【足球日記】まさかの新型コロナウイルス蔓延、自ら切り拓いた新たなステージ

2020.07.31 22:45 Fri
◆まさかの新型コロナウイルス蔓延

しかし、この春節休み期間中に新型コロナウイルスが中国国内で爆発的に流行し、チームの予定していた集合日時が無期限の延長になりました。当時の心境は、とにかく不安でした。

いつになったらチームは活動できるのか、そしていつまでこの状況が続くのか、中国に戻ってから14日間の隔離生活がどういうものなのか、中国国内での移動規制はどれほど厳しく無事に戻れるのか、など考えれば考えるほど答えのわからない不安に襲われていました。

もちろんチームが活動再開しても、参加できなければ契約もできません。なので、チーム活動の再開の目処が立ってない状況でしたが中国に戻る決意をし、2月28日に深圳へ戻りました。

チームが用意してくれた隔離環境が整っているホテルで14日間過ごすことになり、ホテルの外はもちろん部屋からも出てはいけないと言われ、毎日3回防護服を着た人が体温を測りに来るという徹底された環境でした。そういった状況の中、チームの活動が再開するのを祈りながら狭いスペースでできるトレーニングをして過ごしていました。

そして、この隔離期間中に保定容大との契約解除の手続きを済ませました。そして3月13日に念願の隔離生活からの解放。しかし、チームは未だ活動できておらず僕はチームの宿泊施設に泊まらせてもらうことになりました。14日ぶりの外出は本当に嬉しかったです!笑

チームの施設内のグランドやジムで毎日1人でトレーニングしながら活動再開するのを待っていると、ついに4月3日にチーム活動開始との連絡が来ました。

しかし、ここで活動再開までの間に知り合いのコーチから連絡がきました。それは、四川九牛の練習参加をしないか? という内容で、しかもそのチームは僕のいる深圳の隣町ですぐにでもいける距離でトレーニングをしていました。

PR


PR

中国スーパーリーグの関連記事

悲願のワールドカップ(W杯)出場を目指す中国代表だが、新たに2選手の帰化が認められたという。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 2002年の日韓W杯で初めて出場した中国代表。2026年の北中米W杯の出場を目指す中で、アジア最終予選では日本代表と同組に。6試合を終えて最下位に沈んでいるが、出場権を獲得できる 2025.02.19 17:20 Wed
中国代表入りの可能性が伝えられるDRコンゴ出身FWオスカル・タティ・マリトゥ(25)。どうやら中国クラブへの復帰が決まったようだ。 オスカルは18歳でDRコンゴから中国へ。プロキャリア全てを中国国内でプレーし、延辺富徳(解散)、陝西長安(解散)、滄州雄獅(解散)で超級(1部)通算109試合28得点、甲級(2部)通 2025.02.18 17:00 Tue
元ブラジル代表FWリバウド氏の長男、FWリバウジーニョ(29)が中国2部クラブへ移籍した。 セレソンが最後に世界を制した2002年日韓W杯の背番号「10」リバウド氏。ブラジルサッカー史に燦然と輝くスーパースターであり、クラブキャリアではバルセロナなどに所属した。 その長男がリバウジーニョ。2017年からルー 2025.02.10 20:23 Mon
欧州53カ国リーグのトップディビジョンから中国人サッカー選手が消えた。 2002年日韓大会以来のW杯出場へアジア最終予選を戦う中国代表。そのメンバー構成は“帰化組”も含めて常に中国超級(1部)でプレーする選手が固め、いわゆる欧州組は存在しない。 いつの時代もそうだったわけではない。 それこそ日韓W杯世 2025.02.05 16:08 Wed
中国スーパーリーグ(超級)の北京国安は1日、長春亜泰からブラジル人MFセルジーニョ(29)を完全移籍で獲得した。 セルジーニョは2018~19年にJ1の鹿島アントラーズでプレーし、攻撃の中心として活躍。2020年から中国甲級リーグ(中国2部)の長春亜泰へ移籍し、背番号「10」を背負いチームの中国スーパーリーグ昇格 2025.02.02 14:30 Sun