平川怜
Rei HIRAKAWA
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| ポジション | MF |
| 国籍 |
日本
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| 生年月日 | 2000年04月20日(25歳) |
| 利き足 | |
| 身長 | 176cm |
| 体重 | 72kg |
| ニュース | 人気記事 | クラブ |
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1
U-19日本代表メンバー発表! 久保建英、中村敬斗、齊藤未月ら《ブラジル遠征》
▽日本サッカー協会(JFA)は7日、ブラジル遠征を行うU-19日本代表メンバーを発表した。 ▽今回は、FW久保建英(横浜F・マリノス)やFW中村敬斗(ガンバ大阪)、MF齊藤未月(湘南ベルマーレ)、DF橋岡大樹(浦和レッズ)らJリーグでも出場機会を得る有望株が招集を受けた。 ▽ブラジル遠征は13〜23日まで実施。第1戦や第2戦の相手は現時点で未定だが、第3戦はU-19ブラジル代表との対戦が決まっている。 ◆U-19日本代表メンバー GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(ガンバ大阪) DF 橋岡大樹(浦和レッズ) 宮本駿晃(柏レイソル) 角田涼太朗(筑波大学) 川井歩(サンフレッチェ広島) 瀬古歩夢(セレッソ大阪U-18) 菅原由勢(名古屋グランパスU-18) 小林友希(ヴィッセル神戸U-18) MF 齊藤未月(湘南ベルマーレ) 中島元彦(セレッソ大阪) 郷家友太(ヴィッセル神戸) 山田康太(横浜F・マリノス) 平川怜(FC東京) 斉藤光毅(横浜FCユース) 西川潤(桐光学園高校) FW 田川亨介(サガン鳥栖) 宮代大聖(川崎フロンターレU-18) 中村敬斗(ガンバ大阪) 久保建英(横浜F・マリノス) 2018.12.07 15:55 Fri2
勝利必須の磐田は最下位鳥栖が意地見せ3-0惨敗…逆転残留ならず1年でJ2降格【明治安田J1最終節】
8日、明治安田J1リーグ最終節のサガン鳥栖vsジュビロ磐田が駅前不動産スタジアムで行われ、3-0で鳥栖が勝利を収めた。 すでにJ2降格が決まっている鳥栖と、最終節でわずかながらJ1残留への望みを残した磐田の一戦。鳥栖はスタメン3名を変更し、上夷克典、渡邉、寺山翼が外れ、原田亘、西矢健人、マルセロ・ヒアンが入った。 勝たなければ残留の道がなくなる磐田は前節からスタメン1名を変更し、平川怜が外れ、上原力也が入った。 自力で残留を掴めない磐田は、勝利以外の結果はJ2行きとなる中、立ち上がりから攻勢をかけると、3分、右サイドからのクロスに対してニアサイドで鳥栖が処理にもたつくと、高畑奎汰が突っ込むもGK朴一圭と接触。こぼれ球を上原力也が押し込もうとしたが、大きくクリアされた。 8分にも磐田はビッグチャンス。ボックス右からジョルディ・クルークスが右足でクロス。ファーサイドで松原后が胸トラップでコントロールし逆足の右足でシュート。枠を捉えるが、GK朴一圭がスーパーセーブでピンチを凌いでいく。 2度の決定機を凌いだ鳥栖は12分に波状攻撃。ボックス手前で原田亘のパスに反応した富樫敬真がシュートも、前に出たGK川島永嗣がセーブした。 しかし16分、鳥栖は中原輝がフリーでパスを受けると絶妙なスルーパス。これに反応した富樫は前に出たGK川島を冷静にかわし、無人のゴールへと流し込み、鳥栖が先制した。富樫は引退を決断したMF森谷賢太郎のユニフォームを掲げて喜びを露わにした。 磐田としては痛恨の失点。残留に向けては他力にもなるが、3点は欲しい状況だったが、19分にアクシデント。ロングボールに反応したクルークスがジャンプしてトラップしたところ、クリアにきた丸橋祐介の顔面にスパイクの裏が直撃する状況に。オンフィールド・レビューの結果、クルークスにはイエローカードに提示された。 大ピンチを免れた磐田だったが、鳥栖が波状攻撃。24分、ボックス内でスローインを受けたマルセロ・ヒアンが相手を背負いながら反転シュート。しかし、これはGK川島がセーブすると、こぼれ球を中原が押し込むが、リカルド・グラッサがブロックする。 すると26分に磐田が反撃。広大なスペースに出されたボールに反応したクルークスがボックス右からクロス。