ファン・ウィジョのアランヤスポル移籍が正式発表…半年間のレンタルに
2024.02.07 06:00 Wed
【写真】ファン・ウィジョの加入会見が実施
Kulübümüz, Nottingham Forest takımından sezon sonuna kadar kiralanan Güney Koreli Ui-Jo Hwang için imza töreni düzenledi.
— Corendon Alanyaspor (@Alanyaspor) February 6, 2024
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元G大阪のファン・ウィジョ、性行為の違法撮影で懲役4年求刑…容疑を全て認める「心から謝罪します」
かつてガンバ大阪でもプレーした元韓国代表FWファン・ウィジョ(32)が、違法撮影の疑いで検察から懲役4年を求刑されることとなった。韓国『聯合ニュース』が伝えた。 G大阪を退団後、ボルドーへと移籍したファン・ウィジョ。2022年8月にノッティンガム・フォレストに移籍して以降は、多くの問題を抱え、オリンピアコス、FCソウル、ノリッジ・シティ、アランヤスポルへレンタル移籍を繰り返し、今シーズンから完全移籍に切り替わった。 今シーズンはスュペル・リグで3試合2ゴールを記録しているが、2023年11月に女性が性行為を違法に撮影されたと訴え出ており、警察の捜査などを受けていた。ファン・ウィジョは、2022年6月から9月にかけて、4回にわたって相手の合意なしに性行為を撮影。被害者女性は2人いるとされている。 一方で、ファン・ウィジョは意図的に流出したのではなく、ギリシャで盗まれたスマートフォンから流出したと主張。その中で、「彼女はテレビ出演もしている有名人であり、結婚もしている。彼女の同意を得て撮影したものだ」と語り、個人情報を流布したとして二次加害の容疑もかけられていた。 韓国代表からも追放されてしまったファン・ウィジョだが、ソウル中央地裁は16日にファン・ウィジョの初公判を行い、懲役4年を求刑。ファン・ウィジョは容疑を全て認めたという。また、裁判所に同じ趣旨の意見書も提出した。 4年の懲役刑を求刑した検察は「性暴力治療プログラムの履修命令」と「身元情報公開及び告知命令」、「5年間の就職制限命令」も課してほしいと要請したという。 検察は「被害者の傷と羞恥心が深刻だったと見られ、(映像が)流出されたことで深刻な被害を受けた」と語り、「(ファン・ウィジョが)心から反省をしているのかも疑問だ」と話したという。 ファン・ウィジョは「私のせいで被害を受けた方々に心から謝罪します。私を応援してくださったすべての方々にも、間違った行動により失望を与えたことを深く謝罪します」とコメント。「今回のことを教訓にし、今後は何も過ちを犯さず、サッカー選手として最善の努力をして生きていく。今回に限り最大限先処してくださるよう切に願う」と訴えていた。 被害者側弁護士は公判後「このような犯罪を犯してはならないということを国民に宣言して見せる裁判所の選択だった」と語り、「被告人側と合意する意思は全くない」と、示談等に応じる気はないと立場を明かした。 ファン・ウィジョの宣告期日は12月18日。果たしてどういった判決が下りるのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】出廷するファン・ウィジョ、懲役4年を言い渡される</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ktZVIs89um4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 15:55 Wed2
韓国代表FWファン・ウィジョに仏2クラブとドイツから関心
ボルドーに所属する韓国代表FWファン・ウィジョ(29)は、リーグ・アンの2クラブやドイツ行きの可能性があるようだ。フランス『レキップ』が報じている。 今シーズンのリーグ・アンを最下位で終え、2部降格が決定したボルドー。さらに、以前から財政問題を抱えるクラブは、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)の勧告によって、今夏の移籍市場での大幅な人員整理が求められている状況だ。 『レキップ』によると、クラブは今夏の移籍市場で16~18人の退団が見込まれており、その中でファン・ウィジョとカメルーン代表MFジャン・オナナ、ホンジュラス代表FWアルベルト・エリスの3選手にはすでに幾つかのクラブからオファーが届いているという。 2019年夏にガンバ大阪から加入し、ここまでリーグ戦92試合29ゴール7アシストの数字を記録する韓国代表FWは、今シーズンも11ゴールを挙げており、国内での評価は高い。 そして、現時点ではフランス人FWコロ・ムアニ、イングランド人FWステフィー・マヴィディディと、いずれも主力ストライカーの退団が決定的なナントとモンペリエの2クラブが獲得に興味を示している模様だ。 加えて、具体的なクラブ名は出ていないが、ブンデスリーガからも関心が示されているという。 なお、韓国代表に合流中のファン・ウィジョは、先日にブラジル代表との国際親善試合前のインタビューで、「将来のことは誰も分からない。良いチームがあればできるだけ早く移籍、新しい環境に適応する時間を十分確保したい」と、ボルドーからの移籍の可能性を認めていた。 2022.06.08 22:32 Wed3
【独占インタビュー】「負の遺産という表現もできるかも」低迷が続き試行錯誤のG大阪、OB橋本英郎氏が思う“ガンバらしさ”とは?
