ルート・フリット
Ridi Dil Ruud Gullit
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ポジション | FW |
国籍 |
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生年月日 | 1962年09月01日(62歳) |
利き足 | 右 |
身長 | 186cm |
体重 | 83kg |
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今日の誕生日は誰だ! 9月1日は、ミラン黄金期を築いたオランダ代表レジェンドのバースデー
◆ルート・フリット 【Profile】 国籍:オランダ 誕生日:1962年9月1日 現役時所属クラブ:フェイエノールト、ミラン、チェルシーなど ポジション:FW、MF、DF 身長:186㎝ 体重:83㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』 9月1日は、元オランダ代表のルート・フリット氏だ。 ▽母国フェイエノールトでヨハン・クライフ氏らと共にリーグ制覇を経験したフリットは、PSVを経てミランに移籍。ミランではファン・バステン氏、フランク・ライカールト氏とともに“オランダトリオ”を形成し、クラブの黄金期の象徴となった。また、1987年には、その圧倒的な技術力が称賛されバロンドールを獲得している。 ▽その後、チェルシーで指導者に転身。プレイングマネージャーとして自身もピッチの中で活躍し、クラブに27年ぶりのFA杯をもたらした。しかし、その後に監督を務めたニューカッスルでは“セクシーフットボール”というスローガンを掲げたが受け入れられず、13位に低迷。1年で解任されていた。 ※誕生日が同じ主な著名人 マリオ・レミナ(サッカー選手/サウサンプトン) ダニエル・スタリッジ(サッカー選手/リバプール) ムニル・エル・ハダディ(サッカー選手/バルセロナ) セルヒオ・リコ(サッカー選手/フルアム) 福西崇史(サッカー選手/南葛SC) 中町公祐(サッカー選手/横浜F・マリノス) 赤崎秀平(サッカー選手/川崎フロンターレ) 渡部陽一(戦場カメラマン) 新垣隆(作曲家) 森下千里(タレント) 土田晃之(お笑い芸人) 2018.09.01 07:00 Sat2
残念だったイラク戦の浅野の選択/六川亨の日本サッカーの歩み
かつて中東でのサッカーの試合といえば、観客は民族衣装の「トーブ」を身にまとった男性か(オバQのイメージ)、その子供がほとんどで、観客も数えられるほどだった(イランのホームゲームはのぞく)。 しかしW杯効果なのか、今回のアジアカップではアラブ諸国の試合でも女性の進出が目立つ。さらに大人と子供も応援はワールドワイドのスタンダードなスタイルで、以前はよく聞かされた牧歌的な、眠くなるような独特のスローモーな音色が懐かしく感じられた。 そしてイラク戦である。すでにネットでは多くのメディアが敗因の分析と課題にフォーカスし、インドネシア戦への提言も行っている。そこで今回のコラムでは、これまであまり取り上げられていない敗因の1つについて言及したい。 問題だったと思うシーンは前半32分のFW浅野拓磨のプレーだ。MF久保建英のスルーパスに浅野が左サイドで抜け出してショートカウンターを仕掛けた。浅野はドリブルでペナルティーエリアまで侵入。右サイドにはMF伊東純也がしっかりとフォローしていて、まったくのフリーだった。 浅野がGKと追走するDFの間にグラウンダーのパスを出せば同点ゴールは確実だった。 しかし浅野はパスではなくシュートを選択し、大きくゴール枠を外した。 FWだから、シュートを打ちたい気持ちはわかる。それまで日本のシュートらしいシュートは23分の遠藤航のボレーくらい。浅野自身も「まずは初シュート」と意気込んだかもしれない。あるいはカタールW杯のドイツ戦でのゴール=成功体験をイメージした可能性もある。 もしも浅野1人しかいない状況であれば、選択肢はシュートしかなかったため彼の判断は正しいだろう。さらに0-0、もしくは1-0とリードしている状況なら、思い切った決断も悪くはない。しかし状況は開始5分に先制点を奪われ、劣勢に立たされていた。まず最初に考えなければならないのは、できるだけ早い時間帯に追いつくことである。 29歳と経験を積んでいながら、そんなこともわからないのかとガッカリした。そしてパスを要求しながら出て来なかった伊東は天を仰いだ。伊東には、浅野に詰め寄り「なぜパスを出さなかった!」と激怒して欲しかった。でないと、浅野は今後も同じ過ちを繰り返しかねないからだ。 すでにこのエピソードは当コラムで紹介済みだが、88年に西ドイツ(当時)で開催されたEURO決勝、オランダ対ソ連(当時)戦で、オランダはルート・フリットのゴールで先制すると、マルコ・ファン=バステンが左後方からのロングパスを右足ボレーシュートでGKリナト・ダサエフの頭上を破って追加点を決めた。「EURO史上最高」と表されたビューティフルゴールだった。 この試合を現地で解説した釜本邦茂氏とミュンヘン空港で会ったので、「釜本さんだったらボレーで打ちますか、それともトラップしますか」と聞いた。すると釜本氏は「0-0や0-1だったら確実に決めるためトラップしたでしょう。しかし1-0でリードしていたので、バステンのようにダイレクトで狙ったと思う」と話していた。 試合の状況に応じてプレーを選択する。至極当り前のことで簡単そうだが、それがまた難しいのがサッカーという競技なのだろう。 2024.01.22 22:45 Mon3