250名のリーズサポーターがパブロ・エルナンデスに感謝示すためスペイン遠征
2022.05.31 22:34 Tue
リーズ・ユナイテッドの250名のサポーターがレジェンドへの感謝を伝えるため、スペイン遠征を実施した。イギリス『Sport Bible』が報じている。
同試合では最終節での逆転残留という劇的な形で一足早くシーズンを終えたプレミアリーグのリーズの250名と言われるサポーターが、パブロ・エルナンデスを激励するため、はるばるイングランドからスペインに遠征。そして、試合後にはリーズのアンセムである『Marching On Together』を大合唱し、37歳のレジェンドを称えた。
この古巣サポーターからの心温まるサポートを3人の子供と、妻と共に感慨深げに見ていたパブロ・エルナンデスは、感謝の拍手や胸のエンブレムを叩くジェスチャーで応え、涙も浮かべていた。
スペイン代表として4試合の出場歴を持つウイングのパブロ・エルナンデスは、バレンシアやカディス、ヘタフェ、スウォンジーなどで活躍。その後、2017年1月に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズへ加入。
リーズではチームの年間最優秀選手に3度選出されるなど、公式戦175試合に出場し36ゴール41アシストを記録。2019–20シーズンのプレミアリーグ昇格に大きく貢献したが、その翌シーズン限りでチームを去っていた。
なお、カステジョンとは2024年まで契約を残しており、あと数年は現役を続行する見込みだ。
パブロ・エルナンデスの現役最後の試合であれば、こういった遠征実施も考えられるが、今回のタイミングでのリーズサポーターの行動によって、同選手がいかに古巣サポーターからリスペクトされていたかが窺える出来事となった。
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スペイン3部にあたるプリメーラ・ディビシオンRFEFのカステジョンは29日、今季のリーグ最終戦となるコルネジャ戦を戦い、1-3で敗戦を喫した。今シーズンを13位で終えたこともあり、微妙な雰囲気でシーズンを締めくくる形となったが、元スペイン代表MFパブロ・エルナンデス(37)にとってはキャリアにおいて忘れられない一戦となった。この古巣サポーターからの心温まるサポートを3人の子供と、妻と共に感慨深げに見ていたパブロ・エルナンデスは、感謝の拍手や胸のエンブレムを叩くジェスチャーで応え、涙も浮かべていた。
また、妻のマル・ガルシアさんは自身の公式ツイッターを通じて、「サンキュー、リーズ」と家族を代表して遠征したサポーターに感謝を伝えた。さらに、「リーズファンが見せてくれた愛に圧倒されたけど、もう1度ハッキリさせておきたいのは、パブロはまだ引退していないし、まだフットボールができるわ。そして、いつかエランド・ロードへ必ず戻り、ちゃんとしたお別れができるように、みなさんに知らせておくわ」と、将来的な本拠地訪問を約束した。
スペイン代表として4試合の出場歴を持つウイングのパブロ・エルナンデスは、バレンシアやカディス、ヘタフェ、スウォンジーなどで活躍。その後、2017年1月に当時チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズへ加入。
リーズではチームの年間最優秀選手に3度選出されるなど、公式戦175試合に出場し36ゴール41アシストを記録。2019–20シーズンのプレミアリーグ昇格に大きく貢献したが、その翌シーズン限りでチームを去っていた。
なお、カステジョンとは2024年まで契約を残しており、あと数年は現役を続行する見込みだ。
パブロ・エルナンデスの現役最後の試合であれば、こういった遠征実施も考えられるが、今回のタイミングでのリーズサポーターの行動によって、同選手がいかに古巣サポーターからリスペクトされていたかが窺える出来事となった。
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