主力温存のPSG、最下位相手に苦戦も終盤のゴンサロ・ラモス弾でドローに持ち込む【リーグ・アン】
2024.04.07 06:15 Sun
パリ・サンジェルマン(PSG)は6日、リーグ・アン第28節でクレルモンと対戦し1-1の引き分けに終わった。
3日前に行われたクープ・ドゥ・フランス準決勝のスタッド・レンヌ戦を1-0で勝利し、3年ぶりの決勝へ駒を進めたPSGは、その試合から先発全員を変更。
GKにテナス、4バックは右からムキエレ、シュクリニアル、ダニーロ、ザーグ。中盤はアンカーにウガルテ、インサイドハーフにソレールとマユル。3トップは右からアセンシオ、ゴンサロ・ラモス、コロ・ムアニと並べた。
最下位に沈むクレルモン(勝ち点20)に対し、PSGは開始早々の7分にムキエレが飛び出した相手GKとの接触でプレー続行不可能となるアクシデントに見舞われ、13分にハキミが緊急投入された。
その後は地力で勝るPSGがボールを保持するが、[5-4-1]のコンパクトなブロックで危険なエリアをしっかりと埋めるクレルモンの集中した守備を前に流れのなかではフィニッシュまで持ち込めない時間が続く。
失点後もなかなか決定機までボールを運べないPSGだったが、前半追加タイム5分にチャンス。右CKのこぼれ球を敵陣でザーグが奪い返すと、二次攻撃を仕掛け、最後はアセンシオのパスをペナルティアーク右で受けたマユルがミドルシュート。これがゴール左隅に突き刺さった。
このゴールで同点かと思われたが、VAR検証でザーグがボールを奪った場面のファウルを取られ、ゴールは取り消された。
迎えた後半も立ち上がりから主導権を握るPSGは60分、マユルの左クロスからファーサイドのハキミが右足アウトサイドで合わせたが、これはクロスバーを直撃。さらに63分には、相手DFのクリアミスをボックス右で拾ったコロ・ムアニに決定機が訪れたが、シュートは相手GKの正面を突いた。
1点が遠いPSGは67分、コロ・ムアニ、マユル、シュクリニアルを下げてムバッペ、イ・ガンイン、マルキーニョスをと投入する3枚替えを敢行。すると70分、ショートコーナーの流れからバイタルエリア手前でボールを受けたハキミがロングシュート。さらに相手GKが弾いたボールにゴンサロ・ラモスが詰めたが、これはクロスバーに弾かれた。
その後も猛攻を続けるPSGは、85分に試合を振り出しに戻す。ボックス手前のムバッペとのパス交換でゴール前まで侵入したゴンサロ・ラモスが冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)に向けて主力を温存したPSGは、最下位相手に勝ち点1を得るに留まった。
3日前に行われたクープ・ドゥ・フランス準決勝のスタッド・レンヌ戦を1-0で勝利し、3年ぶりの決勝へ駒を進めたPSGは、その試合から先発全員を変更。
GKにテナス、4バックは右からムキエレ、シュクリニアル、ダニーロ、ザーグ。中盤はアンカーにウガルテ、インサイドハーフにソレールとマユル。3トップは右からアセンシオ、ゴンサロ・ラモス、コロ・ムアニと並べた。
その後は地力で勝るPSGがボールを保持するが、[5-4-1]のコンパクトなブロックで危険なエリアをしっかりと埋めるクレルモンの集中した守備を前に流れのなかではフィニッシュまで持ち込めない時間が続く。
するとPSGは、クレルモンにワンチャンスをモノにされる。32分、ガスチェンのロングパスをボックス右横で拾ったマニャンがダイレクトクロス。これをボックス中央左のヴァージニアスが落とすと、走り込んだケイタのシュートがウガルテにディフレクトし、ふわりと浮いたボールがゴール右に吸い込まれた。
失点後もなかなか決定機までボールを運べないPSGだったが、前半追加タイム5分にチャンス。右CKのこぼれ球を敵陣でザーグが奪い返すと、二次攻撃を仕掛け、最後はアセンシオのパスをペナルティアーク右で受けたマユルがミドルシュート。これがゴール左隅に突き刺さった。
このゴールで同点かと思われたが、VAR検証でザーグがボールを奪った場面のファウルを取られ、ゴールは取り消された。
迎えた後半も立ち上がりから主導権を握るPSGは60分、マユルの左クロスからファーサイドのハキミが右足アウトサイドで合わせたが、これはクロスバーを直撃。さらに63分には、相手DFのクリアミスをボックス右で拾ったコロ・ムアニに決定機が訪れたが、シュートは相手GKの正面を突いた。
1点が遠いPSGは67分、コロ・ムアニ、マユル、シュクリニアルを下げてムバッペ、イ・ガンイン、マルキーニョスをと投入する3枚替えを敢行。すると70分、ショートコーナーの流れからバイタルエリア手前でボールを受けたハキミがロングシュート。さらに相手GKが弾いたボールにゴンサロ・ラモスが詰めたが、これはクロスバーに弾かれた。
その後も猛攻を続けるPSGは、85分に試合を振り出しに戻す。ボックス手前のムバッペとのパス交換でゴール前まで侵入したゴンサロ・ラモスが冷静にゴール左隅にシュートを流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)に向けて主力を温存したPSGは、最下位相手に勝ち点1を得るに留まった。
パリ・サンジェルマンの関連記事
リーグ・アンの関連記事
|
パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
1
スパイク裏を顔面に受けたドンナルンマがひどい裂傷、数日間の離脱と追加検査に
パリ・サンジェルマンは18日、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが右頬の裂傷により数日間の離脱と追加検査を行うことを発表した。 ドンナルンマは同日、リーグ・アン第16節モナコ戦に先発。17分にDFウィルフリード・シンゴのシュートをブロックすべく飛び出すと、シンゴのスパイク裏が右頬に直撃。ひどい裂傷を負っていた。 その場で医療ホッチキスにより縫合を受けたドンナルンマはこのまま交代となっていた。 PSGは22日、年内最終戦でクープドゥフランス・ラウンド64のRCランス戦を控えるが、ドンナルンマは欠場することになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ドンナルンマが顔面を踏みつけられた瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/Rlgh0qtGkY">pic.twitter.com/Rlgh0qtGkY</a></p>— 433 (@433) <a href="https://twitter.com/433/status/1869494812258554003?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.19 10:00 Thu2
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
「僕世代のアイドル」アルバレスがメッシへの忠誠心語る「W杯優勝を手伝えて、この上ない誇り」
マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、同代表FWリオネル・メッシへの忠誠心を語った。アルゼンチン『アス』が伝えている。 アルバレスはカタール・ワールドカップ(W杯)で4得点を挙げ、アルゼンチン代表36年ぶりの優勝に大きく貢献。得点だけでなく、前線からの守備といった貢献度も光り、メッシ中心の攻撃陣を引き立てて見せた。 『DAZN』のインタビューでは大会を振り返り、優勝の喜びを語るとともに、少年時代からのアイドルだったというメッシのW杯トロフィー獲得を手助けできた事実を誇りに思うと口にした。 「僕たちが達成したことがどれだけ難しいものだったか、よく理解しているつもりだよ。多くの選手の夢であるW杯トロフィーを持ち上げられたんだ」 「僕の世代はメッシを見て育った。彼は僕たちのアイドルさ。国を代表し、チームを助け、多くの人に喜びをもたらしてきた彼が長年求めていたものこそW杯のトロフィーだ。僕がその達成を手伝えたことは大きな満足であり、喜びであり、この上ない誇りだ」 一方、自身のクラブキャリアに話が及ぶと、昨夏に揃ってシティへ加入したノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに言及。センターフォワードの定位置を争うライバルに称賛の言葉を送っている。 「初めて会った日から信じられない光景を見た。紹介されて挨拶を交わし、そのあとすぐに練習があったんだ。彼のテクニック、フィジカル、スピードに驚かされた…」 「シティで始まったわけじゃない。彼はこれまでプレーした全てのクラブにおいて、ゴールによって自身の価値を証明してきた。それも信じられないほどにね」 W杯で輝きを放ったアルバレスは15試合で4得点だが、シティではプレミア19試合で25得点を叩き出す怪物ハーランドに完敗。今後はハーランドの定位置を脅かすほどの突き上げに期待したい。 2023.01.25 21:20 Wed4
ホテルに女性を連れ込み代表追放…元Jリーガーの父を持つ“オランダの神童”シャビ・シモンズらU-19の5選手
バルセロナの下部組織出身で、現在はパリ・サンジェルマン(PSG)に所属している、MFシャビ・シモンズが、U-19オランダ代表チームから追放されていたようだ。 シャビ・シモンズは、オランダ代表の未来とも言われ、PSGでもその才能を高く評価。プレシーズンマッチでも軽快な動きを見せていた。 才能に疑いのないシャビ・シモンズは、Jリーグの京都サンガF.C.でもプレーしたレジリオ・シモンズ(登録名はレジ)の息子。18歳の期待の若手だが、チームメイト4人とともに代表を追放されてしまった。 オランダ『テレグラーフ』によると、シモンズの他に追放されたのは、アヤックスのFWアルジャニ・マルタ(18)、FWナジ・ユニュヴァル(18)、DFリオ・ヒレン(18)の3名と、フェイエノールトのFWミメイルヘル・ベニータ(17)とのことだ。 彼らは6日の午後、U-19イタリア代表との親善試合を欠場。バート・コンテルマン監督によって、チームへと帰されたとのことだ。 彼らはホテルの一室に2人の女子を連れ込んだとのこと。これは新型コロナウイルス(COVID-19)のプロトコル違反であり、すぐに5名が追放されたようだ。 コロナ禍において、選手のこうした問題行動は起こっているが、若気の至りというのだろうか。大事な試合の前に軽率な行動を取ったものだ。 この9月には、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーもプロトコル違反で追放。また、南米ではアルゼンチン代表選手が虚偽の申告でブラジルに入国したとして、試合が中止する事態に陥るなどしている。 <span class="paragraph-title">【動画】シャビ・シモンズ、バルサのカンテラ時代の異次元プレー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJLanFLbjFOUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.09.08 11:45 Wed5