“闘将”マテウスが見せた、常識を覆す華麗なステップ&豪快弾!【インクレディブル・ゴールズ】

2020.07.18 21:00 Sat
Getty Images
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回はバイエルン時代の元ドイツ代表MFローター・マテウスが決めたゴールだ。

◆リベロなのに華麗すぎるステップでDFを翻弄!

闘将の名で知られ、ボルシアMGやバイエルン、インテルなどでプレーしたマテウス氏。ドイツ代表としても150試合に出場し23ゴールを決めるなど数字も残し、センターバックからボランチ、トップ下とユーティリティプレーヤーとしても知られている。
今回ピックアップするのは1997年4月26日に行われたブンデスリーガ第29節のデュッセルドルフ戦で決めたゴールだ。

この試合のマテウスは3バックの中央で先発出場。ユルゲン・クリンスマンやルジェーロ・リッツィテッリらが先発する中、後半早々にゴールを奪う。
デュッセルドルフ相手に前半で4ゴールを奪ったバイエルン。迎えた52分、マテウスは後方から中央を上がると、味方の縦パスをボックス手前で受ける。

このパスを狙っていたDFのスライディングを華麗にかわすと、ボックス内でも2人のディフェンダーをかわし、最後は左足一閃。強烈なシュートを突き刺し、5-0の大勝に貢献した。

守備的なポジションを務めるマテウスとは思えないステップは、ドリブラーそのもの。いかに総合力の高い選手だったかが分かるゴールだ。

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