J3鹿児島が一部報道に声明、登記手続き不備が指摘…捜査に関しては「すでに誠実に対応」
2025.03.11 21:10 Tue
鹿児島ユナイテッドFCは11日、「本日の一部報道について」として声明を発表した。
11日、鹿児島の徳重剛代表が関連団体の理事だった男性の辞任届を無断で作成し鹿児島地方法務局に提出したとして、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで鹿児島地検に書類送検されたと報じられていた。
この件を受け、鹿児島が声明を発表し、経緯を説明している。
「今回報じられた鹿児島ユナイテッドFCに関連のある一般社団法人については、2020年に法務局の指摘により、2015年から同社の理事の就任や退任の登記手続きが更新されていなかったことが判明していました」
「もともと、同社の理事の就任・退任については、鹿児島ユナイテッドFCを運営する株式会社の役員と理事を整合させるという共通認識のもと行うことになっていたことから、2017年に任期満了による退任となる理事について、2016年に辞任という登記手続きを2020年に遡って行いました」
報じられていた内容については事実であり、捜査についても「すでに誠実に対応しており、今後も丁寧に対応して参ります」とし、「今後も専門家等の助言を頂きながら再発防止に努めて参ります」としている。
また、鹿児島は「スポンサー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、地域の皆様をはじめ、クラブを支えてくださるすべての方々に多大なるご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
11日、鹿児島の徳重剛代表が関連団体の理事だった男性の辞任届を無断で作成し鹿児島地方法務局に提出したとして、電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで鹿児島地検に書類送検されたと報じられていた。
この件を受け、鹿児島が声明を発表し、経緯を説明している。
「もともと、同社の理事の就任・退任については、鹿児島ユナイテッドFCを運営する株式会社の役員と理事を整合させるという共通認識のもと行うことになっていたことから、2017年に任期満了による退任となる理事について、2016年に辞任という登記手続きを2020年に遡って行いました」
「しかし、今回、その際の本人への確認不足等により登記手続きに不備があったと指摘されたという内容です。なお、当該理事については勤務実態がありませんでした」
報じられていた内容については事実であり、捜査についても「すでに誠実に対応しており、今後も丁寧に対応して参ります」とし、「今後も専門家等の助言を頂きながら再発防止に努めて参ります」としている。
また、鹿児島は「スポンサー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、地域の皆様をはじめ、クラブを支えてくださるすべての方々に多大なるご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪している。
鹿児島ユナイテッドFCの関連記事

J3の関連記事

|
鹿児島ユナイテッドFCの人気記事ランキング
1
【Jリーグ出場停止情報】山形戦で一発退場の長崎FWフアンマの処分決定…3試合停止&罰金15万円に
Jリーグは13日、最新の出場停止情報を発表した。 12日に先週末の試合後の出場停止情報はすでに発表されていたが、その翌日にV・ファーレン長崎のFWフアンマ・デルガドに対する正式な処分が発表された。 フアンマは11日に行われた明治安田J2リーグ第15節のモンテディオ山形戦で一発退場。53分に自陣で相手DF西村慧祐と競り合った際、ユニフォームを掴まれて前に抜け出せなかったフアンマが肘を使って西村の顔を押して振り払ったことで一発退場となっていた。 12日時点では1試合停止の暫定措置が明かされていたが、規律委員会は3試合の出場停止と罰金15万円を科すことを決定した。 処分理由に関してはボールと関係のないところで相手競技者に対して、必要以上の力で顔付近を肘を用いて打った行為は、「選手等に対する暴行(肘打ち、パンチ、蹴り、噛みつき、唾を吐きかける又は殴打する等)」に該当すると判断したとしている。 <h3>【明治安田J1リーグ】</h3> MF鈴木徳真(ガンバ大阪) 第17節 vsヴィッセル神戸(5/17) 今回の停止:1試合停止 <h3>【明治安田J2リーグ】</h3> FWフアンマ・デルガド(V・ファーレン長崎) 第16節 vs大分トリニータ(5/18) 第17節 vsジェフユナイテッド千葉(5/25) 第18節 vs水戸ホーリーホック(5/31) 今回の停止:3試合停止 <h3>【明治安田J3リーグ】</h3> GK相澤ピーターコアミ(栃木シティ) 第13節 vsFC岐阜(5/17) 今回の停止:他の大会での出場停止処分 MF田中康介(AC長野パルセイロ) 第5節 vs松本山雅FC(5/14) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永野修都(ガイナーレ鳥取) 第13節 vs松本山雅FC(5/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF藤村慶太(鹿児島ユナイテッドFC) 第13節 vs福島ユナイテッドFC(5/17) 今回の停止:1試合停止 2025.05.13 18:53 Tue
