東京Vから加入の日本人選手2名所属のジル・ヴィセンテ、ホームユニは赤基調のグラフィックデザイン
2022.08.02 20:55 Tue
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「監督の功績ではない」スポルティングCPが1G1Aの守田英正を改めて称賛「とても良い選手」
スポルティングCPのルベン・アモリム監督が、日本代表MF守田英正について語った。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 9月30日、プリメイラリーガ第8節でスポルティングはジル・ヴィセンテと対戦した。 日本代表から戻った守田はこの試合もボランチの一角で先発出場。ジル・ヴィセンテもMF藤本寛也が先発出場を果たした。 守田は16分に味方のシュート性のクロスに飛び込み、移籍後初ゴールを記録。チームの先制ゴールを奪うと、22分にはロングボールに走り前線でキープ。すると見事なヒールパスでオーバーラップしたペドロ・ゴンサウベスに繋ぎ、アシストを記録した。 1ゴール1アシストで3-1の勝利に貢献した守田。試合後の記者会見で、アモリム監督は守田について質問を受け、高く評価していることを改めて語った。 「私は彼にあまり教えていない。ただ、彼にはクオリティがあり、タイミングを持っており、パスもシュートもうまく、とても知的な選手だと伝えた」 「彼のような選手に教えることはせず、励ますだけで良い。彼は一生懸命ハードワークしており、それは監督の功績ではない」 「彼はとても良い選手だ」 <span class="paragraph-title">【動画】見事な飛び込みで初ゴール&技ありヒールアシスト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JcPD1BAOL8k";var video_start = 67;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.10.01 11:55 Sat2
「もう少し自分発信で」ポルトガルで3年目、苦しみを乗り越えて藤本寛也が得たもの
育成の名門である東京ヴェルディの下部組織で育ち、2020年8月にポルトガルのジル・ヴィセンテへと渡った藤本寛也。 3シーズンを過ごしたポルトガルではレギュラーとしてプレーを続けた中、2022-23シーズンは苦しいシーズンとなった。そのポルトガルでの成長と苦しんだ3年目のシーズンについて話を聞いた。 取材・文・写真:菅野剛史 取材協力:アディダスジャパン ー3シーズン目を迎えたポルトガルでは全試合に出場しました 3シーズン目は特にチームの結果が思ったように出ず、個人としても一昨年(2021-22シーズン)に比べると苦労したシーズンになりました 昨シーズン(2022-23シーズン)は良い経験になって、下の戦い方であったり、また違った得られるものが多くて、自分のためになったシーズンでした ー今シーズンはポルトガル移籍後初めてゴールがなかった。一番苦しんだところはどこですか? 特に監督だったりスタッフから求められるものが、良かったシーズンと違うものがあって、そこを自分として要求に応えようと色々なものを試行錯誤してやったんですが、なかなかチームも選手も苦しいシーズンだったので、大変なシーズンだったと思います ーチームメイトとの関係も変わりました? 監督の要求も変わりましたが、他の選手とのプレーでの関わり方というのは、少し難しかったかなと思います ー苦しい中で、どういう感じにしていきたかったでしょうか もう少し自分発信で色々なプレーを味方の選手と繋がってやっていければ良かったです 受け身になったというか、自分から発信することが良い時とは少し違っていたので、後悔というか、改善の余地があったと思っています ーチームメイトに対して主張できなくなった理由は何かありますか? 監督の要求と自分のやりたいことが少し違っていて、そこを他の選手に提示して良いのか、試合中に思ったことをやって良いのかという葛藤がありました。