17発で得点王も見える上田綺世、クラブはすでに売却を視野に?監督も冗談「すでにお金の計算をしている」

2023.04.17 23:10 Mon
Getty Images
セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世だが、ここまでの活躍を受けてクラブは売りに出す可能性があるという。ベルギー『HLN』が伝えた。
PR
鹿島アントラーズから夏に加入した上田。シーズン序盤は起用法などを含めて苦しんだ中、第6節で初ゴールを記録。第9節で2ゴール目を記録すると、ここから一気に加速。カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた10月、11月で5ゴールを記録した。W杯では45分間の出場に終わり悔しい思いをしたが、2023年に入りゴールを量産。12試合で10ゴールを記録し、今シーズンのリーグ戦で17ゴールに数字を伸ばした。
これは鹿島で2トップを組んだFW鈴木優磨がシント=トロイデン時代に記録した17ゴールに並びジュピラー・プロ・リーグの日本人最多タイ記録となり、リーグ戦の得点ランキングでも首位と2点差の3位に位置。セルクル・ブルージュでは、21世紀の1シーズンで最もゴールを決めた選手となった。

序盤の苦戦がウソのような活躍を見せる上田。当然来シーズンのステップアップが話題に上る中、クラブも売却に向けて前向きだという。ミロン・ムスリッチ監督が語った。
「彼はゴールを決めすぎていて、ここに留まれないだろうか?誰が喜んでいると思う?スポーツディレクターだ。彼はすでにお金の計算をしている」

「監督としては、彼を満足させなければ、自分の仕事を失うことになる(笑)。いや、我々の仕事は、主に若い選手をより良く導くことだ。そのために、テクニカルスタッフ全員と日夜努力している」

セルクル・ブルージュは150万ユーロ(約2億2000万円)で上田を獲得。計算があった中でも初の海外挑戦ということもあり、リスクも多少なりともあったが、今となってはバーゲン価格だったと言える状況となった。

ただ、あまり感情を表に出さないタイプの上田。『HLN』は「彼は恥ずかしがり屋で引きこもりがち」と表現。「チームメイトは彼に連絡するのが難しく、ゴール後に彼が笑っているのを見るだけ。ただ、セルクル・ブルージュがヨーロッパのプレーオフに進むために、17度もすでに笑っている」と、大人しい性格ながらも結果を残し続けているとまとめた。





PR
1 2

上田綺世の関連記事

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシンシナティFCは21日、セルクル・ブルージュからトーゴ代表FWケビン・デンキー(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年12月31日までで、1年間の延長オプションが付随している。 アメリカに活躍の場を移したデンキーは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「こ 2024.11.22 00:35 Fri
日本代表のFW小川航基(NECナイメヘン)がインドネシア代表戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節、インドネシア代表vs日本代表がゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われ、0-4で日本が勝利した。 4試合を終えて首位に立つ日本。最下位のインドネシアとの対戦とな 2024.11.16 00:15 Sat
15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第5節のインドネシア代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまでの4試合で3勝1分けの無敗で首位を独走している日本。11月はインドネシア代表、中国代表とのアウェイ2連戦となる。 冨安健洋(アーセナル)や伊藤洋輝(バイエルン) 2024.11.15 19:50 Fri
日本代表を指揮する森保一監督が、インドネシア代表戦へ意気込みを語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第5節が行われる。 ここまでの4試合を3勝1分け、オウンゴールの1失点のみで首位に立つ日本は、3分1敗のインドネシアとアウェイで 2024.11.15 15:20 Fri
2026年北中米ワールドカップへ向けたアジア最終予選で無失点、3連勝と最高のスタートを切った日本代表。しかし、第4戦ではホームにオーストラリア代表を迎え、初失点、そして初のドローに終わった。 それでも、4試合で勝ち点10で首位独走中。加えて、当初よりも1日遅れとなった中で、2位を争うオーストラリアとサウジアラビア 2024.11.15 13:05 Fri

ジュピラー・プロ・リーグの関連記事

明本考浩と大南拓磨が所属するベルギーのOHルーヴェンは22日、オスカル・ガルシア監督(51)の解任を発表した。 今シーズン開幕から苦戦が続くルーヴェンは、ジュピラー・プロ・リーグで3勝7分け4敗の13位に低迷。この成績不振を受け、クラブはスペイン人指揮官の更迭を決断した。 ガルシア監督は、バルセロナのU-1 2024.11.22 20:30 Fri
昨年3月にベルギー代表を引退したロイヤル・アントワープのDFトビー・アルデルヴァイレルト(35)が、代表引退に繋がった2度のパニック発作の恐怖を明かした。 これまでアヤックスやサウサンプトン、トッテナムなどで活躍し、現在は母国のアントワープでプレーするアルデルヴァイレルト。 世代別代表の常連だったセンターバ 2024.11.19 07:00 Tue
シント=トロイデンは16日、日本代表DF谷口彰悟の手術を発表した。 谷口は、8日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第14節のメヘレン戦に先発出場。しかし、11分にロングボールに対応したところで負傷し倒れ込むことに。2人のスタッフに抱えられてピッチを後にしていた。 正確な診断名こそ明かされていないが、ベルギー 2024.11.16 16:20 Sat
シント=トロイデンの日本代表DF谷口彰悟はやはり重傷のようだ。 川崎フロンターレからアル・ラーヤンSCに移籍し、海外挑戦の谷口。カタールでのプレーを挟み、今季からシント=トロイデンで欧州に舞台を移し、ここまで公式戦16試合に出場する。 そのクラブでの状況から代表でも地位を築き、常連のメンバーに。北中米ワール 2024.11.10 10:52 Sun
シント=トロイデンの日本代表DF谷口彰悟に重傷の可能性が浮上した。 今月の日本代表にも呼ばれる33歳センターバックは8日のジュピラー・プロ・リーグ第14節のメヘレン戦にも先発したが、11分のロングボール対応で左足首を痛めて倒れ込み、14分に2人のスタッフに助けられながらピッチを後に。交代時は左足を引きずりながらと 2024.11.09 09:49 Sat

記事をさがす

上田綺世の人気記事ランキング

1

W杯出場へ執念?インドネシア陣営がバーレーン側との交渉でチケット譲歩引き出す 上田綺世へのレーザー妨害念頭にクギも刺す徹底ぶり

インドネシアサッカー協会(PSSI)が「バーレーン代表vsインドネシア代表」へ奔走した。インドネシア『kompas.com』が伝える。 インドネシア代表は10日、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3節でバーレーン代表と対戦。第1〜2節でサウジ&豪州から“勝ち点2”を稼いだなか、いよいよ+3を目指す戦いだ。 今回は敵地での対戦というわけだが、思い返せば、こんな出来事が。 今春、U-23インドネシア代表がバーレーンの隣国・カタールでパリ五輪アジア最終予選を戦った際、相手サポーターを大きく凌駕するインドネシア人がドーハへ大挙。強烈な応援に後押しされた選手たちは本大会出場ならずも、オーストラリアと韓国を予選敗退へ追い込んだ。 この出来事もおそらく念頭にあるのだろう。 10日、インドネシア代表は森保ジャパンも先月訪れた「バーレーン・ナショナル・スタジアム」でバーレーン代表と対戦予定。当日の収容限度は2万4000人なのだという。 当初、インドネシア側に割り当てられたアウェイサポーターのチケットは、収容人数に対するFIFA規定ギリギリの「5%=1200枚」。ただ、PSSIがバーレーン連盟と交渉し、「2000枚」まで増やすことができたというのだ。 その一方、先月のバーレーン代表vs日本代表で起きた、バーレーンサポーターによる上田綺世へのレーザーポインター照射問題を念頭に、インドネシア代表チームを統括するナショナルチームエージェンシー(BTN)が声明。 「試合に公平性が保たれることを望みます。その上で勝ち点を獲得することが目標です。もし相手サポーターによる妨害があれば、間違いなく、アジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)に報告します」 バーレーン側からチケットの譲歩を引き出した一方、あえて試合前にクギも刺したPSSI。かつてインテルを保有した実業家、エリック・トヒル会長の、本気度の現れか。 インドネシア代表はバーレーン代表との前回対戦(2012年)、今回と同じバーレーン・ナショナル・スタジアムで0-10の歴史的大敗。今回が単なる最終予選の1試合ではないことが明白だ。 2024.10.09 17:50 Wed
2

昨季ベルギーリーグ得点王のデンキーがシンシナティへ完全移籍!

メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシンシナティFCは21日、セルクル・ブルージュからトーゴ代表FWケビン・デンキー(23)を完全移籍で獲得した。契約期間は2028年12月31日までで、1年間の延長オプションが付随している。 アメリカに活躍の場を移したデンキーは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「この選択は僕にとって自然なことだった。クラブが本当に僕を必要としてくれていて、チームの力になれると思ったし、とても良いフィーリングを感じたんだ。だから、僕たち全員にとって、この選択は理にかなっていたんだ」 「シンシナティは僕にこれからのプロジェクトについて説明してくれた。それはとても大きなプロジェクトだった。僕は実際に行って、試合や スタジアム、あらゆる施設を見学した。そして僕は『これはすごい。素晴らしい』と言ったんだ。自分のキャリアにおいて新たなステップに進みたかったし、シンシナティでならそれを実現できると思ったんだ」 2014年にフランスのニームの下部組織に加入したデンキーは、2021年1月にセルクル・ブルージュに完全移籍。日本代表FW上田綺世と2トップを組んだ22-23シーズンはリーグ戦38試合で11ゴールを記録すると、23-24シーズンは38試合で27ゴールを挙げ、リーグ得点王に輝くなどブレイク。今季もこれまで公式戦23試合の出場で11ゴールを記録している。 2024.11.22 00:35 Fri
3

日本代表スタメン発表! インドネシア戦1トップは小川航基、3バックの一角に橋岡大樹が入る【2026W杯アジア最終予選】

15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第5節のインドネシア代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまでの4試合で3勝1分けの無敗で首位を独走している日本。11月はインドネシア代表、中国代表とのアウェイ2連戦となる。 冨安健洋(アーセナル)や伊藤洋輝(バイエルン)が継続して負傷離脱していた中、上田綺世(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)も離脱しメンバーが入れ替わることに。上田が務めていた1トップには小川航基(NECナイメヘン)、3バックの一角には代表復帰を果たした橋岡大樹(ルートン・タウン)が起用された。 2シャドーの選択は南野拓実(モナコ)と鎌田大地(クリスタル・パレス)に。ボランチに守田英正(スポルティングCP)と遠藤航(リバプール)が入り、右ウイングバックは堂安律(フライブルク)、左ウイングバックは三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)となった。 GKは鈴木彩艶(パルマ)、3バックは橋岡にくわえて、板倉滉(ボルシアMG)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)となる。 日本は勝利すれば勝ち点6で並ぶオーストラリア代表、サウジアラビア代表、中国代表に勝ち点差「7」をつけることに成功する。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 橋岡大樹(ルートン・タウン) 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) MF 守田英正(スポルティングCP) 遠藤航(リバプール) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 南野拓実(モナコ) 堂安律(フライブルク) 鎌田大地(クリスタル・パレス) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 前田大然(セルティック) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.15 19:50 Fri
4

「良いポジションが取れた」ゴールにならずもOGを生み出した小川航基、アウェイ3試合で3ゴールに絡む活躍「自分は成長しなければ」

日本代表のFW小川航基(NECナイメヘン)がインドネシア代表戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節、インドネシア代表vs日本代表がゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われ、0-4で日本が勝利した。 4試合を終えて首位に立つ日本。最下位のインドネシアとの対戦となった中、突然のスコールによる劣悪なピッチコンディションと7万人を超える完全アウェイの環境の中で苦戦する。 それでも徐々にペースを掴むと、小川も絡んだオウンゴールで先制。さらに南野拓実のゴールも生まれ、前半を2点リードで終える。後半に入っても日本がペースを握ると、相手のミスを突いて守田英正が3点目。さらに途中出場の菅原由勢は完全に抜け出すとボックス内の角度のないところから、狭いコースを打ち抜いてゴール。0-4で日本が快勝を収めた。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた小川は、先制ゴールに繋がったシーンを振り返った。 「良い形で(鎌田)大地くんが抜け出したので、しっかりと点を取れるポジションを取るというのが特徴なので、良いポジションが取れたと思います」 小川は最終予選でこれまで2点を決めており、いずれもアウェイゲーム。この試合ではゴールにはならなかったが、得点に絡んだ。 「アウェイの大歓声の中で先制点を取れたということは非常にチームとしても大きいと思いますし、鈴木彩艶が前半の最初に止めてくれたことはチームとしても大きかったです」 「自分としてもまだまだ満足できる内容ではなかったので、自分は成長しなければいけないと思います」 今回は上田綺世がいない中で重要な役割を担う中、次も中国代表とのアウェイゲームが待っている。 「移動や準備しなければいけないことがたくさんあると思いますが、中国戦で良いパフォーマンスを出せるようにしっかり準備したいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】守田英正のターンパスから鎌田大地、そしてオウンゴール</span> <span data-other-div="movie3”></span> <script>var video_id ="5J3nR66KwqU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 00:15 Sat
5

「日本はアジア最高」インドネシア代表指揮官が改めて日本代表を称賛、それでも目指すは勝利「本当によく準備しなければ」

インドネシア代表のシン・テヨン監督が、改めて日本代表を警戒した。インドネシア『Bola.com』が伝えた。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が行われており、インドネシアは15日(金)に日本と対戦する。 ここまで勝利がなく、3分け1敗のインドネシア。4次予選に残るためにもなんとか早く勝利が欲しいところだが、ここまで3勝1分け、わずか1失点の日本をホームに迎える。 インドネシアは、1998年に初めてW杯に出場した日本代表よりも60年も早く1938年のフランスW杯でアジアのチームとして初参加。当時は、オランダ領東インド代表としての出場となっているが、それ以来の出場を目指して予選を戦っている。 シン・テヨン監督は、試合を前に改めて日本代表について言及。「前にも話したように、このグループでは日本代表はアジア最高であり、ナンバーワンだ」と称賛のコメントを送った。 また、その日本を指揮している森保一監督についても言及。「日本は森保一監督の指導で良いパフォーマンスを見せた。組織は良かったので、我々はこれに向けて本当によく準備しなければならない」と、今の日本を警戒。「結果は変わる可能性があり、結果を予測することはできない。選手たちは全員合流したばかりで、相手をよく予想して準備している」と、しっかりと日本の対策をして、勝利を目指すとした。 今回の最終予選では初めての対戦となるが、直近では今年1月のアジアカップ2024のグループステージで同居。上田綺世の2ゴールなどで日本が3-1と勝利を収めており、シン・テヨン監督も身をもって日本の強さを実感している状況。日本は当時とは異なり3バックを採用するなど変化しているが、どこまで分析しているのか注目だ。 2024.11.13 15:40 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly