「彼は素晴らしい男」叩かれるムバッペをポチェッティーノは擁護「現実を反映していない」

2021.09.25 13:50 Sat
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、フランス代表FWキリアン・ムバッペを擁護した。スペイン『マルカ』が伝えている。ムバッペは、22日に行われたリーグ・アン第7節のメス戦に先発出場すると、後半アディショナルタイムにチームが勝ち越し点を挙げた際、ピッチに顔をうずめて悔しがるメスGKアレクサンドル・ウキジャに対し、ムバッペが何かを吐き捨てていった。
これがきっかけとなり両チームの選手による衝突が起こると、結果としてウキジャとPSGのネイマールにイエローカードが提示される事態となった。

この件については、メスの指揮官フレデリック・アントネッティも「ムバッペ、彼は大好きな選手だが、人々に愛されたいのであれば、もっと上手く振舞う必要がある。非常に優れた選手だが、謙虚になることでより大きな恩恵を受けられるだろう」と苦言を呈していた。

一方、25日に行われる第8節のモンペリエ戦の試合前会見でこのことについて問われたポチェッティーノ監督は、相手指揮官の心情を理解しながらも、ムバッペを擁護し、ピッチ外で話すことではないとした。
「彼(アントネッティ)が怒っていたのは理解している。それは自然な反応だ。だが、状況を理解しなければいけない。特に95分で試合に負けた後だったことを考えれば、フレッドがこの状況に怒ることも理解できる」

「キリアン・ムバッペは素晴らしい男だ。彼は常に勝ちたいと思うトップの競争者だ。こういったことはピッチで起こるが、彼と何人かのメスの選手との状況に関して、ピッチ外に持ち出す必要はないと思う」

「これらの出来事は文脈から外すことはできない。両方のチームが勝ちたいと思っている試合で、色々なことが起こる中で分析しなければいけない。だから、文脈を無視して扱うことはできない」

「それはキリアンがどんな人間であるかという現実を反映していないが、私は彼らの不満を理解できる」

1 2
関連ニュース

PSGがシェルキ獲得の動きを本格化…L・エンリケ監督もゴーサイン

パリ・サンジェルマン(PSG)がリヨンのU-23フランス代表FWラヤン・シェルキ(20)獲得へ本腰を入れ始めたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 フランス代表FWキリアン・ムバッペのレアル・マドリー移籍に伴い、今夏前線の刷新に動くPSG。 国外のビッグネームに加え、国内の若手逸材を注視する中、モナコのU-23フランス代表MFマグネス・アクリウシェと共に獲得候補に挙がっているのが、今シーズンの公式戦で39試合3ゴール9アシストの数字を残したシェルキだ。 昨夏にも獲得に動いた万能型アタッカーへの再アプローチに向けてクラブは、ルイス・エンリケ監督からのゴーサインをすでに受け取っており、ここから動きを本格化させるという。 昨夏はシェルキ残留へ徹底抗戦の構えを見せていたリヨンも、2025年夏のフリートランスファーを回避すべく今夏は交渉のテーブルにつく可能性が高いとみられる。 アルジェリア人両親の元、リヨンで生まれ育ったシェルキは2010年にヨーロッパ屈指と言われる育成の名門へ加入。FWカリム・ベンゼマやFWハテム・ベン・アルファ、MFフセム・アワールと北アフリカにルーツを持つ偉大な先達と同様に、卓越したボールスキル、創造性、パスセンスを武器に10代前半から注目を集めた逸材だ。 2024.06.04 20:30 Tue

ヴィニシウスがCL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手はベリンガムに

欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2023-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)最優秀選手として、レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールを選出した。 ヴィニシウスは、今シーズンのCL10試合に出場し6ゴール5アシストを記録。1日に行われたローマとの決勝では、1-0で迎えた83分にベリンガムのラストパスを受けると、ボックス左からシュートを決めきり、2季ぶり15度目のCL制覇に貢献した。 また、最優秀若手選手にはCL11試合に出場して4得点5アシストを記録したマドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが選出された。 そのほか、[4-3-3]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKは準優勝のドルトムントからグレゴール・コベルを選出。最終ラインは、右サイドバックに決勝戦で先制弾を挙げたダニエル・カルバハル、左サイドバックにドルトムントのイアン・マートセンが選ばれ、センターバックは決勝を戦った両チームの守備を支えるアントニオ・リュディガーとマッツ・フンメルスが選出された。 中盤では優勝したマドリーからベリンガム、準優勝のドルトムントからマルセル・ザビッツァーが選ばれたほか、パリ・サンジェルマンの中盤を支えるヴィティーニャが選出。3トップには今大会の得点王であるバイエルンのハリー・ケインと最優秀選手賞に輝いたヴィニシウスに加え、マンチェスター・シティのフィル・フォーデンが選ばれた。 2024.06.04 06:30 Tue

マドリーがムバッぺの獲得合意を発表!2029年までの5年契約を結ぶ

レアル・マドリーは3日、今季限りで パリ・サンジェルマン(PSG)を退団するフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の獲得合意を発表した。契約期間は2029年6月30日までとのことだ。 2017年8月にモナコから鳴り物入りで加入したムバッペは、レンタル期間も含めて7シーズンで公式戦308試合で最多の256ゴールを記録。6度のリーグ優勝を含め通算13個のタイトル獲得に貢献。また、個人としても5度のリーグ・アン得点王に輝いている。 マドリーへの加入が決まったムバッペは、自身の公式X(@KMbappe)で以下のように喜びを語った。 「夢が叶った、憧れのマドリーに加入できて、とても幸せで誇りに思う。僕が今どれほど興奮しているか、誰も理解できないだろう。マドリディスタのみんな、いつも最高の声援をありがとう。君たちに会うのが待ちきれないよ。マドリー万歳!」 2024.06.04 03:40 Tue

アーセナルやユナイテッドも関心のフランス代表MFフォファナ、モナコ幹部との退団合意を明かす「クラブは同意してくれた」

モナコに所属するフランス代表MFユスフ・フォファナ(25)が、今夏の移籍について言及した。 フォファナはストラスブールの下部組織出身で、2020年1月にモナコに完全移籍。今シーズンはリーグ・アンで32試合に出場し4ゴール4アシストを記録。チームの中心として2位と躍進したチームを支えた。 そのフォファナはモナコとの契約が残り1年となっている中、今夏はビッグクラブが関心を寄せている。 アーセナルを筆頭に、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン(PSG)、アトレティコ・マドリー、ミランなどが関心を寄せているとのこと。フランス『レキップ』によれば、アーセナルは移籍の可能性について初期の協議をスタートさせたとされている。 フォファナの移籍金は2000万ポンド(約39億8000万円)と見られており、妥当な金額。モナコとの契約も残り1年となっており、クラブとしても売却できるのであればしたいというところだろう。 ユーロ2024に臨むフランス代表に選ばれているフォファナは、記者会見で自身の移籍について言及。クラブと話し合いをしているとした。 「僕はクラブの幹部と移籍の件について話した。秘密なことではない」 「僕たちは意見を交換し、彼らは僕が新たなステージに向かうことに同意してくれた」 「もし、移籍が実現しなかったとしても、まだ1年契約はあるし、僕は喜んで残る」 フォファナは移籍願望がありながらも、交渉が上手くいかなければモナコでプレーするつもりがあると明言。果たして、射止めるクラブは現れるだろうか。 2024.06.03 14:40 Mon

ムバッぺのレアル入りが近日中に発表へ…書類にサイン済みでロマーノ氏の「Here we go!」が飛び出す

パリ・サンジェルマン(PSG)からの退団が決定しているフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)だが、レアル・マドリー入りはすぐそこまで来ているようだ。 SGのエースとしてプレーしてきたムバッペ。モナコからのレンタル移籍だった2017年8月から7シーズンプレーし、公式戦308試合で256ゴールを記録。6度のリーグ優勝など数多くのタイトルを手にしてきた。 すでに移籍が確定している中、その行き先もマドリーであることが濃厚とされており、本人も「初めて母国を離れることとなる。素晴らしい経験になるだろうし、新しいクラブに行くのが待ちきれない」とコメントしていた。 移籍も秒読みと言われている一方で、その行き先であるマドリーはチャンピオンズリーグ(CL)決勝が控えていた中、1日に行われたドルトムントとの決勝に0-2で勝利し、15度目のビッグイヤー獲得を達成していた。 一夜明け、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、代名詞とも言える「Here we go!」を投稿。ムバッペのマドリー移籍は今週中にも発表されるという。 ロマーノ氏によれば、ムバッペは全ての書類にサインも完了しているとのこと。CL王者となったお祝いをしている最中には被せないと見られており、来週にもムバッペが新加入選手として発表されるとしている。 フランス代表としてユーロ2024を控えるムバッペ。マドリー入りが決まった状態での参戦となりそうだ。 2024.06.02 22:20 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly