誰もが気を抜いても勝てる訳ではない…/原ゆみこのマドリッド
2025.03.11 20:00 Tue
「もう決戦の日が来るのね」そんな風に私が緊張感を覚えていたのは月曜日、先週末はどちらも日曜試合だったにも関わらず、レアル・マドリー、アトレティコの双方、午前中から練習に励んでいる映像をお昼のニュースで見た時のことでした。いやあ、朗報があったのはバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場の方で、それぞれ風邪と軽い筋肉痛で前日のマドリー兄弟分ダービーをお休みしたリュディガーとGKクルトワがもう、普通にセッションに参加。水曜午後9時(日本時間翌午前5時)からのCL16強対決2ndレグでは、出場停止処分の済んだベリンガムも使えるとなれば、1stレグで2-1と先勝しているアンチェロッティ監督も大船に乗った気でいられるかと。
一方、前日先発でなかった選手たちだけがマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場グラウンドでトレーニングに励んだアトレティコでは、やはりヘタフェ戦直前に痛みを訴え、ヒメネスとスタメンを代わったラングレ、アルバロ・ロドリゲスとの接触プレーで打撲し、ハーフで引っ込んだデ・パウルの姿は見えず。おまけにコリセウムのパルコ(貴賓席)でチームの応援をしていたキャプテンのコケもいなかったようで、となると水曜のメトロポリターノでも見学に留まる可能性が高いような。
ええ、大体がして、アトレティコがCL決勝トーナメントでアウェイの1stレグを1点差で負けた後、過去4回中3回はremontada(レモンターダ/逆転突破)しているとはいえ、肝心のマドリーがホームで1stレグに1点差で勝った後、どのくらいの頻度で突破しているのかのデータを書いた記事が全然、見当たりませんからね。要はほとんどの場合、勝ち抜けているんじゃないかと想像しているんですが、実際、谷間に当たるリーガ27節もどちらも2-1のスコアだったとはいえ、結果は真逆だったとなれば…。
言ってみれば、先週末のマドリッド勢は全て結果が2-1だったんですが、兄弟分ダービー枠を外れたレガネスだけが土曜にプレー。彼らはバライドスでのセルタ戦で、いえ、前半19分にファン・クルスの折り返しから、ロジェが先制点を挙げた時には前節、ブタルケでの弟分ダービーでヘタフェに勝った勢いが続いているのかと思われたんですけどね。それが26分にはミンゲサに、46分にもアルフォンにゴールを決められ、前半のうちに逆転されてしまうことに。その日はシュート数12本(枠内6本)とセルタを上回っていたボルハ・ヒメネス監督のチームだったんですが、後半に得点できず、そのまま負けてしまったのは残念だったかと。
おかげで17位と降格圏ぎりぎりに順位を落とし、また余裕が勝ち点1しかなくなってしまったレガネスなんですが、何せ、今週末の日曜はホームゲームとはいえ、リーガ4連勝中のベティスを迎えますからね。有利な点は、相手は今週木曜にコンフェレンスリーグ16強対決ビトリア・ギマラエス戦2ndレグを控えていて、1stレグが2-2の引き分けだったため、ポルトガル遠征で全力を出さざるを得ず。その分、疲労が溜まっていそうなことだけですが、早いところレガネスも他2つの弟分同様、毎節降格圏落ちの心配をしないで済む次元に到達してほしいものです。