2
来季J3参入の鹿児島がDF小原拓也の現役引退を発表
▽来季からJ3に参入する鹿児島は3日、DF小原拓也(26)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 ▽小原は宮崎県出身で、鵬翔高から2008年にJFLのホンダロックに加入。4シーズンを過ごし、2012年に当時JFLの琉球に移籍すると、2013年にヴォルカ鹿児島へ入団。クラブ統合に伴い、2014年からは鹿児島でプレーした。今シーズンはJFLで18試合に出場していた。小原はクラブを通じてコメントしている。 「2年間ありがとうございました!良い時も悪い時も支えてくれた、サポーターの皆さんに本当に感謝しています。いつも熱い声援が力になりました!ありがとうございました。色んな方のおかげで今までサッカー出来たと思います!」 「今までのサッカー人生に後悔はしていません、また僕は今年で引退しようと思います!最後にこのクラブと共にJリーグ参入することが出来たことは忘れません。短い間でしたけど、ありがとうございました!陰ながら応援させていただきます!」 2015.12.04 20:29 Fri3
「あまりにも良すぎる」「これはかっこよすぎん?」J2昇格の鹿児島、クラブ10周年に「桜島」ユニフォームが大反響「購入確定」
鹿児島ユナイテッドFCは11日、2024シーズンのユニフォームを発表した。 2023シーズンは明治安田生命J3リーグを戦い熾烈な昇格争いを制して2位でシーズンを終了。2019年以来となるJ2を来シーズンは戦うこととなる。 見事に昇格を果たし新たな気持ちで臨むJ2でのシーズンに向けては、今季も特定のブランド等のサプライヤー契約はなし。胸には、公益社団法人日本プロサッカーリーグとライセンス契約を締結している、三菱商事ファッション株式会社との協働プロジェクト「ANGUA」のシンボルが入る。 コンセプトはクラブ創設10周年を迎えるシーズンとなることもあり、テーマは、鹿児島市の「桜島」に決定した。 フィールドプレーヤーは、初代ユニフォーム(2014シーズン)のパーツをゴールドで彩り、よりシンプルにリデザイン。シャツの透かしでは、積み上げられた桜島の溶岩に鹿児島ユナイテッドFCの10年の歴史を重ねて表現している。 また、背面下には桜島の画、左胸部分からシャツ下部にかけては鹿児島県全土の地図がそれぞれ復活。両袖にも「薩摩半島から見た桜島」「大隅半島から見た桜島」と、それぞれ見え方が異なる桜島が描かれている。 なお、カラーは1stが紺、2ndが白となっている。 GKは、「俯瞰で見た桜島」をテーマとし赤と緑の2種のカラーで展開。真俯瞰から見た桜島をダイナミックにレイアウトし荘厳さを表現。新しい切り口での桜島の表現を試みたという。 また、左肩口から桜島の山肌に斜めに入った光の流れは火山灰。正面から見た時に右肩上がりとなっており、10周年を迎えたクラブが今後もさらに成長していくことへの想いが込められている。 なお、カラーは1stが赤、2ndが緑となっている。 ファンは「めっちゃカッコいい」、「満を持しての桜島」、「ゴールドの縦線がカッコいい」、「これはかっこよすぎん?」、「原点回帰ってのが良い」、「あまりにも良すぎる」、「購入確定」と称賛の声が集まっている。 クラブ10周年、5年ぶりのJ2を戦うチームがこのユニフォームで躍動できるか注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】J2昇格の鹿児島、「桜島」を全面に出したユニフォームが大反響</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none"><p lang="ja" dir="ltr">FP1stモデル <a href="https://t.co/vpYEJBTzuY">pic.twitter.com/vpYEJBTzuY</a></p>— 鹿児島ユナイテッドFC (@kagoshimaufc) <a href="https://twitter.com/kagoshimaufc/status/1734045848156385781?ref_src=twsrc%5Etfw">December 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none"><p