これをニアサイドに走り込んだ高畑がダイレクトで合わせるが枠を外れる。 攻めながらもなかなかネットを揺らせない磐田。すると30分、ハーフウェイライン付近でパスを受けた中原がドリブルで持ち出しスルーパス。ボックス内左に走り込んだマルセロ・ヒアンが落ち着いて蹴り込み、鳥栖が追加点を奪った。 大きな2点目を奪った鳥栖。磐田は最低限の勝利すら難しい状況になってしまった中、40分にはマルセロ・ヒアンのシュートが右ポストを叩いたが、オフサイドの判定に。前掛かりになる磐田に対し、背後を狙う鳥栖という構図に。2点のリードもあり、鳥栖はリスクを冒したプレーはしない。 鳥栖が2点リードで折り返した試合。まずはこの試合で勝利するために3点が必要な磐田は、松本昌也、高畑を下げ、これが現役ラストマッチとなる山田大記、そしてマテウス・ペイショットを投入して流れを変えていくことに。ただ、立ち上がり10分に大きな変化を作れないと、中村駿を下げて藤原虎太朗を投入。より攻撃的に出るようにメンバーを変更した。 しかし59分に最終ラインで痛恨のミス。後方からビルドアップを試みた中、ボックス右でパスを受けた植村洋斗が出しどころに躊躇すると、狙っていたヴィキンタス・スリヴカが突いてボール奪取。これを受けたマルセロ・ヒアンがボックス内に持ち込み、飛び出したGK川島を嘲笑うチップキックでネットを揺らし、鳥栖が3点目を奪った。 痛恨のミスからJ1残留が絶望的になる3失点目。すると鳥栖は67分、GK朴一圭、DF原田亘を下げ、今シーズン限りで引退を表明しているGK岡本昌弘、MF藤田直之を投入し惜別の起用に。岡本は2009年以来お15年ぶりのJ1でのプレーとなった。 磐田は75分、ジャーメイン良がドリブルを仕掛けてボックス内右からシュート。しかし、GK岡本がしっかりと前に出て対応する。 その後は磐田が攻め込んでいくが鳥栖がしっかり守りタイムアップ。3-0で鳥栖が勝利を収め、磐田は1年でのJ2降格が決定した。 サガン鳥栖 3-0 ジュビロ磐田 【鳥栖】 富樫敬真(前16) マルセロ・ヒアン(前30、後15) <span class="paragraph-title">【動画】磐田、最低条件の勝利を掴めず1年でJ2降格</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1865657645740196190?ref_src=twsrc%5Etfw">December 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.08 15:57 Sun3
東京Vが今季ユニフォームを発表、右肩上がりの柄で表現した“ブレイクスルー”に『3D EMBLEM』採用!「安定のかっこよさ!」、「さすがATHLETAさん」
東京ヴェルディは7日、2025シーズンの新ユニフォームを発表した。 2024シーズン、16年ぶりのJ1の戦いに挑んだ東京Vは、城福浩監督の下で明治安田J1リーグで6位フィニッシュという躍進を果たした。そして、J1復帰2年目となる新シーズンはJ1定着をノルマに、ACL出場権獲得とともにタイトル獲得を目指した戦いに臨む。 引き続き『ATHLETA』がサプライヤーとなる、東京Vの新シーズンに向けた戦闘服のコンセプトは『BREAKTHROUGH』。挑み続け、感動を超え、新たな時代へと突き進む。ヴェルディが新しい時代へ突破し成長する勢いを右肩上がりの柄で表現した“ブレイクスルー(突破)”グラフィックを採用。 フィールドプレーヤー(FP)の1stはV字形状の連続で勢いと力強さ、FPの2ndはゴールドの光のラインでヴェルディの拡がりを表現した左右非対称デザイン。 さらに、『3D EMBLEM』が採用され、始祖鳥のクラブエンブレムをユニフォームに採用。ポリクレストワッペン(ウレタン高周波立体設計)。 『UNIFORM IDENTITY』。ユニフォームには継続してヴェルディグリーン、パイオニアゴールド、シャインホワイト、フュージョンブラックのブランドカラー4色を使用。『常に貪欲に勝利を目指していく』ヴェルディのアイデンティティーを、VERDY・VICTORYの「V」に込めたデザインを採用している。 なお、7日に行われた2025シーズンの新体制発表会見では新加入のMF福田湧矢、MF平川怜、GK馬渡洋樹の3選手を着用モデルの新ユニフォームがお披露目された。 