結局、0-0のままハーフタイムに入り、いや、でも前日夜にはバルサのチームドクターの突然死により、オサスナ戦が延期に。ヘタフェに勝てば、首位になれることがわかっているんだから、きっと後半はアトレティコもしっかりやってくれるだろうと思いながら、私はサンティアゴ・ベルナベウに行くためにスタジアムを出たんですけどね。セルカニアス(国鉄近郊路線)に乗っていた後半30分、すでに全交代枠を使い果たしたシメオネ監督のチームがPKをゲット。それがレマルの蹴ったFKをGKダビド・ソリアが弾いたボールがアルデレテの手に当たり、VAR(ビデオ審判)注進によるモニター判定でペナルティとされる曰くつきだったのは、何なんですけどね。
それでもセルロートがPKを決めて、ようやく先制点を取ってくれたのにホッとしていたんですが、セルカニアスがアトーチャ駅を過ぎ、地下走行に入って、ラジオが聴こえなくなってから、まさかあんな波乱が起こるとは!そう、インターネットラジオが途切れがちだったため、私も詳細がわかったのはしばらく経ってからだったんですが、そのキッカケは42分、ボールを追ったコレアが進行方向に現れたジェネを蹴ってしまったことだったよう。最初はイエローカードだったのが、これもVAR注進モニターチェックでレッドとなり、退場させられたのはともかく…。
だってえ、残り時間はもうあまりなかったですし、CLレバークーゼン戦やセルタ戦でバリオスが早期退場しても負けなかったアトレティコなんですよ。慌てる必要は全然なかったにも関わらず、そこからのFKをドゥアルテにヘッドで繋がれ、1度はジョレンテに当たったシュートをアランバリが撃ち直し、同点ゴールを奪われているんですから、困ったもんじゃないですか。それどころか、10分というロングロスタイムに入った3分目、今度はディエゴ・リコのシュートをまたしてもアランバリが軌道を変え、勝ち越し点って、え?土壇場のミラクルゴールは今季のアトレティコの十八番じゃなかった?
それがまた、丁度、私がベルナベウに着いた時に試合が2-1で終わったため、頭をクラクラさせて、スタンドに上がることになったんですけどね。ちなみに後半からデ・パウルに代わって出場したバリオスによると、「ゴールを入れるまで、ボクらは試合をコントロールしていたけど、luego nos hemos echado atrás y con la expulsión no hemos sabido controlar/ルエゴ・ノス・エモス・エチャードー・アトラス・イ・コン・ラ・エクスプルシオン・ノー・エモス・サビードー・コントロラル(その後、引いてしまって、退場者が出てから、制御する術を知らなかった)」そうで、でも相手はここ13年間、コリセウムでアトレティコに勝てなかったヘタフェ。
それが引分けどころではなく、黒星を喫してしまったとなると、「No pudimos hacer el partido que queríamos/ノ・プディモス・アセール・エル・パルティードー・ケ・ケリアモス(ウチはやりたい試合ができなかった)」(シメオネ監督)原因は、指揮官を始め、選手たちも頭が水曜のCLダービーでいっぱいで、「partido a partido/パルティードー・ア・パルティード(1試合1試合)」の鉄則を忘れてしまったからだとしか思えないかと。ええ、これまで1度もシメオネ監督に勝ったことのなかったボルダラス監督の言葉、「El equipo ha creído hasta el final/エル・エキポ・ア・クレイードー・アスタ・エル・フィナル(チームは最後まで信じ続けた)」でさえ、皮肉に聞こえてしまうのは私だけ?
