「ペナルティエリアの達人」「何でも上手くやる」2試合連続クリーンシートの鈴木彩艶が高評価、ユベントスを完封「完璧に仕上げた」

2025.04.24 15:05 Thu
【動画】シュートセーブにハイボール処理も完璧。鈴木彩艶がクリーンシート



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中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
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パルマがスイス期待の逸材MFゾームを5年契約で獲得、移籍金8億円

パルマは4日、チューリヒのスイス代表MFシモン・ゾーム(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2025年6月30日までの5年間となる。なお、移籍金は650万ユーロ(約8億円)とのことだ。 ゾームはチューリヒの下部組織出身。若くして才能が開花すると、2018年7月にファーストチームへ昇格していた。 これまで公式戦45試合に出場し1ゴール2アシスト。スイス・スーパーリーグでは39試合に出場し1ゴール2アシストを記録していた。 また、世代別のスイス代表もU-15からU-19までプレー。まだデビューは果たしていないものの、9月に行われたUEFAネーションズリーグ2020-21ではスイス代表に初招集されている。 2020.10.04 21:45 Sun
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鈴木彩艶フル出場で好守見せるもウディネーゼにウノゼロ力負け【セリエA】

パルマは1日、セリエA第27節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、0-1で敗れた。パルマのGK鈴木彩艶はフル出場している。 前節はキヴ監督の初陣となった中、ボローニャにシャットアウト勝利として連敗を4で止めた17位パルマ(勝ち点23)は彩艶が引き続き先発となった。 前節PK強奪で懲罰交代となったルッカが先発した10位ウディネーゼ(勝ち点36)に対し、慎重に構える入りとしたパルマは8分にピンチ。ボックス内からアタにボレーで狙われたが、彩艶が好守で凌いだ。 その後、11分にもトヴァンの直接FKで彩艶を強襲されたパルマの守勢が続くと、24分にもピンチ。トヴァンのパスをボックス左で受けたアタに枠内シュートを打たれたが、ここも彩艶が凌いだ。 しかし35分、トヴァンのミドルシュートがボックス内のバログの腕に当たり、VARの末にPK判定となった。これをトヴァンに決められ、1点ビハインドで前半を終えた。 防戦一方だったパルマは迎えた後半、開始2分に同点の好機。スルーパスを受けたマンがボックス左から決定的なシュートを放ったが、GKパデッリの好守に阻まれた。 しかしその後は重心を上げるパルマが押し込む時間を増やすもシュートに持ち込むには至らない。 ウディネーゼに試合をコントロールされる中、70分にはトヴァンに追加点の絶好機を許したが、ボックス中央から放ったシュートは枠を外れて助かった。 78分にはトヴァンにミドルシュートを叩き込まれるも、VARが入ってその前にルッカにオフサイドがありノーゴールに。 またも助かったパルマは86分にペッレグリーノが立て続けにオンターゲットのシュートを記録するもGKパデッリに阻まれ、そのままウノゼロ敗戦。力負けでキヴ体制連勝とはならなかった。 ウディネーゼ 1-0 パルマ 【ウディネーゼ】 フロリアン・トヴァン(前38)【PK】 2025.03.02 06:43 Sun
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カンナバーロがパルマ時代の逸話を暴露「アスプリージャが罰金を食べた」

元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏が、パルマ時代の逸話を明かした。 カンナバーロ氏は、ナポリの下部組織でキャリアをスタート。1995年7月に21歳でパルマへと完全移籍を果たした。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJpa0xCck5MMyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> パルマには2002年7月にインテルへ移籍するまで在籍したが、その間にコッパ・イタリアを2度、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を1度優勝するなど、各国のスター選手たちと共にチームの最盛期を過ごした。 そんなカンナバーロ氏は、のちにバロンドールを獲得するまでになるが、イタリア『スカイ・スポーツ』で過去の逸話を披露。当時あった罰金制度を語る中で、元コロンビア代表FWファウスティーノ・アスプリージャ氏の仰天行動を明かした。 「僕は若い頃にパルマに入り、当時のチームは本当に勝利のためにプレーしていた」 「キャプテンとしてのロレンツォ・ミノッティは、すべての罰金を記録していたことを覚えているよ。選手たちは、間違ったことをした際に、お金を支払わなければならなかったんだ」 「アスプリージャが支払う番になった時、彼は立ち上がって、罰金が書かれたリストの紙を食べていたけどね」 アスプリージャ氏は、現役時代に何かとお騒がせをしてきたことでも有名で、過激な発言を含めてトラブルメーカーとしても知られていた。 2020.04.22 11:15 Wed