英4部で英国史上初の女性指揮官誕生! フォレスト・グリーンがハンナ・ディングリーを暫定監督に任命
2023.07.05 14:14 Wed
イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)で史上初となる男子ファーストチームの女性指揮官が誕生することになった。フォレスト・グリーン・ローヴァーズは4日、ダンカン・ファーガソン監督(51)の解任および、ハンナ・ディングリー氏(39)の暫定監督就任を発表した。
2022-23シーズン途中にエバートンで長らくコーチを務めたファーガソン監督を招へいしたフォレスト・グリーン。しかし、チームは同シーズンのフットボールリーグ1(イングランド3部)を最下位で終えて、フットボールリーグ2(イングランド4部)への降格が決定した。
これを受け、クラブはファーガソン監督を解任。その後任として指名されたのが、ウェールズ出身の女性指揮官ディングリー氏だ。
ディングリー氏は2013年にバートン・アルビオンのアカデミーコーチを務め、2016年から2019年にかけては男子ファーストチームのコーチとしても働いた。
そして、今回暫定監督という立場ながらもEFLで史上初となる男子ファーストチームの女性指揮官となった。
オーナー時代にフォレスト・グリーンをヴィーガンクラブにした環境活動家でもあるデイル・ビンス会長は、今回の画期的な決断を以下のように説明している。
「ハンナがトップチームの暫定監督になるのは自然な選択だった。彼女はアカデミーを率いて素晴らしい仕事をしてくれたし、クラブの価値観とよく一致している」
「これはおそらく、男子の試合にとって、実力に基づいてこの任命を行うことで、我々が新境地を開拓できることを物語っているだろう。そしてハンナはイギリスの男子フットボールで史上初の女性監督となるだろう」
前述の男子アカデミーチーム監督に続き、新たな偉業を成し遂げたディングリー氏は、「自分のキャリアの次のステップに本当に興奮しています」、「プレシーズンは始まったばかりで、もうすぐフルシーズンが始まる。フットボール界では今がエキサイティングな時期です。ステップアップしてこのような進歩的で前向きなクラブを率いる機会に感謝しています」と意気込みを語った。
2022-23シーズン途中にエバートンで長らくコーチを務めたファーガソン監督を招へいしたフォレスト・グリーン。しかし、チームは同シーズンのフットボールリーグ1(イングランド3部)を最下位で終えて、フットボールリーグ2(イングランド4部)への降格が決定した。
ディングリー氏は2013年にバートン・アルビオンのアカデミーコーチを務め、2016年から2019年にかけては男子ファーストチームのコーチとしても働いた。
2019年にはフォレスト・グリーンのアカデミー・マネージャーとして採用され、イングランドの男子アカデミーチームの監督を務めた初の女性指導者に。
そして、今回暫定監督という立場ながらもEFLで史上初となる男子ファーストチームの女性指揮官となった。
オーナー時代にフォレスト・グリーンをヴィーガンクラブにした環境活動家でもあるデイル・ビンス会長は、今回の画期的な決断を以下のように説明している。
「ハンナがトップチームの暫定監督になるのは自然な選択だった。彼女はアカデミーを率いて素晴らしい仕事をしてくれたし、クラブの価値観とよく一致している」
「これはおそらく、男子の試合にとって、実力に基づいてこの任命を行うことで、我々が新境地を開拓できることを物語っているだろう。そしてハンナはイギリスの男子フットボールで史上初の女性監督となるだろう」
前述の男子アカデミーチーム監督に続き、新たな偉業を成し遂げたディングリー氏は、「自分のキャリアの次のステップに本当に興奮しています」、「プレシーズンは始まったばかりで、もうすぐフルシーズンが始まる。フットボール界では今がエキサイティングな時期です。ステップアップしてこのような進歩的で前向きなクラブを率いる機会に感謝しています」と意気込みを語った。
1
2
ダンカン・ファーガソンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
ダンカン・ファーガソンの人気記事ランキング
1
マク・アリスターへのタルコウスキの危険なスライディングタックルが物議、スロット監督は退場にならなかったことに「驚いていない」と皮肉
リバプールのアルネ・スロット監督が2日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第30節エバートンとのマージーサイド・ダービー後にコメントした。 試合はFWジオゴ・ジョタの決勝弾でリバプールが勝利し、2位アーセナルとの12ポイント差を維持。優勝へまた一歩前進したが、今回のダービーでは11分にMFアレクシス・マク・アリスターへのDFジェームズ・タルコウスキの危険なスライディングタックルが物議を醸すことに。 フィフティーへのボールに両者がチャレンジした際、ボールをクリアしたタルコウスキの残り足がマク・アリスターの左足首に向かって直撃。サム・バレット主審はタルコウスキにイエローカードを出すに留め、VARが介入することもなかった。 スロット監督はこの判定に敢えて「驚いていない」とコメントし皮肉を込めた。 「多くの人が既にコメントしており、私はコメントしたくない。リバプールをあまり好きでない人たちでさえ、判定がどうあるべきだったか明確だと言っていた。驚いたかって? いいや」 この判定に対し、元マンチェスター・ユナイテッドDFのギャリー・ネヴィル氏は「ひどいタックルだ。あのようにフォロースルーする必要はなかった」と一発レッドカードを支持。 またエバートンOBのダンカン・ファーガソン氏でさえも「異論はない。完全なレッドカードだ」とコメント。そして元プレミアリーグ審判のマイク・ディーン氏は「ひどいチャレンジだ。レッドカードに値する」と一様に一発退場が正当だとの見解を示した。 なお、プレミアリーグのマッチセンターアカウントはこの件について、タルコウスキがボールにプレーしていたため退場には値しないとの説明を出している。 2025.04.03 08:30 Thu2