おかげで順位を12位に上げ、降格圏との差を勝ち点7にして、心穏やかに今週末のオサスナ戦の準備ができるようになったヘタフェとは対照的に、アトレティコは、CLはもとより、リーガでも大問題が発生して、いえ、首位に立てず、3位に落ちてしまったのは別にまだ、上位2チームとは勝ち点差1ですからいいんですけどね。というのも退場させられた際、コレアが主審に「Hijo de mil putas, cagón. La concha de tu madre/イホ・デ・ミル・プータス、カゴン。ラ・コンチャ・デ・トゥ・マドレ(全部悪口)」と先日、「Fuck off」云々で退場させられたベリンガムどころでない悪態のオンパレードで八つ当たり。
そのせいで最低でも5試合、悪くすればもっと多い出場停止処分が課されかねず、まず今週日曜のリーガのバルサ戦は確実にアウトに。しかも処分が4試合を超えると、コパ・デル・レイも対象になるため、4月頭の準決勝バルサ戦2ndレグにも出られず、折りしもヘタフェ戦当日が30才のバースデーだったコレアには最悪のプレゼントとなってしまいましたが、はあ。そういえば、2019年にはジエゴ・コスタがやはり悪態をついて、シーズン早仕舞いとなる8試合の出場停止になったことがあるアトレティコでしたが、その時はバルサに大差をつけられての2位フィニッシュ。これって何かの予兆でしょうかね。
そしてまだ私の意識が朦朧としている中、マドリーvsラージョ戦が始まったんですが、とにかく今は前線が恐ろしい程、人出不足となっているイニゴ・ペレス監督のチームですからね。この日など、とうとうCFにサイドアタッカーのアルバロ・ガルシアを立ててきたぐらいで、いくら兄貴分がCL16強対決の狭間で気が散っていたとしても、とても歯が立たないだろうと思っていたところ、いやあ、そうでもなかったんですよ。
といっても前半30分には、ビニシウスが右サイドから入れたパスをエムバペが追い、エリア内でルジューヌを切り返してシュート。それが先制点となって、その4分後にはビニシウスがルジューヌを引き回し、最後はラティウをかわして2点目をゲットと、あっさりリードされてしまったんですけどね。ゴール力の差が雲泥であることに決して臆さず、ラージョも前半ロスタイムにはパブロ・ディアスがエリアぎりぎりのところから放ったシュートがバーに当たり、ゴール内に落下。
そのボールが跳ねてまたバーに当たり、ゴールの外に出たため、その1点がスコアに挙がるにはしばし、VAR裁定を待たないといけなかったんですが、おかげで前半は2-1の僅差で終わることに。後半になると、マドリーの気の抜け具合がますます顕著になり、ええ、アンチェロッティ監督も23分にはロドリゴをバルベルデに、33分にはエムバペをカマビンガに交代。
「Cuando llegas 2-1 al minuto 75, lo que hay que hacer es evitar problemas y defender bien/クアンドー・ジェガ・ドス・ウノ・アル・ミヌート・セテンタイシンコ、ロ・ケ・アイ・ケ・アセール・エス・エビタル・プロブレマス・イ・デフェンデール・ビエン(2-1で75分になった時、しないといけないのは問題を避けて、よく守ること)」(アンチェロッティ監督)と当人も認めていたように攻撃を控え、守り堅めに入ったため、場内からは不満のpito(ピト/ブーイング)が聞こえてくるなんてことも。
ただ、やっぱり致命的だったのは負傷のカメージョ、エヌテカ、イシ、RdT(ラウール・デ・トマス)に加え、デ・フルートスの出場停止で大幅減退したラージョの決定力のなさで、ええ、この日はマドリーの2倍に当たる20本もシュートを撃っていたんですけどね。パブロ・ディアスの一発を除くと、一番ゴールに近かったのが、前節の負傷で今季絶望となったCBムミンの代わりに入ったアリダネの2回のヘッドぐらいとなれば、あと1点が取れず、そのまま負けてしまっても仕方なかったかと。
それにはイニゴ・ペレス監督も「He venido aquí como entrenador y como segundo y nunca estás tan cerca/エ・ベニードー・アキー・コモ・エントレナドール・イ・コモ・セグンド・イ・ヌンカ・エスタス・タン・セルカ(ここへは監督としても、第2監督としても来たが、こんなに近かったことはない)」と、せっかくの勝ち点ゲットの機会を逃してしまったことを悔しがっていたんですが、サッカーはゴールが入って何ぼですからね。だからこそ、マドリーはいいプレーをしない試合でも勝てちゃったりするんですが、大丈夫。日曜にエスタディオ・バジェカスに迎えるレアル・ソシエダは木曜のEL16強対決マンチェスター・ユナイテッド戦2ndレグ(1stレグは1-1)で疲弊してくるはずですし、デ・フルートスが戻って来る次はきっと勝って、8位に後退した順位も改善できますって。
一方、この勝利でお隣さんを追い越し、バルサと同じ勝ち点の2位に返り咲いたマドリーの週末は土曜にアウェイでのビジャレアル戦となるんですが、彼らにとって何よりなのは年明けからここまでずっと週2試合ペースだったのが、来週は各国代表戦週間のおかげで、ようやく小休止できることでしょうか。いえまあ、選手の大半は出向することになるため、とりわけブラジル、ウルグアイの南米勢にとっては余計疲れるかもしれないんですけどね。果たしてこの先も過密スケジュールが続くかどうかはCLダービーの結果次第…何か正直、私も怖くてもう考えたくありません。
一方、前日先発でなかった選手たちだけがマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場グラウンドでトレーニングに励んだアトレティコでは、やはりヘタフェ戦直前に痛みを訴え、ヒメネスとスタメンを代わったラングレ、アルバロ・ロドリゲスとの接触プレーで打撲し、ハーフで引っ込んだデ・パウルの姿は見えず。おまけにコリセウムのパルコ(貴賓席)でチームの応援をしていたキャプテンのコケもいなかったようで、となると水曜のメトロポリターノでも見学に留まる可能性が高いような。
ええ、大体がして、アトレティコがCL決勝トーナメントでアウェイの1stレグを1点差で負けた後、過去4回中3回はremontada(レモンターダ/逆転突破)しているとはいえ、肝心のマドリーがホームで1stレグに1点差で勝った後、どのくらいの頻度で突破しているのかのデータを書いた記事が全然、見当たりませんからね。要はほとんどの場合、勝ち抜けているんじゃないかと想像しているんですが、実際、谷間に当たるリーガ27節もどちらも2-1のスコアだったとはいえ、結果は真逆だったとなれば…。
おかげで17位と降格圏ぎりぎりに順位を落とし、また余裕が勝ち点1しかなくなってしまったレガネスなんですが、何せ、今週末の日曜はホームゲームとはいえ、リーガ4連勝中のベティスを迎えますからね。有利な点は、相手は今週木曜にコンフェレンスリーグ16強対決ビトリア・ギマラエス戦2ndレグを控えていて、1stレグが2-2の引き分けだったため、ポルトガル遠征で全力を出さざるを得ず。その分、疲労が溜まっていそうなことだけですが、早いところレガネスも他2つの弟分同様、毎節降格圏落ちの心配をしないで済む次元に到達してほしいものです。
そしてダブル兄弟分ダービーが行われた日曜、まずはコリセウムに向かった私だったんですが、家を出る時は雨が降っていたものの、メトロのロス・エスパルタレス駅から外へ出た時には丁度、この1週間以上続いている梅雨状態の気まぐれ休止に当たったんでしょうかね。久々にお日様が出ていて、正面スタンド以外、屋根のないコリセウムに駆けつけたファンも助かったんですが、選手たちはあまりその恩恵を感じてなかった?というのも、そのヘタフェvsアトレティコ戦の前半はほとんど何も起こらず、せいぜい終盤にCKからジェネのヘッドをGKオブラクがセーブしたぐらいだったから。
結局、0-0のままハーフタイムに入り、いや、でも前日夜にはバルサのチームドクターの突然死により、オサスナ戦が延期に。ヘタフェに勝てば、首位になれることがわかっているんだから、きっと後半はアトレティコもしっかりやってくれるだろうと思いながら、私はサンティアゴ・ベルナベウに行くためにスタジアムを出たんですけどね。セルカニアス(国鉄近郊路線)に乗っていた後半30分、すでに全交代枠を使い果たしたシメオネ監督のチームがPKをゲット。それがレマルの蹴ったFKをGKダビド・ソリアが弾いたボールがアルデレテの手に当たり、VAR(ビデオ審判)注進によるモニター判定でペナルティとされる曰くつきだったのは、何なんですけどね。
それでもセルロートがPKを決めて、ようやく先制点を取ってくれたのにホッとしていたんですが、セルカニアスがアトーチャ駅を過ぎ、地下走行に入って、ラジオが聴こえなくなってから、まさかあんな波乱が起こるとは!そう、インターネットラジオが途切れがちだったため、私も詳細がわかったのはしばらく経ってからだったんですが、そのキッカケは42分、ボールを追ったコレアが進行方向に現れたジェネを蹴ってしまったことだったよう。最初はイエローカードだったのが、これもVAR注進モニターチェックでレッドとなり、退場させられたのはともかく…。
だってえ、残り時間はもうあまりなかったですし、CLレバークーゼン戦やセルタ戦でバリオスが早期退場しても負けなかったアトレティコなんですよ。慌てる必要は全然なかったにも関わらず、そこからのFKをドゥアルテにヘッドで繋がれ、1度はジョレンテに当たったシュートをアランバリが撃ち直し、同点ゴールを奪われているんですから、困ったもんじゃないですか。それどころか、10分というロングロスタイムに入った3分目、今度はディエゴ・リコのシュートをまたしてもアランバリが軌道を変え、勝ち越し点って、え?土壇場のミラクルゴールは今季のアトレティコの十八番じゃなかった?
それがまた、丁度、私がベルナベウに着いた時に試合が2-1で終わったため、頭をクラクラさせて、スタンドに上がることになったんですけどね。ちなみに後半からデ・パウルに代わって出場したバリオスによると、「ゴールを入れるまで、ボクらは試合をコントロールしていたけど、luego nos hemos echado atrás y con la expulsión no hemos sabido controlar/ルエゴ・ノス・エモス・エチャードー・アトラス・イ・コン・ラ・エクスプルシオン・ノー・エモス・サビードー・コントロラル(その後、引いてしまって、退場者が出てから、制御する術を知らなかった)」そうで、でも相手はここ13年間、コリセウムでアトレティコに勝てなかったヘタフェ。
それが引分けどころではなく、黒星を喫してしまったとなると、「No pudimos hacer el partido que queríamos/ノ・プディモス・アセール・エル・パルティードー・ケ・ケリアモス(ウチはやりたい試合ができなかった)」(シメオネ監督)原因は、指揮官を始め、選手たちも頭が水曜のCLダービーでいっぱいで、「partido a partido/パルティードー・ア・パルティード(1試合1試合)」の鉄則を忘れてしまったからだとしか思えないかと。ええ、これまで1度もシメオネ監督に勝ったことのなかったボルダラス監督の言葉、「El equipo ha creído hasta el final/エル・エキポ・ア・クレイードー・アスタ・エル・フィナル(チームは最後まで信じ続けた)」でさえ、皮肉に聞こえてしまうのは私だけ?
おかげで順位を12位に上げ、降格圏との差を勝ち点7にして、心穏やかに今週末のオサスナ戦の準備ができるようになったヘタフェとは対照的に、アトレティコは、CLはもとより、リーガでも大問題が発生して、いえ、首位に立てず、3位に落ちてしまったのは別にまだ、上位2チームとは勝ち点差1ですからいいんですけどね。というのも退場させられた際、コレアが主審に「Hijo de mil putas, cagón. La concha de tu madre/イホ・デ・ミル・プータス、カゴン。ラ・コンチャ・デ・トゥ・マドレ(全部悪口)」と先日、「Fuck off」云々で退場させられたベリンガムどころでない悪態のオンパレードで八つ当たり。
そのせいで最低でも5試合、悪くすればもっと多い出場停止処分が課されかねず、まず今週日曜のリーガのバルサ戦は確実にアウトに。しかも処分が4試合を超えると、コパ・デル・レイも対象になるため、4月頭の準決勝バルサ戦2ndレグにも出られず、折りしもヘタフェ戦当日が30才のバースデーだったコレアには最悪のプレゼントとなってしまいましたが、はあ。そういえば、2019年にはジエゴ・コスタがやはり悪態をついて、シーズン早仕舞いとなる8試合の出場停止になったことがあるアトレティコでしたが、その時はバルサに大差をつけられての2位フィニッシュ。これって何かの予兆でしょうかね。
そしてまだ私の意識が朦朧としている中、マドリーvsラージョ戦が始まったんですが、とにかく今は前線が恐ろしい程、人出不足となっているイニゴ・ペレス監督のチームですからね。この日など、とうとうCFにサイドアタッカーのアルバロ・ガルシアを立ててきたぐらいで、いくら兄貴分がCL16強対決の狭間で気が散っていたとしても、とても歯が立たないだろうと思っていたところ、いやあ、そうでもなかったんですよ。
といっても前半30分には、ビニシウスが右サイドから入れたパスをエムバペが追い、エリア内でルジューヌを切り返してシュート。それが先制点となって、その4分後にはビニシウスがルジューヌを引き回し、最後はラティウをかわして2点目をゲットと、あっさりリードされてしまったんですけどね。ゴール力の差が雲泥であることに決して臆さず、ラージョも前半ロスタイムにはパブロ・ディアスがエリアぎりぎりのところから放ったシュートがバーに当たり、ゴール内に落下。
そのボールが跳ねてまたバーに当たり、ゴールの外に出たため、その1点がスコアに挙がるにはしばし、VAR裁定を待たないといけなかったんですが、おかげで前半は2-1の僅差で終わることに。後半になると、マドリーの気の抜け具合がますます顕著になり、ええ、アンチェロッティ監督も23分にはロドリゴをバルベルデに、33分にはエムバペをカマビンガに交代。
「Cuando llegas 2-1 al minuto 75, lo que hay que hacer es evitar problemas y defender bien/クアンドー・ジェガ・ドス・ウノ・アル・ミヌート・セテンタイシンコ、ロ・ケ・アイ・ケ・アセール・エス・エビタル・プロブレマス・イ・デフェンデール・ビエン(2-1で75分になった時、しないといけないのは問題を避けて、よく守ること)」(アンチェロッティ監督)と当人も認めていたように攻撃を控え、守り堅めに入ったため、場内からは不満のpito(ピト/ブーイング)が聞こえてくるなんてことも。
ただ、やっぱり致命的だったのは負傷のカメージョ、エヌテカ、イシ、RdT(ラウール・デ・トマス)に加え、デ・フルートスの出場停止で大幅減退したラージョの決定力のなさで、ええ、この日はマドリーの2倍に当たる20本もシュートを撃っていたんですけどね。パブロ・ディアスの一発を除くと、一番ゴールに近かったのが、前節の負傷で今季絶望となったCBムミンの代わりに入ったアリダネの2回のヘッドぐらいとなれば、あと1点が取れず、そのまま負けてしまっても仕方なかったかと。
それにはイニゴ・ペレス監督も「He venido aquí como entrenador y como segundo y nunca estás tan cerca/エ・ベニードー・アキー・コモ・エントレナドール・イ・コモ・セグンド・イ・ヌンカ・エスタス・タン・セルカ(ここへは監督としても、第2監督としても来たが、こんなに近かったことはない)」と、せっかくの勝ち点ゲットの機会を逃してしまったことを悔しがっていたんですが、サッカーはゴールが入って何ぼですからね。だからこそ、マドリーはいいプレーをしない試合でも勝てちゃったりするんですが、大丈夫。日曜にエスタディオ・バジェカスに迎えるレアル・ソシエダは木曜のEL16強対決マンチェスター・ユナイテッド戦2ndレグ(1stレグは1-1)で疲弊してくるはずですし、デ・フルートスが戻って来る次はきっと勝って、8位に後退した順位も改善できますって。
一方、この勝利でお隣さんを追い越し、バルサと同じ勝ち点の2位に返り咲いたマドリーの週末は土曜にアウェイでのビジャレアル戦となるんですが、彼らにとって何よりなのは年明けからここまでずっと週2試合ペースだったのが、来週は各国代表戦週間のおかげで、ようやく小休止できることでしょうか。いえまあ、選手の大半は出向することになるため、とりわけブラジル、ウルグアイの南米勢にとっては余計疲れるかもしれないんですけどね。果たしてこの先も過密スケジュールが続くかどうかはCLダービーの結果次第…何か正直、私も怖くてもう考えたくありません。
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ロベルト・カルロスが9分限りの"現役復帰"を果たし、新天地デビュー。その足には注目が集まったようだ。 “悪魔の左足”と称された強烈なキックを武器に持つロベルト・カルロス氏。超攻撃的サイドバックとしてレアル・マドリーなどで活躍し、チャンピオンズリーグ(CL)ではDF史上最多の16得点を記録。ブラジル代表の一員としても、2002年日韓ワールドカップ(W杯)を制覇している。 現在はマドリードで生活しているロベルト・カルロス氏は、学校へ通えない若者を支援している慈善事業団体(FBB)を支援するオークションに参加。チャリティーくじの景品として自身がプレーする権利を5ポンド(約760円)で出品した。 4日には権利を落札したイギリス・シュルーズベリーのパブチームでプレー。ベンチスタートしたロベルト・カルロス氏は途中出場し、短い9分という時間ながらもイギリスデビュー。PKでゴールも挙げている。 試合に参加したある男性は興奮気味に「素晴らしい一日でした。ロベルトと対戦するって7歳の息子に話したけど、信じていなかったんじゃないかな」と語ったと、イギリス『デイリーメール』は伝えている。 『FTBL』は試合当日のロベルト・カルロス氏の写真を公開。いまだに存在感を放つ足に、ファンの目は釘付けのようだ。「彼の足」、「彼は他の選手に比べてまだ危険」、「この靴下はいいね…RCのふくらはぎが良くわかる」、「彼のふくらはぎはまだ巨大」、「おそらく彼の力は人々をふっとばすだろう」などのコメントが届けられている。 <span class="paragraph-title">【動画】悪魔のふくらはぎ! 英デビューを飾ったロベルト・カルロス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Car8u0fKUgC/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; 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height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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憧れを前に大喜び…マルセロがマルディーニとの対面でほくほくの笑顔!
レアル・マドリーのブラジル代表DFマルセロが憧れの人物と対面した。 8日にミランとのプレシーズンマッチを行ったマドリー。その際に、今季からキャプテンを務めるマルセロが、自身と同じく左サイドバックとして活躍したレジェンド、現在はミランのテクニカル・ディレクター(TD)を務める元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏と対面した。その様子をマドリー公式ツイッターが投稿した。 マルディーニ氏を見つけ、興奮を隠しきれないマルセロ。満面の笑みで挨拶へ向かうと、肩を組んでのツーショットをねだる。自身のインスタグラムでも「最大のアイドル、ぼくはまだ緊張しています。マスター、どうもありがとうございました」とコメントした。 5年間にわたって主将を務めたスパイン代表DFセルヒオ・ラモスが去り、代わって新キャプテンに任命されたマルセロ。スペイン人以外が第一キャプテンを務めるのは1904年のイングランド人プレイヤーであるアーサー・ジョンソン氏以来、117年ぶりだという。 ミランで長らくキャプテンを務めた憧れの人物との対面は、今季へのモチベーションをより一層高めてくれるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】マルセロは満面の笑み!“憧れ”マルディーニとのツーショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJMOTVxV3RUSyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.08.11 05:35 Wed5