レーティング:チェルシー 4-3 マンチェスター・ユナイテッド【プレミアリーグ】
2024.04.05 06:50 Fri
プレミアリーグ第31節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが4日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが4-3で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
GK
28 ペトロビッチ 5.0
3失点はいずれも大きな責任はなかったが、好守もなかったDF
27 グスト 5.5
先制点の起点に。負傷明けでガルナチョの対応に苦戦したが、大崩れせず。プレータイムの制限があったかビハインド時に交代
(→ギルクリスト 5.0)
グストの代役を担ったが、攻撃面で効果的な関与はなかった
2 ディザジ 5.5
個人として致命的なミスはなかったが、細かいミスが多くディフェンスラインを締めきれず
前がかるチームをリスク管理で支援
5 バディアシル 4.5
痛恨のボールロストで3失点目に関与。攻守両面で安定感を欠く
3 ククレジャ 5.5
PK奪取など攻撃面の絡みは悪くなかったが、対面のアントニーに劣勢を強いられた
MF
20 パーマー 7.5
リーグ3試合連続ゴールを含むハットトリックの活躍。ブルーズの新たな象徴として13戦ぶりに赤い悪魔を撃破
8 エンソ・フェルナンデス 6.0
先制点と決勝点の起点に。パフォーマンスレベルは決して高いとは言えないが、攻守によく戦った
23 ギャラガー 6.0
見事なフィニッシュで先制点奪取も前半終盤のチャンスは決め切りたかった。ビハインドを負った後半終盤はもう少しアタッキングサードで工夫がほしかった
(→マドゥエケ 6.5)
値千金のPK奪取。そこまでの流れを考えれば大きな仕事だった
25 カイセド 4.5
余裕の展開を一転して難しいものにする痛恨のミスで失点に関与。勤続疲労の影響もあってか本来の出来ではなかった
(→チュクエメカ 5.0)
負傷明けで試運転というプレー内容も、決勝点に繋がるCK奪取
10 ムドリク 6.0
際でプレー判断を変えられない部分は改善の必要があるが、前半は左サイドで良い攻撃への絡みを見せた
(→スターリング 5.0)
得点を期待されたが、攻撃面で見せ場を作れず
FW
15 ジャクソン 5.5
前半は攻撃の起点としてまずまず機能したが、後半はマグワイアらにうまく封じ込まれた
監督
ポチェッティーノ 6.0
パフォーマンス自体は低調と言わざるを得ないが、マドゥエケ投入が嵌って対ユナイテッド13戦ぶりの勝利に導く
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
GK
24 オナナ 5.5
個人としては奮闘を見せたが、PK2本にディフレクトや味方の股間を抜けるシュートで4失点…
DF
29 ワン=ビサカ 6.0
チームは4失点を喫したが、個人としては再三の好守でピンチを阻止
5 マグワイア 6.0
センターバックの相棒が変わり続ける厳しい一戦だったが、後半は個人として安定したパフォーマンスを見せた
19 ヴァラン 5.5
コンディションに不安を抱える中で臨んだ一戦で無理が効かず。何とか前半45分間プレーしたが、負傷交代に
(→エバンス 5.5)
同じく軽傷を抱える中で後半頭からスクランブル投入。立ち上がりに良いシュートブロックもあったが、負傷でIN&OUTの形に…
(→カンブワラ 5.5)
ベテランCBの相次ぐ負傷で急遽出番。冷静に守れていたが、チームは敗戦に
20 ダロト 5.0
見事なクロスでアシストを記録したが、守備では不運なPK献上にパーマーの対応に苦慮
MF
21 アントニー 6.5
献身的に守った故のPK献上も、攻撃面では圧巻のアシストを含めてサイドで存在感を示した
18 カゼミロ 5.0
コンディションの問題か全体的に切り替えの鈍さが目立ってフィルター役を完遂できず。細かなミスも散見
(→マクトミネイ 5.5)
前回対戦は2ゴールで勝利の立役者となったが、今回は自身にディフレクトしたシュートが相手の劇的決勝点に…
8 ブルーノ・フェルナンデス 6.0
見事なヘディングで1ゴールを記録。攻守両面で精力的にプレーしたが、チームを締めきれず
37 メイヌー 6.0
試合を通して奮闘は見せたが、終盤は疲労の影響で攻守に無理が効かなかった
17 ガルナチョ 7.0
見事な2ゴールで一時逆転に導く。だが、交代後に不甲斐ないチームが崩された
(→マウント -)
ブリッジ初帰還はほろ苦い結果に…
FW
11 ホイルンド 5.0
前線で駆け引きを繰り返したが、個人としてはほぼ見せ場を作れず
(→ラッシュフォード 5.5)
投入直後にゴールの起点となったが、以降は攻守に微妙な出来だった
監督
テン・ハグ 5.0
センターバックの相次ぐ負傷で難しい展開に。集中力を欠いての土壇場の失点はチームとして要改善
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
パーマー(チェルシー)
苦手ユナイテッドにまたしても屈するかに思われた一戦で圧巻のハットトリックを達成し、逆転勝利に導く。PK2本にディフレクト絡みの得点ではあったが、得点以外の貢献度が非常に高かった。
チェルシー 4-3 マンチェスター・ユナイテッド
【チェルシー】
ギャラガー(前4)
パーマー(前19)【PK】
パーマー(後55)【PK】
パーマー(後56)
【マンチェスター・U】
ガルナチョ(前34)
ブルーノ・フェルナンデス(前39)
ガルナチョ(後22)
PR
▽チェルシー採点(C)CWS Brains,LTD.