1stを着用した福田は「すごく軽くて、どんな生地を使っているのか知りたい」、2nd着用の平川は「ゴールドが少し入ってるところがかっこよくて、個人的には好きです」、GKユニフォーム着用の馬渡も「とても着心地がいい」と、選手たちの評判も上々だ。 SNS上では「安定のかっこよさ!」、「さすがATHLETAさん」、「Vロゴマークもそれ自体はお洒落だけど、やっぱりサッカーユニフォームにはエンブレムじゃなきゃ!」、「ラインの感じがどこか初代のスイカを彷彿とさせる」、「緑もいい緑だ」とファンからの好意的な意見が目立っている。 <span class="paragraph-title">【写真】新加入3選手をモデルに東京Vの新ユニフォームがお披露目</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20250107_3_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20250107_3_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20250107_3_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20250107_3_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> 2025.01.07 20:50 Tue4
“ゲームチェンジャー”山見大登が1G1Aの東京Vが今季初逆転勝ちでホーム初白星! 名古屋は泥沼開幕6戦未勝利…【明治安田J1リーグ第6節】
15日、明治安田J1リーグ第6節、東京ヴェルディvs名古屋グランパスが味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが2-1で逆転勝利した。 東京Vは前節、アウェイでアルビレックス新潟と対戦し、2-2のドロー。今季2勝目を逃したものの今季初の複数得点を奪って追いついてのドローとなった。半歩進んだ手応えをホーム初勝利に繋げるべく臨んだ一戦では新潟戦と全く同じスタメンを採用した。 一方、名古屋は前節のセレッソ大阪戦で1-1のドロー。こちらも敵地で追いついての引き分けで連敗をストップした。6戦目での初勝利を目指した今節は先発5人を変更。負傷でベンチ外の徳元悠平、山岸祐也に加え、永井謙佑らがベンチスタート。今季初先発の浅野雄也やマテウス・カストロ、森島司がスタメンに入った。 ともに[3-4-2-1]のミラーゲームの形でスタートしたなか、開始2分には名古屋にいきなりの決定機。右サイドでのプレス回避から浅野がスペースに抜け出してクロスを供給。これをニアに走り込んだ中山克広が右足ダイレクトで合わすが、GKマテウスの好守に遭う。さらに、このプレーで得た右CKの二次攻撃から稲垣祥がミドルシュートを狙うが、これは枠を捉え切れず。 開始早々の先制点は逃したものの、押し込む入りとなったアウェイチーム。以降も中盤でのデュエルで優位に立つと、手数をかけない攻撃でいい形を作り出す。 立ち上がりの守勢を凌いだホームチームは、徐々に相手のプレスに順応して後方からボールを動かしながら前進。最前線の木村勇大や染野唯月もロングボールを五分以上の確率でマイボールに繋げて押し込む展開に持ち込む。 試合がやや膠着し始めたなか、前半半ばに名古屋が先手を奪う。21分、東京Vのビルドアップの流れから相手陣内でボールを奪うと、三國ケネディエブスから右のハーフスペースでボールを受けた浅野の浮き球クロスをゴール前に飛び込んだ稲垣がヘディングでボックス左に落とすと、これに反応した森島がGKマテウスに寄せ切られる前に左足シュートを右隅へ流し込んだ。 森島の今季初ゴールによって敵地で先制に成功した名古屋が勢いづいて攻勢を仕掛ける展開のなか、東京Vにアクシデント発生。接触プレーの際に足を痛めた森田晃樹が一度はプレーに復帰も、自ら座り込んでしまい担架でピッチを後に。34分に平川怜がスクランブル投入となった。 前半のうちに追いつきたい東京Vは、前半終盤にかけてより攻撃に人数をかけていく。だが、メリハリの利いた名古屋の守備ブロック攻略に苦戦。染野のミドルシュートや外回りの攻撃で打開を図るが、攻め手を見いだせぬまま枠内シュート0本で前半を終えた。 迎えた後半、東京Vは宮原和也を下げて山見大登をハーフタイム明けに投入。ウイングバックの右に翁長聖、左に新井悠太。山見は左シャドーに入った。 後半も球際でバチバチとやり合う拮抗した展開が続く。