そこが難しかったです ー周りの選手をもっと巻き込みたかったということですね 今思えば、そっちの方が良いプレーに繋がったと思うので、タラレバにはなってしまいますが、今後に生かさればと思います 今後そういう状況になった時には、もっと自分から発信していければと思っています ー日本人選手がポルトガルでも増え、対戦も増えたと思います。日本人選手との対戦が増えたことで感じることはありますか より日本人ということを意識するようになりました。相手にもいますし、日本にいる時とは違って気持ちが上がった状態で対戦していました 相手には日本代表選手もいますし、自分としてはモチベーションが少し上がった状態で試合に臨んでいましたね ー日本代表選手とも対戦する中で、今後日本代表に入るために見せていきたいところはどこでしょう もっと印象に残るようなプレーをしていけたら、そこには繋がっていくと思います 良い時のシーズンとあまり良くないシーズンでは、自分の中で違和感もあるので、良い時のプレーをもっと出せたらと思っています ー苦しいシーズンを過ごす中、3強との対決では戦い方も変わると思います チームは慎重になりますが、そういう時こそ大胆さが必要で、相手にプレッシャーになるし、攻撃でも守備でも与えられると思います ちょっと守備気味に気持ちもプレーもなってしまいがちですが、そことのバランスを考えて、もっと相手にプレッシャーを与えられるプレーをしていければ、勝利のチャンスが増えていくと思います ーまた、ヨーロッパ・カンファレンスリーグのプレーオフを戦いました。ヨーロッパの他の国のチームとの対戦はいかがでしたか ポルトガルのチームとは全く違ったプレーや選手もいます。自分としては楽しかったですし、レベルの高いチームが集まってくるので、自分にとってもまた新しい経験が増えました 負けてしまいましたが、得られるものは良かったです ー今後、ヨーロッパの大会でやっていきたいという思いはありますか? 自分たちはカンファレンスリーグのプレーオフでしたが、ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグになるとよりレベルが上がるとなると、そこでプレーしたいという気持ちはあります ヨーロッパの主要大会に出ていくというのは、いち選手として良い経験になると思います ー代表や日本で対戦したり一緒にプレーした選手などはすでに経験していますが、刺激はありますか? 見ても刺激になりますし、自分が実際にやって上のことをイメージすると余計に出たいという気持ちが増しています ーポルトガルでチャレンジしている中で、日本にいた時からの1番の変化、または変えた部分というのはどこでしょう 日本のJリーグでのサッカーとヨーロッパのサッカーは全く違うものになって、やっぱり1試合での流れは真反対と言えるぐらいです より攻撃での自分の良いところが出せるというシーンは日本よりも増やせていて、そこは自分でも実感しています ー特に判断スピードが必要と他の選手もよく口にしていますが、大きく違いますか? 違いますね。ヨーロッパの選手は守備でも攻撃でも前にガツガツきて、後ろを気にせずにくるので、ボールが自分に渡る時、渡る前の判断というのは増やしていかないと自分のミスに繋がるので、上げていかないとダメかなと思っています ◆履き続けるスパイク「エックス(X)」 について ー今回発表された「エックス クレイジーファスト(X CRAZYFAST)」の進化、感触はどう感じていますか? フィット感と軽さは「エックス(X)」 の良さでもあるんですが、その良さがより増えたと思います アジリティの部分。ボールを持った時、持っていない時のアジリティは自分も助けられています ーアジリティはポジションとしても大事なこと。こだわりや重要なポイントはどこでしょうか 個人的には軽さと、次のプレーへの行きやすさが「エックス(X)」 にあると思っています ボールを持っている時でも、持っていない時でも、今のプレーは「エックス(X)」 でも良さが出ますが、2つ目、2歩目の良さという点もあるかなと思います ー「エックス クレイジーファスト(X CRAZYFAST)」は非常に軽量化されていますが、アッパーもかなり薄くなっていますよね 人工皮ということもありますし、自分の足とボールが接着するときに、人工皮だとより薄くなるので、その薄さというのは僕個人的には好きです。素足が直接触れている感覚なので、プレーしやすいです ーその辺りの感触は、かなり違いますか? 