「どの国も理由は同じ」パリ五輪出場を熱望する北朝鮮、指揮官は3000名集まる同胞に感謝「ホームでやるように感じる」
2024.02.28 15:25 Wed
北朝鮮女子代表のリ・ユイル監督が、なでしこジャパンとの決戦を前に意気込みを語った。
その最終予選でなでしこジャパンと対戦する中、24日のホームゲームは中立地でのサウジアラビアでの開催に急遽変更。ブロックを引き、ロングボールで押し込みながらも、0-0のゴールレスドローに終わった。
日本での第2戦に向けて、前日会見に出席したリ・ユイル監督は「試合の重要性に関しては、私も含めてこれ以上言うことはない。選手たちも私自身も十分承知している」とコメント。「明日は同胞の皆さんがたくさん駆けつけてくれると聞いている。ベストを尽くして良い結果を出したいと思う」と、勝利を目指すと意気込みを語った。
また「サッカーをやっている者として、朝鮮のサッカーの発展のためにも、大きな舞台に立つことによって、多くの国々と競い合い、たくさんの経験を積むことによって、朝鮮のサッカーの未来にとっても非常に重要な経験ができることになると思う。どの国も理由は同じだと思う」と、自国のサッカーの発展のためにも、出場権を獲得することが大事だとした。
そんな北朝鮮を応援するサポーターは3000人がスタジアムに駆けつけるとのこと。その応援については「非常に簡単な質問だ。サッカーをする上でのパワーの原動力は国のために戦うということで、国を輝かせたいという気持ちが強い。選手としては、家族や両親、兄弟、親戚、友人たちなど多くの人たちが期待してくれている。その期待に応えたいという気持ちが強いと思う」と語り、「自分たちが頑張ることによって、女子サッカーの発展に少しでも貢献できるのではないか。そうしたことが、パワーの源になっていると思う。明日の同胞たちの応援だが、誰でも自分を支持して応援しれくれる人たちがいるからこそ、支えられていると感じる。大きな応援は、大きな力になると思う」と、後押しを受けることで力になると感謝した。
また、来日時にも空港で200名程度の応援団が出迎えることに。初めて来日したが、ホームに感じると監督は語った。
「空港に到着した時に、私もそうだが、選手たちも若い選手が多いので、日本に来ることが初めてだ。来たこともない異国と言うことで不安な気持ちもあったが、同胞たちが熱烈な歓迎をしてくれた。本当に嬉しかった」
「明日は3000名にも上る応援団が競技場に来てくれると聞いているので、チーム一同がアウェイではなくホームでやるような、自分の家に帰ってきたような温かい気持ちになると思う。応援に応えるためにもベストを尽くして良い結果を残したいと思う」
なでしこジャパンにとっては、非常に厄介な話。その中で監督自身が警戒するのは、MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)だという。
「日本代表は、素晴らしい選手が集まっている。ヨーロッパなど世界の舞台で活躍している素晴らしい選手たちがいる。その中でも、長谷川選手の能力が高いと感じている。プロとして素晴らしい能力を持っていると感じている」
初戦はドロー。守備的に戦った北朝鮮だったが「我々自身もジッダの試合が終わった後に分析したが、我々も攻守にわたって足りない部分、ミスを犯していた部分を見つけている」と語り、「しっかりと修正して、最大限明日の試合ではジッダでのミスをした部分を埋め合わせ、全力を発揮したい」と、決戦へ修正するとした。
ここに至るまでの準備についても、「昨年11月に我々が所属したグループはとてもハードな組だった。選手たちがベストを尽くして、この場に来る資格を獲得した」と、アジア2次予選を振り返り、「相手として非常に素晴らしいチームである日本と対戦することになるが、これまでのトレーニングでは長所を伸ばし、短所は補正するというトレーニングをやってきた」と、日本との戦いに向けて調整をしたとのことだ。
場所についても「平壌はとても寒い地であり、トレーニングをする上で気がかりな点があったため、中国の温暖な地域で25日間ほど合宿を行っていた。選手たちはチームの完成度を高めるための強度の高いトレーニングをしてきた」と、中国でしっかりと調整をした上での試合だったとし、最後に切符を掴み取る意欲を示している。
PR
パリ・オリンピックを目指すアジア予選を戦う北朝鮮。2次予選から参加すると、グループBに入り、韓国、中国、タイと強豪揃いの難しいグループに入った。その中で、中国との初戦で勝利し、2戦目は韓国とドロー。3戦目はタイに圧勝し、なんとかグループ首位で最終予選進出を決めていた。日本での第2戦に向けて、前日会見に出席したリ・ユイル監督は「試合の重要性に関しては、私も含めてこれ以上言うことはない。選手たちも私自身も十分承知している」とコメント。「明日は同胞の皆さんがたくさん駆けつけてくれると聞いている。ベストを尽くして良い結果を出したいと思う」と、勝利を目指すと意気込みを語った。
負けられない理由を問われると、「理由はどの国も同じだと思う」と北朝鮮だから特別なことはないとし、「日本代表、北朝鮮代表共に胸に国旗をつけてプレーする。国を代表して戦うと言うことで、国の名誉のためにもパリ五輪に出場して、自分たちの能力を十分に発揮したい気持ちは同じだ」と、目指す気持ちはどこも同じだろうとした。
また「サッカーをやっている者として、朝鮮のサッカーの発展のためにも、大きな舞台に立つことによって、多くの国々と競い合い、たくさんの経験を積むことによって、朝鮮のサッカーの未来にとっても非常に重要な経験ができることになると思う。どの国も理由は同じだと思う」と、自国のサッカーの発展のためにも、出場権を獲得することが大事だとした。
そんな北朝鮮を応援するサポーターは3000人がスタジアムに駆けつけるとのこと。その応援については「非常に簡単な質問だ。サッカーをする上でのパワーの原動力は国のために戦うということで、国を輝かせたいという気持ちが強い。選手としては、家族や両親、兄弟、親戚、友人たちなど多くの人たちが期待してくれている。その期待に応えたいという気持ちが強いと思う」と語り、「自分たちが頑張ることによって、女子サッカーの発展に少しでも貢献できるのではないか。そうしたことが、パワーの源になっていると思う。明日の同胞たちの応援だが、誰でも自分を支持して応援しれくれる人たちがいるからこそ、支えられていると感じる。大きな応援は、大きな力になると思う」と、後押しを受けることで力になると感謝した。
また、来日時にも空港で200名程度の応援団が出迎えることに。初めて来日したが、ホームに感じると監督は語った。
「空港に到着した時に、私もそうだが、選手たちも若い選手が多いので、日本に来ることが初めてだ。来たこともない異国と言うことで不安な気持ちもあったが、同胞たちが熱烈な歓迎をしてくれた。本当に嬉しかった」
「明日は3000名にも上る応援団が競技場に来てくれると聞いているので、チーム一同がアウェイではなくホームでやるような、自分の家に帰ってきたような温かい気持ちになると思う。応援に応えるためにもベストを尽くして良い結果を残したいと思う」
なでしこジャパンにとっては、非常に厄介な話。その中で監督自身が警戒するのは、MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)だという。
「日本代表は、素晴らしい選手が集まっている。ヨーロッパなど世界の舞台で活躍している素晴らしい選手たちがいる。その中でも、長谷川選手の能力が高いと感じている。プロとして素晴らしい能力を持っていると感じている」
初戦はドロー。守備的に戦った北朝鮮だったが「我々自身もジッダの試合が終わった後に分析したが、我々も攻守にわたって足りない部分、ミスを犯していた部分を見つけている」と語り、「しっかりと修正して、最大限明日の試合ではジッダでのミスをした部分を埋め合わせ、全力を発揮したい」と、決戦へ修正するとした。
ここに至るまでの準備についても、「昨年11月に我々が所属したグループはとてもハードな組だった。選手たちがベストを尽くして、この場に来る資格を獲得した」と、アジア2次予選を振り返り、「相手として非常に素晴らしいチームである日本と対戦することになるが、これまでのトレーニングでは長所を伸ばし、短所は補正するというトレーニングをやってきた」と、日本との戦いに向けて調整をしたとのことだ。
場所についても「平壌はとても寒い地であり、トレーニングをする上で気がかりな点があったため、中国の温暖な地域で25日間ほど合宿を行っていた。選手たちはチームの完成度を高めるための強度の高いトレーニングをしてきた」と、中国でしっかりと調整をした上での試合だったとし、最後に切符を掴み取る意欲を示している。
PR
1
2
長谷川唯の関連記事
北朝鮮代表の関連記事
オリンピックの関連記事
|
長谷川唯の人気記事ランキング
1
「ディスカッションはできた」内田篤人コーチとのクロスの話し合いもあった守屋都弥、見事な1アシストは「萌々子が上手く入ってきてくれた」
なでしこジャパンのDF守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)が、韓国女子代表戦を振り返った。 なでしこジャパンは26日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024で韓国女子代表と対戦。守屋は右サイドバックとして先発出場した。 前半は何度か高い位置を取りながらも、クロスを上げて攻撃を組み立てる形はあまり作らなかった中、3-0で迎えた後半は長谷川唯から右サイドへ出されたボールに反応。ボックス右からクロスではなく、マイナスのグラウンダーを入れると、後方から走り込んだ谷川萌々子がダイレクトシュートを決めて4点目。守屋はアシストがついた。 前半では藤野あおばや清家貴子と同サイドでプレーした中、あまり裏のスペースは使わなかったが、「韓国はあまりプレスに来ていなくて余裕もあったので、あまり慌てる必要もないかなと思っていました」と、ボールを保持して戦う方が良いと考えていたという。 一方で、アシストの場面は状況をよく見たクロスに。今回の活動でコーチとして参加している元日本代表の右サイドバックである内田篤人コーチともクロスについてディスカッションしていたとし、自分のやり方を採用してアシストに繋がったと振り返った。 「内田さんとクロスの上げ方というのは違うんだというのを感じました。自分は結構流しながら出すタイプなんですが、内田さんはオープンで止めるタイプだと話していました」 「内田さんは「止めた方がやりやすくない?」みたいに言ってもらったんですが、自分としては流した方が力を加えられるので好きです。そういうディスカッションはできました。(アシストの場面は)萌々子が上手く入ってきてくれていました」 <span class="paragraph-title">【動画】守屋都弥の絶妙なクロスを谷川萌々子が仕留める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="QaT3qqRS9-M";var video_start = 124;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.26 23:45 Sat2
「ヤバすぎ」「メッシと並んでる」長谷川唯が百科事典の表紙に大抜擢! スペインで発行される表紙の5人に選ばれる「ついにここまで来たか」
スペインで発行されたフットボール百科事典。その表紙に、なんとなでしこジャパンのMF長谷川唯が起用されていると話題だ。 マンチェスター・シティに所属する長谷川は、チームでも中心選手としてプレー。FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で15試合に出場。FA女子リーグカップの準々決勝では豪快なミドルシュートも記録していた。 なでしこジャパンとしても中心選手として活躍し、パリ・オリンピック出場権獲得にも貢献した長谷川。錚々たるメンバーと並び、事典の表紙に抜擢された。 長谷川が採用されたのは、スペイン『Oberon Libros』が発行する『フットボール百科事典』。子供向けの作品を描くベテラン作家のエミリー・ステッド。サッカーの起源から大きな大会の説明、クラブや試合について図解されているというもの。データも載っているという。 表紙の中心にはフランス代表FWキリアン・ムバッペが君臨。そのほか、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、セネガル代表FWサディオ・マネと男子選手が掲載。女子は長谷川がメッシと共にムバッペの脇を固め、もう1名はオーストラリア代表FWサマンサ・カーとなった。 オセアニア、南米、ヨーロッパ、アジア、アフリカの5大陸という見方もできるが、それでも5人に選ばれた長谷川。錚々たるメンバーの中にいることに「これはすごい」、「メッシと並んでる」、「百科事典の表紙は凄い」、「ついにここまで来たか」と驚きのコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【写真】長谷川唯がメッシ、ムバッペと並んで百科事典の表紙に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/T7ORJUXtKE">https://t.co/T7ORJUXtKE</a> <a href="https://t.co/P2XjSWlQga">pic.twitter.com/P2XjSWlQga</a></p>— Oberon Libros (@OberonLibros) <a href="https://twitter.com/OberonLibros/status/1763540214096519497?ref_src=twsrc%5Etfw">March 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.08 19:05 Fri3
「このチームが大好き」敗退後に号泣の浜野まいかのチームへの思い…恩師でもあるアメリカ女子代表監督は「早くチームのところに行っておいで」と涙する中でのエピソードも
パリ・オリンピックを戦ったなでしこジャパンが5日に帰国。FW浜野まいか(チェルシー)が大会を振り返った。 浜野は大会全4試合に出場。2試合が先発、2試合がハーフタイムからの出場と、攻撃の軸の1人としてプレー。ナイジェリア女子代表戦では貴重な先制ゴールを記録した。 苦しい時期を過ごした中で、今大会はコンディションの良さを見せ、持ち味も出しながらプレーしていた浜野。大会を終えた今感じることは、「帰りたくなかったなというのが一番です」と、まだパリ五輪を戦っていたかったとした。 敗退から考えたことについては「まずこのチームが大好きなんだなと思いました。サッカーの本質である1人1人がお互いのことを思いやる気持ちだったりが、プレーに出ていました」と、なでしこジャパンというチームがより好きだと再確認したという。 準々決勝で敗れ、浜野は試合後にピッチに座り込み号泣。そこに寄ってきたのはアメリカ女子代表のエマ・ヘイズ監督だった。 昨シーズンまでチェルシーを指揮し、浜野も指導を受けた監督。浜野は「我慢してたんですけど…」と涙を我慢していた中、「最後に泣き崩れちゃって歩けなかったけど、『早くチームのところに行っておいで』と言われて、そこはエマらしいなと思いました」と、恩師から優しく言葉を掛けられたと明かした。 浜野は2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)にもメンバーに選ばれていたが、肩を負傷して満足に戦力になれず、敗退後にはピッチで号泣していた。 今回も同じベスト8での敗退。ただ、「全然違いました」と感じ方は全く違うといい、「去年のW杯では肩のケガをしてしまって、その中でも自分の体と向き合いながらも、チームのために動くべきだということで、選手としても1人の人間としても難しい部分があったりして、ああいう形で負けてしまって悔しい思いでしたけど、今回はサッカー選手として足りなかったという悔しさがあります」と、単純に選手として負けたことが悔しかったという。 世界で渡り合うためにはまだまだ足りない部分が多い。浜野は「今回の大会で世界一というのは遠いようで近いようで。でも、手の届くところにはあると感じられました。この次のW杯は世界一になるためにまだ時間はありますし、ここからは自分と向き合える期間があります」と、しっかりと成長したいとし、「1週間後にはチームに戻りますが、新しい監督の下でのスタートになって、クラブチームでの戦いも始まるので、そこではしっかり浜野まいかで戦いたいと思います」と、自身をしっかりとアピールしてチャンピオンチームでもチャレンジして行きたいと意気込んだ。 持ち味も出せていた今回のオリンピック。浜野は「少しメンタルも成長したなと感じられる部分も多々あって、楽しくプレーできたというのは、本当に成長できたなと思います」と、成長を実感できた部分もあったという。 その成長には、アメリカのエマ・ヘイズ監督や、各国代表としてプレーするチームメイトの存在が大きいという。 「(チェルシーでの経験は)本当に大きいですね。チームメイトやエマの存在が凄く大きくて、自分を律してやらなければいけないところ。ああいう舞台では緊張なんて言ってられなくて、緊張という言葉に甘えずにやらなくてはいけないです」 自分を保ち、やるべきことに集中することを学んだという浜野。アメリカ戦では特に積極的にシュートを放っていたが、それもやるべきこととの判断からだったという。 「シュートを打たないと流れは作れないと思っていて、ボールを握っていてもシュートで終わらない部分があったので打ちました」 「もう少し周りを見れていればと後から見ればタラレバになりますが、成長したいです」と、プレー判断の部分はもっと成長したいと語った。 屈指の強豪クラブでプレーする浜野だからこそ、世界ともっと渡り合いたいという思いもある。「スペイン戦でもアメリカ戦でもボールを握られて守備から入るシーンが多かったので、次は日本の良さであるポゼッションとか、ボールを握ってゲームを支配できるようになって行きたいです」と、もっと主導権を握ってプレーして行きたいと語った。 その中では個々の成長はもちろん必要。FA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、同世代のFW藤野あおばがマンチェスター・シティに加入し、長谷川唯、清水梨紗と共にプレーすることとなる。 「イングランドの地で日本人と戦えることは楽しみです。今までも負けられなかったけど、もっと負けられなくなったというか、楽しみです」と、3人以外にも長野風花(リバプール)、宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)、植木理子、林穂之香(共にウェストハム)となでしこジャパンのチームメイトが多くプレーする中で、どこまで成長するのか注目だ。 2024.08.06 06:45 Tue4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5
2024バロンドールはロドリが初受賞! ヴィニシウスやベリンガムらマドリー3選手抑えての受賞に
フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが最重視されされる。なお、順位はFIFAランキング上位100カ国のジャーナリストの投票で決定する。 注目の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に加え、スペイン代表のユーロ2024制覇に貢献し、大会MVPにも輝いたMFロドリが初受賞した。 また、同授賞式では女子のバロンドール、21歳以下の年間最優秀選手賞にあたるコパ・トロフィー、年間最優秀GK賞にあたるヤシン・トロフィー、年間最優秀FW賞にあたるゲルト・ミュラー・トロフィー、社会貢献を称えるソクラテス・アワードなどの各受賞者も発表された。 女子バロンドールは昨季40試合に出場し19ゴールを記録し、バルセロナのリーグ5連覇と、女子チャンピオンズリーグ連覇に貢献したMFアイタナ・ボンマティが2年連続の受賞。なお、最終候補30名にノミネートされていたなでしこジャパンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は26位だった。 コパ・トロフィーはFWラミン・ヤマル。ヤシン・トロフィーは2年連続となるGKエミリアーノ・マルティネス、ゲルト・ミュラー・トロフィーは年間52ゴールを挙げたFWハリー・ケインとFWキリアン・ムバッペ、ソクラテス・アワードはスペインサッカー連盟(RFEF)元会長であるルイス・ルビアレス氏のキス問題の被害者で、問題を解決しようとしない態度の改善を求めてRFEFと戦ったFWジェニファー・エルモソが受賞。また、男子と女子の年間最優秀チームにはレアル・マドリー、バルセロナが選出された。 ◆各賞受賞者 ▽男子バロンドール MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) ▽女子バロンドール MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ▽コパ・トロフィー FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ▽ヤシン・トロフィー GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) ▽ゲルト・ミュラー・トロフィー FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) ▽ソクラテス・アワード FWジェニファー・エルモソ(パチューカ、ティグレス/スペイン) ▽クラブ・オブ・ザ・イヤー 男子 レアル・マドリー(スペイン) 女子 バルセロナ(スペイン) ◆2024男子バロンドール最終順位 1.MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) 2.FWヴィニシウス(レアル・マドリー/ブラジル) 3.MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) 4.DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) 5.FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) 6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) 7.FWラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン) 8.FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) 9.MFトニ・クロース(レアル・マドリー、引退/ドイツ) 10.FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) 11.MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド) 12.MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ) 13.MFダニ・オルモ(ライプツィヒ、バルセロナ/スペイン) 14.FWアデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 15.FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) 16.MFグラニト・ジャカ(アーセナル/スイス) 17.MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/ウルグアイ) 18.GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) 19.MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー) 20.MFハカン・チャルハノール(インテル/トルコ) 21.FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド) 22.DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) 23.