PK戦制したモロッコが史上初のベスト8進出! スペインは守護神ボノの牙城破れず2大会連続の8強逸に…《カタールW杯》

2022.12.07 02:58 Wed
Getty Images
カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16、モロッコ代表vsスペイン代表が6日に行われ、0-0のまま120分の戦いが終了。PK戦を3-0で制したモロッコが準々決勝進出を決めた。

前大会準優勝のクロアチア代表、同3位のベルギー代表を退けてグループFを首位通過したモロッコ。今大会の台風の目となる北アフリカの雄は、優勝候補相手に史上初のベスト8進出を目指した。2-1で競り勝ったカナダ代表戦からはサビリに代えてアマラーを起用した以外同じメンバーを継続。守護神ボノ、ハキミ、アムラバト、ツィエク、エン=ネシリといった主力が起用された。

一方、日本代表に首位の座を譲ったものの、ドイツ代表を退けてグループEを2位通過したスペイン。その日本との最終節では意図的に2位通過を狙ったとの勘繰りもあり、ベスト8進出は至上命令だ。今大会初黒星からのバウンスバックを図る一戦では先発5人を変更。パウ・トーレスに代えてラポルテ、両サイドバックをアスピリクエタとバルデからマルコス・ジョレンテとジョルディ・アルバに入れ替え、前線はダニ・オルモの相棒にアセンシオとフェラン・トーレスを起用した。
立ち上がりからボールの主導権を握ったスペインだが、ここまでクロアチア、ベルギーの攻撃を封じ込んできたモロッコの堅守を前に攻めあぐねる状況が序盤から続く。

バルセロナ勢が並ぶ中盤を起点に内と外を織り交ぜてボールを動かし、ギャップを狙う形の我慢の攻撃が続く。だが、前線からディフェンスラインまでをコンパクトに保つモロッコの強度の高い守備を前に、逆に再三のロストから左ウイングのブファルを使ったカウンターに手を焼く。
アラブ勢唯一の勝ち残りとなる“アトラスの獅子”を後押しするスタンドからの大声援に呼応するモロッコは、前半半ばから終盤にかけて堅守だけでなく攻撃面でも魅せる。33分にはマズラウィの強烈なミドルシュートでGKウナイ・シモンにセーブを強いると、前半終了間際の42分にもセットプレーの流れからブファルの左クロスをゴール前でフリーのアゲルドが頭で合わすが、これはわずかに枠の右。先制点を奪い切るには至らず。

一方、攻撃停滞のスペインはオフサイドとなった相手のミス絡みのガビの決定機を除いては、前半半ばにボックス内へ抜け出したアセンシオのサイドネットを叩くシュート1本のみにとどまるなど、立て直し必須の内容で前半を終えた。

迎えた後半、メンバー変更も予想されたスペインだが前半と同じ11人でスタート。ただ、全体の立ち位置に修正を施した結果、まずまずの入りを見せる。そして、54分には相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でサインプレーからダニ・オルモが強烈な右足のシュートでGKボノに好守を強いり、最初の枠内シュートとした。

前半に比べてボールだけでなく試合も支配しつつあるスペインは、堅守攻略に向けて63分に2枚替えを敢行。ガビとアセンシオを下げてソレールと今大会3戦連発中のモラタを投入し、アセンシオの“ファルソ・ヌエベ”から本職のセンターフォワードを置く形に変更した。

以降はさすがのモロッコのインテンシティも落ちてきてスペインが崩しの糸口を見いだし始めるが、獅子奮迅のアムラバトやDFアゲルドらの個人の奮闘で要所を締める。

0-0のまま試合は後半終盤に突入。守備のソリッドさは健在も、前半と比べてほぼ攻撃に出られないモロッコはブファルやエン=ネシリ、負傷のアゲルドらをベンチに下げてエゼ・アブデやエル・ヤミークなどラ・リーガでプレーする選手らをピッチに送り出す。対するスペインはフェラン・トーレスに代えて投入したニコ・ウィリアムズが右サイドで早速存在感を示すが、決定機まであと一歩という場面にとどまる。

その後、5分が加えられた後半アディショナルタイムには互いに際どい場面を作り合った中、ラストプレーではスペインのFKの場面でダニ・オルモがゴール前に入れた低弾道のクロスがゴール右隅へそのまま向かうが、これはGKボノが見事な反応ではじき出し、日本vsクロアチアに続き今大会2度目の延長戦へ突入することになった。

その延長戦はここまでの流れを踏襲する拮抗した攻防が続く。何とか120分間で決着を付けたいスペインは、延長前半半ばにアルバとダニ・オルモの左サイドの2人を下げてバルデ、アンス・ファティとバルセロナの若手コンビを投入する。

だが、先に決定機を作り出したのはモロッコ。104分、ボックス手前右で仕掛けたウナイからのショートスルーパスに抜け出したシェディラがゴール前で左足のシュートを放つが、これはGKウナイ・シモンが見事な右足のセーブで阻む。

延長後半は完全に消耗戦が色濃い中、互いにカウンターやセットプレーでチャンスを作り合うと、延長後半終了間際にはCKの流れからスペインに絶好機も、ロドリのクロスに反応した途中出場サラビアが放ったシュートは左ポストを叩いて劇的ゴールとはならず。準々決勝行きの切符はPK戦に委ねられることに。