1回「COPA」を履いたことがあるんですが、天然皮で少し厚さがあって、ボールと足がつくときに厚さがあるので、ボールタッチはより素足感覚でやりたいなと思っています。「エックス(X)」 は凄くやりやすいスパイクです ートラップ、キックのインパクトの瞬間は結構差があるということでしょうか 結構ありますね。自分は凄く感じています シュートに行く前の動作も「エックス(X)」 だと行きやすいですし、足も運びやすく、次のプレーに転換しやすいです。とても履きやすいスパイクになっていると思います ープレーの面ではピッチが日本とポルトガルでは全然違うと思います。スパイクが影響する部分はありますか? スパイクは「エックス(X)」 だと足がズレにくいので、そこはやりやすいですし、踏み込みの時もズレないですし、アジリティ出す時も運びやすいので、海外に居る時の方が「エックス(X)」 の使いやすさがより増していると感じます。他のスパイクもフィット感はありますが、より足を包んでくれる感覚がありますね 2023.08.04 11:40 Fri3
かつては85億円を設定された元スポルティングの田中順也、ポルトガル移籍が増える現状を語る「何人かの背中を押した」
かつてスポルティング・リスボンでもプレーしたことのあるFC岐阜の元日本代表FW田中順也が、日本人選手のポルトガル移籍が増えていることに言及した。ポルトガル『レコルド』が伝えている。 田中は順天堂大学から2010年2月に柏レイソルへと入団。強烈な左足のキックを武器に活躍。日本代表としても4試合に出場するなど、その実力を示していた。 その田中は2014年7月にスポルティングへと完全移籍。当時ヨーロッパでは全くの無名でもあった田中だが、スポルティングが違約金に6000万ユーロ(約85億円)という破格の金額を設定。このことがヨーロッパでも大きな話題を呼び、「タナカとは何者だ」と話題となった。 田中はスポルティングで公式戦35試合に出場し7ゴール6アシストを記録。加入1年目こそリーグ戦17試合で5ゴール2アシストを記録するも、シーズン終了後に監督が交代。すると構想外となり、2年目は公式戦7試合の出場に終わっていた。 その後は、日本へと復帰。柏の他、ヴィッセル神戸でもプレー。現在は岐阜に所属している。 ポルトガルリーグは日本人選手がほとんどプレーしていなかった中、現在は日本代表MF守田英正やFW田川亨介(共にサンタ・クララ)、MF中島翔哉、GK中村航輔、FW川﨑修平(いずれもポルティモネンセ)、MF藤本寛也(ジル・ヴィセンテ)、FW食野亮太郎(エストリル)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が所属。新シーズンからはDF小川諒也(ヴィトーリア・ギマランイス)の参戦が決まっている。 守田もスポルティングへのステップアップが確実視されるほか、日本人選手の獲得の噂が他にもあるポルトガル。田中はこの現状についてコメントした。 「ポルトガルにはクオリティの高い日本人選手がたくさんいる。すでにプレーできている選手もいる。他の選手がすぐに向かうことも願っている」 「僕は一部の選手の背中を押したと感じている。ポルトガルでは幸せだったし、それのおかげで他の選手がポルトガルのリーグをポジティブに捉えることができたと思う」 ポルトガルへの道を切り拓いたと言っても良い田中。日本人選手がポルトガルで順応できる理由についても語った。 「ポルトガルはクオリティとスピードでプレーするレベルの高いリーグだ。日本には、そう言った特徴を備え、考えてプレーするのが速い選手がたくさんいる」 「他の日本人選手にもぜひポルトガルに行ってもらい、良さを知ってもらいたい」 日本人選手に向いているリーグだと語る田中。最後には、かつての仲間やファンたちへのメッセージを残した。 「この場を借りて、スポルティングに関わる仲間たちにメッセージを残したいと思う。僕はクラブを永遠に愛している。とても嬉しかったし、ぜひ頑張ってもらいたい。チャンピオンになることを願っている」 日本人選手の多くはドイツやベルギーでプレーしているが、ポルトガルも人数は増えてきている状況。良い結果を残す選手が増えることを望むばかりだ。 2022.06.17 12:55 Fri4