lang="ja" dir="ltr">⚪FP2ndモデル <a href="https://t.co/VgGFEnYoBM">pic.twitter.com/VgGFEnYoBM</a></p>— 鹿児島ユナイテッドFC (@kagoshimaufc) <a href="https://twitter.com/kagoshimaufc/status/1734045981925355538?ref_src=twsrc%5Etfw">December 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none"><p lang="ja" dir="ltr">GK1stモデル <a href="https://t.co/JcZ6AgeJj2">pic.twitter.com/JcZ6AgeJj2</a></p>— 鹿児島ユナイテッドFC (@kagoshimaufc) <a href="https://twitter.com/kagoshimaufc/status/1734046065761145262?ref_src=twsrc%5Etfw">December 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-conversation="none"><p lang="ja" dir="ltr">GK2ndモデル <a href="https://t.co/xLZmYAqdI9">pic.twitter.com/xLZmYAqdI9</a></p>— 鹿児島ユナイテッドFC (@kagoshimaufc) <a href="https://twitter.com/kagoshimaufc/status/1734046144068714927?ref_src=twsrc%5Etfw">December 11, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.11 12:50 Mon4
鹿児島退団のFW端戸仁が34歳で現役引退…横浜FM、湘南、東京Vでもプレー「サッカーが出会わせてくれた数々の人たちは僕の人生でいちばんの宝物」
鹿児島ユナイテッドFCは18日、今シーズン限りでの退団が決定したFW端戸仁(34)の現役引退を発表した。 端戸は横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2009年にトップチームへ昇格。その後はギラヴァンツ北九州への期限付き移籍も経験し、2016年に湘南ベルマーレへ完全移籍した。 2019年には東京ヴェルディへ期限付き移籍し、2020年には完全移籍へ移行。2022年8月からは期限付き移籍で鹿児島でプレーし、2023年に完全移籍となった。 鹿児島での2年半では通算48試合に出場し9得点を記録。昨シーズンはレギュラーとしてJ3リーグ2位フィニッシュに貢献したが、昇格した今シーズンはJ2で2試合、天皇杯で1試合のプレーにとどまった。 16年間のプロキャリアを通じてはJ1リーグで58試合6得点、J2リーグで148試合27得点、J3リーグで44試合9得点の数字を残した。 今シーズン限りでの現役引退を決断した34歳FWは、鹿児島の公式サイトを通じて以下のコメントを残している。 「今シーズンで現役を引退する決断をしました」 「まずは僕を高校卒業するまで何不自由なく育ててくれ自由に好きな事をさせてくれた父の久仁夫、母、千恵美に特大の感謝をしたいと思います。本当にありがとう」 「そして最後の2年半は単身で寂しい思いをさせてしまったし、騒がしい子供2人を1人で見てくれた妻の朱莉、本当に感謝しています」 「自分の現役生活を振り返るとまず頭に浮かんできてしまうのが怪我の多さでした。合計6度の手術を繰り返し、ここ数年は朝起きてからプレー中までずっと痛みがあり正直練習を100%の出力でプレーすることは一度もできませんでした」 「そんな中でも公式戦のピッチに立って熱い応援を聞くたびに自分を奮い立たせてくれたサポーター・スポンサーの皆さんには感謝しかありません」 「決して成功したキャリアとは言えないプロ生活でしたが、サッカーという偉大なスポーツが出会わせてくれた数々の人たちは僕の人生でいちばんの宝物です。自分1人では何一つ成し遂げることはできなかったし、仲間がいなければきつい練習も乗り越えていけなかったと強く思います」 「これから何をするかはまだ何も決まっておらず不安の方が大きいですが、どんな道に進んだとしても人への不義理をしない事や感謝だけは忘れずに生きていきたいと思います。16年間本当にたくさんの応援をありがとうございました」 引退時のコメント通り、度重なるケガに悩まされ続けたプロキャリアだったが、横浜FMの先輩である中村俊輔も認めた卓越した左足、テクニックに加え、献身的な守備の貢献も光った玄人好みの素晴らしいプレーヤーの一人だった。 2024.12.18 17:55 Wed5