昨年12月の主将変更…檀崎から引き継いだ青森山田主将GK飯田雅浩、「優勝チームのキャプテンになったが…」《全国高校サッカー選手権》

2019.01.14 22:12 Mon
©超ワールドサッカー
14日に埼玉スタジアム2002で行われた第97回全国高等学校サッカー選手権大会決勝の青森山田高校(青森)vs流通経済大学付属柏高校(千葉)は、青森山田が3-1の勝利を収め、優勝を果たした。

試合後、青森山田高校のキャプテンを務めるGK飯田雅浩がミックスゾーンでの取材に応対。昨年12月のキャプテン変更を振り返り、MF檀崎竜孔から引き継いで成長した部分や檀崎への感謝を告げた。

◆GK飯田雅浩(青森山田高校・3年)
──昨年12月にMF檀崎竜孔からキャプテンが自身に。檀崎への想いは
「自分が優勝チームのキャプテンになりましたけど、これまでまとめてきたのは檀崎だと思っています。自分も檀崎に感謝しなくてはいけないですし、檀崎とは練習からぶつかる場面も多くありましたけど、2人で話し合いながらチームの中心・核となってやっていこうと話していました」
「2年生の時には僕と檀崎しか試合に出ていませんでしたし、新チームになった時からそう話していました」

──例えばどんな話があったか
「普段ミーティングがありましたけど、僕が副キャプテンの時は自分がミーティングに積極的に参加するという感じではありませんでした。その協力的でなかった部分は檀崎から指摘されました。プレーの面ではあまりないですけど、これからどうやってこのチームを強くしていくのかというのを一緒に話していました」
──自身がキャプテンになって変わったことは
「自分のことよりもチームを第一にするというのは変わりました。副キャプテンをやっていた頃は、自分のプレーに集中していましたけど、キャプテンになってからは自分のことだけではダメですし、チームのことを第一に行動するようになりました。あとは、自分が責任を持って行動しなくてはいけないなと感じました」

──選手権予選の後からこれまでチームが大きく変わったという実感はあるか
「僕も日頃から時間がないという話はみんなにしていましたし、チーム内でのミーティングを含めて檀崎たちを中心に話し合えたのはすごく良かったです。監督やコーチから言われていることだけでなく、プラスアルファで何ができるかという話をしていましたし、それが今日の試合でも臨機応変さが出たのかなと思います」

──ここまでに逆境はあったと思うが、そういうのが力になったという想いはあるか
「本当一番忘れられない試合が自分にあって、それは2年生の時に出ていたプレミアリーグ最終節のFC東京U-18戦です。勝てば優勝が決まるという試合でしたけど、自分のミスも含めて3失点してしまい、2-3で負けてしまいました。2年生で責任を感じましたし、大久保コーチとも話して『来年イチから頑張ろう』と話をしました。あのFC東京戦は絶対に忘れられないです」

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