55分には左サイドに抜け出した木村と新井の連携からクロスが供給されて東京Vがゴール前で混戦を作る。その流れで染野が左足シュート。続く57分にはボックス手前左の山見が右足でミドルシュートを狙うが、GK武田洋平の守備範囲。 後半に入ってようやく攻撃にテンポが生まれ始めたホームチームはロングカウンターから同点に追いつく。63分、ハーフウェイライン手前で三國からボールを奪った染野が中央を持ち上がって左のスペースに走り込む山見にラストパスを供給。そのままボックス内に侵入した山見のニアを狙った左足シュートがGK武田の脇を抜ける形でゴールネットに吸い込まれた。 ミスから追いつかれた名古屋は66分に2枚替えを敢行。中山と浅野を下げて内田宅哉、永井を同じポジションに投入した。 追いついた勢いに乗って前からのプレスも嵌る東京Vは逆転に向けて攻勢を仕掛けると、自分たちの時間帯で押し切る。73分、右CKの場面で山見が右足アウトスウィングの正確なボールを入れると、中央でうまくマークを外した綱島がゴール右上隅に完璧なヘディングシュートを突き刺し、2試合連続ゴールとした。 連続失点後も相手の勢いに呑まれて反発力を出せない名古屋。3失点目を回避するのが精いっぱいの状況が続くなか、80分には佐藤瑶大とマテウス・カストロを下げて菊地泰智、杉浦駿吾を同時投入。より攻撃的な布陣でゴールを目指す。 アディショナルタイム5分を加えた後半最終盤の攻防。逃げ切り態勢に入ったホームチームは脳震とうから回復した福田湧矢、稲見哲行の2選手を投入。前線と中盤の強度を高めて前から圧力をかけ続けると、名古屋に見せ場を作らせることなくゲームクローズ。今季初の逆転で待望のホーム初白星を挙げた。 一方、破れた名古屋は泥沼の開幕6戦未勝利となった。 東京ヴェルディ 2-1 名古屋グランパス 【東京V】 山見大登(後18) 綱島悠斗(後28) 【名古屋】 森島司(前21) 2025.03.15 16:02 Sat5
課題も手応えも得た中で東京Vのリーグ未勝利は「5」に更新…主将MFの戦列復帰は追い風に
東京ヴェルディは20日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われた明治安田J1リーグ第11節の川崎フロンターレ戦を0-0のドローで終えた。 上位相手のアウェイゲームで勝ち点1を持ち帰った結果を含め、現状のチームの課題と今後に向けたポジティブな要素も見いだす一戦となった。 先週末に行われた前節はヴィッセル神戸に0-1で敗れて6戦ぶりの黒星。直近のYBCルヴァンカップではブラウブリッツ秋田を延長戦の末に2-1で撃破し、ひとまず勝利を取り戻して5戦ぶりの勝ち点3を目指した一戦に臨んだ。 3連戦のラストマッチとなった東京Vに対して、対戦相手の川崎Fはサウジアラビアでの集中開催となるAFCチャンピオンズリーグエリート ファイナルズを1週間後に控える、7連戦のラストマッチ。 風上のアドバンテージに加え、疲労困憊のホームチームに身体の重さ、判断の鈍さも散見されたなか、前半は前線からのアグレッシブな守備、球際・切り替えで相手を圧倒。新体制移行でボール保持に固執しない川崎Fのスタイルはありながらも、自分たちのボールを保持しつつカウンターを仕掛ける場面も。 ただ、決定機はおろか前半に放ったシュートはMF福田湧矢がリズムを変えるためにあえて放ったミドルシュート1本のみ。足を振れるタイミングや中の準備ができている状況でクロスを上げられず、カウンターや崩しの局面での連携や精度の問題が目立った。 前半の揺さぶりによって後半勝負との見方もできたが、その後半では逆に後半勝負を意識しつつ前半に比べて重さがとれたホームチームに押し返される流れに。また、攻撃のギアアップを期待して投入したFW山見大登を“IN&OUT”とする交代策の問題もあって、エネルギーを再点火する展開に持ち込めず。守備陣の集中した対応でクリーンシートを達成したものの、試合を通したシュート数はわずか3本と攻撃面の明確な課題を払拭できなかった。 試合後の城福浩監督の会見では、両チームともに見せ場は多くなく膠着の印象が強かったこともあり、“IN&OUT”の形となった山見に注目が集まる形に。 奇しくも川崎F前の会見でリーグ戦でベンチスタートが続く背番号11の起用法に関する質問に対して、「効率性を意識しないで持てるものを、隙なくチャンスを逃すことなく攻守において発揮する」、「チームが尖ったものを見せるという部分で先頭になるぐらいのつもりでやってほしい」と語っていた指揮官は、今回の交代の経緯について献身性、ハードワークの部分でチームの基準に足るべきものを見せられなかったと苦言を呈した。 