女子サッカーで世界記録の観客9万人超、バルサvsレアルの“クラシコ”のスタンドが衝撃的

2022.03.31 11:15 Thu
Getty Images
世界の女子サッカーが桁違いの記録を残した。30日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝2ndレグが行われ、カンプ・ノウではバルセロナvsレアル・マドリーの“クラシコ”が行われた。

試合は1stレグを3-1で勝利していたバルセロナが圧倒。先制するも1-2と一時は逆転されるが、後半に4ゴールを奪い、5-2で勝利。2戦合計8-3で準決勝に駒を進めた。
試合の展開も去ることながら、この試合で最も凄かったのは観客の数だ。

この試合でカンプ・ノウのスタンドに集まった観客数は、なんと9万1553人。これは女子サッカー界の世界記録となった。
これまでの最多観客数は、1999年の女子ワールドカップ決勝、アメリカ女子代表vs中国女子代表の一戦だった。アメリカで行われたこの大会は、母国の優勝を見守ろうとローズボウルに9万195人が集まっていたが、それを1000人以上超えたということになる。

さらに凄いことは、今シーズンの男子チームのクラシコの観客数を上回ったとのこと。男子の試合では8万6466人となり、5000人ほど上回ったこととなる。

歴史あるクラブの女子チームであるものの、近年ヨーロッパでは女子サッカーの熱が高まっており、その影響もあってここまでの観客がスタジアムに詰め掛けることとなった。

昨年開幕したWEリーグは観客動員が伸び悩んでいる状況。ここまでの71試合合計で10万8420人、1試合あたりの平均観客数は1527人となっており、なでしこジャパンが世界と渡り歩くためにも更なる発展をしなければいけなそうだ。


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