日本代表としても国際Aマッチ15試合に出場し、今年1月に25年のプロ生活に幕を閉じた橋本英郎氏。12月16日にキャリアの原点であるガンバ大阪の本拠地パナソニック スタジアム 吹田で引退試合を行うのに先駆け、超ワールドサッカーではインタビューを実施し、中編では今のG大阪を振り返ってもらった。 【第3回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=454814" target="_blank">前編</a>・<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=454816" target="_blank">後編</a>】 <span style="font-weight:800">――今のガンバ大阪は復権を期して後輩たちが日々頑張っているが、厳しいシーズンが続いています。OBとしていかがでしょうか。</span> 「非常に苦労しているなと思いますね。特に、ユースから上がってきた選手で残れている選手が少し減っているなと。トップに上がれてはいるんですけど、レンタルで出ていく選手も増えていますし、そのあたりでもう一回取り戻せたらいいなと個人的に思います」 <span style="font-weight:800">――実際、ガンバ大阪のユースはプレミアリーグから降格し、トップチームと同じく落ち込み気味。トップチームではユース出身で倉田秋や宇佐美貴史に続く選手がなかなか出てきていません。</span> 「ちょっと時代が変わって、堂安律選手とか、井手口(陽介)選手も含め、活躍すると、海外に行ってしまうので、その辺りの難しさは感じます。食野(亮太郎)は帰ってきましたけど、彼とかが中心になって引っ張っていけるようになると、また違った状況になるのかなと思います」 <span style="font-weight:800">――今のガンバ大阪で注目する若手はいかがでしょうか。中村仁郎選手や唐山翔自選手のような注目株もいますが。</span> 「唐山(翔自)くんですかね。でも、ちょっとチャンスのもらい方を見ると、彼に柔軟性が必要なのかなと。特に、(ダニエル・)ポヤトス監督がフォーメーションだったり、約束事が多いので、そのなかで生きるにはどうしたらよいかだったり、そういう考える力がないと、今のサッカーに彼自身がフィットしていくのは難しいのかなと」 「ある程度、フォーメーションが変わって、彼向きの形を作ってくれれば、また違うと思いますけど、今のやり方で彼が生きるかと思うと、生きる感じがしないです。であれば、彼自身がもうちょっと柔軟性を持ったり、ゴールというところにフォーカスして、周りに作りをお願いしたりとか、そういうところの考え方を変えていかないといけないのかなと思います」 「(倉田)秋や、(宇佐美)貴史がそこらへんで頑張っていると思いますけど、彼らのような選手がそこらへんもアドバイスしていけると、もっと良いんでしょうけどね」 <span style="font-weight:800">――唐山選手の理想像は大黒将志さんだと思いますけど、いかがでしょうか。</span> 「そんな感じだと思います。ってことは大黒のようにプレーするには周りの選手にどういうプレーをしてもらったら良いんだろうっていう要求をしていかないといけないです」 「自分はゴール前で勝負するっていうなら、作りのところはある程度簡単にして、そこまで参加せず、ゴール前で勝負できるところで勝負するのは駆け引きとして大事になると思います」 「背後を取る動きや、ゴール前でのクロスに対するタイミング、足もとでもディフェンダーと入れ替わるようなタイミングで受けるようにするとか、そういう細かいところを考えていかないといけないです」 「フォワードとなると、外国人選手を取ってくるので、争っていくのは正直難しいんですよね。(イッサム・)ジェバリ選手がライバルなら、ポストプレーが上手ですし、真似しようとしても体格や身体の使い方からして難しいです」 「であれば、彼と違う特長を出す必要があります。そのなかで、ポヤトス監督が考えるような、途中交代で流れを変えたい、同じポジションだけで雰囲気が変わる、みんなの動き方が変わる選手ってなれば、全然違うと思います」 <span style="font-weight:800">――近年のG大阪は韓国代表FWファン・ウィジョ選手がいなくなってから、ゴールゲッターが見つからない状況。