サッカー界初の瞬間!クラブW杯で主審がVAR結果をマイク解説
2023.02.04 22:20 Sat
FIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)2022でサッカー界初の試みがなされた。
3点差で迎えた後半のアディショナルタイム、背後へ抜け出したアル・アハリのタヘル・モハメドをオークランドのアダム・ミッチェルが倒したところでホイッスル。中国の馬寧主審はペナルティスポットを指さした。
だが、ここでVARが介入し、オンフィールドレビューを勧める。チェック後、馬寧主審はインカムを通じて判定結果を会場に説明。音声は若干聞き取りづらいが、ファウルの位置はペナルティエリア外であったことが説明され、ミッチェルには決定的な得点機会阻止としてレッドカードが提示された。
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モロッコで開催されているクラブW杯は、1日にアル・アハリvsオークランド・シティで幕を開けた。アフリカ・チャンピオンズリーグで準優勝となり、開催国枠扱いでの出場となったエジプトの雄と、岩田卓也の所属するオセアニア王者による一戦は、3-0で勝利したアル・アハリが勝ち上がりを決めた。この試合では、サッカー史上初めて主審によるマイクでの判定解説が行われた。だが、ここでVARが介入し、オンフィールドレビューを勧める。チェック後、馬寧主審はインカムを通じて判定結果を会場に説明。音声は若干聞き取りづらいが、ファウルの位置はペナルティエリア外であったことが説明され、ミッチェルには決定的な得点機会阻止としてレッドカードが提示された。
国際サッカー評議会(IFAB)は1月19日の議会で、VARによる決定理由を明確にするため、国際試合にて審判団からの会場や中継へのアナウンスを今大会から試験的に導入。試行期間は1年間となっている。
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