そのPK戦では1人目から明暗分かれることに。先攻のモロッコのサビリが冷静に決め切った一方、後攻のスペインはPK戦を睨んで投入されたサラビアが右ポストに当ててしまい痛恨の失敗。

さらに、2人目ではツィエクが成功した直後にソレールがGKボノに右を狙ったシュートをストップされる。3人目ではGKウナイ・シモンがバヌンのシュートを止めて可能性を残したが、ラ・ロハのキャプテンのブスケッツの左を狙ったシュートはボノがまたしてもセーブ。そして、モロッコ4人目のハキミが勝敗を決するシュートをきっちり決め切り、アフリカ勢とアラブ勢の期待を背負うモロッコが史上初のベスト8進出を決定した。

なお、ベスト8進出のモロッコは10日に行われる準々決勝でポルトガル代表vsスイス代表の勝者と対戦する。

モロッコ代表 0-0(PK:3-0) スペイン代表

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歴史は繰り返すのだろうか。 14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝でフランス代表はモロッコ代表と対戦した。 ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会。FWカリム・ベンゼマやMFポール・ポグバ、MFエンゴロ・カンテなど主軸にケガ人が続出し、苦しい中スタートした大会だったが、順調に勝ち上がり準決勝に駒を進めると、アフリカ勢初のベスト4入りしたモロッコ相手に2-0で勝利を収めた。 これで2大会連続の決勝進出となったフランス。連覇となれば60年ぶりの快挙で、史上3カ国目の偉業となる。 フランスにとっては3度目の優勝を懸けて戦うことになるが、親子で偉業を達成する可能性があるのだ。 フランス代表FWとしてカタールW杯に参加しているFWマルクス・テュラム。モロッコ戦でも途中出場するとチームを勢いづかせていたが、父は元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏だ。 今大会でGKウーゴ・ロリスに抜かれるまで、142試合というフランス代表の最多出場記録を保持していたのが父。息子はまだフランス代表としての歴は短いが、トロフィーに王手を掛けている。 親子でのW杯制覇となればそれこそ前人未到の偉業。『433』は赤ちゃんの頃に父に抱かれるマルクスの写真と、今大会ファイナリストになった現在のマルクスの写真を並べ、「W杯チャンピオンの子がW杯ファイナリストに」と紹介した。 これにはマルクス本人も絵文字で反応。赤ちゃん時代の写真を久々に見たからなのか、笑う絵文字で反応していた。 果たして父が歩んだ道をなぞらえるだろうか。決勝は18日にアルゼンチン代表と行われる。 <span class="paragraph-title">【写真】偉大な父と赤ちゃんのテュラムに本人も思わず爆笑</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CmKoNHDLaiw/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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モロッコ代表MFツィエク、W杯で手にした報酬約4500万円を全て慈善活動に寄付

モロッコ代表MFハキム・ツィエクは、自身のスタンスを貫き、慈善活動を続けている。 カタール・ワールドカップ(W杯)にモロッコ代表の一員として出場しているツィエク。前任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督とは確執があり、2021年6月を最後に代表チームから離れていた。 カタールW杯予選も招集されず、このままW杯の出場を逃すと思われたが、ハリルホジッチ監督が退任。その結果、9月に代表復帰を果たすとW杯のメンバー入り。今大会では、全試合に出場し1ゴール1アシストの活躍を見せている。 そのツィエクだが、知られざるエピソードが。カタールW杯で手にする賞金30万4000ユーロ(約4430万円)を全てモロッコの人々への寄付に回すという。 ポルトガル『レコルド』によれば、ツィエクがこの行動をとるのは初めてではないとのこと。2015年にも代表活動で得たサラリーを全て慈善活動に寄付していたのだ。 ツィエクは1993年にオランダで誕生。9人兄弟の末っ子であり、10歳の時に父親が高い。厳しい生活環境の中、母親によって育てられた。 決して裕福な生活を送っていなかったツィエクは、ストリートサッカーで腕を磨き、現在はチェルシーに所属。W杯でもアフリカ勢初のベスト4という快挙を成し遂げている。 ヘーレンフェーンでキャリアをスタート。その後、トゥベンテで成長すると、U-21オランダ代表に招集。A代表入りも期待されていた中、アヤックスでも羽ばたいた。チェルシーではまだその片鱗を見せられていないが、W杯では輝きを見せている。 ハリルホジッチ監督との確執にもあるように、ピッチ内で揉め事を起こすことは昔から変わらず、トゥベンテ時代には経営陣を批判してキャプテンを剥奪されることに。オランダ代表にも招集されたことはあるがケガでプレーできず、結果としてモロッコ代表を決断。その理由は「プレーしたいだけ」と、より試合に出られる可能性の高いモロッコを選択したとした。 問題もあるツィエクだが、人々を助けるというキャラクターは変わらず、ファンの少年をアムステルダムまで招待してサイン入りのユニフォームをプレゼントしたり、交通事故によりキャリアを終えなければいけない選手に対し、治療費と訴訟費を支払うなどしている。 攻撃的で挑発的な側面と、慈悲の精神を持つツィエク。W杯で3位という栄誉を掴むことはできるだろうか。 2022.12.16 21:55 Fri

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