チームに合うストライカーはどういうタイプだと考えますか?</span> 「今はちょっと変わっているのかもしれないですけど、昔は数少ない決定機でも点を決められるタイプの選手。特に、俊敏性がある選手が合ったんですよね。高さというよりは」 「チョ・ジェジンとかもいたんですけど。チョ・ジェジンがそんなに点数が多くなかったのはクロスからのゴールが当時のチームにそこまで多くなかったんです」 「今はクロスからのゴールが増えて、黒川(圭介)が上がれたりもするので、ゴール前で勝負できる選手が必要なのかなと思いますね。ポヤトス監督がどっちを求めているのかあまりわからないところがありますけど、最初はサイズを求めているのかなと思っていました」 「最初は鈴木(武蔵)選手を使っていましたけど、ジェバリ選手を使って、次は宇佐美選手を使っていますし。多少は高さや、ボールキープのところを優先しているのかなという気がします」 <span style="font-weight:800">――宇佐美選手のストライカー起用はいかがでしょうか。</span> 「彼自身がその意図だったり、やり方でそういう考えになれれば良いと思います。彼の場合はシーズン初めにタスクがすごく多かったです。キャプテンになって、7番を背負って、チームを引っ張る。で、インテリオールのポジションで攻守両面に関わって、FKもCKも蹴る。やることがいっぱいありました」 「点を取るだけでなく、アシストも含めてやらなければいけません。おっしゃるように、どちらかといえばゴールだけ、『フィニッシャーとしての力を発揮してください』であれば、持っているものは持っていますし、ゴール前の仕掛けも細かいタッチでかわせますから、チームとして求めて、フォーカスさせるのは大事かもしれないですね」 <span style="font-weight:800">――その宇佐美選手は中盤での作りも担っていますが、山本悠樹選手が台頭しています。印象はいかがでしょうか。</span> 「貢献度はめちゃくちゃ高いと思います。ダワン選手やネタ・ラヴィ選手、ファン・アラーノ選手との関係性も上手に作っていますし、外国人選手にうまく合わせられるのもすごく魅力的ですよね」 「能力の高い選手に合わせながら、自分の良さもしっかりと出せています。次はウィングや前線、サイドバックからのサポート、攻撃の厚みという話になってくるかもしれないですね」 <span style="font-weight:800">――山本選手も橋本さんのようにクレバーな印象を受けますが。</span> 「(クレバーさを)感じますね。視野は広くて、キックの種類も色々と変えて蹴っています。技術も僕より全然あると思います。僕の方がちょっと(足は)速かったかなと思うぐらいです(笑)。彼と僕は得点力でいったら同じぐらいだと思います。彼の方がもっと取れるんじゃないかなと思いますけど、彼のマインドのところだと感じます」 「今はチームのゲームメイクをするところにフォーカスしていると思うので、それにプラスアスファで点を取ったり、FKを決めたり、CKからアシストできる選手になれれば、僕じゃなく、遠藤(保仁)選手のようになれるんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:800">――改めてチームに話を戻して、近年はガンバらしさを追い求めるシーズンが続いています。それが続く故、ガンバらしさが抽象化しつつありますが、それを築いた時代の1人としてガンバらしさとは何を指すものだと感じますか。</span> 「ある意味、負の遺産という表現もできるかもしれないです。僕らの頃に点を取られても点を取るとか、そういうサッカーを気に入ってもらったサポーターの方が多くいました。それがガンバらしさという言葉で一人歩きしてしまったのかなと」 「その後、“ウサパト”っていう宇佐美とパトリック、長谷川健太さんの3冠のときって、堅守速攻だったんですよね。それが続いて、タイトルを獲っているのにあまり面白くないという理由で叩かれてしまう、タイトルを獲って上位争いをしているのに面白くないと言われてしまう。これってすごく難しいなと」 「勝って、タイトルを獲って、3冠なんて僕らのときでもできていないのに、そのチームが違うと言われて、ガンバ大阪として『やっぱり違うよな、サポーターも言っているし』となったところもあるのかもしれません。そのあたりが正直、どこをゴールにするかが本当に難しいと思います」 「今年でいうと、ポゼッション率の低いチームの方が勝率良いんですよね。圧倒的に良いんですよ。これが面白いくらいハマっちゃってて。それは今シーズン、世界的にもそうなっています」 「マンチェスター・シティや、バルセロナぐらいまでいってしまえば、ポゼッションでもいいですけど、中途半端だと、今は守備が良くなっているので、逆にカウンターを受ける確率が上がります。守備が洗練されて、システマチックになって、理論的になって、一般的な攻撃だと止められますし、質が劣るとやられるようなことが増えています」 「あとはイマジネーション溢れるプレーであれば、打開できますけど、どんどんフィジカル重視というか、スピード感とか、世界でそういう流れになって、ファンタジスタやゲームメーカーがいなくなってきたと言われています」 「そういう時代背景もあって、どうしてもそちら側に寄っていっているので、クラブの理念や、フィソロフィーというところでブレずにやるところと、時代と若干のズレがあるなかで求められると、難しい部分もあるのかなと個人的に思います」 <span style="font-weight:800">――そのなかで、今のガンバ大阪はポヤトス監督が主導権を握るサッカーで勝つスタイルの確立を目指しています。</span> 「主導権という言葉の意味をどう捉えるかですよね。サポーターも含め、世間がどう見るかもあるんですけど。セレッソ大阪はダービーのとき、ボールを持たせて主導権を握りました。(ボールを)奪ったときに自分たちがポゼッションしやすい形を作るというのも1つだと思います」 「確実に自分たちがボールを回すのが主導権なのかをポヤトス監督が声を大にして言い出せば、また話は変わってくるのかなと。相手に持たれるけど、しっかりと守備を構築して、相手にボールをゴール前に運ばせないとか、奪ったあとに中盤を押し込んでボールを回せるとか」 「谷(晃生)選手と東口(順昭)選手が前半戦、繋がなあかん、繋がなあかん、繋がなあかんってどんだけ苦しむねんってぐらい悩んでいたと思います。それを解放した途端に勝ち出しました。やっぱりそういう要素はあると思います」 「相手が取りにきたら背後、背後を消されたら手前で繋げればいいというような、相手に合わせてプレーすること自体も主導権っていう考え方ができます。何をもって主導権かをクラブの発信の仕方だったり、監督や、選手がどう捉えているかが大事だと思います」 <span style="font-weight:800">――シーズン中盤は3連勝&4連勝の8戦無敗で一気に中位まで浮上したガンバ大阪ですが、ここにきて急ブレーキ。この歩みをどう見ていますか。</span> 「まずは自信がなくなっているのが大きいですね。倉田秋とも結構喋ったんですけど、彼が(第14節の)マリノス戦に出て負けたんですけど、そこで兆候が変わったと。その後の新潟戦で彼が先制点を取って、3-1で勝ったと思います。それから試合に勝てるようになりました」 「要はハードワークするのをみんなが認識して、それをベースに、本来は普通の話なんですけど、ミスしても切り替えてすぐ行動を取れれば、どんなサッカーでもある程度戦えたりします。それが今、横浜FCや、湘南が上のチームと戦える要素になっていると思います。そこでサボったり、基本的なところを疎かにして、その上っ面の戦術的なことばかりだと難しいです」 「やっぱり根幹にある、走らないといけないとか、球際は戦わないといけないとか。まずはそれが先にあってから戦術の話。自分たちに迷いが生まれたときに足が止めたり、どうしたらいいんだろうではなく、アクションを取ろう、正解じゃなくても正解にしようとか、そういうのができるとまた流れが変わってくると思います」 <span style="font-weight:800">――試行錯誤が続くガンバ大阪ですが、今季のポジティブな要素はいかがでしょう。</span> 「半田(陸)選手ですね。ポテンシャルを感じながら、シーズン初めこそJ2から来て、山形から来て、結構苦労している印象でしたけど、若さもあり、食らいついて、気づけば主力になりました。彼が右サイドにいないとっていう雰囲気まで出てきました。そのタイミングでケガをしたり、海外移籍の話なんかも出ましたけど、そこまで成長したのはクラブとして間違いなく良い兆しだと思います」 「あとは山本選手ですよね。彼自身もこのシステムのなかで役割を見つけて、良い動きをして、上がり目、ボランチ、アンカーでタスクをこなして、色んな選手に指示を出して、ゲームのコントロールもしています。そういう選手が元々、持った力を出せるようになりました」 「あとは外国人選手もある程度の助っ人という雰囲気を出してくれています。ファン・アラーノ選手は鹿島から出て来て、主力として点も取ってくれて、すごい運動量でチームを支えてくれています。特に、勝っている時期は彼がいないと成り立たなかったりもしました」 「ネタ・ラヴィ選手もダワン選手もですし、軸となりそうな選手が出てきているなと思います。あとはセンターバックにも若い佐藤(瑶大)選手が出てきました。福岡(将太)選手と佐藤選手は1失点してしまうのを改善できなかったところが少しネックですけど、クラブとしてもう少しアプローチできていれば彼らがもっと成長の速度を上げた状態で支えてくれたんじゃないかと」 「どうしても失点してしまうと、クォン・ギョンウォン選手を使ったりとか。三浦弦太選手の方も能力があると思いますし、そこを使うとなると、彼らのチャンスがまたなくなってしまいます。そこでまた競争して、また彼らが出たときに良いパフォーマンスを発揮していくのが大事だと思います」 <span style="font-weight:800">――ポヤトス監督のもと、試行錯誤が続くなかでやろうとしていることは見て取れます。この取り組みを加速させるには何が必要でしょうか。</span> 「このままの形でいくなら、質ですね。パススピードを上げたり、細かい立ち位置を変えるとか、仕掛けるところと捌くところの判断だったり、そこの質をしっかりと上げていくのは大事になると思います。それ以上に走るとか、ベーシックなところも必要かなと。それができても、同じやり方を続けるのであれば、質は求められてくるんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:800">――その中で、ガンバ大阪が“西の雄”に返り咲くために求められるものは何が必要でしょうか。</span> 「大きくいうと、アカデミーかなと思っています。“西の雄”に長くいられるのはやはり育成だったり、教育の環境や、理念だったり、そこが安定して、地域にも認められて、そういう選手たちが人間性を含めて入ってくると、クラブは安定していくんじゃないかなと思います」 <span style="font-weight:800">――現在のアカデミーではご自身と一緒にプレーした選手がコーチとして後進の育成に携わっています。</span> 「クラブ愛の強い選手が入ってきてくれればなと。海外に行っても、堂安にしろ、気にはかけてくれています。そういう選手が増えて、帰ってくればなと。セレッソがそうで、清武(弘嗣)選手にしろ、香川(真司)選手にしろ、柿谷(曜一朗)選手にしろ、(山口)蛍選手にしろ、みんな帰ってきています」 「そういうクラブになってほしいなと思います。貴史は帰ってきてくれましたけど。そういう愛情を含め、思いも貴史だけが背負うんじゃなくて、秋も背負ってくれていると思いますけど、下の年代からも『俺が背負っていくよ』っていうメンバーが増えてきたら、軸ができます」 「で、補強でも取って、大学からも取ってっていう、理念というか、クラブの芯が整って、クラブ愛のある、みんなに愛される、変わらずにそう進んでいくと、安定して上位にいけるんじゃないかなって思います」 【後編は、「橋本英郎氏が引退試合への想いを語る」】 取材・文:超ワールドサッカー・玉田裕太 2023.12.07 18:30 Thuノッティンガム・フォレストの人気記事ランキング
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22歳FWがスウェーデン代表から追放? 理由は「チームの夕食会を欠席」…監督からの電話も無視「繋がらなかった。彼から連絡はない」
プレミアリーグでプレーする22歳のFWが代表チームから追放されてしまった。その理由が話題を呼んでいる。 代表チームを追放されたのは、ノッティンガム・フォレストのFWアンソニー・エランガ(22)。マンチェスター・ユナイテッドの下部組織育ちで、2023年7月にユナイテッドからフォレストに完全移籍している。 カメルーンにもルーツを持つエランガは、ウインガーとして大きな期待が寄せられており、ユナイテッドでは公式戦55試合に出場し4ゴール4アシストを記録。フォレストでもレギュラーとしてプレーし、公式戦51試合で5ゴール11アシストを記録している。 世代別のスウェーデン代表でもプレーし、2022年3月からA代表でもプレーしているエランガだが、チームを追われたようだ。 スウェーデン『Sportbladet』によると、チームを追放された理由はチームの夕食会に参加しなかったからだという。 エランガは10月のUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦うスウェーデン代表に招集。しかし、スロバキア代表戦、エストニア代表戦はベンチに座ったままで終わると、エストニア戦後の最後の夕食会に参加しなかったようだ。 スウェーデン代表を指揮するヨン・ダール・トマソン監督は「アンソニーが怒っていたかどうかは、本人に聞いてみればいい」とコメント。「私はそれを尋ねるのにふさわしい人間ではないと思う。彼に聞いたほうが良い」と、理由は本人に聞いてみなければいけないとした。 一方で、11月の活動には招集せず。その理由については「もちろんパフォーマンスを重視するが、パフォーマンスは重要な言葉だ」と語り、「パフォーマンスとは、その週にどのようにサッカーをプレーするか、チームとどのように交流するか、そしてそれによって決定が下されることだ」と、ピッチ上のパフォーマンスだけを重視していないと語った。 「監督としていつも人々を失望させる。人間として、人々を失望させたくないものだが、監督としての私の仕事だ。だから、私が決断を下すたびに、失望するプレイヤーも出てくるだろう」と、選手選考では外れた選手を失望させることもあるとした。 また、エランガとの連絡については「彼は私に連絡してきていない。彼に電話をかけてみたが、繋がらなかった。次の試合までには必ずするだろう」と、連絡が取れていないと語り、折り返しがないことには「ちょっと奇妙だが、変えることはできない」と言及。「もしかしたら、プレイヤーはとても忙しいのかもしれない。彼に電話してみるしかない」と、多くを語ることはなかった。 2024.11.12 16:45 Tue2
躍進の3位フォレスト、ヌーノ監督が10月のプレミア最優秀監督に! 5度目受賞でアンチェロッティ監督らに並ぶ
プレミアリーグは8日、10月の月間最優秀監督賞を発表。ノッティンガム・フォレストのヌーノ・エスピリト・サント監督が受賞した。 ヌーノ監督率いるフォレストの10月成績は2勝1分けの無敗。第7節のチェルシー戦をドローで終えると、クリスタル・パレス、レスター・シティ相手に就任直後の2023年12月以来となる連勝を飾った。 11月の初戦となった第10節ウェストハム戦も勝利。3連勝のフォレストは勝ち点「19」でリーグ3位に浮上している。 ウォルバーハンプトン時代に3度、トッテナム時代にも1度受賞しているヌーノ監督。5度の受賞はカルロ・アンチェロッティ監督(現レアル・マドリー)やエディ・ハウ監督(現ニューカッスル)、クラウディオ・ラニエリ監督(引退)に並び、上にいるのは11名のみとなった。 なお、10月のプレミアリーグ月間最優秀選手賞はニュージーランド代表FWクリス・ウッドが受賞。フォレストからのダブル選出となった。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌーノ監督とウッドがW受賞! チーム全員で祝したフォレスト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">A team effort. <a href="https://t.co/1USF8I2gVm">pic.twitter.com/1USF8I2gVm</a></p>— Nottingham Forest (@NFFC) <a href="https://twitter.com/NFFC/status/1854863196982743337?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.09 21:30 Sat3
プレミア3位のフォレストから初の月間MVP誕生! ハーランド級得点力のFWウッドが3戦4発で受賞、ニュージランド人としても初
プレミアリーグは8日、10月のEA SPORTS月間最優秀選手賞を発表。ノッティンガム・フォレストのニュージーランド代表FWクリス・ウッドが選出された。 これまでWBAやレスター・シティ、リーズ・ユナイテッドなど、イングランドのクラブを多数渡り歩いてきたウッド。2023年1月にニューカッスルからフォレストへ移籍し、3シーズン目を過ごしている。 10月は6日に行われた第7節チェルシー戦から3試合で4ゴール。月間得点王に輝き、チームの2勝1分けに貢献した。 191cmストライカーは11月に入ってからも好調をキープし、直近の第10節ウェストハム戦で4試合連続ゴール。勝利したフォレストはリーグ3位につけている。 今シーズンはここまでリーグ戦10試合で8ゴール。マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに次ぐ得点ランキング2位につけている。 10月のノミネートは、同じく8ゴールを記録するブレントフォードのカメルーン代表FWブライアン・エンベウモや、9月に受賞したチェルシーのイングランド代表MFコール・パーマー、アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカ、マンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルら8名。名だたるライバルを抑えウッドが受賞した。 フォレストの選手として初、また、ニュージランド人としても初の受賞となった32歳FW。喜びと感謝のコメントを残している。 「とても嬉しい。素晴らしい成果だ」 「これは僕ら全員とチームの働きのおかげだ。彼らなしでは成し遂げられなかっただろう。僕にたくさんのチャンスをくれるから、そういったチャンスをものにできたのは彼らのためにも嬉しい」 なお、ヌーノ・エスピリト・サント監督がフォレストに就任した2023年12月以降、ウッドはPK以外で18得点を記録。この間においては、ハーランドと並ぶ最多ゴール数となっているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】チェルシーの連勝止めたウッドの右足ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tzUZFiegPno";var video_start = 47;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.09 20:39 Sat4
アーセナルを去ったエドゥ氏は不和ではない…フォレストのCEOの可能性も!? より責任ある役職でオファーか
アーセナルのスポーツディレクター(SD)を辞任したエドゥ氏。大きなステップアップが待っている可能性があるようだ。 4日、アーセナルはエドゥSDの辞任を発表。クラブOBが役職者として復帰してから5年、チームの復活に大きく貢献してきた中での辞任は大きな驚きを与えた。 エドゥ氏は2019年7月にテクニカルディレクター(TD)としてチームに復帰。2022年11月にSDに昇進し、男子のみならず、女子やアカデミーもマネジメントしていた。 ミケル・アルテタ監督と共に二人三脚で低迷していたチームを立て直すことに。アルテタ監督就任にも尽力すると、積極的な補強で現在のチームを構成する選手を連れてきた。 キャプテンを務めるマルティン・ウーデゴールやでクラン・ライス、ベン・ホワイト、ガブリエウ・マガリャンイス、ガブリエウ・ジェズスとチーム構成が変化。一方で、メスト・エジルやピエール=エメリク・オーバメヤンら高給取りのベテランを整理するなど動いてチームを復活させた。 アルテタ監督との絆もあり、友人関係でもあった中、今回の電撃辞任。ただ、これは内紛があったり、考えの相違などではないという。 イギリス『ガーディアン』によると、エドゥ氏にはエヴァンゲロス・マリナキス氏のグループが関心。今シーズンはプレミアリーグでここまで3位と好調のノッティンガム・フォレストではかなり上級職に就く可能性があるようだ。 エドゥ氏には最高経営責任者(CEO)のポジションに就く可能性もあるとし、フォレスト、オリンピアコス、リオ・アヴェと3つのクラブを束ねる可能性もあるようだ。 また、アーセナル以上の好条件が提示されたとし、「今は、別の挑戦に取り組むとき」と語っていた挑戦は新たなクラブで新たな役職に就く可能性が高いと見られている。 2024.11.05 21:50 Tue5