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ポルトガル) 24.DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランス) 25.MFコール・パーマー(チェルシー/イングランド) 26.MFデクラン・ライス(アーセナル/イングランド) 27.MFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) 28.DFアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/スペイン) 29.DFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ローマ/ドイツ) 29.FWアルテム・ドフビク(ドニプロ-1、ジローナ、ローマ/ウクライナ) ※()内は所属クラブ/国籍 2024.10.29 08:00 Tue北朝鮮代表の人気記事ランキング
1
またまた北朝鮮相手のPKセーブ! ウズベキスタンが大黒柱不在を乗り切るウノゼロ勝ち…W杯初出場へ最終予選A組2位を守る
ウズベキスタン代表が、窮地を脱す大きな大きな勝ち点「3」ということに。 ウズベキスタン代表は19日、W杯アジア最終予選A組第6節で北朝鮮代表に1-0勝ち。アジア年間最優秀若手、21歳MFアボスベク・ファイズラエフ(CSKAモスクワ)の1発を守り抜いた。 前節カタールに敗れて今予選初黒星だったなか、同戦で負傷交代した主砲兼主将、唯一の本職センターフォワード、FWエルドル・ショムロドフ(ローマ)を欠いていたウズベク。 それでも、若き主軸ファイズラエフにゴールが生まれ、守っては33歳GKユキル・ユスポフ(フーラード)が「85分」のPKストップ。チーム一体となって、大黒柱の不在を乗り切った。 特筆すべきは、ユスポフが北朝鮮との前回対戦(第1節)でもPKをストップしていたという点。あの時もチームはウノゼロ勝ちし、1点リードの状況下でユスポフが同点危機を救っていた。 こういった形で、年内最終戦を締めくくり。ウズベキスタン代表はA組2位を守り、W杯初出場へまた一歩、前進だ。 ◆A組順位表 1位 イラン | 勝ち点16 | +7 2位 ウズベキスタン | 勝ち点13 | +3 ---W杯出場権--- 3位 UAE | 勝ち点10 | +8 4位 カタール | 勝ち点7 | -7 ---プレーオフ--- 5位 キルギス | 勝ち点3 | -7 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -4 <span class="paragraph-title">【動画】北朝鮮キラーと化したGK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Saving more than just a penalty - Utkir Yusupov<a href="https://twitter.com/hashtag/AsianQualifiers?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianQualifiers</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/PRKvUZB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#PRKvUZB</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/MagicMoments?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MagicMoments</a> | <a href="https://twitter.com/VisitSaudi?ref_src=twsrc%5Etfw">@VisitSaudi</a> <a href="https://t.co/YeY3MjBKAa">pic.twitter.com/YeY3MjBKAa</a></p>— #AsianQualifiers (@afcasiancup) <a href="https://twitter.com/afcasiancup/status/1858903283231772717?ref_src=twsrc%5Etfw">November 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.20 16:20 Wed2