「後半は相手陣で奪い返すシーンがあまりにも少なかった。特に途中から出た選手に我々はああいう展開になるからこそ、ショートカウンターを打つための守備をしてほしかった」 「このチームが求めるものは、みんなが共有している。彼がもちろん攻撃のポジティブなものがあるのは十分承知していますし、だからこそ信じて最初のカードとして投入しました。ただ、相手も必死なので技術のミスはある。ハイスピードのなかで判断のミスもあります。ただ、姿勢に関して僕は絶対譲らないです。それをチームに示さなければいけない」 山見の“IN&OUT”は昨季に続く2度目。2-1で勝利した浦和レッズ戦において正確なプレースキックで決勝点をアシストしたが、「空中にあるボールとか誰のボールでもないときにアクションを起こすということを重要視している」と指揮官が常々語る部分でのハードワークが足りず、勝利をピッチの上で祝うことはできなかった。 ただ、その経験や常日頃から指摘される課題は山見自身も受け入れており、エースのFW木村勇大にしても同様の理由で、昨季や今季序盤戦でスタメンから外された過去もあり、一切の忖度も妥協も許さない指揮官の決断を真摯に受け止め、試合翌日から信頼回復へのハードワークに励むはずだ。 肝心の試合内容に関して指揮官は、ボール保持や神戸戦で明確な課題として言及した“戦う”部分での手応えを口に。一方で、常日頃から追求し続けるアタッキングサードでの質に加え、ゴールを奪うためのアグレッシブさを課題として挙げた。 「我々がボールを握ろうとしているプロセスのなかで、ボールはよく握ったと思います。相手を揺さぶりながら相手陣まで行くということは、かなり頻度は高かった。ただ、ファイナルサードのところの質と言ってしまえば、それで終わりですけども、最後の技術や落ち着き、判断のところは非常にもったいなかった」 「あれだけ余裕があるのであれば、ペナ周辺でももう少しいま我々が持てる技術のなかでも、足を振れるチャンスはもっとあったはず。ミドルサードのところまでがサッカーではなく、ファイナルサードのところが本当のサッカーなので、そこはもっと精度を上げていかなければいけない」 その指揮官の指摘に対しては、当事者の前線でプレーした福田も感じるところがあったという。 押し返された後半に関しては最も警戒すべきFWマルシーニョ、FWエリソンらの個人技を活かしたロングカウンターの脅威を感じる部分はあったが、前半は球際・切り替えで相手を凌駕していたなか、より大胆にボックス付近で足を振り、早いタイミングでクロスを入れるなど撥ね返されても前線と中盤のリカバリーパワーで波状攻撃に持ち込む大胆さも必要だったようにも見えた。 「ボールを持つだけではダメで、クロスを上げられるシーンも何回もあったし、僕たちもそこに入っていっていたので、『そこで上げないのか』みたいなところもあったりしました」 「もっとクロスを上げられるシーンがあったり、シュートを打てるところもあったと思いますし、大事にいきすぎているなと思いました。マルシーニョ選手が一番怖いところだったんですけど、そこも後ろが抑えてくれていたので、本当にリスクを負ってシュートだったり、クロスというシーンをもっともっと増やしたかった」 リーグ11試合7得点、且つ無得点試合が7試合という得点力不足は深刻。この現状に強い危機感を抱く守護神マテウスは前線の選手たちの献身やポテンシャルを認めながらも、あえて強い表現でここからの奮起を促している。 「攻撃のところで言えば、我慢のところの限界がもう来ている部分がある。もちろんチームのためにディフェンスをしている。走っているというところはありますけど、それは他のチームの選手も同じくやっていることで、言い訳にはならないところでもあります。そのなかで点を取らなければいけない責任というのは、前線の選手にはあると考えています」 現状の課題が改めて浮き彫りになったが、今後に向けたポジティブな要素も得られた。 シーズン序盤は安定感を欠いた守備だが、この試合ではここまでリーグ最多19得点を記録し6試合連続得点中だった川崎Fの攻撃を無失点で抑え込んだ。内容的にも後ろ重心で耐え抜くという形ではなく、イーブンな戦いのなかで多くの決定機を作らせなかった。 出場停止のMF綱島悠斗が不在のなか、DF千田海人が久々のリーグ戦出場となり、DF林尚輝のアクシデントで後半はウイングバックでスタートしたDF宮原和也がポジションを下げての対応となったが、試合を通して安定感を維持した。 さらに、チームにとってなによりのポジティブなニュースは、キャプテンを務めるMF森田晃樹の戦列復帰。第6節の名古屋グランパス戦の負傷から約1カ月の離脱を強いられ、今回の一戦ではほぼぶっつけ本番でのプレーとなったが、約30分の出場時間でしっかりと存在感を示した。 森田自身も「わりと自分のなかでは満足している」久々の実戦でまずまずの手応えを得ている。 「練習復帰してから1週間ぐらいでの今日の試合だったので、そこは様子を見ながらという感じでした。今日は30分ぐらいでしたけど、わりと自分のなかでは長い時間出られた。思ったより試合勘が鈍っている感じはなくて、結構うまく試合には入ったかなと思います」 その主将MF不在の期間には新加入のMF平川怜が完全にフィットし、試合ごとに存在感を増している。MF齋藤功佑を含め森田、平川とボランチのポジション争いが激化したという見方がある一方、この試合では齋藤がシャドーの一角でプレー。 今季アビスパ福岡へ完全移籍した昨季の主力MF見木友哉の不在も不振の理由のひとつに挙がるなか、万能型MF3選手の同時起用はビルドアップやチャンスメイク問題の解決策のひとつとなり得る。 その点について森田も「平川選手はつなぎの部分もできるし、前にも入っていける。ここ数試合を見ていてもチームの中心になっているぐらいの、本当にいいパフォーマンスをしていると思います。(齋藤)功佑くんもいますし、中盤のところで競争があると思いますが、今日みたいに3人同時に出ているときは、よりいいテンポでボールを動かしながら、攻撃につなげることができると思うので、そういう連携はすごく自分のなかで楽しみではあるかなと思います」と、今後の化学変化を期待している。 課題も手応えも得たなかでリーグ未勝利が「5」に更新された東京Vだが、25日にホームで戦う次節セレッソ大阪戦では後者をよりポジティブに変換し、6戦ぶりの白星を掴み取れるか。 2025.04.21 16:30 Mon平川怜の移籍履歴
| 移籍日 | 移籍元 | 移籍先 | 種類 |
| 2024年12月26日 |
磐田 |
東京V |
完全移籍 |
| 2024年1月8日 |
熊本 |
磐田 |
完全移籍 |
| 2022年8月10日 |
FC東京 |
熊本 |
完全移籍 |
| 2022年1月31日 |
松本 |
FC東京 |
育成型期限付き移籍終了 |
| 2021年2月1日 |
FC東京 |
松本 |
育成型期限付き移籍 |
| 2020年1月31日 |
鹿児島 |
FC東京 |
育成型期限付き移籍終了 |
| 2019年7月17日 |
FC東京 |
鹿児島 |
育成型期限付き移籍 |
| 2017年11月1日 |
|
FC東京 |
完全移籍 |
平川怜の今季成績
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| YBCルヴァンカップ2025 | 2 | 126’ | 0 | 0 | 0 |
| 明治安田J1リーグ | 14 | 916’ | 0 | 4 | 0 |
| 合計 | 16 | 1042’ | 0 | 4 | 0 |
平川怜の出場試合
| YBCルヴァンカップ2025 |
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| 1回戦 | 2025年3月20日 |
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vs |
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AC長野パルセイロ | 90′ | 0 | ||
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A
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| 2回戦 | 2025年4月16日 |
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vs |
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ブラウブリッツ秋田 | 36′ | 0 | ||
|
A
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| 明治安田J1リーグ |
