レーティング:アーセナル 3-1 リバプール【プレミアリーグ】
2024.02.05 03:45 Mon
プレミアリーグ第23節、アーセナルvsリバプールが4日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
GK
22 ラヤ 5.5
連携ミスと反応の遅れから失点に関与。それ以外は難しい対応がほぼなくハイボール処理を含めて無難にまとめた。ディストリビューションの部分では狙いを持った素晴らしいプレーもあったDF
4 ホワイト 6.0
前半に抗議でイエローカードをもらって対応が難しくなったが、攻守両面で堅実にプレー
2 サリバ 5.5
悪くない対応ではあったが、結果的に失点に関与。時間帯を考えればもう少し割り切っても良かったか、危うい形のロストもあったが失点場面以外の守備は安定
6 ガブリエウ 5.5
やや不運な形でオウンゴールを献上。ただ、自身が入れたロングボールでスクランブルを生んで帳消しに。対人対応では1枚もらっている段階でややリスキーなプレーも見受けられた
先制点の起点に絡み守備でも目立った破綻はなし。ジョルジーニョ起用でよりサイドバックらしいプレーとなった。負傷か前半のみの出場に
(→キヴィオル 6.0)
結果的に3点目のアシストが付いた。それ以外のプレーではミスも散見されたものの、堅実に守備をこなした
MF
8 ウーデゴール 6.5
高い戦術眼と献身性でプレッシングの部分で相手を苦しめた。持ち味の攻撃面でも中継役だけでなくフィニッシャーとして良い絡みを見せた
20 ジョルジーニョ 7.0
ライスと共に攻守両面でハイパフォーマンスを披露。指揮官の抜擢に見事に応えた
41 ライス 7.0
ジョルジーニョ、ウーデゴールと抜群の補完性で中盤のバトルにおいて優位性をもたらした。攻守両面で存在感は抜群
FW
7 サカ 6.5
貴重な先制点を記録。右足を痛めて後半終盤に交代するまで攻撃の起点だけでなく守備での貢献も光った
(→ネルソン 5.5)
短い出場時間のなかで出し惜しみすることなくハードワークをこなした
29 ハヴァーツ 6.5
引き続き決定力に課題を残したが、ジェズスの負傷で最前線起用となったなかで攻守に期待以上の仕事を見せた。上々のチャンスメークにコナテの退場を誘発
11 マルティネッリ 7.0
相手のミスを突いて決勝点を記録。前半序盤の見事なドリブル突破など切れ味鋭い仕掛けで攻撃の突破口として機能。その機動力を守備でも活かした
(→トロサール 6.5)
ツキに恵まれた部分もあったが、途中投入でダメ押しのゴールを奪取
監督
アルテタ 6.5
後半は難しい時間帯もあったが、前半はミス絡みの失点まで出色のパフォーマンス。勝利に相応しい内容だった
▽リバプール採点
GK
1 アリソン 4.5
アクシデンタルな部分もあったが、後半の2失点に関与…。ただ、1失点目直前の好守を含め敗戦の責任の多くを負うべきではない
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 5.0
試合前日に父親を亡くした後輩ブラッドリーに代わってプレー。負傷明けによるコンディションの問題に加え、サイドに張る形での起用法でなかなか攻撃面で良さを出せず
(→ロバートソン 5.0)
攻撃の活性化を期待されたが、コンディションが上がり切っておらず。インパクトを残せなかった
5 コナテ 5.0
試合を通して好守も光ったが、1枚カードをもらっていた状況でのハヴァ―ツへの対応は軽率だったと言わざるを得ない
4 ファン・ダイク 4.5
コナテ同様に幾つかの好守もあったが、2失点目の対応のところはもう少しうまい対応があったか
2 ジョー・ゴメス 5.5
左右のサイドバックでプレー。アベレージの仕事はこなしたが、ここ最近の状態を考えると物足りない出来に
(→チアゴ -)
長期離脱明けで今季初出場
MF
38 グラフェンベルフ 4.5
低調なパフォーマンスは個人としてだけの問題ではないが、戦術眼や判断面を磨かなければポジション奪取は厳しい…
(→エリオット 5.0)
3失点目では淡白な対応でトロサールの突破を許す
10 マク・アリスター 5.5
周囲の問題もあって常に厳しいチェックのなかでボールを受けたことで、らしくないロストが散見。それでも、身体を張った守備や正確なパスでチャンスメークもあった
17 カーティス・ジョーンズ 5.5
チーム全体がうまくいっていない状況でやや引きずられる形になったが、最低限の仕事はこなした
FW
18 ガクポ 5.0
良い抜け出しから惜しいシュートもあったが、器用貧乏で突き抜ける要素を見せられず
(→ヌニェス 5.5)
軽傷を抱える中でのプレー。要所でダイナミズムは見せたが、決定的な仕事には至らず
20 ジョタ 5.0
チームに活かされるプレースタイルということもあり、見せ場をほぼ出せない難しい試合に
7 ルイス・ディアス 6.0
チーム唯一のゴールを演出。後半序盤は積極果敢な仕掛けで攻撃の起点を担い、終盤は右サイドバックでもプレー
監督
クロップ 5.0
スタメンの人選やサイドバックの起用法、後半の選手交代もいまひとつ機能せず。不運はあったものの敗戦は妥当
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ジョルジーニョ(アーセナル)
決定的な仕事を果たしたマルティネッリに中盤のウーデゴール、ライスの活躍も光ったが、スタメン抜擢で期待以上の仕事を見せたベテランMFをMOTMに選出。守備面での想像以上の貢献に加え、持ち味のオーガナイザーとしての仕事ではビルドアップの起点だけでなくスイッチを入れるパスでチャンスメークにも貢献。
アーセナル 3-1 リバプール
【アーセナル】
サカ(前14)
マルティネッリ(後22)
トロサール(後47)
【リバプール】
オウンゴール(前48)
PR
▽アーセナル採点(C)CWS Brains,LTD.
GK
22 ラヤ 5.5
連携ミスと反応の遅れから失点に関与。それ以外は難しい対応がほぼなくハイボール処理を含めて無難にまとめた。ディストリビューションの部分では狙いを持った素晴らしいプレーもあったDF
4 ホワイト 6.0
前半に抗議でイエローカードをもらって対応が難しくなったが、攻守両面で堅実にプレー
悪くない対応ではあったが、結果的に失点に関与。時間帯を考えればもう少し割り切っても良かったか、危うい形のロストもあったが失点場面以外の守備は安定
6 ガブリエウ 5.5
やや不運な形でオウンゴールを献上。ただ、自身が入れたロングボールでスクランブルを生んで帳消しに。対人対応では1枚もらっている段階でややリスキーなプレーも見受けられた
35 ジンチェンコ 5.5
先制点の起点に絡み守備でも目立った破綻はなし。ジョルジーニョ起用でよりサイドバックらしいプレーとなった。負傷か前半のみの出場に
(→キヴィオル 6.0)
結果的に3点目のアシストが付いた。それ以外のプレーではミスも散見されたものの、堅実に守備をこなした
MF
8 ウーデゴール 6.5
高い戦術眼と献身性でプレッシングの部分で相手を苦しめた。持ち味の攻撃面でも中継役だけでなくフィニッシャーとして良い絡みを見せた
20 ジョルジーニョ 7.0
ライスと共に攻守両面でハイパフォーマンスを披露。指揮官の抜擢に見事に応えた
41 ライス 7.0
ジョルジーニョ、ウーデゴールと抜群の補完性で中盤のバトルにおいて優位性をもたらした。攻守両面で存在感は抜群
FW
7 サカ 6.5
貴重な先制点を記録。右足を痛めて後半終盤に交代するまで攻撃の起点だけでなく守備での貢献も光った
(→ネルソン 5.5)
短い出場時間のなかで出し惜しみすることなくハードワークをこなした
29 ハヴァーツ 6.5
引き続き決定力に課題を残したが、ジェズスの負傷で最前線起用となったなかで攻守に期待以上の仕事を見せた。上々のチャンスメークにコナテの退場を誘発
11 マルティネッリ 7.0
相手のミスを突いて決勝点を記録。前半序盤の見事なドリブル突破など切れ味鋭い仕掛けで攻撃の突破口として機能。その機動力を守備でも活かした
(→トロサール 6.5)
ツキに恵まれた部分もあったが、途中投入でダメ押しのゴールを奪取
監督
アルテタ 6.5
後半は難しい時間帯もあったが、前半はミス絡みの失点まで出色のパフォーマンス。勝利に相応しい内容だった
▽リバプール採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 4.5
アクシデンタルな部分もあったが、後半の2失点に関与…。ただ、1失点目直前の好守を含め敗戦の責任の多くを負うべきではない
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 5.0
試合前日に父親を亡くした後輩ブラッドリーに代わってプレー。負傷明けによるコンディションの問題に加え、サイドに張る形での起用法でなかなか攻撃面で良さを出せず
(→ロバートソン 5.0)
攻撃の活性化を期待されたが、コンディションが上がり切っておらず。インパクトを残せなかった
5 コナテ 5.0
試合を通して好守も光ったが、1枚カードをもらっていた状況でのハヴァ―ツへの対応は軽率だったと言わざるを得ない
4 ファン・ダイク 4.5
コナテ同様に幾つかの好守もあったが、2失点目の対応のところはもう少しうまい対応があったか
2 ジョー・ゴメス 5.5
左右のサイドバックでプレー。アベレージの仕事はこなしたが、ここ最近の状態を考えると物足りない出来に
(→チアゴ -)
長期離脱明けで今季初出場
MF
38 グラフェンベルフ 4.5
低調なパフォーマンスは個人としてだけの問題ではないが、戦術眼や判断面を磨かなければポジション奪取は厳しい…
(→エリオット 5.0)
3失点目では淡白な対応でトロサールの突破を許す
10 マク・アリスター 5.5
周囲の問題もあって常に厳しいチェックのなかでボールを受けたことで、らしくないロストが散見。それでも、身体を張った守備や正確なパスでチャンスメークもあった
17 カーティス・ジョーンズ 5.5
チーム全体がうまくいっていない状況でやや引きずられる形になったが、最低限の仕事はこなした
FW
18 ガクポ 5.0
良い抜け出しから惜しいシュートもあったが、器用貧乏で突き抜ける要素を見せられず
(→ヌニェス 5.5)
軽傷を抱える中でのプレー。要所でダイナミズムは見せたが、決定的な仕事には至らず
20 ジョタ 5.0
チームに活かされるプレースタイルということもあり、見せ場をほぼ出せない難しい試合に
7 ルイス・ディアス 6.0
チーム唯一のゴールを演出。後半序盤は積極果敢な仕掛けで攻撃の起点を担い、終盤は右サイドバックでもプレー
監督
クロップ 5.0
スタメンの人選やサイドバックの起用法、後半の選手交代もいまひとつ機能せず。不運はあったものの敗戦は妥当
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ジョルジーニョ(アーセナル)
決定的な仕事を果たしたマルティネッリに中盤のウーデゴール、ライスの活躍も光ったが、スタメン抜擢で期待以上の仕事を見せたベテランMFをMOTMに選出。守備面での想像以上の貢献に加え、持ち味のオーガナイザーとしての仕事ではビルドアップの起点だけでなくスイッチを入れるパスでチャンスメークにも貢献。
アーセナル 3-1 リバプール
【アーセナル】
サカ(前14)
マルティネッリ(後22)
トロサール(後47)
【リバプール】
オウンゴール(前48)
PR
アーセナルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
アーセナルの人気記事ランキング
1
「それが私の見立て」 ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の扉を閉ざす…ユナイテッドへの裏切り移籍から12年
元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の可能性についてを語った。 ファン・ペルシ氏は現役時代の2004年夏~2012年夏にかけてアーセナルで通算278試合の出場数とともに132得点56アシストをマークし、2011-12シーズンのプレミアリーグで得点王に。2004-05のFAカップ優勝にも貢献したレジェンドではあるが、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した。 多くのアーセナルファンを敵に回してのユナイテッド行きだったが、移籍の決め手だったプレミアリーグのタイトルを初年度にゲット。アーセナルファンからすれば、そうしたユナイテッドでの成功も感情を逆なでするものとなった。 そんなファン・ペルシ氏はユナイテッド退団後、フェネルバフチェやフェイエノールトを渡り歩き、2019年夏に現役引退。フェイエノールトで指導者の道を歩み始め、今季からヘーレンフェーンでトップチーム監督に挑戦中だ。 いずれは監督として古巣へ。との思いがファン・ペルシ氏のなかにもあるはずだが、アーセナルに関しては去り方がまずかったと感じ、監督として帰還できるとは思っていないようだ。『Sportcast』で話す。 「アーセナルで働けるとは思っていない。その扉は閉ざされているんじゃないかな。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したし、それが私の見立てだ。彼らにとっては依然としてデリケートな問題。私にとってはそうじゃないけどね。アーセナルファンにとってはセンシティブなものなんだ」 また、「先のことを計画してもまったく意味がないのを学んだ。私もそう望んでいない。今を生きているんだ。ヘーレンフェーンの監督であるのを本当に楽しめているし、とても誇らしく思っている。クラブ内外でも、ファンの間でも歓迎を感じる。それは重要なことだ」とも付け足している。 2024.11.18 16:40 Mon2
アーセナルが新SDにカンポス氏も検討か PSGで活躍するフットボール界屈指のリクルーター
アーセナルの新スポーツディレクター(SD)にパリ・サンジェルマン(PSG)のフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏(60)が浮上している。 ミケル・アルテタ監督のもとで再びタイトルを争うまでに復活したアーセナルだが、それを裏からサポートしてきたエドゥSDが辞任。アルテタ監督との共闘体制が突如として崩れ、後任が誰になるのか注目される。 イギリス『スカイ・スポーツ』のギャリー・コッテリル記者によると、アーセナルの後任探しは初期段階だが、検討する1人はカンポス氏で、PSGと今季限りの契約も更新されておらず、有力な候補に浮かぶという。 カンポス氏はキリアン・ムバッペやベルナルド・シウバらをはじめ、多くの逸材タレントを発掘してきたフットボール界屈指のリクルーター。モナコやリールでの職務を経て、現在はPSGのリクルート部門を取り仕切る。 PSGではレオナルドSDによる前体制で獲得したベテランやビッグネームを放出し、世代交代を強く意識したスカッド作りに着手。今ではブラッドリー・バルコラや、ウォーレン・ザイール=エメリをはじめ、若く才能溢れる選手が中心となっている。 レバークーゼンSDのシモン・ロルフェス氏や、レアル・ソシエダのフットボールディレクター(FD)を退くロベルト・オラベ氏も候補に取り沙汰されるアーセナルだが、リクルーターとして名高いカンポス氏にも目をつけるようだ 2024.11.18 12:00 Mon3
アーセナル、エドゥ後釜としてモナコCEOを引き抜き検討か
アーセナルが新たなスポーツディレクター(SD)として、モナコからの引き抜きを画策しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 アーセナルでは2019年7月にテクニカルディレクター(TD)として古巣に帰還し、2022年11月のSD昇進後は、ミケル・アルテタ監督との二人三脚で長らく低迷していたチームを復権させたエドゥ氏が辞任。 現在、クラブはその後釜となる敏腕リクルーターの確保に動いている。そして、『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』はその有力な候補の一人としてモナコのCEO(最高経営責任者)の名前を挙げている。 ブラジル人のチアゴ・スクーロ氏は、これまで母国クルゼイロのチームマネージャーやレッドブル・ブラガンチーノのSDやスポーティングCEO、CEO職を歴任。2023年6月にポール・ミッチェル氏の後釜としてモナコのSDに就任し、現在はCEOを務めている。 なお、その他の候補ではいずれも現役時代にアーセナルでプレーしたトマシュ・ロシツキ氏とペア・メルテザッカー氏の名前などが挙がっているという。 2024.11.14 20:40 Thu4
「まだ試合はたくさんある」4戦未勝利のアーセナルは首位と9ポイント差…それでもレジェンドに焦りなし「期待通りのスタートではなかったが…」
アーセナルのレジェンドである元ブラジル代表MFのジウベルト・シウバ氏が、ファンに対して忍耐を求めた。 昨シーズン、マンチェスター・シティとプレミアリーグで白熱したタイトル争いを続け、惜しくも2位に終わったアーセナル。ミケル・アルテタ監督の下でチームは成熟しており、今シーズンこそ2003-04シーズン以来となるリーグ優勝が期待されていた。 ところが、チームはプレミアリーグ開幕からの7試合5勝2分けと好スタートを切りながら、第8節のボーンマス戦でまさかの今季初黒星を喫すると、そこから4試合未勝利に。現在は4位にこそつけるものの、首位を快走するリバプールとの勝ち点差は「9」にまで広がっており、負傷者続出もあって思うようなシーズンとはなっていない。 ファンからは失望の声も聞こえてくる中ではあるが、イギリス『ミラー』にてジウベルト・シウバ氏が古巣の状態についてコメント。思うような序盤戦でないことは認めつつ、勝負はここからと冷静な姿勢を示している。 「今シーズンは期待通りのスタートとはなっていない。ここ数年は素晴らしいシーズンを送り、タイトル獲得のためよく戦ってきた。だから、今回も素晴らしいスタートを期待してはいたが、これで世界が終わるわけではないだろう。まだ試合はたくさんある」 「問題は、ここからポイントを取り戻していけるかだ。そして、もうポイントを愚かに失わないことが重要になる。シーズンは再び厳しい戦いになるだろう。シティだけでなく、リバプールも戻ってきたからだ」 「そして、それ以外のチームも非常に好調だね。だから、最後まで非常に厳しい戦いになるはずだ。その中で、アーセナルは立ち直らなければならない。ホームだけでなく、特にアウェイマッチで勝つ必要があるだろう」 2024.11.20 18:40 Wed5