ダービーで大量の発煙筒が投げ込まれピッチは火の海に…長期中断でATは異例の25分にも

2022.10.12 18:45 Wed
Getty Images
10日に行われたイスラエル・プレミアリーグ第7節のマッカビ・テル・アビブvsハポエル・テル・アビブの"テル・アビブ・ダービー"では、大量の発煙筒はピッチに投げ込まれ、試合が長時間にわたって中断する事態となった。
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イスラエル・プレミアリーグのダービー、マッカビ・テル・アビブvsハポエル・テル・アビブで大量の発煙筒がピッチに投げ込まれ、試合が中断。アディショナルタイムが25分設けられる事態となった。エルサレムに次ぐイスラエル人口第2位の都市、テル・アビブを本拠地とする両チームの一戦は、過去にも発煙筒によるファンの負傷やピッチに乱入したサポーターと選手が一悶着を起こすなど、様々な方向で熱量の高いものとなっている。
10日に行われた第7節の"テル・アビブ・ダービー"でもキックオフ直後にピッチへとフレアや発煙筒が投げ込まれる事態となり、ピッチはまるで火の海に。主審は試合を一時中断した。

煙が消えた数分後に試合は再開されたが、その後もたびたび発煙筒が投げ込まれ、その都度中断。また、ハポエルのファンはマッカビのチャンスシーンで、攻撃を阻止するために別のボールを投げ入れもした。
幸い選手に負傷者はおらず、イギリス『talk Sports』は「GKは負傷を免れたが、ペナルティボックスは火傷で覆われた」と伝えている。

度重なる遅延により、前半のアディショナルタイムは異例の25分が示されることに。追加タイムにはマッカビがネットを揺らしたが、VARのオフサイドチェックにより、45+16分という奇妙なゴールは認められなかった。

それでも、ダービーで8年間にわたって負け知らずというマッカビ・テル・アビブが、後半に3点を奪って快勝。同節敗れたマッカビ・ハイファをかわし、首位に立っている。



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