アジア王者・カタールが5-0で惨敗、韓国は連勝ストップも首位キープ、日本は首位独走も2位以下大混戦【2026W杯アジア最終予選】
19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第6節が各地で行われた。 <h3>【グループA】イランが首位快走中、アジア王者カタールは苦戦</h3> グループAは首位のイラン代表が5位のキルギス代表と対戦し、2-3で勝利。アウェイでの戦いとなった中、12分に左CKからのこぼれ球をメフディ・タレミが押し込み先制すると、33分にはカウンターから上手く相手をかわしたサレー・ハルダニが決めて追加点を奪う。 しかし、キルギスも黙ってはいない。51分にジョエル・コジョがCKの流れから1点を返すと、59分にはPKを獲得。VARチェックの中で認められ、これをコジョがしっかりと決めて同点に追いつく。しかし、イランは76分に右サイドを崩すと、クロスをサルダール・アズムンが打点の高いヘッドで合わせて勝ち越しに成功。2-3で勝利を収めた。 2位のウズベキスタン代表は、最下位の北朝鮮代表と対戦。しっかりとイランを追いかけたいなか、ラオスで行われた試合は44分にボックス内の混戦からこぼれたボールを、後方から走り込んだアボスベク・ファイズラエフがボックス手前から右足一閃。これがネットを揺らしてウズベキスタンが0-1で勝利した。 また、4位と苦戦するアジア王者のカタール代表は、勝ち点で並ぶ3位のUAE代表と対戦。ここまで苦戦していることがこの日も出てしまい、開始4分にファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマにゴールを奪われると、45分、45分+5と前半だけでハットトリックを決められる事態に。さらに56分には4点目を奪われると、73分にはヤハヤ・アル・ガッサニにもゴールを許し、まさかの5-0で惨敗に終わってしまった。 北朝鮮代表 0-1 ウズベキスタン代表 【ウズベキスタン】 アボスベク・ファイズラエフ(前44) キルギス代表 2-3 イラン代表 【キルギス】 ジョエル・コジョ(後5、後19) 【イラン】 メフディ・タレミ(前12、前33) サルダール・アズムン(後31) UAE代表 5-0 カタール代表 【UAE】 ファビオ・ヴィルジニオ・ジ・リマ(前4、前45、前50、後11) ヤハヤ・アル・ガッサニ(後28) ◆順位表 1位:イラン/勝ち点16 2位:ウズベキスタン/勝ち点13 3位:UAE/勝ち点10 4位:カタール/勝ち点7 5位:キルギス/勝ち点3 6位:北朝鮮/勝ち点2 <h3>【グループB】韓国は連勝ストップも無敗キープ</h3> グループBは首位に立つ韓国代表が最下位のパレスチナ代表と対戦。試合は12分にバックパスのミスを突いたパレスチナが、ゼイド・クンバルがボールを奪い切りネットを揺らして先制する。 それでも韓国は16分、左サイドを崩しダイレクトパス交換に抜け出したソン・フンミンがボックス左から決め切り、同点に追いつくことに成功。その後は韓国が何度もゴールに迫るが、最後まで追加点を奪えずに1-1のドローに終わった。 2位のヨルダン代表は5位のクウェート代表とアウェイで対戦。21分にボックス手前で粘りを見せたヤザン・アル・ナイマトがミドルシュートを華麗に沈めてヨルダンが先制。しかし、68分にクウェートはモハマド・ダアムがかなり離れた位置から右足一閃。鋭い低空ミドルがゴール左隅に決まり、1-1のドローに終わった。 3位のイラク代表は、アウェイで4位のオマーン代表と対戦。ピンチを凌いだイラクは、ボックス付近でパスを繋ぐと、アハメド・ヤシンのグラウンダーのクロスをユセフ・ワリ・アミンがボックス中央でダイレクトシュート。これが決勝点となり、0-1で勝利。2位に浮上した。 パレスチナ代表 1-1 韓国代表 【パレスチナ】 ゼイド・クンバル(前12) 【韓国】 ソン・フンミン(前16) オマーン代表 0-1 イラク代表 【イラク】 ユセフ・ワリ・アミン(前36) クウェート代表 1-1 ヨルダン代表 【クウェート】 モハマド・ダアム(後23) 【ヨルダン】 ヤザン・アル・ナイマト(前21) ◆順位表 1位:韓国/勝ち点14 2位:イラク/勝ち点11 3位:ヨルダン/勝ち点9 4位:オマーン/勝ち点6 5位:クウェート/勝ち点4 6位:パレスチナ/勝ち点3 <h3>【グループC】日本が圧倒的な強さ、2位以下は勝ち点差「1」の大混戦</h3> グループCの日本代表は、アウェイで中国代表と対戦。