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| 第1節 | 2025年2月16日 |
|
vs |
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清水エスパルス | 34′ | 0 | 64′ | |
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H
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| 第2節 | 2025年2月22日 |
|
vs |
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鹿島アントラーズ | 22′ | 0 | ||
|
A
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| 第3節 | 2025年2月26日 |
|
vs |
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FC町田ゼルビア | 14′ | 0 | ||
|
A
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| 第4節 | 2025年3月2日 |
|
vs |
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ガンバ大阪 | ベンチ入り |
|
H
|
| 第5節 | 2025年3月8日 |
|
vs |
|
アルビレックス新潟 | ベンチ入り |
|
A
|
| 第6節 | 2025年3月15日 |
|
vs |
|
名古屋グランパス | 56′ | 0 | ||
|
H
|
| 第7節 | 2025年3月29日 |
|
vs |
|
柏レイソル | 90′ | 0 | ||
|
A
|
| 第8節 | 2025年4月2日 |
|
vs |
|
FC東京 | 90′ | 0 | ||
|
H
|
| 第9節 | 2025年4月5日 |
|
vs |
|
横浜F・マリノス | 90′ | 0 | 54′ | |
|
A
|
| 第10節 | 2025年4月12日 |
|
vs |
|
ヴィッセル神戸 | 90′ | 0 | ||
|
H
|
| 第11節 | 2025年4月20日 |
|
vs |
|
川崎フロンターレ | 90′ | 0 | ||
|
A
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| 第12節 | 2025年4月25日 |
|
vs |
|
セレッソ大阪 | 64′ | 0 | ||
|
H
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| 第13節 | 2025年4月29日 |
|
vs |
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ファジアーノ岡山 | 90′ | 0 | ||
|
A
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| 第14節 | 2025年5月3日 |
|
vs |
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浦和レッズ | 90′ | 0 | 38′ | |
|
A
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| 第15節 | 2025年5月6日 |
|
vs |
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横浜FC | 23′ | 0 | 84′ | |
|
H
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| 第16節 | 2025年5月11日 |
|
vs |
|
湘南ベルマーレ | メンバー外 |
|
H
|
| 第17節 | 2025年5月17日 |
|
vs |
|
サンフレッチェ広島 | 73′ | 0 | ||
|
A
|

日本
磐田
熊本
FC東京
松本
鹿児島