一人で95mを走り切ったテオ・エルナンデスのゴールが今季セリエAのベストゴールに!

2022.06.26 13:57 Sun
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セリエAは25日、2021-22シーズンのベストゴールを発表した。ミランがインテルとの激しい優勝争いを制して11年ぶりのスクデットを手にした今季のセリエA。合計1089ゴールの中からベストゴールに選ばれたのは、王者の左サイドバックを務めたフランス代表DFテオ・エルナンデスのアタランタ戦でのものだ。
5月15日にサン・シーロで行われた一戦は、優勝争い真っ只中のミランが55分にFWラファエル・レオンのゴールで先制する展開に。テオ・エルナンデスのゴールはその20分後の75分に訪れた。

自陣のボックス手前でMFラデ・クルニッチが相手のドリブルをカットすると、こぼれ球を拾ったテオ・エルナンデスがドリブルを開始。ピッチ中央を縦断し、一人でゴール前まで運ぶと、そのまま左足のシュートを突き刺しゴールを射止めた。

たった一人でロングカウンターを成功させてしまった衝撃のゴール。実に95メートル以上の距離を走り切ったという。
また、この試合が佳境の第37節だったこともあり、優勝に向けて大きな価値のあるゴールとしての評価も得たようだ。
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サウジ勢から注目されるべナセル…基本線残留もミランは柔軟に対応へ

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)にサウジアラビア勢が近寄る。 近年ケガがちも万全ならミランの主力というベナセル。イタリア『カルチョメルカート』はこの26歳について、「イブラに続いてジルーとケアーも抜けるミラン…中心となってリーダーシップを発揮すべき段階に」と評価する。 その一方で、イスラム世界のフットボーラーを代表する1人であるベナセルには、サウジ・プロフェッショナルリーグ勢から熱視線が送られていることも紹介。ベナセル自身、将来的なサウジ参戦の意向を周囲に伝えているという。 ただ、それは早くても2025年夏。選手キャリアの終盤に差し掛かる2026年以降でも問題ないと考えているようで、そもそもミランとの契約を2027年6月まで残している。 ミランとしては、今後数日でマイク・メニャンおよびテオ・エルナンデスとの契約延長交渉をグッと進める方針とみられ、ベナセルはタイアニ・ラインデルスやフィカヨ・トモリらと共に、メニャン&テオに続く優先度とされる。 今日現在の見通しとしては、ベナセルは基本的にミラン残留で売却なし。ミランは先方のオファー次第で柔軟に対応するとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ベナセルがジルーら退団組へ敬意を表す</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Mi mancherete…<br><br>I vostri nomi rimarranno incisi nella storia di questo club e nelle nostre memorie <a href="https://t.co/fE4V58qeqZ">pic.twitter.com/fE4V58qeqZ</a></p>&mdash; Ismaël Bennacer (@IsmaelBennacer) <a href="https://twitter.com/IsmaelBennacer/status/1794501460396507216?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.29 14:45 Wed

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