイエルンの面々ではなく、1人のイタリア人レフェリーだったのかもしれない。23日にリスボンのエスタディオ・ダ・ルスで行われた今季のCL決勝は、初優勝を目指すフランス王者のパリ・サンジェルマン(PSG)と、6度目の優勝を目指すドイツ王者のバイエルンが激突。
試合はバイエルンのフランス代表FWキングスレイ・コマンが奪った1ゴールのみと、ロースコアのゲームとなったが、ワールドクラスの選手たちが見せる鬼気迫るプレー、ハイレベルの攻防など、ファイナルに相応しい非常に見応えがある一戦となった。
貫録勝ちのバイエルンの選手たちはピッチ上で快哉を上げるなど、悲願のCL制覇に喜びを爆発させるなど、コロナ禍での異例のファイナルを余すところなく味わった。
だが、イギリス『SPORT BIBLE』は、“CL決勝を最も楽しんだ男”として副審を務めたロレンツォ・マニャネッリ氏(45)に注目した。
ダニエレ・オルサート主審、アレッサンドロ・ギアッラティーニ副審と共に全世界注目の一戦を裁くことになったマニャネッリ氏は、試合中には適切なオフサイドのジャッジ、ピッチサイドでの小競り合いを宥めるなど、いつも通りの堅実な仕事ぶりを見せた。
ただ、試合前、試合後には一世一代の大舞台に45歳とは思えない、はしゃぎっぷりを見せていた。
まずマニャネッリ氏はピッチ入場時にピッチサイドに飾られていたビッグイヤー(トロフィー)にタッチ。さらに、整列時にチャンピオンズリーグアンセムが流れた際には選手全員が、後ろに手を組んで試合への集中力を高めていた中、一人だけ国歌斉唱のように胸に手を当ててアンセムを口ずさむ行動に出た。
試合後の表彰式ではUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長から記念のメダルを授与されると、優勝チームのバイエルンの選手たちに先駆けてメダルに口づけまで行うパフォーマンスを披露した。
そして、一連のマニャネッリ氏のはしゃぎっぷりにSNS上では、同氏こそ今季のCL決勝を最も楽しんだ男ではないかとの、指摘が相次いだ。
なお、白熱の一戦を良い意味で目立たずに遂行する、脇役の仕事を完璧にこなしてくれたイタリア人セットだけに、試合前、試合後のはしゃぎっぷりに対しては好意的な意見が目立っている。
試合はバイエルンのフランス代表FWキングスレイ・コマンが奪った1ゴールのみと、ロースコアのゲームとなったが、ワールドクラスの選手たちが見せる鬼気迫るプレー、ハイレベルの攻防など、ファイナルに相応しい非常に見応えがある一戦となった。
だが、イギリス『SPORT BIBLE』は、“CL決勝を最も楽しんだ男”として副審を務めたロレンツォ・マニャネッリ氏(45)に注目した。
2010年からセリエA、2012年からUEFAやFIFAのコンペティションでアシスタントレフェリーを務めてきたマニャネッリ氏だが、CL決勝を担当するのは今回が初めて。
ダニエレ・オルサート主審、アレッサンドロ・ギアッラティーニ副審と共に全世界注目の一戦を裁くことになったマニャネッリ氏は、試合中には適切なオフサイドのジャッジ、ピッチサイドでの小競り合いを宥めるなど、いつも通りの堅実な仕事ぶりを見せた。
ただ、試合前、試合後には一世一代の大舞台に45歳とは思えない、はしゃぎっぷりを見せていた。
まずマニャネッリ氏はピッチ入場時にピッチサイドに飾られていたビッグイヤー(トロフィー)にタッチ。さらに、整列時にチャンピオンズリーグアンセムが流れた際には選手全員が、後ろに手を組んで試合への集中力を高めていた中、一人だけ国歌斉唱のように胸に手を当ててアンセムを口ずさむ行動に出た。
試合後の表彰式ではUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長から記念のメダルを授与されると、優勝チームのバイエルンの選手たちに先駆けてメダルに口づけまで行うパフォーマンスを披露した。
そして、一連のマニャネッリ氏のはしゃぎっぷりにSNS上では、同氏こそ今季のCL決勝を最も楽しんだ男ではないかとの、指摘が相次いだ。
なお、白熱の一戦を良い意味で目立たずに遂行する、脇役の仕事を完璧にこなしてくれたイタリア人セットだけに、試合前、試合後のはしゃぎっぷりに対しては好意的な意見が目立っている。
◆国歌斉唱ばりのパフォーマンス
Quality that The linesman’s national anthem is the champions league anthem #PSGBayern pic.twitter.com/KHJIUjqYXT
— LondonRam (@RamAbrazil1970) August 23, 2020
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