伊東純也が躍動! 2アシストに3点に絡む活躍でヘンクが快勝《ジュピラー・プロ・リーグ》

16日、ジュピラー・プロ・リーグ第24節延期分のヘンクvsメヘレンが行われ、ヘンクが4-1で勝利した。日本代表MF伊東純也はこの試合も先発出場。87分に交代している。

レギュラーシーズンも残りわずかとなっているジュピラー・プロ・リーグ。プレーオフに進みたいヘンクは勝利が必要となる。
そのヘンクは立ち上がりから圧倒。5分、ヘンクはカウンターを仕掛けるとマイク・トレゾールが中央をドリブルで持ち上がると、右を伊東、左をルカ・オイエンが猛然と上がる。トレゾールは左のオイエンを選択すると、ボックス内でスルーパスをダイレクトで蹴り込み、ヘンクが先制する。

鮮やかなカウンターで先制したヘンク。24分にも相手ボールを奪ってカウンターを仕掛けたが、ポール・オヌアチュが厳しいタックルで倒される。このプレーには相手にレッドカードが提示。ティボー・ペイレは退場処分となった。早い時間に数的優位に立ったヘンクは、29分に伊東がチャンス。ボール奪取から持ち込み、ボックス手前で左足シュートもGKがセーブする。41分にも伊東がチャンス。ショートコーナーからパスを繋ぐと、アンジェロ・プレシアードのパスを受けボックス内から左足シュート。しかし、枠を外してしまう。

ヘンクが1点リードで迎えた後半だったが、立ち上がりのCKからフーゴー・カイペルスがクロスをダイレクトボレー。これが決まり同点となる。

数的優位ながら追いつかれたヘンクだったが、その後は再び攻め込む時間帯に。ただ、相手GKの好セーブもありゴールが遠い。

それでも66分、ボックス手前のFKからトレゾールが直接狙うも壁がクリア。しかし、このクリアボールがボックス右の伊東に渡ると、狙い澄ましたクロスをムジャイド・サディックがヘッドで合わせ、ヘンクが勝ち越しに成功する。伊東は10アシスト目を記録した。

伊東の高精度クロスが勝ち越しゴールにつながると、さらに勢いをもたらすことに。80分にはボックス右でパスを受けた伊東が鋭い切り返しからクロス。ファーサイドでオヌアチュがダイビングヘッドも相手がブロック。しかし、テオ・ボンゴンダが押し込み3点目。86分にはスルーパスに反応した伊東がボックス右から伊東がダイレクトクロス。オヌアチュがダイレクトで合わせ4点目。そのまま4-1で勝利した。

ヘンク 4-1 メヘレン
【ヘンク】
ルカ・オイエン(5分)
ムジャイド・サディック(66分)
テオ・ボンゴンダ(80分)
ポール・オヌアチュ(86分)
【メヘレン】
フーゴー・カイペルス(46分)