「弁明の余地などない」主審は神様ではなく悪魔…メキシコで大事件、抗議する選手の股間を主審がヒザ蹴り

2023.04.02 23:10 Sun
Getty Images
審判は神様という言葉があるが、とんでもない審判も存在する。
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メキシコ1部、リーガMXの試合でとんでもない事件が発生し話題を呼んでいる。事件が起きたのは1日に行われたリーガMX・クラウスーラ第13節のクラブ・アメリカvsレオンの一戦だった。
2位のレオンと3位のクラブ・アメリカの対戦。共にCONCACAFチャンピオンズリーグの出場権を争う上位対決となったが、主審のフェルナンド・エルナンデス氏が問題を起こした。

0-1でレオンがリードした中、63分にCKからのこぼれ球を繋ぎ、クラブ・アメリカのディエゴ・バルデスがネットを揺らして1-1の同点に追いつく。
しかし、このシーンに対してレオンの選手たちが猛抗議。主審にしつこく詰め寄ると、ジャイメ・バレイロがイエローカードをもらう。

その際に、ルーカス・ロメロが主審に身体をぶつけながら抗議。すると、エルナンデス主審は自身のヒザをあげ、ロメロの股間を蹴り上げる形に。ロメロは股間を押さえてピッチに倒れ込んだのだ。

映像で見てもエルナンデス主審は、イラつきが見え、故意に左ヒザを股間目がけて上げているように見える。

メキシコサッカー連盟(FMF)の審判委員会は、この件に関して、調査を開始すると発表している。

「審判委員会は、クラブアメリカvsレオンの試合でフェルナンド・エルナンデス主審が起こした出来事について、調査プロセスを開始します」

「決議内容は、公開される予定です」

この行動にはファンも衝撃を受け、エルナンデス主審の解任を要求。「弁明の余地などない」と厳しい意見が寄せられている。

なお、試合はその後クラブ・アメリカが逆転するも、後半アディショナルタイムにレオンが追いつき、2-2の引き分けに終わった。



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