エド・シーランが愛するイプスウィッチの胸スポンサー継続「クラブと地域社会は僕にとって大きな意味がある」

2022.06.09 23:20 Thu
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イギリスが誇る世界的なポップスターであるエド・シーランが、愛してやまないイプスウィッチ・タウンの胸スポンサー契約を継続することとなった。デビューアルバム『+』から爆発的ヒットを連発し、日本でも東京と大阪で開催された『÷ Tour』が“史上最も成功したコンサートツアー”では興行収益と総動員数でワールドレコードを記録したエド・シーラン。音楽界のスーパースターとして世界中で加速度的な人気を博すその一方で、リーグ1(イングランド3部)のイプスウィッチ・タウンの大ファンという一面も持っている。

クラブが本拠を構えるサフォーク州は、エド・シーランが幼少期を過ごした場所で、その縁もあって昔からイプスウィッチを贔屓にしているようだ。ホームスタジアムのポートマン・ロードでは度々その姿が目撃されている。
そのエド・シーランは、2021年5月にクラブの旨スポンサーに。胸部にはこれまでのアルバム名を冠した『+-=÷xTOUR』という文言が刻まれていた。

そんな中9日、クラブは2022-23シーズンも継続して胸スポンサーとしてエド・シーランと契約したことを発表。両者の関係は継続することとなった。
イプスウィッチ・タウンは、2021-22シーズンのユニフォームが2倍の売上を記録し、過去15年で最も多くホームユニフォームが売れたという。

エド・シーランはクラブを通じて今回の契約延長に「次のシーズンもイプスウィッチタウンを後援できることを嬉しく思います。クラブと地域社会は僕にとって大きな意味があります。サフォークに戻ったときはいつでも、ポートマンロードに戻ろうと思います。また来シーズン」とコメントしている。


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ユナイテッド時代に4歳年上DFが尊敬するほどの人格者も…ケガと向き合うトゥアンゼベは2部リーグでも苦悩

元U-21イングランド代表DFアクセル・トゥアンゼベ(26)が、イプスウィッチ・タウンを1年で離れる可能性もあるようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ち、トップ昇格後に公式戦37試合でプレーした経験を持つトゥアンゼベ。非常に足が速く、サイドバックにも対応可能なセンターバックで、世代別のイングランド代表では常連だった。 ユナイテッド時代に師事した下部組織のコーチ陣はトゥアンゼベの才能を褒めちぎり、ライアン・ギグス氏やポール・スコールズ氏などに続く、偉大なる“ワンクラブマン”となることを期待したとも。 また、オーレ・グンナー・スールシャール元監督からは2019年、当時21歳ながらもEFLカップでゲーム主将を託され、試合後には「若きキャプテンがチームを勝たせた」と称えられる。4歳年上の先輩センターバックであるDFハリー・マグワイアも当時、トゥアンゼベのパーソナリティについて尊敬の念を語っている。 「トゥアンゼベは『チームリーダーとなるにはキャリアを積むしかない』という言葉が間違いであると、その素質において証明している。普段の姿勢、ロッカールームでの振る舞い、気さくな話し方…どれをとってもプロフェッショナルそのもの。彼から学ぶことは本当に多いし、彼自身もこれから素晴らしいキャリアを歩むと思う」 しかし、そのキャリアには”ケガ”がつきまとう。 スールシャール元監督やマグワイアらと共闘していた当時からケガがちだったトゥアンゼベ。次第にアストン・ビラ、ナポリ、ストーク・シティとレンタル移籍を繰り返すようになったが、行く先々でもケガでプレーがままならない…誰もが「ユナイテッドの未来」と信じた男は2023年6月、とうとう契約満了となり、マンチェスターに別れを告げた。 迎えた2023-24シーズンも開幕当初は無所属。9月に入ってチャンピオンシップ(イングランド2部)のイプスウィッチに拾われたが、契約は1年間(+1年の延長オプション付)…そもそも加入した時点でケガにより出場不可の状態だったこともあり、デビューは11月7日までずれ込んだ。 その後は現在に至るまでケガこそせずも、リーグ戦での継続起用がほぼなし。1試合プレーして2試合ベンチ…といった状況が続いており、ここまで公式戦9試合の出場にとどまっている。 今季リーグ1(イングランド3部)から昇格1年目のイプスウィッチは、28試合(全46試合)を消化して2位と絶好調…世界的シンガーソングライターのエド・シーラン氏もスポンサーに名を連ねるクラブはこのままいけばプレミアリーグ初昇格に。まさに監督が11人を固定したくなる段階であり、トゥアンゼベの継続起用にも踏ん切りがつかないようだ。 そんなこんなで、このままだと延長オプションも発動せず1年でイプスウィッチを退団…という可能性も排除できず。かつて同じポジションの先輩から尊敬の念を贈られていたほどのトゥアンゼベだが、今なお苦しい日々が続いている。 2024.02.02 18:05 Fri

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