遠藤航フル出場のリバプールが善戦チェコ王者に格の違い見せつける5発先勝! サラーも復帰で週末シティ戦へ弾み【EL】
2024.03.08 04:54 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグ、スパルタ・プラハvsリバプールが7日にスタディオン・エデンで行われ、アウェイのリバプールが1-5で先勝した。なお、リバプールのMF遠藤航はフル出場した。
今大会の優勝候補筆頭に挙がるリバプールは、格下相手に苦しみながらもグループステージを順当に首位通過。ベスト8進出を懸けた今ラウンドではチェコ王者と対峙した。
今週末にマンチェスター・シティとのプレミアリーグ首位攻防戦を控えるクロップのチームは、1-0で劇的勝利を収めた直近のノッティンガム・フォレスト戦から先発3人を変更。ブラッドリー、ファン・ダイク、クラークに代えてクアンサー、遠藤、ヌニェスを起用した。
試合は開始早々にリバプールが動かす。5分、相手のビルドアップに圧力をかけたマク・アリスターがボックス内でDFソーレンセンに倒されてPKを獲得。自らキッカーを務めたマク・アリスターが冷静に左隅へ蹴り込んだ。
敵地で早々に先制点を挙げる最高の滑り出しを見せたリバプールだが、一気にペースを掴むまでには至らず。ホームサポーターの大歓声を後押しに球際の強度、推進力を示すスパルタ・プラハが押し返していく。
ケレハーに救われて何とかリードを維持するアウェイチームだったが、攻撃陣がその献身にしっかりと応える。25分、ボックス手前左でエリオットから足元にボールを受けたヌニェスがDFの寄せが甘くなったところで右足を振ると、前目の立ち位置を取っていたGKの上から落とす形のミドルシュートがゴールネットに突き刺さった。
内容はほぼイーブンも決定力の差が如実にスコアに反映された試合は、前半半ばから終盤にかけてもオープンな展開が続いていく。スパルタ・プラハが引き続きケレハーの牙城を破れずにいる中、リバプールもガクポらの決定機が相手GKの好守に阻まれる。
それでも、前半終了間際のアディショナルタイム3分にはマク・アリスターの斜めのラストパスに反応したヌニェスがボックス右から右足のハーフボレーシュートを対角のゴール左隅に突き刺し、ダメ押しの3点目とした。
善戦のスパルタ・プラハを上回る個の質によってスコア上はワンサイドゲームの形で試合を折り返したリバプール。ジョー・ゴメスに代えてブラッドリーをハーフタイム明けに投入すると、この交代が思わぬ形で試合を動かすことに。
立ち上がりの46分、右サイドのスペースに抜け出したビルマンチェビッチからのグラウンダーの折り返しに戻りながらの対応となったブラッドリーが出した足に当たったボールがゴールネットを揺らし、痛恨のオウンゴールとなった。
さらに、この直後にはスペースケアのためにスプリントしたコナテが筋肉系を痛めてしまいプレー続行不可能に。これを受け、クロップ監督はファン・ダイクの投入と共にヌニェスに代えてソボスライをピッチに送り出した。
ただ、この交代直後には右サイド深い位置に侵攻したブラッドリーを起点にエリオットを経由したパスがゴール前のルイス・ディアスに繋がると、ディアスの右足シュートがディフレクトしてコースが代わってアウェイチームの後半最初のゴールに繋がった。
この4点目でややホームチームの気勢を削ぐことに成功したリバプールは、前に出てきた相手をいなしながら冷静にゲームをコントロール。遠藤も危なげない繋ぎに、要所を締める守備で主導権掌握に貢献。
その後、互いに交代カードを切って流れに変化を加えていくが、前半と後半序盤に比べてやや落ち着いた展開に。
そういった中、負傷明けのサラーを投入するなど週末のシティ戦を睨んだ戦い方にシフトしたリバプールは、そのサラーがゴールネットを揺らした場面は微妙なオフサイドで取り消されたものの、後半終了間際の94分にはソボスライがトドメの5点目を決め切り、ホームでの2ndレグを前にほぼ勝ち抜けを決めた。
そして、善戦のチェコ王者に格の違いを見せつけたリバプールは、週末の大一番に弾みを付ける5-1の大勝で先勝に成功した。
今大会の優勝候補筆頭に挙がるリバプールは、格下相手に苦しみながらもグループステージを順当に首位通過。ベスト8進出を懸けた今ラウンドではチェコ王者と対峙した。
今週末にマンチェスター・シティとのプレミアリーグ首位攻防戦を控えるクロップのチームは、1-0で劇的勝利を収めた直近のノッティンガム・フォレスト戦から先発3人を変更。ブラッドリー、ファン・ダイク、クラークに代えてクアンサー、遠藤、ヌニェスを起用した。
