現代最高の司令塔デ・ブライネが体を倒しながらの技巧派ボレー【インクレディブル・ゴールズ】
2020.07.04 22:30 Sat
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回はマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが決めたゴールだ。
ヴォルフスブルクで評価を爆発的に高めたデ・ブライネは、2015年夏にシティに入団。初年度から公式戦41試合16ゴール14アシストの結果を残した。中でも見事だったのが、2015年10月3日に行われたプレミアリーグ第8節のニューカッスル戦でのゴールだ。
FWセルヒオ・アグエロのハットトリックで3-1としたシティは53分、パスをつなぐと、右サイドへと展開。敵陣右サイド深くでボールを受けたMFヘスス・ナバスへと渡ると、ゴール前の様子を伺いクロスを供給する。
オフザボールの動きで相手のマークを外し、ボックス内でフリーとなっていたデ・ブライネは、少し弾道が高かったクロスを、うまく体を倒しながら、右足でこすり上げるような形でボレーシュートを放つ。少しループ気味になったシュートには相手GKティム・クルルも成す術なく、ファーサイドのネットに吸い込まれていった。
その後、ジョゼップ・グアルディオラ監督がシティ指揮官に就任した2016-17シーズンからはさらに爆発的な成長を果たしたデ・ブライネ。
今シーズンもチームの中心としての圧倒的な活躍を見せ、ここまでのプレミアリーグで30試合に出場し11得点17アシストという見事な数字を残しており、現代型司令塔の最高峰に君臨している。
◆GKのタイミングを外すデ・ブライネの技ありボレー
ヴォルフスブルクで評価を爆発的に高めたデ・ブライネは、2015年夏にシティに入団。初年度から公式戦41試合16ゴール14アシストの結果を残した。中でも見事だったのが、2015年10月3日に行われたプレミアリーグ第8節のニューカッスル戦でのゴールだ。
オフザボールの動きで相手のマークを外し、ボックス内でフリーとなっていたデ・ブライネは、少し弾道が高かったクロスを、うまく体を倒しながら、右足でこすり上げるような形でボレーシュートを放つ。少しループ気味になったシュートには相手GKティム・クルルも成す術なく、ファーサイドのネットに吸い込まれていった。
この試合では、攻勢を緩めないシティがアグエロの5得点もあり、6-1で快勝。デ・ブライネも1ゴール2アシストと圧巻の活躍を見せた。
その後、ジョゼップ・グアルディオラ監督がシティ指揮官に就任した2016-17シーズンからはさらに爆発的な成長を果たしたデ・ブライネ。
今シーズンもチームの中心としての圧倒的な活躍を見せ、ここまでのプレミアリーグで30試合に出場し11得点17アシストという見事な数字を残しており、現代型司令塔の最高峰に君臨している。
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首位快走に導く。フェイエノールト時代から優れた指揮官として評価されていたが、プレミア初采配に、クロップの後任として初めてメガクラブを指揮するオランダ人指揮官の手腕に懐疑的な見方も少なからずあった。 それでも、プレシーズンの段階から目の肥えた選手たちを納得させる指導をみせ、信頼を勝ち取ると、キャプテンを務めるファン・ダイク、中盤と前線でキープレーヤーとなったグラフェンベルフ、ガクポの同胞を中心にうまくチームがまとまった。 開幕直後こそメンバー固定に否定的な意見も出たが、交代策や試合中の修正力の高さを含めて非の打ち所がない采配によって節が進むごとにそういった批判を払拭。ルイス・ディアスのセンターフォワード起用や遠藤航の偽センターバック起用など、新たなオプションも構築。指導者としての引き出しの多さも垣間見せている。 【期待以上】 ★チーム ◆ノッティンガム・フォレスト <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦最大のサプライズ。昨季は残留圏内ギリギリの17位でフィニッシュした古豪が数多の強豪を抑えて前半戦を3位でフィニッシュ。昇格プレーオフを制して久々の復帰となった2022-23以降の2シーズンは総入れ替えに近いスカッド構築の問題で残留争いを強いられてきたが、ヌーノ体制2年目の今季は引き続き人員を入れ替えたものの、昨季後半戦をベースとした継続路線を選択した。 [4-3-3]と[3-4-2-1]を併用しながら、ポルトガル人指揮官が得意とする堅守速攻、セットプレーを軸に、ソリッドな戦いぶりで11勝4分け4敗という見事な戦績を残した。さらに、リバプールに今季唯一の黒星を付け、トッテナムやユナイテッドにも内容が伴った勝利を収めている。 個人の部分ではミレンコビッチ、アンダーソンとセンターラインに迎え入れた新戦力2人、リーグ得点ランキング上位に付けるベテランFWウッド、攻守に推進力と躍動感がある2列目のエランガ、ギブス=ホワイト、ハドソン=オドイが印象的。さらに、ムリージョとアイナの守備陣2人は強豪クラブの関心を集める躍動ぶりだった。 ★選手 ◆MFエリオット・アンダーソン(ノッティンガム・フォレスト) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で躍動の“ジョーディ・マラドーナ”。クラブOBだった祖父の影響もあり8歳からニューカッスルのアカデミーに在籍したアンダーソンは、2021年にファーストチームデビュー。昨季はトップチームに定着するも、財務違反の処分回避の目的もあって昨夏フォレストへ売却される形となった。 繊細なボールタッチと攻撃センスに優れる天才肌は、新天地でセントラルMFでプレー。ここまでチームトップの5アシストを記録するなど持ち味である攻撃センスを遺憾なく発揮。さらに、トップ下や左サイドでもプレーする攻撃に特長を持つ選手ながらも、新天地では守備面でも奮闘が光る。 昨夏移籍時に総額3500万ポンドの移籍金と報じられており、ある意味で値段に見合った活躍と言えなくもないが、フォレスト躍進の象徴の一人として選出した。 【期待外れ】 ★チーム ◆マンチェスター・ユナイテッド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 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