GK
28 ペトロビッチ 5.0
3失点はいずれも大きな責任はなかったが、好守もなかったDF
27 グスト 5.5
先制点の起点に。負傷明けでガルナチョの対応に苦戦したが、大崩れせず。プレータイムの制限があったかビハインド時に交代
グストの代役を担ったが、攻撃面で効果的な関与はなかった
2 ディザジ 5.5
個人として致命的なミスはなかったが、細かいミスが多くディフェンスラインを締めきれず
(→チャロバー 5.5)
前がかるチームをリスク管理で支援
5 バディアシル 4.5
痛恨のボールロストで3失点目に関与。攻守両面で安定感を欠く
3 ククレジャ 5.5
PK奪取など攻撃面の絡みは悪くなかったが、対面のアントニーに劣勢を強いられた
MF
20 パーマー 7.5
リーグ3試合連続ゴールを含むハットトリックの活躍。ブルーズの新たな象徴として13戦ぶりに赤い悪魔を撃破
8 エンソ・フェルナンデス 6.0
先制点と決勝点の起点に。パフォーマンスレベルは決して高いとは言えないが、攻守によく戦った
23 ギャラガー 6.0
見事なフィニッシュで先制点奪取も前半終盤のチャンスは決め切りたかった。ビハインドを負った後半終盤はもう少しアタッキングサードで工夫がほしかった
(→マドゥエケ 6.5)
値千金のPK奪取。そこまでの流れを考えれば大きな仕事だった
25 カイセド 4.5
余裕の展開を一転して難しいものにする痛恨のミスで失点に関与。勤続疲労の影響もあってか本来の出来ではなかった
(→チュクエメカ 5.0)
負傷明けで試運転というプレー内容も、決勝点に繋がるCK奪取
10 ムドリク 6.0
際でプレー判断を変えられない部分は改善の必要があるが、前半は左サイドで良い攻撃への絡みを見せた
(→スターリング 5.0)
得点を期待されたが、攻撃面で見せ場を作れず
FW
15 ジャクソン 5.5
前半は攻撃の起点としてまずまず機能したが、後半はマグワイアらにうまく封じ込まれた
監督
ポチェッティーノ 6.0
パフォーマンス自体は低調と言わざるを得ないが、マドゥエケ投入が嵌って対ユナイテッド13戦ぶりの勝利に導く
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
24 オナナ 5.5
個人としては奮闘を見せたが、PK2本にディフレクトや味方の股間を抜けるシュートで4失点…
DF
29 ワン=ビサカ 6.0
チームは4失点を喫したが、個人としては再三の好守でピンチを阻止
5 マグワイア 6.0
センターバックの相棒が変わり続ける厳しい一戦だったが、後半は個人として安定したパフォーマンスを見せた
19 ヴァラン 5.5
コンディションに不安を抱える中で臨んだ一戦で無理が効かず。何とか前半45分間プレーしたが、負傷交代に
(→エバンス 5.5)
同じく軽傷を抱える中で後半頭からスクランブル投入。立ち上がりに良いシュートブロックもあったが、負傷でIN&OUTの形に…
(→カンブワラ 5.5)
ベテランCBの相次ぐ負傷で急遽出番。冷静に守れていたが、チームは敗戦に
20 ダロト 5.0
見事なクロスでアシストを記録したが、守備では不運なPK献上にパーマーの対応に苦慮
MF
21 アントニー 6.5
献身的に守った故のPK献上も、攻撃面では圧巻のアシストを含めてサイドで存在感を示した
18 カゼミロ 5.0
コンディションの問題か全体的に切り替えの鈍さが目立ってフィルター役を完遂できず。細かなミスも散見
(→マクトミネイ 5.5)
前回対戦は2ゴールで勝利の立役者となったが、今回は自身にディフレクトしたシュートが相手の劇的決勝点に…
8 ブルーノ・フェルナンデス 6.0
見事なヘディングで1ゴールを記録。攻守両面で精力的にプレーしたが、チームを締めきれず
37 メイヌー 6.0
試合を通して奮闘は見せたが、終盤は疲労の影響で攻守に無理が効かなかった
17 ガルナチョ 7.0
見事な2ゴールで一時逆転に導く。だが、交代後に不甲斐ないチームが崩された
(→マウント -)
ブリッジ初帰還はほろ苦い結果に…
FW
11 ホイルンド 5.0
前線で駆け引きを繰り返したが、個人としてはほぼ見せ場を作れず
(→ラッシュフォード 5.5)
投入直後にゴールの起点となったが、以降は攻守に微妙な出来だった
監督
テン・ハグ 5.0
センターバックの相次ぐ負傷で難しい展開に。集中力を欠いての土壇場の失点はチームとして要改善
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
パーマー(チェルシー)
苦手ユナイテッドにまたしても屈するかに思われた一戦で圧巻のハットトリックを達成し、逆転勝利に導く。PK2本にディフレクト絡みの得点ではあったが、得点以外の貢献度が非常に高かった。
チェルシー 4-3 マンチェスター・ユナイテッド
【チェルシー】
ギャラガー(前4)
パーマー(前19)【PK】
パーマー(後55)【PK】
パーマー(後56)
【マンチェスター・U】
ガルナチョ(前34)
ブルーノ・フェルナンデス(前39)
ガルナチョ(後22)
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