敵地で早々に先制点を挙げる最高の滑り出しを見せたリバプールだが、一気にペースを掴むまでには至らず。ホームサポーターの大歓声を後押しに球際の強度、推進力を示すスパルタ・プラハが押し返していく。
15分にはスローインの流れから右サイドのスペースに抜け出したクフタのクロスをボックス左でフリーで受けたハラスリンがダイレクトシュートで枠に飛ばすが、GKケレハーのビッグセーブとDFジョー・ゴメスのゴールカバーに遭う。さらに、20分にはボックス内に抜け出したプレシアドの連続シュート、セットプレーの波状攻撃からゴールに迫るが、好調のリバプールのセカンドGKの再三好守に阻まれる。
ケレハーに救われて何とかリードを維持するアウェイチームだったが、攻撃陣がその献身にしっかりと応える。25分、ボックス手前左でエリオットから足元にボールを受けたヌニェスがDFの寄せが甘くなったところで右足を振ると、前目の立ち位置を取っていたGKの上から落とす形のミドルシュートがゴールネットに突き刺さった。
内容はほぼイーブンも決定力の差が如実にスコアに反映された試合は、前半半ばから終盤にかけてもオープンな展開が続いていく。スパルタ・プラハが引き続きケレハーの牙城を破れずにいる中、リバプールもガクポらの決定機が相手GKの好守に阻まれる。
それでも、前半終了間際のアディショナルタイム3分にはマク・アリスターの斜めのラストパスに反応したヌニェスがボックス右から右足のハーフボレーシュートを対角のゴール左隅に突き刺し、ダメ押しの3点目とした。
善戦のスパルタ・プラハを上回る個の質によってスコア上はワンサイドゲームの形で試合を折り返したリバプール。ジョー・ゴメスに代えてブラッドリーをハーフタイム明けに投入すると、この交代が思わぬ形で試合を動かすことに。
立ち上がりの46分、右サイドのスペースに抜け出したビルマンチェビッチからのグラウンダーの折り返しに戻りながらの対応となったブラッドリーが出した足に当たったボールがゴールネットを揺らし、痛恨のオウンゴールとなった。
さらに、この直後にはスペースケアのためにスプリントしたコナテが筋肉系を痛めてしまいプレー続行不可能に。これを受け、クロップ監督はファン・ダイクの投入と共にヌニェスに代えてソボスライをピッチに送り出した。
ただ、この交代直後には右サイド深い位置に侵攻したブラッドリーを起点にエリオットを経由したパスがゴール前のルイス・ディアスに繋がると、ディアスの右足シュートがディフレクトしてコースが代わってアウェイチームの後半最初のゴールに繋がった。
この4点目でややホームチームの気勢を削ぐことに成功したリバプールは、前に出てきた相手をいなしながら冷静にゲームをコントロール。遠藤も危なげない繋ぎに、要所を締める守備で主導権掌握に貢献。
その後、互いに交代カードを切って流れに変化を加えていくが、前半と後半序盤に比べてやや落ち着いた展開に。
そういった中、負傷明けのサラーを投入するなど週末のシティ戦を睨んだ戦い方にシフトしたリバプールは、そのサラーがゴールネットを揺らした場面は微妙なオフサイドで取り消されたものの、後半終了間際の94分にはソボスライがトドメの5点目を決め切り、ホームでの2ndレグを前にほぼ勝ち抜けを決めた。
そして、善戦のチェコ王者に格の違いを見せつけたリバプールは、週末の大一番に弾みを付ける5-1の大勝で先勝に成功した。
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指揮官と確固たる信頼を築いていることを示す凱旋試合だった。 リバプールは「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025」で横浜F・マリノスと対戦。0ー1とリードを追いかける60分、6万7千人以上が駆けつけたスタジアムの歓声が一際大きくなる。 タッチライン沿いで提示されたボードには、4と3の数字が点灯している。オランダ代表のファン・ダイクと交代してピッチに入るのは、日本代表の遠藤航だった。 背番号4が腕に巻いていたキャプテンマークを手に持ち変えて歩み寄ってくると、遠藤は差し出した左腕でそれを受け取った。日本代表のキャプテンが、世界最高峰のクラブのキャプテンとして地元である神奈川県のピッチに足を踏み入れたのだ。 プレシーズンに行われる親善試合では、プレータイムを管理するという目的が含まれていることが多い。そのため、一度に複数の選手が交代することが通例になっており、いわゆる“総取っ替え”が当たり前になっている。だが、遠藤だけは違った。他の選手が同時投入される中、1人だけ単独で投入されたのだ。 観客の視線が遠藤だけに集まるような交代は、アルネ・スロット監督からの粋な演出だったようだ。 「(交代の仕方については)監督にハーフタイムで言われましたね。僕はみんなと一緒に入るかなと思っていたんですけど、たぶん監督も僕に気を遣ってくれてというか。試合が終わった後に、自分の昨シーズンの出場機会がない中でも常に全力でやる姿勢だったりを評価して、そこへのリスペクトを持って自分にそういう対応をしたという話をしてくれたので、そこはうれしかったです」 センターバックは本職ではないが、昨シーズンもカップ戦などで起用されたポジションだ。跳躍力を生かした力強いヘディングでのクリアや危機察知能力の高さを生かしたインターセプト、カバーリングで出場した30分を完封。さらに、ピッチに立ってから3得点が生まれ、チームは逆転勝利を収めた。 「別に僕は何もしてないですけど」と謙遜しつつ、「でも、スタジアムの雰囲気を変える意味では、ああやって僕が入ったことは良いポイントになったのかなと思うし、結果的に最後は勝てたことが良かったです」と胸をなで下ろした。 昨季プレミアリーグでは20試合に出場したものの途中出場がメインで、プレータイムはわずか260分。全コンペティションを合計しても32試合で865分と、出場機会は非常に限定的だった。試合終盤に投入され、リードを守り切るクローザーのような役割を与えられていたのだ。 置かれている状況やチーム内での立場を含め、昨季終了直後は退団の噂も海を渡って聞こえてきた。だが、遠藤は自身の役割を全うすることでリーグ優勝に貢献した事実に誇りを感じ、覚悟を持って“再現”を目指す構えだ。 「もう1回またプレミアのタイトルは取りたいと思っているし、その他のチャンピオンズリーグやカップ戦、獲れるタイトルは全部獲りたいと思っているし、たぶんそれくらいの気持ちでみんな意気込んで今季に挑んでいくと思う。タイトルを獲るのは簡単ではないこともしっかりと自分たちの中で受け入れながらというか、そこはしっかりと地に足をつけてやらなきゃいけないのかなと思っているので、自分はそこにチームの一員としてしっかりと貢献することをまた第一にやっていければいいのかなと思います。(昨季の)1年を同じ監督でやって、たぶん監督も今は僕のことをよくわかってくれていると思うし、もちろん僕も監督のことはわかっている。そういった意味ではまた違ったシーズンになるんじゃないかなっていうような思いでもありますけどね」 W杯を控えた今季も自分ならではの信頼をより強固なものにしながら、世界最高峰の舞台を戦っていく。 2025.07.31 18:00 Thu4
リバプールが期待の若手ングモハを獲得!昨季までチェルシーユースに所属
リバプールは4日、チェルシーユースに所属していたU-16イングランド代表FWリオ・ングモハ(16)を獲得したとのことだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏にによると、リバプールはプレミアリーグがアカデミー間の移籍に際して設置した5段階の審査を通過。4日にプロセスの最終段階が完了したと報じている。 ングモハは昨年10月、チェルシーのU-16チームが国内チャンピオンに輝いた際、大会最優秀選手に選出。今年1月にはその成長が認められ、チェルシーのU-21チームでデビューを飾るなど期待が寄せられていたが、6月に退団となっていた。 イギリス『The Athletic』によると、ングモハは近年リバプールでジャレル・クアンサー、コナー・ブラッドリー、トレイ・ニョニら多くの若手選手にチャンスが与えられていることに注目したという。まずはU-18チームの所属となり、インターナショナルマッチウィーク明けにデビューする可能性があるようだ。 ングモハも自身のインスタグラムを更新。リバプールのユニフォームを手にした画像を投稿しつつ「リバプールと契約できて嬉しい」とコメントしている。 <span class="paragraph-title">【動画】期待の若手ングモハのプレーはこちらでチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C7hcOzqOxsT/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); 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