フルアムが1年でのプレミア復帰を決定! 主砲ミトロビッチが1シーズンで歴代最多の40ゴールに到達

2022.04.20 07:25 Wed
Getty Images
フルアムがチャンピオンシップ(イングランド2部)で自動昇格圏の2位以上を確定させ、1年でのプレミアリーグ復帰を決めた。ここまで25勝8分け8敗の勝ち点83で、2試合消化試合が多い3位のハダースフィールド(勝ち点73)に10ポイント差を付けていたフルアム。

19日には4試合を残しての自動昇格が懸かるプレストン・ノース・エンドとのホームゲームに臨んだ。
試合は開始早々の9分にセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチのゴールで先制に成功すると、34分には今夏のリバプール行きが決定的と報じられるU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョが追加点を奪取。さらに、前半終了間際の41分にはミトロビッチが今シーズンのリーグ戦40ゴール目となる自身2点目を奪い切った。

その後、相手の反撃を危なげなく凌ぎ続けたホームチームが3-0の快勝を収め、本拠地クレイブン・コテージで1年でのプレミアリーグ復帰を決めた。
なお、今節終了時点で1試合未消化のボーンマス(勝ち点77)との勝ち点差は9ポイントとなっており、優勝の可能性も濃厚となっている。

マルコ・シウバ監督の下、1年でのプレミア復帰を目指したフルアムは、今年1月に1933-34シーズンのチェスターシティ以来、88年ぶりとなる3試合連続6ゴール以上を奪っての勝利という快記録を打ち立てるなど、シーズンを通して自慢の攻撃陣が躍動。

すでに1シーズンでの歴代最多ゴール記録を樹立し、更新中のミトロビッチを始め、ウェールズ代表FWハリー・ウィルソンが10ゴール、DRコンゴ代表FWニースケンス・ケバノ、カルヴァーリョが共に9ゴールと、4選手に2桁ゴールの可能性がある。

なお、チャンピオンシップのシーズン最多ゴール記録は2001-02シーズンにマンチェスター・シティが樹立した108ゴールとなっており、現在98ゴールのフルアムは残り4試合で10ゴールを決められれば、優勝と共に新記録達成でのプレミア帰還となる。

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