今予選オウンゴール以外で初の失点を喫したものの、1-3で勝利を収め、首位を独走中。一方で、2位のオーストラリア代表は5位のバーレーン代表とドロー、3位のサウジアラビア代表は、最下位のインドネシア代表相手に2-0で敗れることとなった。 この結果、6試合を終えて日本は勝ち点16で首位独走中となり、来年3月の2試合で8大会連続8度目のW杯出場が決まる可能性が出てきた。一方で、2位のオーストラリアは勝ち点7、3位にインドネシアが浮上するも、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、最下位の中国といずれも勝ち点6で並ぶ大混戦となっている。 中国代表 1-3 日本代表 【中国】 リン・リャンミン(後3) 【日本】 小川航基(前39、後9) 板倉滉(前45+6) インドネシア代表 2-0 サウジアラビア代表 【インドネシア】 マルセリーノ・フェルディナン(前32、後12) バーレーン代表 2-2 オーストラリア代表 【バーレーン】 マフディ・アブドゥルジャバル(後30、後32) 【オーストラリア】 クシニ・イェンギ(前1、後51) ◆順位表 1位:日本/勝ち点16 2位:オーストラリア/勝ち点7 3位:インドネシア/勝ち点6 4位:サウジアラビア/勝ち点6 5位:バーレーン/勝ち点6 6位:中国/勝ち点6 2024.11.20 14:35 Wed3
A組首位イランが北朝鮮に勝利…インテル所属の主砲タレミがオウンゴール&PK失敗も数的不利下でギリギリ逃げ切る【2026W杯アジア最終予選】
イラン代表が北朝鮮代表に逃げ切り勝ち。 14日、各地で2026年W杯アジア最終予選の各組第5節が始まり、A組では首位・イラン代表がアウェイ(中立地)で北朝鮮代表と対戦した。 イランの前半はほぼ100点。29分、メフディ・タレミのスルーパスに抜け出したメフディ・ガエディが先制点を決め、41分、45分と立て続けに追加点もマークする。 しかし3-0で折り返した後半、51分にショジャー・ハリルザデーが決定機阻止で1発レッドを頂戴。数的不利となったイランは56分、タレミがCKの守備でオウンゴールを献上し、59分にはやはりCKから2失点目を喫する。 迎えた67分、今度は10人イランにPKが与えられるも、なんとインテル所属の大黒柱・タレミがキックを失敗。落ち着いた助走から正面に蹴り、北朝鮮のGKに足でセーブされた。 このように、かなりモヤモヤする試合となったわけだが、結局は前半のリードを貯金に逃げ切って、3-2とギリギリ勝利。 イランは4勝1分け0敗の勝ち点「13」でA組首位をキープし、今節は2位ウズベキスタンが敗れたため、勝ち点差も「3」に広げている。 ◆A組順位表 1位 イラン | 勝ち点13 | +6 2位 ウズベキスタン | 勝ち点10 | +2 3位 UAE | 勝ち点7 | +3 4位 カタール | 勝ち点7 | -2 5位 キルギス | 勝ち点3 | -6 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -3 2024.11.15 15:25 Fri4
イラン代表が13年ぶりに北朝鮮と対戦…指揮官は警戒心「彼らのサッカーにも計画性が生まれている」「分析に時間をかけた」
イラン代表が14日、北朝鮮代表と中立地ラオスで13年ぶりに対戦する。イラン英字紙『テヘラン・タイムズ』が、アルデシル・アミール・ガレノエイ監督の声を伝えた。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組で首位を走るイラン。11月はまず北朝鮮とのアウェイゲームを中立地ラオスでこなし、続いてキルギスとのアウェイゲームを戦う予定だ。 北朝鮮とは、表題の通り、13年ぶりに対戦。 前回はアジアカップ2011のグループステージで対戦し、1-0と勝利。イランは北朝鮮に対し、1972年の初対戦から19試合で13勝6分け0敗と無敗をキープしてきた歴史がある。 ガレノエイ監督は北朝鮮について「かなり分析に時間をかけた。彼らが敗れたウズベキスタン戦、引き分けたUAE戦…勝機はあったとみており、我々としては、十分に注意して立ち向かわなければならない」と警戒感を寄せた。 「最初の1分から90分まで高い集中力を維持したい。幸いにも、我々にケガ人などの不足はない。ラオスまで直行便で来られたのも、イランサッカー連盟に感謝しているよ」 「アジアサッカーの進歩を、この予選を通して感じる。北朝鮮がその代表格と言ってもいい。彼らにもサッカーの『計画性』が生まれており、実際に良いチームだ。これからの2試合は、W杯出場へたいへん重要となる」 2024.11.13 20:40 Wed5