元オランダ代表MFファン・デル・ファールトがついに監督に、デンマーク2部の古巣で暫定監督就任
2022.03.10 15:07 Thu
元オランダ代表MFのラファエル・ファン・デル・ファールト氏(39)が暫定監督として監督キャリアをスタートさせることとなった。
ファン・デル・ファールト氏は、アヤックスやハンブルガーSV、レアル・マドリー、トッテナム、レアル・ベティス、ミッティラン、エスビャウで現役時代プレーした。
卓越したゲームメイク力を武器に、ブンデスリーガでは152試合で45ゴール39アシスト、エールディビジでは117試合で50ゴール24アシスト、ラ・リーガでは65試合で11ゴール10アシスト、プレミアリーグでは63試合で24ゴール16アシストを記録していた。
2018年11月に現役を引退すると、解説者などとして活躍。2021年8月に古巣のエスビャウでヴラベッツ監督の下でアシスタントコーチに就任し、指導者キャリアをスタートさせていた。
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デンマーク2部のエスビャウは9日、ローランド・ヴラベッツ監督(48)の解任を発表した。クラブは、後任監督が決定するまでの間、ミヒャエル・クライガー氏(45)とファン・デル・ファールト氏が暫定指揮を執ることを発表した。卓越したゲームメイク力を武器に、ブンデスリーガでは152試合で45ゴール39アシスト、エールディビジでは117試合で50ゴール24アシスト、ラ・リーガでは65試合で11ゴール10アシスト、プレミアリーグでは63試合で24ゴール16アシストを記録していた。
チャンピオンズリーグでも37試合に出場し9ゴール5アシストを記録しているファン・デル・ファールト氏は、オランダ代表としても109試合で25ゴールを記録。2006年のドイツ大会、2010年の南アフリカ大会と2度のワールドカップにも出場していた。
2018年11月に現役を引退すると、解説者などとして活躍。2021年8月に古巣のエスビャウでヴラベッツ監督の下でアシスタントコーチに就任し、指導者キャリアをスタートさせていた。
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