2戦連続数的優位のミランがレオン躍動でスラビア・プラハ撃破! 危なげなくベスト8進出【EL】
2024.03.15 04:54 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグ、スラビア・プラハvsミランが14日にシノー・ティップ・アレナで行われ、アウェイのミランが1-3で勝利した。この結果、2戦合計3-7としたミランの準々決勝進出が決定した。
先週にサンシーロで行われた1stレグを4-2で先勝したミラン。敵地で逃げ切りを図るピオリのチームは、1-0で勝利した先週末のエンポリ戦から先発5人を変更。温存していたジルーやレオンを復帰させた。
前回対戦同様にアグレッシブに入ったスラビア・プラハが攻勢を仕掛けていく。そして、ミランを自陣に押し込んで波状攻撃を仕掛けると、14分にはゴール前のキティルが決定的なシュートを放つが、これはGKメニャンのビッグセーブに遭う。
その後もホームチーム優勢で進んでいくが、互いにアクシデントに見舞われる。20分過ぎ、カラブリアとホレシュの接触プレーに関してオンフィールド・レビューが入ると、不可抗力ながら足裏でカラブリアの足首付近を踏んでしまったホレシュにレッドカードが掲示され、スラビア・プラハは1stレグに続いて前半に退場者を出してしまう。
一方、ミランでは開始直後に右ヒザを痛めていたGKメニャンがプレー続行不可能となり、控えGKスポルティエッロがスクランブル投入となった。
それでも、34分には左サイド深くに侵攻したテオ・エルナンデスからボックス左で横パスを受けたレオンが冷静に相手守備を引き付けて右でフリーのプリシックにラストパス。これを収めたアメリカ代表FWは冷静な切り返しでDFを外して左足シュートをゴール左隅に流し込む。
さらに、畳みかけるアウェイチームは36分、再び左サイドでの崩しから内側のレオンとのパス交換で左サイド深くに抜け出したテオからの正確なグラウンダーの折り返しを、ゴール前に走り込んだロフタス=チークがワンタッチで押し込んだ。
この連続ゴールで完全にホームチームの心を折ったミランは、危なげなくゲームをコントロール。さらに、前半アディショナルタイム6分にはペナルティアーク左でプリシックから横パスを受けたレオンが右足インフロントを使った圧巻のコントロールシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺し、3点目まで奪い切った。
前半だけで完全に試合を決めたミランは、ハーフタイムでカラブリアとトモリを下げてカルル、チャウを同時投入。後半は省エネモードでゲームをコントロール。何とか前からボールを奪いたい相手をいなしながら中盤と相手陣地でのプレーを続ける。
さらに、プリシック、ロフタス=チークを下げてチュクウェゼ、ラインデルスの投入で交代カードを切り終えると、そのまま試合をクローズに向かう。
85分には一矢報いたいスラビア・プラハに途中出場のユラセクに見事な左足コントロールシュートを決められてクリーンシートを逃したが、敵地で1-3の勝利。2試合共に数的優位を活かして連勝のミランが順当にベスト8進出を決めた。
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前回対戦同様にアグレッシブに入ったスラビア・プラハが攻勢を仕掛けていく。そして、ミランを自陣に押し込んで波状攻撃を仕掛けると、14分にはゴール前のキティルが決定的なシュートを放つが、これはGKメニャンのビッグセーブに遭う。
一方、ミランでは開始直後に右ヒザを痛めていたGKメニャンがプレー続行不可能となり、控えGKスポルティエッロがスクランブル投入となった。
前半半ばを過ぎると、数的優位を活かして完全に押し返したミランが攻勢を強めていく。そして、ジルー、ムサのスルーパスで背後を取ったプリシック、レオンに続けてGKとの一対一のビッグチャンスが舞い込むが、ここはGKスタネクの圧巻のセーブに阻まれる。
それでも、34分には左サイド深くに侵攻したテオ・エルナンデスからボックス左で横パスを受けたレオンが冷静に相手守備を引き付けて右でフリーのプリシックにラストパス。これを収めたアメリカ代表FWは冷静な切り返しでDFを外して左足シュートをゴール左隅に流し込む。
さらに、畳みかけるアウェイチームは36分、再び左サイドでの崩しから内側のレオンとのパス交換で左サイド深くに抜け出したテオからの正確なグラウンダーの折り返しを、ゴール前に走り込んだロフタス=チークがワンタッチで押し込んだ。
この連続ゴールで完全にホームチームの心を折ったミランは、危なげなくゲームをコントロール。さらに、前半アディショナルタイム6分にはペナルティアーク左でプリシックから横パスを受けたレオンが右足インフロントを使った圧巻のコントロールシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺し、3点目まで奪い切った。
前半だけで完全に試合を決めたミランは、ハーフタイムでカラブリアとトモリを下げてカルル、チャウを同時投入。後半は省エネモードでゲームをコントロール。何とか前からボールを奪いたい相手をいなしながら中盤と相手陣地でのプレーを続ける。
さらに、プリシック、ロフタス=チークを下げてチュクウェゼ、ラインデルスの投入で交代カードを切り終えると、そのまま試合をクローズに向かう。
85分には一矢報いたいスラビア・プラハに途中出場のユラセクに見事な左足コントロールシュートを決められてクリーンシートを逃したが、敵地で1-3の勝利。2試合共に数的優位を活かして連勝のミランが順当にベスト8進出を決めた。
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