アフガニスタン支援へ、ローマの選手たちが着用したユニフォームがオークションに
2021.09.16 08:05 Thu
ローマは、ユニフォームの売上をアフガニスタンの人々を支援するために寄付することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。ローマは12日、セリエA第3節でサッスオーロと対戦。この試合ではユニフォームの左袖に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のロゴが描かれた特別なユニフォームを着用していた。
UNHCRは1950年に設立された国際連合の難民問題に関する機関。イスラム主義勢力タリバンが実権を握り、人道危機にあるアフガニスタンの人々への支援も行っている。
ローマは、アフガニスタンで支援を必要とする人々への支援として、サッスオーロ戦で選手たちが着用したユニフォームをオークションにかけ、収益をすべて寄付することを発表。また、UNHCRは、ローマのファンがアフガニスタンの人々を支援するために寄付を行うことができる特別なランディングページを作成している。
ローマのグイド・フィエンガCEO(最高経営責任者)は、サッスオーロ戦前に次のようにコメントしている。
「クラブの誰もが影響を受けた人々へのサポートを示したいと思っている。私たちの選手が日曜日のピッチでUNHCRパッチを着用することを誇りに思う」
「難民の地位に関するジュネーブ条約の調印から70周年を迎えるにあたり、フィリッポ・グランディ高等弁務官の下で、私たち全員が機関に寄り添えることを嬉しく思う」
UNHCRは1950年に設立された国際連合の難民問題に関する機関。イスラム主義勢力タリバンが実権を握り、人道危機にあるアフガニスタンの人々への支援も行っている。
ローマのグイド・フィエンガCEO(最高経営責任者)は、サッスオーロ戦前に次のようにコメントしている。
「ローマのサポーターの方々が、悲劇に直面しているすべての人々に対して、思いやりと寛大さを示してくれると確信している」
「クラブの誰もが影響を受けた人々へのサポートを示したいと思っている。私たちの選手が日曜日のピッチでUNHCRパッチを着用することを誇りに思う」
「難民の地位に関するジュネーブ条約の調印から70周年を迎えるにあたり、フィリッポ・グランディ高等弁務官の下で、私たち全員が機関に寄り添えることを嬉しく思う」
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